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仕事の目標が思いつかない?7社転職した私の例文と目標の作り方

仕事の目標が思いつかない?7社転職した私の例文と目標の作り方

仕事をする上で、「目標」は非常に重要です。

このサイトでは、主に副業についてお話していますが、本業も大切だと考えています。

給料が増えれば、その分将来の資産形成が楽になりますし、自分自身の働き方に自由が生まれます。

そして、本業で目標を持つことは、モチベーションの維持や能力の飛躍において重要な意味を持ちます。

しかし、
「仕事における目標って何?」
「そんなの見つからない」
という人も多いのではないでしょうか。

普通に働くサラリーマンは、目の前の仕事に必死で、目標を持てずにいます。

そこで、ここでは私自身の仕事の目標に加えて、
・どのような観点で目標を作れば良いのか
・目標を作りやすくする方法は無いのか
・会社で上司に目標を開示する必要がある場合はどうするべきか

についてお話したいと思います。

私自身は転職を7回ほどしており、履歴書でもこういった話は大量に書いてきました。

苦しくなるほどの自己分析をし、何度も何度も考えてきたからこそ、その経験があなたの役に立てばと考えています。

仕事の目標が思いつかない?私の例文

さて、早速ですが私自身の現在の仕事の目標をお話したいと思います。

いくつかの目標がありますが、大きく分けると
「会社に見られても大丈夫なもの」
「会社に見られるとまずいもの」
の2種類があります。

会社に見られて大丈夫な目標

会社に見られても大丈夫な目標とは、
「出世や社内評価に良い影響を与える目標」
です。

1つ目は、「部下を育ててチーム全体の力量を上げること」。

これは、私自身が「人を育てるスキル」を身につけることや、コーチングができる様になることを主にしています。

もしも面接や履歴書で書くならこんな感じですかね。

世間的には、フリーランスなどの個人で稼ぐ働き方が注目されていますが、私自身は今後の社会では「チームで働きながらも、個人を最大化させる」ということが、重要視されると考えています。

これを実現するためには、各々が自分の得意不得意を把握し、能力を最大限に発揮することが求められます。

そのために、私自身は人を育てるスキルやコーチングのスキルを身に着け、能動的に動ける人員を育てたいと考えています。

2つ目は、「個人のスキルを磨くこと」。

今気になっている分野としては、データサイエンスとマーケティングです。

これらは、今後ますます需要が増すのに加えて、個人でビジネスをする上でも、大いに役立つと考えています。

なので、目標としています。

ただ、個人でビジネスを・・・という話は、会社での目標としては不適切ですし、履歴書などに書く上でも不適切でしょう。

書くならこんな感じですね。

自分の市場価値は、それほど高くないと感じています。

そのため、自分の市場価値を高めるためにも、プライベートでデータサイエンスやマーケティングについて勉強をしています。

これらのスキルは、どのような業界でも必要とされる可能性が高く、また自分自身も興味のある分野であるためです。

3つ目は、「仕事の属人化をなくすこと」。

属人化とは、誰か1人に依存するのではなく、マニュアル化するなどによって
「誰でも比較的すぐにその業務を開始できる状態にすること」
です。

これは、自分の仕事をしやすくするのと、少人数で仕事を回すことが可能になり、引き継ぎの時間も削減されます。

これに関しては、私自身が会社に持っている不満につながる部分ですが、
「仕事が出来ないやつが、自分は仕事ができると勘違いする原因」
になります。

1人に依存してしまうと、その人に辞められると困る状況になります。

それを盾にして、忙しいフリだけをする窓際社員が、個人的には結構ストレスになります。

なので、属人化をなくすことによって窓際社員の仕事を奪う事も可能だと考えています。

ただ、これも会社に向けて話すなら、
「人が急にやめたときのリスクを抑える」
「利益率の向上(少人数でも回せる)」
「引き継ぎの簡略化」
「クレームの回避(人によって対応が違う・・・がなくなる」
などの面を前面に押し出して説明します。

会社に見られるとまずい目標

さて、反対に会社に見られてまずい目標についてもお話します。

言うなら
「完全に個人的な話」
です。

これを達成した結果、会社には利益がないどころか、リスクにもなりうるような内容のものです。

1つ目は、「会社に依存しない収入源を作る上での投資資金を得る」ということ。

私自身は、このブログやYoutube・投資信託によって会社に依存しない収入源を作ろうとしています。

しかし、そのためには種銭が必要です。

特に投資信託は厳禁が必要ですし、ブログやYoutubeは収益が安定するまでの生活費を確保する必要があります。

そのため、その収入を得る事自体が目標です。

これは、「資産が貯まったら会社やめるかもしれない」なんて思われるので、会社にバレると困る目標です笑

2つ目は、個人でビジネスをする際の泊をつけること。

例えば、企業で部長を務め、更に人材育成で結果を出したとします。

そうすると、仮に今後ビジネスをするとしてもその実績を謳うことも可能です。

何の実績もない人よりも、会社でも実績を出している人の方が信頼されます。

この泊をつけることも、目標です。

これも、「独立が前提」なので会社にバレたくないですね笑

3つ目は、「仲間を見つける」こと。

私は、社交的な人間ではありません。

友達付き合いは、狭く深く。

そんな私は、仲良くなるまでに時間がかかります。

この仲を深めるという意味合いで、サラリーマンは非常に恵まれています。

嫌でも一緒に仕事をする同僚。

その仲から、将来一緒にビジネスをしたり、同じ時間を分かち合いたい人がいれば。

それだけでもサラリーマンをする意味があります。

もちろん、上司と部下になると関係性が難しくなることもありますが、それを含めて「出会いを楽しむ」場として会社を位置付けてます。

仕事の目標の作り方

次に、仕事における目標の作り方についてまとめていきます。

色々な観点から考えることが重要であり、仕事の目標が見つからない人の中には、1つの考え方に固執している人も多いです。

ですので、是非ここで挙げる考え方を活用してみてください。

自分の特性から考える

まずは、自分の特性から目標を考える事です。

例えばコミュニケーション能力が高いなら、営業スキルを磨く事を目標にしても良いですし、細かい作業が得意なら、それを伸ばす目標でもいいです。

苦手を克服するよりも、得意を伸ばす。

この考え方で目標を決めると良いでしょう。

将来の働き方から考える

次に、自分の理想とする将来の働き方から考える方法です。

例えば、
「プレイヤーとして第一線で働き続けたい人」

「管理職になって、プレイヤーから離れたい人」
は、目標にするべき事が変わってきます。

マネージメントスキルをつけるのか、それとも専門性の高いスキルを磨くのか。

このように将来の働き方を軸にすると、目標が変わってきます。

会社のゴールから考える

次に、会社のゴールから考える方法です。

例えば、
「会社として、海外進出を目標にしている」
という場合。

今のスキルや人員では不足している部分があるでしょう。

その足りない部分を自分が補う。

そう考えると、学ぶべきことや身につけるべき事が見つかります。

自分自身に夢や目標がない場合は、自分が必要とされるポジションを目指すのも、目標設定のひとつの方法なのです。

人生の目標から考える

自分の人生の目標から仕事の目標を考えるのも、有効な方法です。

例えば、私自身がそうですが、会社に依存しない働き方をして、お金に困らない状態が人生の目標のひとつです。

その目標を達成する上で、会社を利用するなら。

そう考えて立った目標もあります。

お金や経験など、サラリーマンで得られるものが、自分の人生の目標をサポートするなら、それも1つの目標になります。

わかりやすいのは、自分でお店を出したくて同じ業態の会社で修行するような形ですね。

客観的な視点から考える

次は、客観的な視点から自分の目標を考えることです。

自己分析の方法の1つとして、
「周りの人が自分のことをどう評価しているのかを知る」
という方法があります。

自分では営業が苦手だと思っていたのに、周りからは
・コミュニケーション能力が高い
・プレゼンテーション能力が高い
・売り込みがスマートで上手い
という評価をされているような場合。

それを知ることで、「実は優れている自分の能力」に気付くことが出来ます。

その能力を伸ばす事に重きを置く。

これも、目標の設定方法です。

特に職場の先輩などは、仕事の面からあなたの長所を見てくれている可能性が高いです。

他人との比較から考える

他人との比較をすることで、目標設定ができるケースもあります。

例えば、
「自分では頑張っているつもりは無いけど、周りよりも結果が出ている」
というようなもの。

これは、あなたの才能を表している可能性が高く、この能力を活かした形の目標設定は非常に有効です。

目標づくりでおすすめの「2択法」

個人的に目標を作る際に重要視している方法があります。

それが、「2択法」です。

これはそういうノウハウがある・・・というよりは私自身が考えた方法ですが、私はオープンクエスチョンが苦手です。

オープンクエスチョンとは、
「最近どう?」
というような、何を答えてよいかの制限がない質問です。

・どうって何が?
・仕事のこと?プライベートのこと?
・何を聞きたいの?

と、色々考えてしまって答えに窮する事が度々あるのです。

これと同様に
「理想の働き方は?」
なんて質問をされても、出てこないケースがあります。

そこで、質問を2択に絞って考えます。

「理想の働き方は?」という質問を、次のように分解します。

・サラリーマンを続けたいか否か
・起業したいか否か
・フルタイムで働きたいか否か
・お金の自由がある方が良いか否か
・家族との時間を過ごせる方が良いか否か
・都会に住むか田舎に住むか

こうすることで、2択でなら簡単に答えることが出来ますよね?

できるだけ細かく分解した質問をいくつも重ね、それをまとめると
「理想の働き方」
という最初の質問に答えることができるようになります。

もちろん、2択にこだわりすぎなくても
・年収はいくら位ほしい?
・どのくらいの人数と働きたい?
などのように、質問を絞るだけでも答えやすくなるものは、それで大丈夫です。

大切なのは、ふわっとした質問に主語をつけてわかりやすい質問にしていくことです。

こうするだけでも、随分考えやすくなるでしょう。

上司が認める仕事の目標とは

さて、ここからは「上司に認められる」事を前提にした仕事の目標の立て方を考えたいと思います。

前述したように、目標は会社にバレて良いものとそうでないものがあります。

主に私利私欲を満たすような場合などは、会社としてはよく思われない事が多いです。

しかし、上司に認められる目標も必要です。

出世に影響したり、上司との関係性に影響を与える可能性があるからです。

数字で判断できる目標

1つ目は、数字を入れた目標です。

例えば、
「売上を月100万円にする」
という目標なら、達成したか否かが明確に判断できます。

反対に、
「良い人間になる」
なんて目標にしてしまうと、例え成長につながるような内容だったとしても上司には認めてもらえません。

そのため、数字を入れるのです。

数字以外でも
「資格を取る」
などのような場合は、成否が明確なので、同様に良い目標であると言えます。

期限が決まっている目標

期限が明確な目標も、上司からすると重要です。

・今月やるのか
・今年中にやるのか
・3年かけて達成するのか

これがわからないと、評価しにくいのです。

会社に利益がある目標

会社に利益がある目標であることは非常に重要です。

IT企業に所属しているのに
「ソムリエの資格を取ります」
こんな目標を立てても、仕事に良い影響があるとは考えにくいです。

そのため、上司からすると評価の対象とはなりません。

「自分のゴール」と「会社のゴール」がある程度同じ方向性になるような目標設定が必要なのです。

チームで結果を出せる目標

会社が求めることの1つが
「個人ではなくチームで結果を出す」
ということです。

あなたが単独で月に100万円の売上を上げるよりも、あなたと同僚で200万円の売上を上げる方が、会社では高い評価を受けます。

これは、会社としては
「あなたにもしも辞められたら」
と考えたときのリスクヘッジを考えるとわかりやすいです。

単独で利益を上げることも時には必要ですが、それよりも
「会社としてチームでやるから利益が上がる」
これが会社として求められることなのです。

そのため、それを目標に入れると上司としても認めやすいです。

例えば、マネージメントスキルや新人育成に関する目標は、これに繋がってくるような目標と言えるでしょう。

まとめ

今回は、仕事の目標の立て方についてみてきました。

若い人の価値観が変わって、
「仕事に重きを置いていない」
という人も増えてきていると思いますが、仕事の目標があれば、
・仕事が楽しくなる
・出世しやすくなる(給料が上がりやすい)
・将来の不安が減る

と、色々なメリットがあります。

このサイトでは副業を勧めていますが、それは本業を疎かにしていいと言っているのではなく、本業も副業も、どちらも自分の人生を良くするために利用してほしいと思っています。

是非、他の記事も参考にしてみてください。

ABOUT ME
WEBライターこはく
WEBライターとして10年以上に渡って活動。 副業としての最高月収は40万円/月(執筆のみの収益) 『難しい話をわかりやすく』 をモットーに、毎月数十万字の執筆を行う。 note:noteアカウントへ twitter:Twitterアカウントへ