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毎日出来る!文章力トレーニング方法10選!良い文章は作れる!

毎日出来る!文章力トレーニング方法10選!良い文章は作れる!

あなたは、自分の文章力に自信がありますか?

多くの人は、「自分の文章力に自信が無い」と感じているのではないでしょうか。

最近では、副業は非常に人気で、特にWEBライターはスキルや知識が必要ない(もちろん、勉強は必要ですが)数少ない副業です。

だからこそ、多くの人が挑戦しているわけですが、何年も文章でお金をもらっている人でも、自分の文章力に自信が無い人もいます。

今回は、
・自分の文章力に自信がない理由
・文章力を鍛える方法
について解説していきたいと思います。

私自身は、過去8年近くWEBライターを副業としてやっています。

その中で、クライアントのほとんどは継続して依頼をくれ、現在の案件も既に2年以上に渡って継続して依頼を受けています。

また、継続しなかったクライアントも、元々単発でしか依頼を考えていなかったケースや、クライアントの経済状況によって仕方ない終了でした。

そう考えると、私自身の文章力は決して低くないと考えられます。

この記事では、そんな私自身が実践してきたことや、
「これ、昔やっていればよかったな」
と感じるような方法を紹介していきます。

この記事を読んで実践していく中で、
「クライアントからの評価が驚くほど変わった」
「継続して案件をもらえるようになった」
という風に、目に見えて変化してくる事でしょう。

また、ライターとして活動しているわけではなく、ブログなどの自分のメディアを運営している人にも、非常に参考になる内容になっています。

是非、最後まで読み進めて頂ければと思います。

なぜ、あなたは自分の文章に自信が無いのか

では、最初に「なぜあなたは自分の文章に自信が無いのか」について解説していきます。

自信が無い人の多くが
「なぜかわからないけど、とにかく自信が無い」
と考えています。

しかし、その問題の原因がわからなければ、解決もできません。

そのため、まずは原因を探っていきましょう。

文章力を数値化出来ないから

そもそも、文章の良し悪しと言うのは、数値化出来ません。

「良い文章とは」

という事を聞かれたら、恐らく
・多くの人の心を動かす文章
・誰にでもわかる文章
・相手をワクワクさせる文章
・ドンピシャの情報を提供する文章
・相手の心理を読み切った語り方をする文章
など、様々な意見が出るかと思います。

誤字脱字が多い事や、言葉の使い方を間違っている様なケースを除き、「良い文章」は主観的なものです。

例えば、「心を動かされる文章」も、Aさんは動かされたけど、Bさんは動かされなかった。

こういうことは、当たり前に起こります。

それは、AさんとBさんの感受性の違いや、過去の経験の違いによって起こります。

つまり、全員を納得させる文章も、全員の心を動かす文章も存在しないのです。

言い換えるなら「文章を点数化出来ない」。

テストの点数や売上などの数値で、常に評価されてきた我々は、この文章力という目に見えないものに対して、自信を持つのは非常に難しいのです。

世の中にはたくさんの文章に溢れているから

現在、WEBや書籍など多くの文章が作られています。

そのスピードは驚異的で、紙の書籍だけでも一般社団法人日本出版販売促進センターのデータを元にすると
「1日あたり167冊」
とも言われています。

これに、出版のハードルが更に低い電子書籍や、WEBサイトのコンテンツを合わせれば、すごい量の文字が生まれています。

しかし、特にWEBサイトの文章は自由度が高いです。

紙の書籍を出版する際には、編集者が何人もその内容をチェックし、必要があれば文章を修正します。

しかし、それがないWEBサイトのコンテンツは、素人が素人のままの文章をアップできます。

そのため、余計に「正解がわかりにくい」と感じられるのではないでしょうか。

仮に、全てのコンテンツの文章が統一されていれば、正解と不正解がわかりやすいです。

しかし、多様性があり、正解がないからこそ自信が持てないのです。

正解は「読み手」が決める

次に、文章における正解ですが、正解が無いと言いましたが、正確に言うと
「読み手が決める」
というのが現実でしょう。

読み手が読みやすければ正解ですし、読みにくければ不正解。

人によって違う。

これが難しいポイントです。

更に、WEBコンテンツの場合は、読んでいるユーザーのことが見えません。

目の前で読んでもらって感想を貰えれば良いのですが、そうできないのがネットコンテンツ。

恐らく、多くの人は他人に自分の文章を見せて感想をもらったことも無いでしょう。

だから、自分に自信が持てないのです。

自分の文章の良し悪しを言語化出来ないから

次に、文章の良し悪しを自分の中で言語化出来ない事も、自信が持てない原因になります。

例えば、一言で
「心が動かされる文章」
が正解と仮定しても、それを細分化して回答できる人は少数派です。

しかし、そこには
・例え話を3割程度入れる
・例え話ではターゲットユーザーに共感できるストーリーを入れる
・起承転結を意識する
など、色々な要素が含まれます。

これらの「自分の中で正解の文章」を言語化できれば、自分の文章に自信を持つことが出来るでしょう。

権威性に騙されているから

次に、権威性。

「すごそうな人が書いた文章はすごそう」
と感じてしまいます。

例えば、〇〇大学の教授が書いた文章。

これは、その研究結果がすごいものだとしても、文章として魅力的とは限りません。

しかし、一般的にはすごい人が書いた文章は、文章そのものもすごいと感じられます。

心理学で言うところの「ハロー効果」です。

権威性がある人の文章が正しいかもしれないと感じてしまうのが、デフォルトなので、その文章と自分の文章が違っていれば、
「自分の方は間違っている」
と感じてしまう人も一定数いるのではないでしょうか。

案件を継続してもらえない人の文章の特徴

次に、
「とは言え、実際にWEBライターなどをしていて、案件を継続してもらえない」
などの状況であれば、そもそもあなたの文章力はクライアントに評価されていません。

実際に文章力があるか否かは別にして、クライアントに評価されない(少なくとも今のクライアントに)文章でしょう。

そこで、個人的にこれまでライターをしてきた経験と、過去に多くのライターに仕事を依頼してきた経験から、
「依頼を継続されないライター」
の特徴について見ていきます。

難しい単語を使う

まずは、難しい単語をやたらと使う人。

難しい単語や、普段使わない漢字などを使う人は、案件継続されない可能性が高いです。

例えば、「めちゃくちゃ」を「滅茶苦茶」と書くなど、それが正しいかは別にして、普段はひらがなの人が多いでしょう。

他にも、
・青天の霹靂
・雲をつかむような
・想像を絶する
など、普段使わない様な言葉を多用するのは、あまり良くないと考えられます。

1文が長い

基本的に、文章は「短くて正確に伝わる」方が良いです。

必要なことは入れながらも、端的に情報を伝えることが本来の目的です。

その中で、1つの文章が長い人も、依頼を継続されにくいです。

人間は、一度に認識できる単語数が、約15~20語と言われています。

これは、「ミラーの法則」とも言われ、それ以上長いと一度に認識が難しくなります。

ただし、この法則は一般的には・・・という話で、内容や書き方によっては、もう少し長くても理解は可能です。

「何が言いたいか」の主軸がない

次に、「結論」が見えた状態で文章を書いていない人も多いです。

関西で言うところの「オチがない」話は、聞いている側も
「どう感じて良いのか」
を意識して聞けません。

一般的には、
「結論」→「詳細」→「具体例」→「再度結論」
という構成(PREP法)で書くのが良いと言われており、こういう書き方ができない人は、案件継続が難しいです。

興味付けが無い

相手に興味を持ってもらうための工夫が無い文章も、案件継続は難しいです。

例えば、この記事の冒頭は「文章に自信が無い」という悩みにフォーカスしています。

同じ様に感じていた人によっては、その後の文章を読む理由にもなっていることでしょう。

しかし、それが全くない文章を納品されることもあり、こういう人は案件の継続が難しいです。

ターゲットを想定していない

次に、ターゲットを想定していない事。

文章は、必ず「誰かに読んでもらうため」に書きます。

その読み手の事を意識せずに書いた文章は、クライアントから評価をされない可能性があります。

クライアントを想定していない

次に、クライアントの事も考えていないライターもいます。

例えば、
・クライアントが何を売りたいのか
・クライアントの会社の長所や武器は何か
・クライアントがターゲットにしたい顧客は誰か
など、考えながら書く文章と、そうでない文章は大きく異なります。

これを出来ていないライターも、案件の継続は難しいでしょう。

あなたの文章力を鍛える!毎日できるトレーニング10選

さて、ここからは、具体的にどうやって文章力を鍛えていくのか・・・という話をしていきます。

毎日10分でも実践していけば、確実に文章が変わっていく事でしょう。

自分の文章を、日を改めて再度読み返す

自分の文章の読み返しは、最も重要です。

自分の文章の癖や、よく言う言い回し、ら抜き言葉が無いかなどは、書いているときには気付かないケースも多いです。

そのため、書いた日とは別の日に、改めて自分の文章を見返すのが良いでしょう。

きちんと修正を入れてくれる初心者向けのWEBライター案件に入る

ライターの案件の中には、具体的に文章を指摘してくれる案件があります。

低単価の事も多いですが、敢えてこういった案件に入って人に修正してもらうというのも一つの方法です。

本を読んだ内容を自分なりに文章にして、比較する

本を読むのは、文章力を鍛える上での基本ですが、更にその内容を自分なりに文章にして、書籍と比較します。

そうすると、自分の中で
「どちらの方がわかりやすいか」
ということを考えるきっかけになります。

同じ内容を書こうとしているのに、文章には必ず差が生まれる。

よりわかりやすい方の書き方ができるようになれば、文章力は上がっています。

慣れるまでは、本気でペルソナ像を作ってみる

ペルソナ像は、文章を書く際に重要です。

ペルソナ像を決めて、そのターゲットに向けた文章を書けば、前述したように
「クライアント」「ユーザー」を意識した文章が書けます。

このペルソナ像、時間がかかるので飛ばしている人も多いと思います。

ですが、最初の内は本気でペルソナ像を作ることをおすすめします。

本を読んで、その内容を友達に解説する

次に、本を読んだ上で、その内容を友達に解説してみましょう。

この時に、最も重要なのが「相手のリアクションがある」ということ。

ライターの多くは、自分の文章を読んだ相手のリアルなリアクションを理解していません。

だからこそ、
「本当に伝わっているか」
「本当に伝わりやすい文章か」
という部分がわからず、自信が無いわけですが、友達に話す際には下記の様なリアクションが見えます。

・返事が鈍る
・首を傾げる
・頷く
・質問してくる
・補足を求めてくる

質問の様に、言語として返ってくるリアクションと、頷くなどの非言語のリアクション(ノンバーバルコミュニケーション)の両方が見えます。

これを見ることで、
「自分の説明は相手に伝わりやすい表現になっているか」
を確認することが出来ます。

Twitterに投稿する

Twitterは、文章力を身につける上で、非常に重要なツールです。

たった140字という短い文章を使って、言いたいことを最大限に伝える。

この試行錯誤の練習になります。

「同じ意味の文章を、より短い文章で伝える」

このために、書籍を読んだ感想や、自分が大切にしている事、ノウハウなどを発信していくのが良いです。

他の記事の「良いところ」を考えてみる

自分の記事ではなく、他人が書いた記事に対して
「良いところ」
を見つける練習も、自分の文章力を上げる方法です。

・この表現がわかりやすい
・この図の入れ方が上手い
・全体的にリズミカルで読みやすい

無名の人のブログでも、何かしら良い点はあるはずです。

それを無理矢理にでも探すと、その良いところを自分が真似ることが出来ます。

ただ呆然と読んでいるだけでは気付かない「良さ」を意識的に使うためにも、他者のブログを意識して読んでみましょう。

書きたいことをマインドマップにしてみる

文章を書き始める前に、マインドマップを作ることで、
「自分の言いたいことの軸」
を作ることが出来ます。

マインドマップは、意味合いの近いものや、関連性を元に図形化するものです。

単語や最小限の文章で書き、自由に位置を変えられるなど、多くのメリットがあります。

これを活用することで、
「全体像を俯瞰してから文章を作る」
という癖が付きます。

1つの単語を他の言い方にしてみる

1つの単語を、別の言い回しにするのも、文章力を上げる方法です。

例えば、

・知識:知恵、教養、学識、学問、学問の知識、情報、学習、学力、見聞、見識、経験、体験

・考える:思考する、思い巡らす、考え込む、頭を悩ます、熟考する、考慮する、考慮に入れる、推し量る、推し測る、検討する、総合的に判断する、見極める、分析する、分別する、審査する、評価する、判断する、判断材料とする、判断基準とする、判断の参考にする

・始める:開始する、スタートする、始動する、着手する、取り掛かる、手をつける、手を取る、着手する、着手するにあたり、取りかかる、踏み出す、取り掛かり、開始するにあたり

・終わる:終了する、完了する、終わりにする、終わらせる、完了させる、修了する、終結する、締めくくる、締めくくるにあたり、最後に、最後に行うこと、終了手続き、終了処理

・例える:例え話をする、たとえ話をする、類似することを比較する、類推する、類比する、類例とする、類似点を挙げる、類推するにあたり、たとえ話を交えて、例えば、たとえ~でも、比喩する、譬える、例証する、例に取る、参考にする

などが考えられます。

細かいニュアンスは違えど、言い換えることが可能な場面も多いです。

こういった言い換えを日常的に行うことで、文章を書く際に、適切な単語を選択することが出来るようになります。

他人の記事の構成をカテゴライズする

次に、他人の記事の構成をカテゴライズすることです。

例えば、ブログにおいて下記の様な構成を見かけたことがあるでしょう。
・主張
・その主張を考えることになったきっかけ
・それを体感した結果得られた物
・あらためて主張の解説

この様に、ブログの構成には、ある程度決まった型があります。

多くの記事をカテゴライズし、
「現在多くの人が利用しているスタイル」
が、良い文章である可能性が高いです。

また、この時に記事のジャンルも考慮すると良いです。

例えば、
「一般常識と真逆の事を伝える時には、〇〇というパターンが多い」
「誰もが知っているけど、出来ていないことを書く際には、〇〇というパターンが多い」
などのような形です。

まとめ

今回は、自分の文章に自信が無い人に向けて、毎日できるトレーニング方法を解説してきました。

文章という数値化が難しいものを、「自分の中での正解」に近づけるのは簡単なことではありません。

是非、毎日練習を積み重ねて、良い文章を作っていきましょう。

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WEBライターこはく
WEBライターとして10年以上に渡って活動。 副業としての最高月収は40万円/月(執筆のみの収益) 『難しい話をわかりやすく』 をモットーに、毎月数十万字の執筆を行う。 note:noteアカウントへ twitter:Twitterアカウントへ