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WEBライターはつまらないをどう乗り越えるべきか!向いていない案件の対処方法

WEBライターはつまらないをどう乗り越えるべきか!向いていない案件の対処方法

WEBライターを長くやっていると、色々な内容を書くことがあります。

・自分の専門外の分野
・全く面白くない内容
・合わないジャンル

こういった記事も、一度受けたら最後まで納品する必要性があります。

今回は、そんな
「つまらない案件をどう乗り越えるか」
という事に焦点を当てたいと思っています。

ノウハウ的な部分も入れますが、かなり私個人の体験談が含まれますので、共感してもらいながら、読み進めてみてください。

私がWEBライターとして「つまらない」と感じる案件タイプ

さて、早速ですが私自身は8年位ライターとして仕事をしています。

基本的には副業でやっていますが、一時期は本業として月40万以上の利益を得ていました。

そんな私は、稼げるようになるまでには色々なジャンルに挑戦してきました。

その中で、「つまらない」と感じる記事は下記のような傾向がありました。

意見や主張のない単調な内容

意見や主張の必要ない単調な内容のものは、書くのがかなり苦痛でした。

具体的には、
「〇〇市のおすすめ洋菓子店10選」
みたいな記事です。

基本的にはお店の住所や電話番号などの基本的な情報と
・お店の売り
・人気メニュー
・店内の雰囲気
などを記載していくものでした。

この依頼は、非常に困りました。

行ったことの無いお店ばかりでしたし、そもそも近所でもないので実際に行ってみる事もできない。

そんな状況で、お店の雰囲気や人気メニューなんてわかるわけがありません。

食べログの僅かな写真を元に、なんとなく(でも、嘘ではなさそうな内容)で書くのは、非常に困難です。

しかも、文字数が2000字以上・・・なんて指定があったので、かなり大変でした。

マニュアルが多すぎる案件

マニュアルが多すぎる案件もつまらないと感じてしまいます。

多かった案件だとパワポで50枚くらいの資料があって、そもそも執筆までたどり着けない。

そして、執筆できたかと思うと、クライアントからは
「マニュアルに沿っていないです。再度確認してください。」
と言われる日々。

でも、どの部分がマニュアルに沿っていないのかは教えてくれない。

この状況で全然納品OKをくれない案件があったので、これはかなりキツかったです。

興味のないジャンル

全く興味のないジャンルのリサーチも、モチベーションが続きませんでした。

具体的には、アイドル系だったのですが、アイドルは全く興味がなく、AKBくらいで止まっています笑

しかし、コピペ記事にならないようにするためには、色々なところからの情報収集が必要ですし、なんなら友達に聞いたりもしました。

基礎知識がなく、全く興味のないジャンルは、やっていてつまらないものです。

文字数が非常に少ない物

文字数が少ない案件も、つまらないと感じています。

というのも、文字数が1000字を切るようなものは、
「ほぼ事実のみを書いて終わり」
という事が多いです。

個人的に文章を書いていて面白いときは、
「自分の意見や経験・主張」
を書くようなタイミングです。

なので、それが難しい少文字案件は、つまらないです。

作業単価が低すぎるもの

作業単価が低すぎるものも、モチベーションが続きません。

1文字0.1円案件を受けたこともありますが、
「1万文字も書いたのに、1000円か・・・」
なんて気分になりました。

1万文字を書くのに、1週間かかったので、正直かなり悲しかったですね。

つまらない案件でも最後まで納品するべき理由

とはいえ、つまらない案件だったとしても最後まで納品するべきです。

ここでは、改めてその理由を解説していきます。

アカウントの評価につながる

仕事を取る際に、多くの場合クラウドソーシングサイトを利用します。

私は、ランサーズやクラウドワークスを利用することが多いです。

その際に、アカウントに低評価をつけられてしまうと、今後の案件獲得の難易度が上がります。

そのため、少なくとも納品して評価をもらえるところまでは持っていきたい・・・というのが現実です。

自分自身の自信喪失につながる

「仕事をキャンセルしてしまった。」

最初のうちは、これって結構こたえます。

自分ができないことの証明になっているような気がして、メンタルがやられます。

この自信喪失を避ける上でも、きちんと納品することには価値があるのです。

色々なジャンルの実績につながる

ライターとしての価値の1つは
「あらゆるジャンルの文章の記事を書ける」
という事。

その全てできちんと結果が出せる記事を書けるなら

・美容
・金融
・IT
・ファッション
など、様々なジャンルで高いSEO実績を残しています。

という自己紹介文の方が、クライアントとしても安心できます。

もちろん、特化したライターも魅力的ですが、色々なジャンルの記事を高いレベルで書けることにも、非常に大きなメリットがあります。

同時に、色々なジャンルの記事が書けるということは、
「特定の業界の売上が下がっても食いっぱぐれない」
という事に繋がります。

今後の案件選びの基準が見えてくる

今後の案件選びにおいて
「こういう案件は受けない」
という基準は、きちんとつまらない記事も納品している人ほど明確になります。

途中で諦めてしまえば、
・どういう部分が嫌で
・どのレベルの案件だと作業単価がどのくらいになるか
が、曖昧なまま終わってしまいます。

そのため、自分の中の経験値を積むためにも、納品まで持っていくのがおすすめです。

最初はつまらない案件をすることも多かった

私自身は、最初の頃つまらないと感じる案件が非常に多かったです。

当時でいうと
・歯医者さんのホームページの記事
・アンプの選び方
・アイドルの歴史の記事
・芸人のスキャンダル記事
・副業塾の記事
・FX記事
・建築の記事
など。

色々なジャンルの記事を書いてきました。

そのほとんどが、自分のジャンル外の仕事でした。

単に需要がある記事であったり、実績を作りやすい記事であったり、たまたま向こうからオファーをくれた記事だったり。

色々な基準で案件を決めてきましたが、結局
「続けられる案件」と「続けられない案件」
がありました。

それは、どんなライターでも最初はそうだと思います。

なんとなく良さそうだと思ったのに、実際に作業をしてみたら作業単価が恐ろしく低かったり。

やってみないとわからないことがたくさんあります。

なので、特に初心者は色々なジャンルにとりあえず挑戦する。

これくらいの感覚で良いと思っています。

こんな案件はやらない!私の『後悔リスト』

さて、どんなジャンルでも挑戦してみれば良い。

これは、私としては正解だと思っています。

しかし、中には
「あまり失敗している余裕がない」
という人もいるでしょう。

一刻も早く稼ぐ必要がある。

そんな人に、「色々なジャンルを書いてみると良い」なんてアドバイスは、恐らく役に立たないでしょう。

そこで、無駄な失敗を避けるためにも、私自身の
「もうこんな案件したくない」
という後悔してきた案件の条件をまとめていきたいと思います。

文字単価が高くても「事実のみを書く」記事

前述した洋菓子の案件がそうなのですが、文字単価が高い案件でも
「事実を書く」
という案件は、個人的には苦手でした。

それよりも、意見や考えを書く方が得意なので、今後はこういった案件は受けるつもりはありません。

もちろん、程度にもよりますが
「事実のみ + 文字数が多い」
という記事の場合は特に、コピペ率も高くなってしまいますし、最終的な作業単価は非常に低くなってしまいます。

ファッション系の記事

次に、ファッション系の記事。

これも、私にとっては苦手ジャンルでした。

私自身が普段ファッションに気を使っていないこともあり、専門用語が出てきても、理解ができませんし、過去の情報の積み重ねも無いので
「業界の常識」
がわかりません。

なので、リサーチに非常に長い時間がかかってしまう上に、ネット上にある情報だけをまとめたような無価値な記事になってしまうのです。

アニメ系の記事

次にアニメ系。

アニメ系の案件は、基本的に
「どんどんと最新作を見て内容を書く」
というのが基本です。

しかし、アニメを見るにも時間がかかる。

伏線やキャラの相関関係を理解するためには、3回見ないといけないことも。

実際、私が依頼を受けた記事は、コナンの映画の記事でしたが、コナンの映画を3周みるのは、かなり大変でした。

また、コナンの場合原作で出てくるキャラが当然のように映画に出てきますので、そのキャラを知らなければこれまでの流れも汲めませんでした。

こういったアニメ系の記事も、普段から見ている作品以外は受ける予定はありません。

医学・薬学系記事

次に医学系や薬学系の記事。

これは、間違った情報を書けない・・・という意味合いで、苦手ジャンルでした。

論文を読むわけにもいかず、ネットにある情報のどれが正しいのかの判断が難しかったです。

特に、症状について
「〇〇(病名)の可能性がある」
などは、よほどお医者さんと連携を取れるような環境でない限り、修正が多く入ると考えられます。

口コミ系の記事

口コミ系の記事とは、製品などの紹介などで、
「SNSでは、こんな口コミがされています」
みたいなタイプの記事。

普段からSNSに慣れていない私としては、これらの情報を探すのが非常に大変。

しかも、それに対して考察するのも苦手ですし、口コミ自体は執筆の文字数に含めない案件も多かったです。

そのため、リサーチに対して時間単価が非常に悪いケースが多かったのです。

つまらない案件はどうやって乗り越えるべきか

さて、とは言うものの一度受けてしまった案件が、
「実はつまらない案件だった」
と気付いたとして、それをどう乗り越えれば良いのでしょうか。

前述したように、受けたからには納品まで持っていくのがおすすめです。

しかし、それが難しい。

面倒くさい。

大変だ。

そんなときには、どうやって乗り越えれば良いのでしょうか。

複数のサイトからコピペしてきてからリライトする

最初の方法は、色々なサイトからの情報をコピペしてきて、リライトをかける方法です。

自分で理解して書く方が理想ではありますが、何度読んでも理解できないものは存在します。

そうなったときに、
「色々な記事の情報をまとめてきて、混ぜて、文章を変える。」
この方が、無理にリサーチをして書くよりも良い文章になるときがあります。

もちろん、自分で執筆した方が力は付きます。

でも、どうしてものときはこうやって乗り越えると良いです。

ただし、間違ってもコピペしてきたままで納品しないこと。

コピペ記事は、クライアントからの評価が最悪ですし、クラウドソーシングサイトのアカウント評価自体が下がる可能性があります。

ChatGPTに書かせてリライトする

次に、ChatGPTを活用する方法。

ChatGPTは、AIで文章を作れるサービスですが、無料で使えて、且つ精度の高い文章を書いてくれます。

大体の文章をAIに書かせて、それを自分の言葉に直していく。

こうすることで、つまらない案件も乗り越えられます。

深夜の眠たい時間帯に敢えて作業をしてリライトする

文章を最初に作るタイミング。

これが一番ハードルが高いわけですが、眠たい時間帯に文章を作ると

・なんとなく進んだ気がする
・早く寝たい
という2つの気持ちによって、文字数は稼げます。

ただし、途中で何を言いたかったのか忘れるなど、弊害もありますので、それを次の日にリライトして完成度を上げる。

そうやって乗り越えた案件もいくつかあります。

Youtubeで動画を聞き流しながら作業する

同じく、「集中して書くのがつらい」ので、Youtubeなどで動画を聞き流しながら執筆するのも、気が紛れて良いです。

結果的に記事の完成度は下がるものの、同じくリライトすることで完成度は上げられます。

しかも、最初の執筆に比べれば、リライトはそれほど精神的に負荷はありません。

敢えて移動時間のみの作業にする

移動時間の短い時間を活用して執筆するのも、1つの方法です。

1時間みっちり書く場合は、つまらない案件は苦痛ですが、5分を12セットするのであれば、それほどの苦痛はありません。

そのため、1日の中でのちょっとした時間を積み重ねて徐々に記事を完成させる。

これも、おすすめです。

まとめ

今回は、WEBライターでつまらない案件に当たったときの対処法をまとめてきました。

長く副業をしていると、思ったような案件ばかりとは限りません。

ときには、苦痛を感じるような案件も当たりますし、詐欺案件のような単価の記事依頼を受けることもあるでしょう。

しかし、そこで止めてしまっては勿体ないです。

私自身も何年もかけて稼げる様になりましたし、そのおかげで生活はかなり楽になりました。

同じように、あなたもこれからしっかりとライターとして稼いでいくためにも、つまらない案件の乗り越え方をマスターして、しっかりと稼ぎ続けられるライターを目指しましょう。

ABOUT ME
WEBライターこはく
WEBライターとして10年以上に渡って活動。 副業としての最高月収は40万円/月(執筆のみの収益) 『難しい話をわかりやすく』 をモットーに、毎月数十万字の執筆を行う。 note:noteアカウントへ twitter:Twitterアカウントへ