こんにちは。こはくです。
今回は、このサイトの運営にあたって、
「ワードプレスでの予約投稿」
について書きたいと思います。
ワードプレスの予約投稿をする理由
そもそも、ワードプレスの予約投稿をする理由をまずは説明します。
更新頻度を分散させるため
最も大きな理由は、更新頻度を分散させることです。
私は、今サラリーマンをしながら、このサイトを運営しています。
そうなった時に、
「数記事書ける日」
と
「書けない日」
が出てきます。
ですが、ユーザーの事を考えると、まとめてアップするよりも毎日定期的に更新される方が良いと考えています。
仮に、将来的に多くのファンが付くようになった時に、
1日に10記事上がっていると、
「自分がどの記事まで読んだかわかりにくい」
というデメリットが出ます。
それよりは、毎日更新される方が、
「毎日見に来てるけど、毎回新しい記事が読める」
という状況を提供することが出来ます。
更に、SEO的にも更新頻度は、重要とされていますが、
「頻度」
という事を考えると定期的に更新するほうが良いと考えられます。
SNS発信もする場合には、投稿時間も重要
Youtubeなどでは、投稿時間は非常に重要と言われています。
最新の動画は、それだけおすすめに表示されやすいからです。
そして、この投稿時間をユーザーがよく見る時間帯にすることで、効率的にトラフィックを集めることが出来ます。
しかし、ブログやサイトの場合には、正直あまり関係ないと思っています。
結局はクローラーに見つけてもらうまでのタイムラグや、Googleにインデックスされるまでの時間があるわけで。
そのため、投稿時間自体はそれほど気にしていませんが、プラグインなどを使って投稿時にSNSにもシェアをしているような場合。
この場合には、Youtubeと同じように
「そのメディアをより多くのユーザーが使っている時間帯に投稿する」
というのが正しい戦略と言えます。
その時には、予約投稿は非常に大きなメリットがあります。
季節感の重要な記事をタイムリーにアップできる
ある程度ファンがついてくると、検索だけではなく、ブックマークなどから直接アクセスが増えてきます。
その時に、仮に毎日ユーザーがアクセスをしてきて、冬場なのに
「花見の人気スポット」
のような、数ヶ月先の記事を投稿するのは、あまり良いと言えません。
また、法改正などの制度改正系も、スタートしてからの方が良いケースがあります。
これらの記事を、事前に作って、一番タイムリーなタイミングで公開する事も、予約投稿のメリットです。
これは、ブログというサービスにおいて
「必要なものを必要なタイミングで提供する」
という一つの価値提供になると言えます。
ワードプレスで予約投稿する方法
具体的に、今回予約投稿する時に利用した方法は、次の様なものです。
プラグインを入れる必要もなく、既存の機能で対応が可能です。
1.投稿画面にて、画面右上の「公開」エリアの「すぐに公開する」の右の編集をクリック
![ワードプレスの予約投稿](https://side-business-writer.jp/wp-content/uploads/2023/02/SnapCrab_NoName_2023-2-12_7-57-54_No-00.png)
2.表示された予約投稿日時を必要に応じて変える
![ワードプレスの予約投稿](https://side-business-writer.jp/wp-content/uploads/2023/02/SnapCrab_NoName_2023-2-12_7-58-1_No-00-267x300.png)
3.「すぐに公開」の部分が、「公開予定日時」となり、「公開」ボタンが「予約投稿」ボタンになればOK
![ワードプレスの予約投稿](https://side-business-writer.jp/wp-content/uploads/2023/02/SnapCrab_NoName_2023-2-12_7-59-35_No-00.png)
因みに、予約投稿の設定が完了すると、投稿一覧に次のように、「公開予約」が表示されます。
![ワードプレスの予約投稿](https://side-business-writer.jp/wp-content/uploads/2023/02/SnapCrab_NoName_2023-2-12_8-44-36_No-00-300x50.png)
ワードプレスの予約投稿に失敗したら?
さて、ワードプレスの予約投稿ですが、私の運営しているサイトで、
「投稿されていない」
という問題が起こりました。
(しかも割りと頻繁に)
そこで、色々と試してみました。
解決するために、確認した項目は以下の3つです。
・管理画面のタイムゾーン設定が東京になっているか
・テーマ内でタイムゾーンが上書きされていないか
・wp-cronが有効になっているか
一つずつ見ていきましょう。
管理画面のタイムゾーン設定が東京になっているか
まずは、「設定」→「一般」で設定を開きます。
![ワードプレスの予約投稿に失敗](https://side-business-writer.jp/wp-content/uploads/2023/02/SnapCrab_NoName_2023-2-12_9-11-40_No-00-300x32.png)
この部分が、東京になっていないと失敗する可能性があるようです。
テーマ内でタイムゾーンが上書きされていないか
次に、テーマ内で上記の設定を上書きするような物がないか。
テーマ内で、date_default_timezone_set()という関数が使われている場合に、後で日時を上書きされている危険性があるようです。
が、しかしこれは一般の方には難しいですし、もし修正して他の部分が動かなくなっても、サポートの対象外なので、触らないのが無難です。
そのため、一旦次の方法を試して、それでも無理だった場合に、プログラミングをやっている人に頼んでみると良いです。
(私自身はプログラマーもしているので、色々触ってますが、あまりおすすめしません)
もしくは、一度テーマを変えてみて動くかを確かめるのが良いでしょう。
仮に他のテーマで予約投稿が可能であれば、テーマが有料の場合には、テーマの製作者に問い合わせてみるのも良いでしょう。
(無料テーマの場合には、サポートがない可能性が高いので、諦めて他のテーマを使うほうが無難かと思います)
wp-cron.php
最終的に私のサイトが予約投稿を失敗した原因はここでした。
通常、サイトなどでプログラムを自動実行するときには、「cron(クーロン)」と呼ばれるプログラムが動きます。
そのため、定期的に実行するわけですが、実はワードプレスではwp-cron.phpというプログラムを使っています。
このwp-cron.phpというプログラムは、通常のサーバーでのタイマー起動とは違い、擬似的にワードプレス内でタイマー機能をもたせた様なものです。
そして、このwp-cron.phpが起動するのは、サイトにアクセスがあったときです。
ということは、そもそも立ち上げてから日が浅いサイト等のアクセスが少ないサイトでは、このwp-cron.phpが起動することが無いのです。
これはショックでしたね。。。
一応、これを各レンタルサーバーで定期実行する方法などもあるのですが、初心者がやるにはいささかハードルは高いです。
なので、最初の頃は、定期的に自分のサイトを閲覧するか、ある程度アクセスが集中している時間帯を狙って予約投稿をするしか無いです。
前述したように、ブログやサイトはYoutubeなどに比べて投稿時間自体は、シビアではないと考えています。
なので、1日のうちでアクセスがある程度集中している時を狙って予約設定するのが得策ですね。
まとめ
今回は、ワードプレスの予約投稿について触れてきました。
予約投稿は、特に仕組みについて考えたことがなかったので、wp-cron.phpに関しては、ちょっと以外でした。
予約投稿が出来ていなかった時は、是非参考にしてみてください。