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仕事で失敗ばかりの中堅が仕事で成果を出すためにすべき7つの行動

仕事で失敗ばかりの中堅が仕事で成果を出すためにすべき7つの行動

仕事でミスが続いている。。。

しかも、新人がするならまだしも、自分はもう中堅社員。

あー、自分だめだな。

なんてことを感じたことはありませんか?

新人の頃はミスして当たり前。

どんどんミスして覚えてなんぼの世界ですが、中堅社員はそうでは有りません。

そろそろ仕事を覚えて、しっかりと自分の給料以上の成果を出すことが求められます。

今回は、仕事で失敗ばかりの中堅社員向けに、
「どうすれば悪いループから抜け出せるのか」
「何から手を付ければよいのか」
を解説していきます。

私自身は、エンジニアとして働く傍らで、多くの新人を育て、会社の教育プログラムを一から作っている最中です。

中堅社員でも、中々年数に応じたスキルが身についていない人も多く、そういった人の根本的なスキルアップを目指してカリキュラムを作成しています。

この経験も踏まえた上で、どうすれば仕事ができるようになるのかを解説していきましょう。

仕事で失敗ばかりの中堅は意外と多い?

中堅社員として5年、10年と経験を積んでいるにもかかわらず、「また失敗してしまった」と感じることが多い方もいます。

実は、このような悩みを抱えている中堅社員は少なくありません。

企業内でも「中堅社員の失敗が増えている」と感じる管理職も増えており、その背景には様々な要因が隠れています。

また、中堅社員ほど
「新人じゃないからミスは許されない」
と自分自身でプレッシャーをかけてしまうことが多く、同じように悩んでしまっている人も多いのではないかと思います。

仕事で失敗ばかりの中堅が生まれる理由

では、中堅社員が失敗ばかりになってしまう理由はどのようなものなのでしょうか。

精神的な余裕がない

中堅になると、業務の責任が増え、プレッシャーも大きくなります。

このため、精神的な余裕がなくなり、焦りやストレスからミスが増えることが多いです。

「余裕を持つことができないと、冷静な判断ができず失敗が増えてしまう」のです。

精神的な余裕が無いと、「自分の作業を見返す時間」を取らなかったり、焦って未完成の資料を提出してしまうことがあります。

私の友達も、精神的な余裕がない時程、仕事の処理速度は落ちるし、精度は下がっていました。

抽象化が苦手

中堅社員には、単なる作業だけでなく、問題の本質を見抜く力が求められます。

しかし、抽象的な思考が苦手な場合、指示の意図を理解できず、成果が出ないことがあります。

抽象化とは、
「他の物事との共通点を探し出す力」
と考えてください。

これが無いと、下記のようなことが起こります。

例えば、以前の仕事で
「取引先からの返信が遅かったことが原因で、納品が遅れた」
というミスがあったとします。

そして、別の仕事で
「上司からの承認が降りずに時間がかかっている」
という状況になったとします。

これらの問題は両方とも
「自分の仕事のスケジュールを考えたうえで、デッドラインまでに再度相手に進捗を聞く」
ことが必要だと考えられます。

しかし、抽象化が苦手な人は、取引先からの話と上司の話は完全に別ものとして捉えてしまい、
「毎回イレギュラーが起きている」
と感じてしまうことがあります。

実際には、抽象化して考えれば、同じ系統のミスであり、それがわかれば対処法もわかってくるのに、この抽象化ができないと、ミスの改善が上手くできないのです。

このように、抽象化が苦手な人ほど、ミスが多い中堅になることが多いように思います。

苦手なスキルを求められるようになってくる

キャリアを積むにつれ、これまで避けてきたスキルや業務に直面することが増えます。

例えば新人の間は
「単に業務をこなす能力」
が求められるのに対して、中堅社員になると
・人を育てるスキル
・プレゼンテーションスキル
・コミュニケーションスキル
など、自分が苦手なスキルが仕事で求められることがあります。

そのため、中堅社員のほうが「苦手なスキルに向き合う」ことが重要になってきて、結果的にそれができずにミスが増えるケースもあります。

特に私が見てきた中で多いのは
・自分のTODOが管理できていない
・スケジュールが管理できていない
・仕事に優先順位が付けられない
などの部分が苦手な人が多く、ミスが増えてきていました。

業務が単純に増える

中堅になると、担当する業務量も増加します。

新人と同じ仕事量を求められるような職場は、ほとんどないと言えます。

その結果、優先順位をつけるのが難しくなり、ミスが増えることがあります。

時間の使い方を見直さないと、結果的に全体のパフォーマンスが低下してしまうのです。

特に、離職率が高い職場の場合、1人あたりの仕事の負荷が高く、気付かないうちに業務過多になってしまうケースが多いです。

失敗した「本当の理由」を考えていない

失敗をした際、その理由を深く考えずに終わらせてしまうと、同じ過ちを繰り返すことになります。

問題の根本原因を見つけて対策を講じることが必要です。

特に失敗の多い中堅社員ほど
「失敗した自分」
を責めてしまいます。

責めていても、それが改善されるわけでは有りません。

そのため、個人的には自分を責めるくらいなら、「そうならないための工夫」に労力を使ってほしいと常々思っています。

属人化が増えている

業務が属人化し、他の人に任せられない状況が増えると、自分一人に業務が集中してしまいます。

このため、負担が大きくなり、ミスが起こりやすくなります。

結果、自分の業務量が増え、精神的な余裕もなくなるという悪循環が生まれます。

「業務を分散し、チームで効率的に進める」ことが重要です。

特に、多いのは
「この仕事、新人に説明する時間を取るくらいなら、自分でやろう」
と、仕事を分散させることが苦手な人ほどこの状況に陥りやすいです。

仕事で失敗ばかりの中堅が成果を出すための7つの行動

では、どうすれば失敗ばかりの状況を変えられるのか。

ここでは改善方法を解説します。

「なぜ」失敗をしたのかを深く考えてみる

失敗の原因を表面的に捉えるのではなく、なぜそうなったのかを深く掘り下げて考えることが大切です。

「本当の原因」を理解することで、再発防止策が見えてきます

特に、失敗が多い人ほど「深く思考する」ということが苦手です。

例えば、「納期が遅れた」という失敗に関して、表面的な思考では
・仕事のスタートが遅かった
・自分の仕事スピードが遅い
・同僚が手伝ってくれなかった
などになるでしょう。

しかし、こういった浅い思考の場合、「自分や他人を批判する」ことに繋がりやすいです。

一方で、もう一歩踏み込んでみると
・そもそも納期設定が間違っている
・業務の工程が多い
・多くの人を介する必要がある
など、根本的な問題を見ていくと、自分や他人を責めるのではなく、ルールを変えたり、仕組み化・自動化をする方に思考が向くでしょう。

こういった思考になると、徐々に仕事が改善していきます。

最初は難しいかもしれませんが、失敗するたびに、こういったことを考えてみるのがオススメです。

敢えて毎日1時間余裕のある時間を作って振り返る

忙しい中でも、1日1時間は意識して余裕を持つ時間を作りましょう。

その時間を使って、自分の仕事の進め方を見直すことで、失敗の原因を整理し、次に活かすことができます。

特に失敗が多い人ほど
「振り返り」
ができていません。

私自身も仕事をしていて思いますが、定期的に振り返りをすることで
・長期的に見たときにどうするべきか
・やり方を変えるべきところがあるか
・次回から気をつけるところがあるか
ということを考える余裕が生まれます。

敢えてそういう時間を取らなければ、中々考えることができないため、日々の仕事に忙殺されてしまう危険性があります。

そのため、無理矢理にでも時間を確保し、自分の仕事を振り返ることをおすすめします。

「なぜ失敗したか」と一緒に「どうすれば失敗しなかったか」を考える

単に失敗を振り返るだけでなく、どうすれば失敗を防げたかを考えることで、次のアクションが見えてきます。

失敗から学ぶ姿勢が、今後の成長に繋がります。

特に普段から失敗が多い人ほど
「なぜ失敗したか」
ばかりに着目し、自己嫌悪に陥ります。

しかし、重要なのは、失敗しないための仕組みづくり。

私の会社の例でいうと、コールセンター業務でミスがあったときに、
「どうすれば失敗しなかったのか」
を考え、今の作業を自動化する案を常に出させています。

多くの場合、ミスはヒューマンエラーの部分で起きるので、その部分を
・自動化
・ミスのない作業手順
・マニュアル化
などの方法で、ミスしにくい仕組みを作っています。

自分がやるべき仕事と任せる仕事を分けてみる

すべての仕事を自分で抱え込まず、周りに任せるべき業務はチームメンバーに委任することで、自分の負担を軽減し、集中力を高められます。

前述したように、中堅社員は仕事量が単純に増えることに加えて、自分の苦手分野を求められる機会が増えます。

ですので、苦手な仕事を得意な同僚や部下に任せる方法を学び、自分の得意分野で周りをフォローするような体制を組むのがオススメです。

報連相のやり方を変えてみる

報告・連絡・相談(報連相)の方法を見直すことで、上司やチームメンバーとの連携がスムーズになり、業務の効率化が図れます。

例えば、一般的には
報告→連絡→相談
の順に行われることが多いですが、実は反対に
相談→連絡→報告
をする方が、仕事はスムーズになります。

具体的に言うと、「報告→連絡→相談」は、

①お客さんからの問い合わせに対して、自分が良いと思う方法でやる
②①を上司に報告する
③その後を上司に連絡する
④ミスがあった場合などに相談をする

という順になります。

この場合、①の方法が間違っていたときに、事後に報告された上司としては
「クレームになりそう」
と思っても、対策が打てないことが多々あります。

そして、結果としてクレームに発展したら、怒られる。

反対に、「相談→連絡→報告」で仕事をするようになると

①お客さんからの問い合わせを受ける
②自分がやろうとしている顧客対応を上司に相談する
③実際に②を実行する
④進捗を上司に連絡する
⑤最終的にどのように着地したのかを上司に報告する

この順であれば、上司側で②の段階で軌道修正も可能です。

その結果、同じようにクレームになったとしても、
「上司もOKを出したということは、問題はやり方そのものではない部分である」
ということがわかります。

そうすると、別の部分の対策が必要になる・・・など、次の改善が見えてきます。

このように、報連相の方法を変えることは、仕事ができる様になるうえで非常に大きな効果が期待できます。

落ち込まない

失敗しても、それに引きずられずに立ち直ることが重要です。

特に失敗が多いという自覚がある人ほど、自分を卑下してしまい、自己嫌悪に陥ります。

しかし、何度も言っているように、重要なのは「改善」の部分です。

そのため、意図的に落ち込まないようにするメンタルトレーニングが重要になります。

私の場合は、落ち込みそうになったときには
「この部分は会社が悪い」
と敢えて他人や環境のせいにします。

そればかりでは成長も改善も無いものの、落ち込むよりは有意義です。

関連知識の勉強を深める

自分の専門分野以外の勉強も、仕事ができるようになる上では重要です。

例えば、幅広い業界の専門用語の意味だけでも理解できるようになれば、思考スピードが早くなる(単語の意味がわからずに「?」となる時間がなくなるため)ので、それだけでもメリットがあります。

また、前述した「抽象化」という話にも繋がりますが、他業界の問題解決方法が自分の業界でも当てはまるケースは多く、こういった情報を色々知っているだけでも、仕事ができるようになります。

私が特に社会人になって意識しているのは
・頭の回転を早めるための方法
・ネットビジネス
・記憶力を高める方法
などを勉強していました。

個人的に最初に勧めているのは、速聴で、個人的にも頭の回転が早くなったのを実感しています。

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まとめ:中堅社員が成果を出すために必要なこと

中堅社員が仕事で失敗を繰り返すのは珍しいことではありません。

しかし、失敗を恐れず、その原因を深く掘り下げ、適切な対策を講じることで、確実に成果を上げることができます。

「失敗は成長のチャンス」と捉え、自己改善を重ねていくことで、充実したキャリアを築いていきましょう

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WEBライターこはく
WEBライターとして10年以上に渡って活動。 副業としての最高月収は40万円/月(執筆のみの収益) 『難しい話をわかりやすく』 をモットーに、毎月数十万字の執筆を行う。