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WEBライターの仕事はなくなる?飽和してる?将来性は?今から始めるのは遅いのか

WEBライターの仕事はなくなる?飽和してる?将来性は?今から始めるのは遅いのか

WEBライターをしていると、良く
「既にライターの業界はは飽和している」
「今から始めても稼げない」
なんて話を耳にします。

確かに、多くの副業では
「ほとんどの人が副業をしていなかった時代」
に比べて、参入者が増える事によって、昔よりも稼ぎにくいという状況に陥っています。

しかし、
本当に飽和状態なのでしょうか?
本当に今から始めても稼げないのでしょうか?
本当に今から始めるのは遅いのでしょうか?

今回は、そんな疑問を解消していきます。

私自身、既に8年以上ライターとして活動しており、しかも現役のWEBライターです。

そんな私が、今からWEBライターを始めようと考えている人に向けて、どうすれば良いのかをお話ししたいと思います。

WEBライターは飽和しているのか?飽和していると言われる理由

まずは、WEBライターが飽和していると言われる理由について確認していきましょう。

副業人気そのもの

まずは、副業人気そのものの影響が大きいです。

副業を始める人の割合は、年々増加しており、サラリーマンとして働いているものの、気持ちとしては
「副業が本業!」
という人も増えています。

不安定な時代に、会社に依存する事なく、自分の力で稼ぎたいと考えている人も多いのでしょう。

そんな副業人気が高まる事で、
「ライバルが増える = 市場が飽和状態になる」
と考える人が多いです。

簡単にスタートできる

次に、WEBライターという仕事そのものの特徴。

WEBライターは、自分自身にスキルや知識が無くても、記事を書く事が可能です。

極論、自分が知らない業界の記事も、リサーチをすれば書くことができるのがこの業界です。

反対に言えば、
「誰でもできる仕事」
だからこそ、参入のハードルも低い。

そのため、ライバルが増えやすいため、飽和状態であると言われています。

ChatGPTの登場

次に、ChatGPTの登場です。

ChatGPTは、AIで自動的に文章を作ってくれるサービスです。

これを使うことで、大抵の文章は作ることができます。

何なら、すでに書籍としても販売されている位、一般的なものです。

このChatGPTの登場により、
「ライターってそもそも必要なくなったんじゃない?」
と感じる人も多く、ライターへの需要が減ると考えて飽和状態と言っている人も見かけます。

買い叩かれる人が増えたから

多くのWEBライターが、かなり酷い案件で買い叩かれています。

例えば、1文字0.1円のような案件。

1000字の記事を書いても、100円程度の収入にしかならない。

こういった案件は、実は珍しくありません。

また、アルバイトなどのような「最低賃金」の設定が無い個人事業の世界では、
「条件の悪い仕事でも受けなければお金的にやばい」
という人は、受けざるを得ないのが現状です。

こういった酷い案件に買い叩かれるライターが多い事も、
「ライターが飽和しているのが原因」
と考えられています。

すごい実績を公表する人がSNSに多いから

TwitterなどのSNSでは、ライターとして
「月100万円を達成」
のようなすごそうなアカウントをよく見かけます。

その多くは、事実とはかけ離れた実績で、他の商品を売るためのものだとは思いますが、それでも
「こんなに稼いでいる人もいるんだ」
と感じる人もいるでしょう。

結果的に、
「すでに飽和市場で、一部のスーパーエリートだけが稼げる世界」
という印象を持っている人もいるでしょう。

それでもWEBライターが飽和しないと言える理由

私個人としては、
「それでも、ライターという仕事は、まだまだ飽和しない」
と考えています。

ここでは、その理由を解説します。

WEBコンテンツそのものに正解も終わりも無い

WEBコンテンツというものには、正解や終わりがありません。

SEOで検索上位に表示されることは、1つの正解かもしれません。

しかし、常に検索ロジックが変化するGoogleにおいて、その正解は暫定的なものです。

更に、仮に
「一番価値の高い記事」
が検索上位1位になったとしても、それを超える記事がいつか現れます。

そうすると2番目のサイトも、リライトなどをして再度1位を目指します。

このように、良いコンテンツ作りには終りがありません。

そのため、
「1度書いたらそれで終わる」
というわけではないので、常に需要があり続けると考えられます。

需要が増え続ける

次に、検索からの流入であるSEOは、これからも需要が増え続けると考えられます。

SEOは、広告と違い長期的に集客できる方法です。

そのため、広告費をかけずに集客を達成したい企業からの需要は、どんどんと高くなると考えられます。

まだまだWEBを活用していない企業も多い

まだまだ、サイトを始めWEBを活用できていない企業は多いです。

特に、少人数で運営している飲食店などは、中々費用的にも労力的にも、WEB集客を検討できていない所が多いです。

そういった企業がサイトを作るなど、まだまだ伸びしろがあるため、WEBライターの仕事も飽和しないと考えられます。

新しいジャンルの仕事も増えつつある

前項では、ChatGPTの登場を挙げましたが、ここ数年で増えたWEBライターの仕事もあります。

それは、Youtubeなどのシナリオライターなどの仕事です。

Youtube人気が急激に高まる今の時代だからこその仕事であり、私自身も
・動画のシナリオ作り
・動画広告のシナリオ作り
を依頼された経験があります。

このように、新しい技術ができるのと同様に、新しい仕事も出てきて、ライターが不足しているという事を日々体感しています。

AIの登場で、WEBライターの仕事がなくなる事はある?

さて、ChatGPTに少し触れたので、その流れで
「AIの登場でWEBライターの仕事はなくなるのか」
ということにも触れたいと思います。

結論から言うと、
「求められるスキルは変わるけど、なくならない」
と考えています。

例えば、体験や感想。

これらは、AIが自動的に文章を作ったところで、本当の体験でも無ければ感想でもありません。

実際に旅行に行っていないし、それを楽しいと感じていないAIには、リアルな情報を発信することはできません。

他にも、リアルタイムな情報。

ChatGPTは、現在2021年9月以前の情報が最新であり、常に情報更新をしていると、莫大な資金がかかったり、システムへの負荷がかかることが理由と考えられます。

そのため、リアルタイムな情報に関しては、人間の方が早いなど人間が勝てる部分はいくつかあります。

また、少なくとも現状のAIは、
「ネット上のコンテンツを参考にしている」
ので、参考元の情報そのものがなければ、それについて語ることができません。

これらを考慮すると、
「人間にしか書けない文章」
はいくらでもあり、そういった文書がある以上、ライターという仕事そのものが無くなるとは考えにくいです。

WEBライターの将来性は?今から始めるのは遅い?

では、なくならないとしても、将来性はどうなのでしょうか?

今からスタートするには、遅すぎるのでしょうか。

結論は、
「まだまだ将来性はあるし、今から始めても遅くない」
ということ。

将来性に関しては、特定のスキル(後述します)があれば、かなり需要がありますし、今からスタートしても十分に稼げます。

何より、ライターという仕事自体は、
「先行者利益」
がそれほどありません。

例えば、サイト運営では、
「昔からずっと更新しているサイト」
の方が有利だったりします。

そのため、後から参入するには、少しハードルが高い可能性があります。

しかし、ライターに関しては、棲み分けがされています。

昔からやっていて、実力も十分にある人は、
「1文字3円~」
のような条件をメインとしています。

それ以上安い案件は、時間効率が悪いと考えて受けなかったりもします。

しかし、それ以下であっても、十分に稼げます。

私自身は、1文字1円の時代でも、副業で20万円程度を稼いでいる時期もありました。

「強い人とは別のステージで闘う」
というように、初心者とそうでない人が棲み分けされている業界だからこそ、今からスタートしても十分に稼げるのです。

稼げないWEBライターは増加する

さて、ここまでは
「WEBライターって良いよ!」
という内容が多かったですが、ここでは少し注意したい点をお話します。

というのも、ライターの需要そのものは増えると考えていますし、稼げる業界であることは代わりません。

しかし、一方で
「稼げないライターも増加する」
とは思っています。

ここでは、どういう人が稼げないライターになっていくのかを解説します。

コタツ記事しか書けない人

コタツ記事とは、
「コタツに入ったままでも完結できる、ネットでのリサーチのみの記事」
という意味です。

こういったコタツ記事しか書けない人は、単価が下がり、稼げないライターとして買い叩かれる可能性が高いです。

というのも、コタツ記事こそChatGPTなどの文章作成AIによって作れる記事と大差が無いからです。

私自身は、このサイトも自分の知識や経験を元に記事を作っています。

そのため、ネットには載っていない情報も多々あるでしょう。

特に経験部分では、私と全く同じ経験をしてきた人は、いないはずです。

似たような経験はあっても、全く同じものはない。

そういった記事が書けなければ、稼げるライターになることは難しいでしょう。

執筆にあまりにも時間がかかる人

執筆速度があまりにも遅い人も、ライターとして稼げない可能性があります。

もちろん、執筆速度は慣れてくれば上がりますが、
「あまり時間を確保しない人」
「プライベートを優先して執筆しない人」
などは、上達も遅く、記事の完成期間も長くなるので、成長しにくいです。

そのため、長期的に見たときに不利になる可能性が高いです。

すぐに見切りをつけてしまう人

ライターが誰でも稼げる副業であると同時に
「すぐに稼げる」
と思ってしまう人も多いです。

しかし、すぐに稼げるわけではなく
「努力と時間が必要」
です。

私自身も、稼げるようになるまでには、結構な時間がかかりました。

何度も失敗しましたし、何社かのクライアントとも揉めました。

しかし、その失敗を乗り越えた結果、徐々に稼げるようになってきました。

特に初心者ライターのうちは、前述したような
「1文字0.1円」
のような案件でも、実績をつけるために受ける必要がある人もいます。

そうなったときに、すぐに諦めてしまう人は、稼げないでしょう。

稼げるWEBライターに必要な事

さて、続けて稼げるWEBライターに必要な事について触れていきましょう。

これらの事を踏まえた上でWEBライターを始めると、
「最短で稼ぎやすくなる」
というものをまとめました。

まずは1年継続してみよう

まずは、マインド面。

「最初から稼げるつもりでスタートする」

という人は、理想と現実のギャップが大きすぎて挫折してしまう可能性が高いです。

そのため、せめて1年は精一杯頑張る。

それでもダメだったときに、その先どうするかを考える。

このくらいの覚悟は必要です。

私自身は、最初の1年は全く稼げませんでしたし、一度そこで挫折しています。

その後、数年空いてから、再度挑戦して更に半年以上やった頃に、ようやく稼げるようになってきました。

やり方が間違っていた事もありますが、それでも1年以上の期間を有しています。

そのため、短期的に成功を考えるのではなく、長期的に考えて欲しいと思います。

自分の専門分野を持つ

次に、自分の専門分野を持つことです。

私で言うと、ITと副業に関するライター案件を得意としています。

自分の経験や体験が語れる業界ですし、調べていても苦じゃないです。

こういったジャンルを見つけていくことも、長期的に稼ぐ上では重要です。

SEOの実績を作る

次に、SEOの実績を視野に入れること。

単なるライターではなく
「集客に繋げられるライター」
を目指すことで、稼げるようになります。

更に、自分のブログを作るなどで、SEOとしての実績もあれば、ライターとしても成功しやすくなります。

売上につながる記事を書く

セールスライティングを学ぶことも、武器になります。

SEOとの違いは、

SEOが、
「サイトに来る人の数を増やす」
のに対して、セールスライティングは、

「サイトに来た人の内、何人が商品を購入したのか」
を高めていくものです。

サイト記事の多くが、
「商品やサービスを売る」
ということを目的にしています。

特に企業のサイトでは、それが一般的です。

広告収入だけを目的にした企業サイトは、むしろ少数派です。

そのため、
「物が売れるライター」
というのは、非常に価値が高いのです。

書籍からのインプットを癖にする

ネットからの情報だけを参考にしていると、前述したようにコタツ記事になる可能性が高いです。

更に、ネットの情報の信頼度は、あまり高くないものもあります。

一方で、書籍からの情報は、著者が自分の名前を出し、更に出版社がGOサインを出して販売されています。

そのため、情報の確かさや、深さなどはネットの情報よりも高いです。

なので、普段から書籍でインプットすることをおすすめします。

色々なジャンルにおいて体験をする

自分自身の体験や経験が重要なWEBライターという仕事では、色々な体験をすることも重要です。

「こんな体験、意味ある?」

というような事も、ライターの仕事に活きてくることは多々あります。

例え話をするときにも、
「専門的な話を、一般の人でもわかりやすい話で置き換える」
という意味で、全く違うジャンルの経験を活かすことが可能なのです。

周りの人の仕事について悩みやあるあるを聞く

これは、私自身がライターで稼げるようになった1つの要因でもあると思いますが、自分の周りの人の仕事やプライベートの悩みを聞くようにしました。

そうすると、
「こういう仕事の人は、こういう悩みを持っているんだ」
「こういう仕事の人は、こういう傾向があるんだ」
という情報を肌で感じることができます。

そうすると、その人達をターゲットに記事を書く際に
・響く言葉
・あるあるネタで共感を得る
・例え話を出す
などを考える上での参考になります。

まとめ

今回は、WEBライターの将来性や、今からスタートするなら・・・という視点で記事を書きました。

副業が当たり前の時代になったとはいえ、まだまだ思うように収入が作れていない人も多いでしょう。

また、選択肢が多すぎて迷っているばかりで、行動できていない・・・という悩みも聞きます。

このサイトでは、WEBライターをおすすめしており、稼ぐために必要な情報発信をしています。

是非、他の記事も読んでいただき、気になる部分は問い合わせから聞いていただければ、今後の記事の参考にしたいと考えています。

ABOUT ME
WEBライターこはく
WEBライターとして10年以上に渡って活動。 副業としての最高月収は40万円/月(執筆のみの収益) 『難しい話をわかりやすく』 をモットーに、毎月数十万字の執筆を行う。 note:noteアカウントへ twitter:Twitterアカウントへ