こんにちは。こはくです。
今回は、多くの人から頂いていた
「ポジティブな話だけではなく、リアルなしんどかった話などを聞きたい」
というご要望にお答えして、アンケートを取りました。
質問は2つ。
・WEBライターがキツイと思った瞬間を詳しく説明して下さい。
・どう乗り越えましたか?(乗り越えられていない場合は、どうしようと思っているといった今後について書いて下さい)
というもの。
現在、WEBライターとして活動している方も、まだこれからという方も、この内容を参考にして欲しいと思っています。
内容的にも、ディテールが欲しいため、文章がそれなりに長くなっています。
なので、38人に聞いたものの、3人ずつくらいの紹介になると思います。
1人目:41歳女性のウェブライターの仕事がきつい/つらいと思ったこと
仕事がきついと思った詳細
スキル面では、自分にとって専門外のテーマについて作成する場合、事前にネット検索したり、専門書で調べたりするため、WEB作業に取り掛かるまでにかなり時間を要します。
自分の知識が増えることはいいことですが、収入に直結しないのがきつい点です。
ネットで検索する場合は、事実に基づいた内容であること、他者の文章や構成とかぶらないようオリジナル性を出す点で苦労しています。
情報の出どころが一次情報かどうかもチェックしながら行っています。
情報の信憑性や信頼性についても注意しているところです。
また、身体面では、一日中パソコンと向き合うため、肩こりや眼精疲労がひどくなったと感じます。
座ったままの姿勢で運動不足になり、夜も作業しているとブルーライトの影響からか、いざ睡眠に入りたくてもなかなか寝付けなかったりということもあります。
それをどう乗り越えましたか?
専門外のテーマについては、複数のホームページ(上位5から10項目)を見て、信憑性があるか信頼性を見極めて作成するようににしています。
また、専門書を購入すると出費が増えてしまうことも懸念されるので、それを防ぐために、本屋で立ち読みしたり、ブックオフなど中古本を売っているお店で安く手に入れるつもりです。
私のようにライターデビューして日が浅い場合、情報のストックも浅いので、知識や情報を増やすためにも、とにかく場数をこなすことを心がけたいと思っています。
また、身体面での大変さを補うために、1時間経ったら外を眺めたり、5分間、目を閉じたりして休ませるようにしています、が、集中していると時間の経つのも忘れていることが多いです。
両手をこすって暖かくして目を覆うと目の周りの血行がよくなるのでオススメです。肩こり予防としては、壁に手のひらを付けて肩甲骨の周りをほぐすなどしています。
2人目:55歳男性のウェブライターの仕事がきつい/つらいと思ったこと
仕事がきついと思った詳細
書けると思って受けた仕事を進めるうち、思っていたのと違い文章がまとまらず、必要となる知識不足や表現の選択に苦悩し、締め切りが迫りキツイと思うことはよくあります。
また、クライアントから提示された当初の要求が、一稿目を提出して変更をかけられ次第に要求がさまざまに変化する瞬間も、自分ではどうすることもできずキツイとも思います。
自分が持つ知識で必要な文章がすべて書き上げられることはなく、どんな案件でも下調べやリサーチを必要とするため、記事執筆の時間そのものよりも雑事にどれだけ時間を割くか、締め切りとの時間的な余裕を自分で判断しなければならず、その判断を誤ると自分のキツさは勿論クライアントに対しても迷惑をかけるのでキツイです。
それをどう乗り越えましたか?
記事の作成を行わない時間をいかに知識の吸収に使うか、また、新たな案件の受注をいかに行うか考えています。
自分が想定した方法でうまくいった案件が生まれたと思っても、他の案件にも同じように通用するかどうかはわからず、絶えず試行錯誤を繰り返しています。
そのため、一つの案件をこなすたびに乗り越えたと思っても、乗り越えられていないのかもしれません。
ただ、文章の書き方については必要な知識を揃えれば、それなりに記事にできるやり方を自分なりに構築しています。
それゆえ、今後は安定した案件取得のために、多くの書籍やメディアに触れて知識を増やし、対応できる分野と記事の深みを増す努力を続けていこうと思っています。
それが安定したライター業の継続に繋がれば、と思っています。
3人目:33歳男性のウェブライターの仕事がきつい/つらいと思ったこと
仕事がきついと思った詳細
検索意図やキーワード選定に対して、良く知らない層をターゲットにしないといけない場合です。
コンテンツやサービスの顧客満足度を向上させるためには、ニーズの把握を正確にしないといけません。
自分とは遠いセグメントを知るためには、キーワードに対する仮説検証を行うため、時間がかかります。
時間がかかると、余裕がなくなるのと、納期に追われるためキツイと感じます。
例えば、1日に3時間くらい記事作成に見積もっていて、充分にレビュー依頼まで持っていける想定時間としましょう。
ターゲットが遠い場合には見積時間が1.5倍から2倍くらいになるため、他の仕事やプライベートの時間に影響します。
影響を受けたスケジュールの調整に時間がかかるため、負のループに陥りやすいと感じています。
それをどう乗り越えましたか?
ターゲットが自分とは遠い層に向けたコンテンツライティングは避けるようにしました。
なるべく自分と近いターゲット層に向けて満足度を向上させる方向で考えるようになりました。
体験談と学びや意外だと感じたことを読者に届ける方向で考えました。
WEBライター自体は試行錯誤を繰り返す中で学びや発見がある仕事です。
見積と実績をすこしでも正確に把握して、記事の品質と反響との比較が大切になります。
比較を通じて、どういった対処が生産性に繋がるかを把握した際に、ターゲットの問題が分かりました。
また、0からやらないといけない仕事以外にも仕事はあることに気付きました。
方向性をシフトすることで、乗り越えることができています。
まとめ
今回の3人は、主に
「自分の専門外の記事を書く時のリサーチ効率」
で悩まれているようですね。
確かに、専門外の記事を書くのは、リサーチが大変です。
個人的には、ビジネス・IT・マーケティング関連の記事を得意としているのですが、過去
・アニメ
・女性の性の悩み
・歯医者
・女性アパレル
・地下アイドル
・楽器
・バイク
など、色々なジャンルに挑戦しました。
でも、最終的に残ったジャンルは、やはり自分が得意なジャンルですね。
ただ、例外として
「得意ジャンルではないけど、稼げるジャンル」
に関して、知識を付けていく事は非常に重要だと思っています。
私はたまたま稼げるジャンルと得意なジャンルが一緒だったので、この点ではあまり苦労しませんでした。
しかし、もしも得意ジャンルではなかったとしても、継続して稼げるジャンルであれば、継続していました。
例えば、歯医者の案件などは、クライアントも歯医者さんなので、それなりにお金を持っています。
ですので、サイトにかけられる予算がある程度あります。
この場合、もしも現状案件を持っていないなら、私なら継続します。
(実際、私自身過去の歯医者案件は継続する予定でした。ですが、別案件でIT関連の案件が入ってきたので途中でお断りする形になりました)
「どのような案件を選ぶべきか」
は、別途記事にしたいと思っております。
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