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努力しても結果が出ないのはなぜ?原因と対処法を徹底解説

努力しても結果が出ないのはなぜ?原因と対処法を徹底解説

「頑張っているのに結果が出ない」
「こんなにやってできないのは、自分が無能だから?」
「同じ努力をしているはずなのに、自分だけが結果を出せていない」
と感じたことはありませんか?

どれだけ努力を重ねても、思うような成果が見えないと、挫折感を感じるものです。

しかし、実はその努力には意味がある場合も多いのです。

本記事では、努力しても結果が出ない原因と、その解決策について深掘りしていきます。

私自身も、副業をはじめとして自分なりに努力してきて、結果が出たものもあれば、結果が出なかったこともあります。

結果自体が後から見ないとわからない事も多々あります。

ただ、どんな努力も今となっては
「やっていて良かった」
と感じています。

今回は、そんな私の経験も踏まえてお話できればと思います。

努力しても結果が出ないことの原因

まずは、努力が結果に結びつかない原因について見ていきます。

努力の方向性が違う

努力しても結果が出ない理由の一つに、努力の方向性がズレていることが挙げられます。

例えば、仕事やスキルアップのために努力しているつもりでも、求められているスキルや課題に沿っていない努力では効果が薄いのです。

私の職場でも、会社として求めているのは
「スピード感を持ってたたき台を作って次の会議をする」
ということが求められている人の中に
「最初から完璧な資料を作る努力」
をしている人がいました。

本人的にはしっかりと努力しているつもりですが、上司から見ると仕事が進まず不満がたまります。

このように、求められている努力とやっている努力に乖離があると、会社では評価されない事も多いです。

正しい方向性を見極めるためには、まず目標と達成したい結果を明確化することが必要です。

結果が出るのに時間がかかる

どんな努力も、即効性があるわけではありません

特に、新しいスキルを習得する場合や、成果が目に見えにくいプロジェクトに取り組む場合、結果が現れるまでに数ヶ月から数年かかることもあります。

例えばこのサイトも、記事を日々作成していますが、記事を作ってすぐにアクセスされることは有りません。

何ヶ月もあとになってからアクセスが集まりだすことも多く、
「結果が出るのに時間がかかる」
ということが多いです。

そういった場合、すぐに結果が出ないからと言って諦めてしまうと、それ以上の成功も結果も得られません。

また、副業の場合には、
「もう少し頑張れば収入が得られる」
という段階で諦めて辞めてしまう人も多いです。

インプットが多すぎる

現代では、多くの人が情報収集に時間を費やしすぎて、実際のアウトプットが不足しています。

いくら知識を詰め込んでも、それを実際に活用しなければ意味がありません。

インプットの量を減らし、実際に手を動かすことが、結果を出すための近道です。

特に、仕事や副業は
「知っているけどやっていない」
は、なんの意味もありません。

にも関わらず、多くの人がインプットの努力(読書やYoutubeなどの情報収集)をするが、アウトプットの努力をしません。

これも、結果が出ない原因の1つです。

期待する結果が大きすぎる

努力を続ける中で、過度に高い期待を抱くことが、失望感につながることがあります。

例えば、Youtubeチャンネルを作ったとして、最初は登録者0人からスタートです。

ですが、いきなり100万人の登録者を目指しても、達成は困難です。

何ヶ月か動画を作っても、目標とする登録者数が大きすぎると、その落差に愕然とする人も多いでしょう。

『努力しても結果が出ない』でも、変化はしている

努力の結果が見えないと感じても、実際には少しずつ成長していることが多いです。

例えば、私自身で言うと、WEBライターとして依頼をこなしていく中で
「努力しても月5万円の壁を超えられない」
という時期が有りました。

そして、今となっては記事の書き方に問題が合ったのです。

そのため、当時の私の努力は間違った努力(結果の出ない努力)でした。

しかし、この時期に間違っていても努力をした結果
・書くスピードが格段に早くなった
・情報のインプットが早くなった
・その時に読んだ文章の書き方の本の内容が今でも使えている
などの変化が有りました。

結果として、今では時給単価で非常に高い案件をこなせるだけのWEBライターになりました。

このように、結果が出ていないとしても、「変化」自体はしていることが多いです。

これが、単に副業の習慣がついだだけでも変化ですし、やったことが無いことに挑戦するという経験でも良いです。

何もしなかったときに比べて大きく変化しているので、結果が出ていないとしても努力をする必要性があるのです。

努力しても結果が出ない人の特徴

さて、ここでは努力しても結果が出にくい人について考えていきましょう。

振り返りをしていない

結果が出ない人の多くが、振り返りを怠ることが挙げられます。

努力は、やりっぱなしではその効果が半減します。

しっかりとやったことを振り返って
「それが良い努力だったか」
を改めて見る必要性があります。

前述した「努力の方向性」の軌道修正のためにも必要ですし、振り返ることで、「より良い努力の方法」が見つかる可能性があります。

こういった振り返りをしていない人は、結果が出ないことが多いです。

自分のステップに合った努力をしていない

自分の現状のレベルに合っていない努力をしても、なかなか成果は出ません。

例えば、基礎が固まっていないのに応用に手を出すと、結果的に遠回りになります。

私は、今趣味で絵を書いていますが、いきなり難しい絵(今で言うと、そもそも人物を書くというのが非常にレベルが高いことです)を書こうと思うと、挫折しそうになります。

しかし、ジェスチャードローイングという1分程度でざっくりとした人体の全体像を書く練習方法を知り、その結果継続ができています。

これが、絵に関して私自身が今やるべき練習のレベルであると感じています。

このように、自分のステップに合った努力をできていない人は、結果が出にくい傾向があります。

自分を責めすぎる

結果が出ないときに、自己批判が強すぎると、モチベーションが下がります。

単に自分の悪い部分を見つめ直すだけなら良いのですが、それと「責める」のは違います。

自分を責めてしまうと、その後のモチベーションが下がるだけではなく、
「できない自分」
を基準に行動するようになる可能性があります。

新しいことに挑戦するときも
「どうせ自分にはできない」
と、最初から諦めてしまう友達がいます。

こうなってしまうと、努力以上に結果が出にくい状況になってしまいます。

努力しても結果が出ないときの対処法・モチベーション維持方法

では、努力しても結果が出ないときには、諦めるべきなのでしょうか?

そんなことは有りません。

ここでは、結果を出すため、そしてそもそも継続するための方法を解説します。

基本能力を上げる

まずは、基本的な能力を上げることが重要です。

例えば、仕事をするにしても
・文章を読む速さ
・頭の回転の速さ
・タイピングスピード
・論理的思考力
・コミュニケーション能力
などは、共通して使える基本スペックです。

こういった基本スペックを上げることで、努力が結果に結びつきやすい環境づくりをします。

スポーツで言うと、基礎体力や筋トレに近い感覚です。

基礎に戻ってやり直す

仕事でも副業でも、「基本」に立ち直って努力することは非常に重要です。

いわゆる
「誰もが通る基本」
を丁寧に改めてやってみる。

これによってこれまでの努力の方向性を見つめ直すことに加え、改めて自分の位置を知ることができます。

アウトプットすることを重視する

努力の成果を上げるためには、アウトプットに重点を置くことが大切です。

知識を蓄えるだけでなく、実際に手を動かしてみることで、理解が深まり、結果に結びつきやすくなります。

やったことの記録

日々の努力を記録することで、達成感を感じられ、モチベーションを維持できます。

また、振り返りの際に参考になるため、自己成長を実感しやすくなります。

「コントロールできないこと」を結果と考えない

努力しても結果が出ない場合、自分ではコントロールできない要因が影響していることもあります。

そういった要因に固執せず、自分ができることに集中しましょう。

結果を出すために必要な2割以外をできるだけ捨てる

パレートの法則を活用し、全体の2割が8割の結果を生むという視点から、重要な部分に集中することで効率的に結果を出せます。

気長に考えて生涯学び続ける覚悟をする

成功するためには、長期的な視点が重要です。短期的な結果に一喜一憂せず、生涯学び続ける覚悟を持ちましょう。

まとめ

努力しても結果が出ないと感じることは誰にでもあります。しかし、原因を理解し、適切な対策を取ることで、少しずつ前進していくことが可能です。自分に合った努力の仕方を見つけることが、結果を出すためのカギとなるでしょう。

ABOUT ME
WEBライターこはく
WEBライターとして10年以上に渡って活動。 副業としての最高月収は40万円/月(執筆のみの収益) 『難しい話をわかりやすく』 をモットーに、毎月数十万字の執筆を行う。