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【初心者向け】WEBライターの良い案件の探し方!選ぶべきではない悪い案件とは?

【初心者向け】WEBライターの良い案件の探し方!選ぶべきではない悪い案件とは?

世の中にはたくさんのWEBライター用の案件があります。

しかし、実際に優良と呼べる案件は、非常に少ない。

実際、
「良い案件が無くてライターを辞めた」
という人も多いでしょう。

今回は、
・どうすれば良い案件に出会えるかわからない
・そもそもどういうのが良い案件かわからない
という方向けに、良い案件と悪い案件について解説したいと思います。

私自身、何十という案件を経験し、長らく同じクライアント様からの依頼も受けており、様々は良し悪しを体験してきました。

その経験をお話しできればと思いますので、是非最後までお楽しみください。

この記事を見ながら、案件のチェックをしていけば、今より確実に良い案件を見極められる事でしょう。

案件の良し悪しがわからない?

多くの初心者ライターがつまづく一つのポイントが、
「案件の良し悪しを判断できない」
という事。

実際に仕事をしたことがなければ、想定できないポイントも多く、しかもそれが最初の案件だったりすると
「こんなにライターって稼げないんだ」
なんてことを考えたりします。

しかし、例えば文字単価だけを見ても案件によって数十倍変わります。

私が受けている案件は、現在1文字2円+税なので、文字単価0.1円のような案件からすると、20倍以上の収益です。

それを理解せずに、なんとなく案件探しをしてしまうと、後で後悔する(もしくは稼げるようになるまでに辞めてしまう)という結果になってしまうのです。

良い案件の条件

とは言うものの、案件を探してみると色々なことが記載されています。

結果的に、どこを見れば良いのかわからないですし、何が良い案件なのかわからなくなりますよね。

そこで、私が考える「良い案件の条件」をまとめていきます。

全てを満たしていれば御の字ですが、全て満たすのは難しい上、やってみないとわからない部分もあります。

なので、より多く満たしている案件を目指して貰えればと思います。

文字単価

最も重要な要素は、当然文字単価です。

私自身も、文字単価2円の案件をもらうようになって、一気に収入の安定感が変わりました。

この文字単価は、ジャンルや専門知識・経験によって変わりますが、基準は
「1文字1円」
です。

それ以下の案件は、
・単価アップがきちんと明記(期日や記事数など)されている
・長期的に自分が書きたいジャンル
・初心者のうちのアカウント評価を高める目的
などがなければ、受けません。

文字制限がない

次に、1記事あたりの文字数です。

ライターの依頼には、文字数がクライアントによって決められている記事と、そうでない記事があります。

例えば、1文字2円という条件での依頼でも、1記事が1000字だった場合。

1記事書いて2000円の収入です。

これを月に5件のみ依頼されている場合、最大収益は1万円/月です。

しかし、仮に1文字1円でも、1記事の文字制限がなく、納品数は先程と同じ5記事の納品だった場合。

1記事あたり10000字の記事に仕上げれば、5万円の収益を得られることになります。

一般的には、1記事の文字数が短いよりも、長い記事の方が文字あたりの執筆速度が上がります。

それは、リサーチをまとめてできるなどの理由が挙げられます。

ただ、これは向き不向きがあるので(私は長い文章を書くのが苦ではないので)、事前に確認しておきましょう。

記事数制限が無い

文字数と同じく、記事数の制限が無い案件もあります。

私が現在仕事をもらっているクライアントは、記事数も文字数も両方とも制限がありません。

そのため、自分のタイミングで自由に書くことが出来、収益も調整することが出来ます。
(例えば経費の関係で年末の収入を減らすことや、大きな出費がプライベートである時に多めに稼ぐなど)

こういう案件は、1つ持っておくと非常に便利です。

構成から考える案件

次に、依頼の方法ですが、大きく分けると
・構成をもらって、文章だけ考える案件
・構成から考える案件
に別れます。

後者のほうが、圧倒的におすすめです。

人が作った構成は、自分でリサーチする際に
「そんな情報、ネットには存在しない」
などのケースが多々あります。

特に、構成を作る人の実力が低ければ、中途半端なリサーチを元に構成を考えていることもあるのです。

なので、構成から考えさせてくれる記事の方が楽に書ける人が多いでしょう。

こっちの意図を確認してくれる

なにか指摘事項がある時に、こちらの意図があることを前提に話をしてくれるクライアントは貴重です。

中には、頭ごなしに否定してくるクライアントもいます。

例えば、キーワード選定をした時に
「〇〇(メインキーワード) 詐欺」
というキーワードが多く検索されている事がわかり、タイトルに入れたとします。

しかし、クライアントの想定に反していた時に、
「このキーワードを何故入れたのか」
を聞いてくれるクライアントとは、今後も仕事をし易いです。

反対に、
「こんなキーワード入れないで!消して!」
というように、理由も聞かずに否定をされるケースもあります。

しかし、ライター側としては、きちんとキーワードを探し、それが検索ボリュームとして、ある程度期待できると考えて入れるケースが多いです。

こういう意思疎通をきちんとできるクライアントとは、数年単位で長く付き合っていくことが可能です。

納期が無い(もしくは長い)

次に、納期に関してですが、納期は無い(もしくは長い)事が理想です。

このケースでは、クライアントのサイト自体が急造のサイトではなく、長期間かけてマーケティングをしていきたいケースや、金銭的に余裕があるケースが挙げられます。

極端な話、
「すでにある程度安定的に収益が上げられ、お金に余裕がある企業」
ということになります。

こういう企業との取引は、ライターとしての収益の安定にも繋がるのです。

長期的に仕事をくれる案件

基本的に仕事は、長期案件が理想です。

中には、アカウントを育てるためや、そのジャンルのお試し執筆がしたい場合は、短期案件でも良いのですが、長期案件の方が色々とメリットがあります。

一例ですが、収益以外の面で見ると下記のようなメリットがあります。

・次々に案件を探す手間が無い
・慣れ親しんだクライアントの仕事だと、融通が効く
・今後ディレクターに昇格するなどの可能性がある

自分がリサーチしていて楽しい案件

長期的に仕事をする上で、「リサーチ」は最も頭を使う作業とも言えます。

この作業が楽しいジャンルとそうでないジャンル。

人によってここは非常に大きな差があります。

苦手ジャンルのリサーチは、非常に退屈で、苦痛を感じることでしょう。

何事も、継続が非常に重要であり、そのためにもリサーチがし易いジャンルを選ぶのが良いです。

人数が少ない案件

案件の中には
「大量募集」
などのような文句を見ることも多いでしょう。

初心者ライターほど
「大量に募集しているなら、初心者の自分でも受かるかも」
と思って、そういった案件を選んでしまいます。

しかし、大量募集というのは、逆に言えば
「多くの人から、能力がある人を選別する」
という意図があったり
「有象無象を集めて低単価で依頼をする」
という目的があったりします。

どちらにしても、長期的に依頼を受ける案件としては、デメリットのほうが大きいと考えています。

反対に、少人数の案件のほうが、マニュアルがざっくりであることも多く、自分のやり方でOKが出るケースも多いのです。

人数が多い案件には、パワポで数十枚のマニュアルがあったり、動画で数時間のマニュアルが有ることもあり、ルールを守るだけでも一苦労なのです。

悪い案件の条件

次に、悪い案件の条件を見ていきましょう。

テストライティングが多い

テストライティングは、多くの案件にありますが、基本的には1記事だけのテストをおすすめします。

それ以上のテストライティングは、搾取されていると考えるべきです。

場合によっては、
「10記事のテストライティングの後、落とされた」
という人もいます。

テストライティングは、1記事100円など非常に低単価での依頼になるため、それを利用しているクライアントもいるのです。

クライアントからの返答が遅い

次に、クライアントからの返答の速度。

忙しい時期もあるでしょうが、基本的に返信が遅いのは
「自分が大切にされていない」
というケースが多いです。

例えば、10人採用して、その中でも優秀な2人には返答が早いが、それ以外の人には返答が遅い。

こういうクライアントも多いです。

手直しが多く後出し

手直しが多いのも、クライアントの質が悪いときの特徴です。

また、後出しで条件を変えてきたり、構成が途中で変わるようなケースも、悪い案件です。

特に手直しに関しては、多くの初心者が
「そういうもの。自分の能力が無いのが悪い」
と考えてしまいます。

しかし、クライアントの指示が悪いケースも多々有り、長期的に見た時に、付き合うべきではないクライアントである場合が多いので注意しましょう。

経験を切り売りする案件

ライターとしてやってはいけないこととして、
「経験を切り売りする」
ということが挙げられます。

これは、主に
「自分の名前を出さない記事」
に対して言えます。

名前を載せない記事は、書いたらその場で自分のものではなく、クライアントの物になります。

言い換えるなら、クライアントの資産になります。

経験を活かすことができれば、確かに良い記事がかける可能性が高いです。

しかし、経験したことを書いた記事を、再度書くとコピペ記事になってしまいます。

ということは、折角の体験をライターの依頼で切り売りする事に繋がります。

もちろん、経験を活かした記事を書くことは重要なのですが、
「将来的には自分の物にならない資産を、クライアントのために安価で提供する」
こう感じるライターも少なくありません。

特に、お店に行った感想などの体験は、1度記事にしてしまうと、今後書くのが難しいような単発の記事です。

こういった記事を書くことは、個人的におすすめしません。

納品記事数に応じたボーナスがある案件

クライアントの中には、
「月に10記事以上だと+1000円。月に30記事だと+3000円」
などのように、ボーナス制を設けているところがあります。

こういった案件は、大抵多くのライターを雇っている大きなメディアです。

このボーナス制は、個人的におすすめできません。

というのも、私がこれまで見てきた案件では、このボーナス制を設けている所は、その分文字単価が低い傾向があります。

最初を低くしておいて、浮いた金額でボーナス制度を作る。

こういう原理だからこそ、相場よりも低い単価である可能性が高いのです。

ということは、他の案件で同じような内容なら、もう少し文字単価が上がる可能性があるのです。

こう考えるようになってから、私はボーナス制を設けている案件を受けることはなくなりました。

まとめ

今回は、初心者向けに案件の選び方をまとめてきました。

色々な案件に挑戦して見る中で、自分にあった案件を探すことも重要ですが、事前に
「良い案件の定義」
について知っておくことで、より短期間で良い案件にたどり着くことができると考えています。

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ABOUT ME
WEBライターこはく
WEBライターとして10年以上に渡って活動。 副業としての最高月収は40万円/月(執筆のみの収益) 『難しい話をわかりやすく』 をモットーに、毎月数十万字の執筆を行う。 note:noteアカウントへ twitter:Twitterアカウントへ