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副業ならストック型ビジネス?そもそもストック型ビジネスって何?

副業ならストック型ビジネス?そもそもストック型ビジネスって何?

こんにちは。こはくです。

今回は、
「ストック型ビジネス」
についてお話していきたいと思います。

副収入を考えた時に
「どの副業を選択するのか」
は非常に重要な問題です。

全く稼げない副業を選んでしまったり、リスクの大きな(例えば初期投資が高い)ビジネスを選んでしまうと、初心者は稼げないでしょう。

そうやって副業を探していると
「ストック型ビジネス」
という単語を目にするかと思います。

この記事では、ストック型ビジネスについて
・どういったものなのか
・どういった副業がそれに当たるのか
・そもそもストック型ビジネスを目指すべきなのか
という事について触れていきたいと思います。

また、このサイトが「WEBライター」をオススメしているため、
『副業WEBライターにとってのストック型ビジネス』
についても触れていきたいと思います。

記事をしっかりと読んで頂いて、自分が目指す副業を見つけてもらえると嬉しいです。

ストック型ビジネスとは?メリット・デメリットを含めて解説

では、まず最初にストック型ビジネスとはどういうものかを説明していきます。

ストック型ビジネスは

ストック型ビジネスとは、
「積み重なって資産となるようなビジネスモデル」
のことです。

典型的な例は、
・カミソリ
・プリンター
などが挙げられます。

これらは、一度本体を購入すると、定期的に刃やインクを交換する必要がありますよね。

そのタイミングで、追加収入が発生します。

通常の商品が買い切りなのに対して、それ以外の部分でも収益が上がる。

これがストック型ビジネスなのです。

実際に、カミソリはアメリカの髭剃用カミソリ「ジレット」の名前を取った
「ジレットモデル」
という用語が存在するくらい、典型的なストック型ビジネスです。

サービスで言うなら、保険やビデオオンデマンドなどが典型的な例ですね。

一度入ってしまうと、中々乗り換えない。

一方で、月々支払が発生する。

このようなビジネスモデルも、ストック型ビジネスと言えるでしょう。

それってサブスク(サブスクリプションサービス)とは違うの?

ストック型ビジネスと似たような単語として「サブスクリプションサービス」があります。

実際に、これらを同じ様に扱っているサイトも多々あります。

サブスクは、今や多くのサービスで利用されている手法ですが、簡単に説明すると
「定額で支払いをするサービス」
と言えます。

会員登録制で、月々支払っている間はそのサービスを利用できる。

こういった仕組みがサブスクです。

では、サブスクとストック型ビジネスの違いは何か。

ストック型ビジネスは、定額での支払いを必要としない点が違います。

前述のジレットモデルを例に挙げると、
「何度もカミソリの刃を購入する仕組み」
はありますが、カミソリの刃を購入するタイミングは人によって異なります。

月に1回購入する人もいれば、半年に1回しか購入しない人もいるでしょう。

そのため、定額ではなく
「買いたいタイミングで買った分だけ支払いが発生する」
という購入方法になります。

ストック型ビジネスの手法の一つとして、サブスクリプションサービスがあるという認識で大丈夫でしょう。

ストック型ビジネスの反対はフロー型ビジネス

反対に、一般的な商品売買や、サービス利用のように
「一度の購入に重きを置く」
というビジネスモデルをフロー型ビジネスと呼びます。

ストック型ビジネスは、定期的に購入してくれる前提での販売になるため、
・カミソリの刃やプリンターのインクは高いけど、本体は安い
・サブスクリプションで非常に安い金額で継続支払いしてもらう
というように、一人が一回で使う金額が少なくなるケースが多いです。

一方で、フロー型ビジネスでは、その場の購入が基本ですので、
「その商品が売れればきちんと会社に利益が残る金額」
での販売が基本です。

ストック型ビジネスのメリット

では、このストック型ビジネスのメリットとは何なのでしょうか。

安定的な収入が見込める

1つ目は、安定的な収入が見込める点です。

ストック型ビジネスは、他社への乗り換えをしにくい戦略です。
(例えば他のサービスに乗り換えるのが面倒くさいなど)

そのため、
「定期的に購入してくれる = 安定収入」
を作りやすいのです。

新規開拓が少なくて済む

フロー型ビジネスでは、きちんとリピーターがついていないと、新規顧客を常に開拓する必要があります。

一方で、ストック型ビジネスでは、フロー型ビジネスに比べて新規開拓が少なくても収入が確保できる可能性が高いのです。

ビジネスにおいて、新規開拓は非常にお金や労力がかかるので、この割合が少なくて済むのは、大きなメリットです。

広告宣伝力が強くなる

ストック型ビジネスをやっていくと、利用しているユーザーは
「この人(会社)は信頼できる」
と感じるようになります。

信頼できなかったら、継続して購入することはないでしょう。

結果として、その人や会社が新しい商品を出した時に、会員や利用者に告知をすれば、
「信頼できる人が出す商品だから良い物の可能性が高い」
と感じてもらえるのです。

後述しますがYoutuberもストック型ビジネスと言えますが、自分の好きなYoutuberが紹介した商品を欲しくなる事も多いですよね。

実際私も、普段見ているチャンネルで紹介された本を先週買いました。

紹介されたのは、チャンネルに関係のない本でしたが、これがもしそのYoutuberが出した本だったら。

非常に高い広告宣伝効果があります。

このように、広告宣伝力が高まる事も、ストック型ビジネスのメリットと言えるでしょう。

ストック型ビジネスのデメリット

非常に優れたストック型ビジネスにも、いくつかのデメリットがあります。

初期投資が非常に大変

最も大きなメリットは、初期投資が大変だという事。

この初期投資は、お金や労力を指します。

例えばNetflixは、月に990円で利用できるストック型ビジネスですが、もしもNetflixに1本しか見れる動画がなかったらどうでしょう。

きっと誰も利用しませんよね?

では、10本では?

よほどその作品が見たい人しか使わないと思います。

・・・

この様に、最初の段階でサブスクリプションとして支払う金額を「安い」と思う位の作品数が必要になるわけです。

これがフロー型のビジネスの場合は、映画1本1980円で売ったとして、1本だけを販売したとしても、1980円の売上を上げることが出来ます。

この時に発生した費用は、1本の映画を仕入れる数百円の仕入れ資金のみ。
(あくまでも例なので、店舗や人件費は考えません)

この様に、初期費用が高くなってしまうことが大きなデメリットです。

利益が出るのはそれなりの人数が必要

この大きな初期費用を回収するためには、それなりの会員数や利用者が必要になります。

特にストック型ビジネスの中でも、サブスクリプションに関しては、「定額で安く」が基本です。

そのため、利益が出るまでに時間がかかり、その間の運営資金が重要になってきます。

副業でもストック型ビジネスを目指せるのか

では、少し長くなりましたが、メリット・デメリットがわかったところで、
「それって副業でも可能なの?」
と考えている人に対して副業におけるストック型ビジネスについて話していきたいと思います。

わかりやすい例はYoutubeやサイトなど

少し触れましたが、副業でのストック型ビジネスとして代表的なのは、
・Youtube
・サイト運営(アフィリエイト等)
・オンラインサロン
・インスタグラマー
です。

例えばチャンネル登録やブックマーク、SNSのフォローをしてくれると、定期的に閲覧してくれる可能性が高くなります。

直接ユーザーからお金をもらうわけではありませんが、これらのビジネスは閲覧数が多ければ広告収入が入ってきます。

このようなビジネスが副業におけるストック型ビジネスのビジネスの典型例と言えるでしょう。

長くなるのでここでは触れませんが、一般的にはストック型ビジネスと言えなかったとしても、工夫次第でストック型ビジネスを導入することは可能です。

副業ではストック型ビジネスにこだわらない事も大切

多くの人が、
「副業ならストック型ビジネスを選ぶべき!」
と言います。

それは、一見すると「楽して稼ぐ」に近いビジネスモデルだからでしょう。

しかし、個人的には副業としてストック型ビジネスを選ぶのは、必ずしも良いとは考えていません。

もちろん、本業としてビジネスをやっている人は、収入の柱の一つとしてストック型ビジネスに挑戦するのは非常に重要だと思っています。

ですが、副業においてはストック型ビジネスが向いていない事もあります。

1つは、前述したデメリットのように
「時間や労力がかかる可能性が高い」
からです。

ストック型ビジネスの多くが、長期的に継続してやっと月に数万円の副業収入になる・・・というケースが多いです。

例えばYoutube。

動画を投稿するまでの手間がかかり、ある程度のチャンネル登録者数になるまでは、ほとんど収益がありません。

少なくとも、
・チャンネル登録者数が1000人以上
・総再生時間が4000時間以上
が収益化用の広告を貼れるか否かの基準になっています。

それまでは、どれだけ頑張っても1円の収益も得られない・・・という可能性があります。

しかし、副業に失敗する多くの人は、
「収益化するまで頑張れない」
のです。

稼げる確信があれば良いのですが、ほとんどの場合
「稼げるかわからないけど頑張る」
という精神状況で副業を行います。

そうなると、ちょっとしたアンチコメントだけでも気持ちが萎えますし、そもそものアクセス数が伸びないと継続が難しいです。

どんなビジネスでも、「続ける」事は必須です。

1動画だけで売れたYoutuberはいませんし、1記事だけで稼げるサイトもありません。

だからこそ、継続が最も重要な力になるのです。

一方、フロー型のビジネスの場合、「多少なりとも収益が発生する」というハードルは非常に低いです。

長期的な収益化は難しかったとしても、単発で収益を上げることはそれほど難しくはありません。

だからこそ、まずはフロー型のビジネスを行い、徐々に継続力や能力がついてからストック型ビジネスにも挑戦するという形が、副業としては良いのではないかと考えています。

副業WEBライターにおけるストック型ビジネスとは

では、このサイトのメインテーマである「WEBライター」において、ストック型ビジネスの展開は可能なのでしょうか。

今回は、その一例を挙げたいと思います。

自分のサイトからの収益化

1つは、このサイトがそうであるように、サイト運営に徐々に切り替える方法です。

私自身、WEBライターとして7年近く活動し、その中で
・SEOの知識
・サイト運営の知識
・ライティング力
を身につけてきました。

その知識と経験を生かして、現在はサイト運営を行っています。

まだ運営歴1ヶ月という短い期間なので、目に見えて大きな成果が出ているわけではありませんが、これまでの知識と経験を生かせているといえるでしょう。

サイト運営とディレクションにシフトする

記事のみの依頼を受ける場合、書いた文字数での精算になりますが、もしも
「サイト運営自体を委託したい」
と言われればどうでしょう。

月会費をもらいながら、
・定期的なデザインチェンジ
・定期的なブログ記事のアップ
こういったサービスを展開するのは難しくありません。

実際私自身、SNSの運用も一緒にお願いされたり、デザインは出来るか聞かれる事も時々あります。

もちろん、単にWEBライターとして活動する以上のスキルや知識、経験が必要になりますし、顧客との関係性も重要です。

しかし、こういった仕事に徐々にシフトしていくことで、副業としての収入は確保しながらも、効率的に収益アップを目指すことが可能になります。

リライト用の記事として大量に作った記事を販売することも可能

「リライト用の記事」というものをご存知でしょうか。

現在、SEOにおいて記事数というのは非常に重要です。

1記事しか書かれていないサイトよりも、1000記事書かれているサイトの方が、圧倒的にSEO的に有利です。
(あくまでも同じ品質の記事なら・・・の前提です)

そのため、たくさんの記事をサイトに載せたいわけですが、1から全てを考えるのは面倒くさい。

そんな人のために、「リライト用の記事」を販売することが可能です。

リライト用の記事とは、そのまま載せるとコピーコンテンツとしてSEOに悪い影響を与えるものの、その記事を自分なりにリライトして載せる前提で販売する記事です。

仮に、通常は1記事1000円で販売している記事を、100記事で5000円で販売する。

しかし、その記事はリライトをする前提なので、そのまま載せてSEOに悪い影響が出ても、責任は負いません。

このような形で販売するのです。

すると、購入者側は安く大量の記事を購入できる。販売者側は書いた記事を使い回せる。

このようなビジネスモデルが可能になります。

「定期的に購入が発生する」
という意味合いでは、ストック型ビジネスとは少しズレる部分もありますが、WEBライターとしての1つの方向性・可能性が感じられるのではないでしょうか。

まとめ

今回は、ストック型ビジネスについてその定義やメリット・デメリット、更にはWEBライターとしてこれらの収益モデルを活用できるのか・・・という点について見てきました。

ストック型ビジネスは非常に魅力的で、取り入れたい人も多いでしょう。

しかし、副業でストック型ビジネスを導入するには、どうしても時間がかかりすぎます。

そのため、まずはフロー型ビジネスを行い、徐々にストック型ビジネスを取り入れるのが個人的にオススメです。

このサイトでは、他にもたくさんのWEBライターとしての収入アップに関係する情報がまとまっています。

是非、参考にしてみて下さい。

ABOUT ME
WEBライターこはく
WEBライターとして10年以上に渡って活動。 副業としての最高月収は40万円/月(執筆のみの収益) 『難しい話をわかりやすく』 をモットーに、毎月数十万字の執筆を行う。 note:noteアカウントへ twitter:Twitterアカウントへ