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【修正ゼロ執筆】クライアントからの信用を失うWEBライターのリアルエピソード

ちょっとした心構えでクライアントの信頼を得る。そんなWEBライターのリアルエピソード

こんにちは。こはくです。

今回は、今私がクライアントとしてWEBライターさんに依頼している際に起こったエピソードを載せたいと思います。

WEBライターとしては、きちんと覚えておいて欲しい部分になりますので、クライアント目線も踏まえてお話できればと思います。

もしかしたら、あなたも同じようなことをしているかも知れません。

「なぜかクライアントから長期の案件をもらえない」
「理由もわからずに契約が終了してしまう」

こういった方は、是非この記事の情報を参考にして下さい。

あなたならどうする?依頼の納期とクライアントへの確認

私は今回、クラウドソーシングサイトにて記事の依頼をしました。

私が普段依頼する時の流れとしては、

1.マニュアルを読んでもらう(ライター)
2.キーワードを渡す(私)
3.キーワードから構成を考える(ライター)
4.構成を確認する(私)
5.執筆に入る(ライター)

という流れで行っています。

極めて一般的な流れかと思います。

そして今回、新規で依頼するライターさんだったのですが、2日前に一度目の構成が上がってきました。

初心者ということもあり、色々と構成の書き方の訂正を依頼しました。

修正の内容としては、基本的な
「読者の問題点や、ターゲットを明確にできていない」
などの理由です。

そして、今朝修正後の構成が提出されました。

私自身副業でやっているので、本業の時間帯はあまりメッセージの返信が出来ません。

そのままにしていると、昼過ぎくらいに
「納期があるので、夜に書き始めます」
とのことでした。

今回は、この一連の流れについてお話したいと考えました。

基本的に構成をOKもらっていないなら絶対に書いてはいけない

まず、基本的な部分になりますが、構成が通っていないなら、記事の執筆に入ってはいけません。

これは、後々非常に大きなトラブルになる可能性があるからです。

例えば、修正して提出された構成でも、不十分な場合や
「本来伝えたいこと」
が書かれていない場合。

因みに今回もそうでした。

このまま執筆されてしまった場合、十中八九修正依頼を出します。

一方で、ライターさん側から、
「構成の段階で指摘を受けていない部分だから修正を受けない」
という人もいらっしゃいます。

実際に私が以前依頼したライターさんの中には、少し傲慢なライターさんもおり、そういった人は修正依頼を突き返してきました。

そうなると、結局どちらも不愉快な思いをするだけですし、結果として継続して依頼をもらうことは不可能になります。

WEBライターとして安定的に稼ごうと思ったら、同じクライアントから定期的に依頼を受けることは必須条件。

何よりも信頼が大切です。

そのため、根本的な修正依頼(構成ごと変更するような大きな修正)を受けないためにも、構成でOKをもらうまでは、執筆を開始してはいけません。

では、返信がなく納期が遅れそうになった場合はどうすれば良いのか

その上で今回のライターさんが悩んだのは、おそらく「納期」でしょう。

納期が遅れれば、自分のアカウント評価が下がってしまうのではないか。

これを懸念したからこそ、返信をもらう前に勝手にスタートしようとしたのでしょう。

最初の段階で、おそらく自分の中で予定があったのでしょう。

「○日後には構成を出して」
「○日あれば執筆は完了するかな」

という予想のもとで、思ったよりも構成の訂正が多かった。

このままでは、納期までに執筆できない。

なら、後から修正されたとしても、納品を優先するべきじゃないか?

こういう思考回路になったのだと想像できます。

では、クライアントからの返信待ちで、納期がギリギリだった場合はどうすれば良いでしょう。

それは、「クライアントに相談する」ということ。

以下はもしも私が同じ様な状況になったときにクライアントに送るであろう文章になります。

お世話になっております。

この度の、構成に関してですが、先程修正したものをお送りさせていただきました。

その上で、ご相談なのですが、Lancers上では
「◯/◯」
が納期と設定されております。

私の知識不足で構成に関する修正が発生してしまっている事もあり、この納期で執筆完了が間に合うのか不安に感じております。

もちろん善処いたしますが、もし可能であれば
「構成確認完了の1週間後」
に納品予定日をズラして頂くことなど可能でしょうか。

このように、「相談」という形で連絡することに対して、不愉快に感じるクライアントはいないでしょう。

むしろ、きちんと報連相ができる人というプラス評価をもらえるかと思います。

正直、普段の仕事では「当たり前」にやっている事を、副業でやらない人は多いです。

結果として、普通の対応をするだけでも相対的にプラス評価を得られるのです。

過去に何度も実績があって構成の修正依頼を全く受けていないなら多少は書いても良いが自己責任

とは言うものの、WEBライター側としても
「早く収入を作りたい」
という気持ちもあるでしょう。

そんなときは、すでに過去に何度も納品の実積があり、過去それほど構成の修正依頼を受けていない場合に限り、私自身も先に執筆を開始する事があります。

特に、
「こちらが夜しか連絡が取れず、相手が昼間しか連絡が取れない」
このような場合、一つ一つ確認をしていると、非常に執筆開始が遅れるケースがあります。

そんな状況のときに、こちらの収入の関係で先にスタートしたりします。

とは言うものの、それでもし修正の依頼を受けた場合は、自己責任と考えて素直に修正を行います。

こういう状態であれば先に執筆を始めるものありでしょう。

訂正を受けるのが多いライターの特徴

今回見てきた以外でも、訂正や修正依頼を受けることが多い人は、次のことに注意してみて下さい。

誤字脱字が多い

誤字脱字は、クライアントとしては非常に腹立たしいものです。

以前、私のツイッターでアンケートを取った時には、
「完璧に誤字脱字が無い状態じゃないと許されない」
と答えた人が多かったです。

私自身は、1記事に1箇所位誤字脱字があっても、それほど悪い印象は受けません。

それでも、誤字脱字がほとんど無いライターさんの場合には、好感が持てるのも事実です。

マニュアルを読み込んでいない

マニュアル通りに執筆していない人も、訂正される可能性が高いです。

マニュアルは、多くのライターに依頼した際に、書き方がブレないようにするためにも、非常に大切なものです。

このマニュアルをきちんと確認してから納品するだけでも、かなり変わってくるでしょう。

構成が雑

構成の段階で、きちんと読者を想定できていない人も、訂正が多くなります。

特に問題なのが
「どっちとも取れる構成で確認される場合」
です。

例えば、転職関連の記事。

1.転職希望者に対する情報発信
2.面接官に向けた情報発信

どちらを選ぶかで、内容がガラッと変わります。

しかし、構成の段階では、
「面接の際の注意点」
のような、どちら向けに書いてもおかしくない見出しにしている。

こういう場合、構成はOKだけど、執筆してみたらクライアントの意図とは真逆の記事が出来上がる事も考えられます。

そのため、構成ではしっかりとクライアントの意志や商品・サービス・目的などを把握しておく必要があります。

キーワードが含まれていない

記事を書く上で、SEOを意識することは非常に重要です。

手法や考え方は色々ですが、最も単純なこととしては
「キーワードが含まれているか」
という点。

流石に、どれだけ良質な記事でも、検索するキーワードが含まれていない場合、検索上位に上がることは難しいです。

だからこそ、タイトルや見出し・小見出しには検索されそうなキーワードを入れる必要があります。

これが出来ていない場合には、修正が多くなります。

まとめ

今回は、私自身がWEBライターに依頼をした際に発生したエピソードを元に、ちょっとしたライターとしての対応について見てきました。

本当にちょっとした対応の違いですが、その違いが中長期的に見たときに、クライアントからの信頼を得られるか否かを左右します。

また、きちんと対応していると、
・良い条件を向こうから持ってきてくれる
・他のライターよりも優遇される
なんてことは日常的にあります。

私自身も、クライアントからの信頼が得られているからこそ、ちょっとしたTwitter運用で月額固定収入を貰える・・・などの経験があります。

この様に、クライアントとの良好な関係性が直接収入を左右するため、是非一度自分の対応について考えてみて下さい。

ABOUT ME
WEBライターこはく
WEBライターとして10年以上に渡って活動。 副業としての最高月収は40万円/月(執筆のみの収益) 『難しい話をわかりやすく』 をモットーに、毎月数十万字の執筆を行う。 note:noteアカウントへ twitter:Twitterアカウントへ