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生活ギリギリで貯金できない?一人暮らしでも貯金する方法

生活ギリギリで貯金できない?一人暮らしでも貯金する方法

今の時代、5人に1人は貯金0と言われています。

それだけ貯金が出来ていない人がいるなら、自分も貯金できていなくても大丈夫!

ちょっとでもそう考えているなら、考え直した方が良いでしょう。

不安定な時代、頼りになるのはお金です。

何をするにも、選択肢を持つためにお金は非常に重要で、なくてはならないものです。

しかし、一人暮らしをしていると
「生活費ギリギリで貯金なんて出来ない」
と感じている人も多いのではないでしょうか。

今回は、そんな一人暮らしに焦点をあて、
・なぜ貯金できないのか
・どうすれば貯金できるのか
を解説していきます。

これまで貯金ができなかった人も、この記事を読んで実践していく中で「貯められる人」になるでしょう。

是非、最後までお楽しみください。

生活ギリギリの一人暮らしが貯金できない原因

まずは、生活費ギリギリの一人暮らしが貯金できない原因を考えましょう。

「生活費ギリギリだから当たり前じゃん」

と思わず、更に原因を追求してみましょう。

そもそも一人暮らしはコスパが悪い

そもそも、一人暮らしそのもののコスパが悪い。

これが、一人暮らしで貯金が出来ない大きな要因です。

例えば、私が住んでいる大阪の場合、一人暮らしだと1Kでも6万~7万くらいはかかります。

しかし、同じ場所で2人で暮らせる1LDKを借りようとすると、同じくらいの条件で10万円ほどになります。

そうなると、家賃を折半すれば1人5万円ほどになります。

実家で暮せば、家賃を実家に入れたとしても、一人暮らしに比べれば非常に安い金額で済む。

このように、一人暮らしというのはそもそもコスパが悪い生活スタイルであると言えます。

更に、一人暮らしとしてよくあるのは、
「職場の近くに住む」
ということ。

通勤時間が勿体ないので、それ自体は良いのですが、問題は通常職場は
「家賃の高い都会」
にあることが多いという点。

そうなると、強制的に一人暮らしをする際の家賃も上がってしまうのです。

貯金の必要性を感じていない

貯金の必要性を感じていない人が多いのも、一人暮らしで貯金が出来ない原因です。

例えば、結婚して子育てをしている場合、子供の将来の事を考えて色々な貯金を考えます。

加えて、学費などに関しても地方自治体の制度を利用するなど、どうにかしてお金を貯めるための行動をするでしょう。

それに比べると、身軽である一人暮らしは、貯金に対するストイックさがありません。

「もしも収入が下がったら、家賃の安いところに引っ越そう」

くらいに考えている人もいるのではないでしょうか。

そうなると、当然貯金に関するモチベーションが上がらないのは必然なのです。

収入が低すぎる

次に、収入が低すぎることも要因です。

今の日本は、平均年収が400万円台です。

これを下回るような収入だった場合には、収入が低いことが直接的な原因である可能性が高いです。

そもそも、多くの商品などの価格は、平均的な層をターゲットにしていると考えられます。

そのため、平均的な収入の人たちがギリギリ買えるような金額設定の商品を、平均以下の収入の人が買う。

これでは、貯金が出来ないのも当然ですよね。

収支を把握していない

収支を把握していないことも、貯金が出来ない原因です。

極論、貯金というのは
「収入 ー 支出」
が、プラスになれば出来ます。

しかし、収入は給与明細で簡単に確認できても、支出を確認することが難しい。

家計簿をつけていないと、この支出が把握できていない可能性が高いです。

更に、クレジット払いなどを利用している場合には、余計に把握が難しい。

これも、貯金が出来ない大きな要因です。

食費が高い

次に、一人暮らしは食費の高さがポイントになります。

「一人暮らしだと自炊は余計にお金がかかる」

と思っている人も多いでしょうが、そんな事はありません。

外食を続けていると、どうしても食費が多くなってしまい、貯金が難しくなります。

しかも、既婚者と違い、一人暮らしは周りから見ても
「食事や飲み会に誘いやすい存在」
でもあります。

結果、同僚や先輩と外食をする機会が増え、多くの出費が発生してしまうのです。

一人で管理する必要がある

結婚している場合には、家計に関する相談をすることもあるかと思います。

相手が厳しい人の場合には、財布を握られて小遣い制に・・・なんて話もよく耳にします。

逆に言うと、こういった管理をされない一人暮らしでは、
「自分ひとりで管理する必要性がある」
と言えます。

昔から貯金が得意な人なら良いのですが、そうでない人からすると自分で貯金を管理するというのは、非常に難しいことなのです。

目標が無い場合が多い

貯金に関して、目標が無い人も貯金が出来ません。

使い道のないお金が貯まった場合、
「使わないと損」
という気持ちになります。

結果、不要な商品を購入したり、旅行をしたりと、自由に散財してしまう可能性が高いのです。

生活ギリギリの一人暮らしが貯金できない場合の貯金方法

さて、貯金が出来ない理由を見てきましたが、

「生活費ギリギリの一人暮らしでも、貯金できる方法はないのか」

ここでは、これについて考えていきたいと思います。

収支の把握

まずは、収支の把握が重要です。

ただし、私自身は細かい家計管理をしているわけではなく、
「毎月いくらプラス(マイナス)になったのか」
だけを記録しています。

毎月月初に、今の口座残高と財布の中身の合計をスプレッドシートに記録していきます。

その際、面倒なので1000円未満は切り捨てます。

そして、固定費がいくらかを出しておきます。

そうすると、固定費以外は
・食費
・遊興費
・被服費
などになります。

個人的に、被服費はほとんどかかりませんし、遊興費もそれほどかかりません。

ほとんどが食費なので、大まかに把握が可能です。

記録時間は月に10分程度。

それでもある程度の収支の把握と貯金が可能となりました。

コンビニをやめる

よく言われることですが、コンビニをやめれば、貯金は結構簡単です。

コンビニはそもそも割高の商品が多いことに加え、
「小さい金額を何度も使うから、抵抗感が無い」
という性質を持っています。

こういった金額をラテマネー(ラテを飲むくらい気楽な買い物)と呼んだりします。

ラテマネーをやめるだけでも、かなり節約になります。

先取り貯金

王道の貯金パターンは先取り貯金ですね。

給料日に先に自動引き落としで定期預金に回し、そのお金はなかったものとして生活する。

手取り金額の1割程度行えれば御の字です。

「そんな小さい金額貯金するくらいなら、自己投資したほうが良い!」

昔は私もそう思っていました。

でも、月に1万円だけ先取り貯金をしているのですが、いつの間にか20万円を超えています。

20万円という金額を見れば、侮れない金額だと思いますが、毎月の貯金がこれだけ大きな金額になるのです。

意識していないお金なので、気付いたら結構な金額になっているので、5000円からでもスタートするべきだと思います。

個人的には、5000円くらいなら日々の食費のコントロールでなんとか節約できる範囲だと感じています。

自炊はマスト

貯金する上で、自炊することはマストです。

外食はどうしても人件費や加工費がかかりますから、割高になってしまいます。

料理ができない人も、
「米を炊いて、卵かけご飯にする」
くらいなら誰でも出来ますよね。

更に、缶詰のツナやサバの水煮などを加えれば、ちゃんと食事です。

吉野家で安くても500円くらいかかる食事が、家で食べれば300円になる。

これが仮に1日3食、30日で計算すると1ヶ月2万円弱の節約になります。

1食たったの200円の節約。

その積み重ねだけでも、かなりの金額の貯金が可能であることがわかるでしょう。

また、自炊が良いことは「健康にも良い」という点。

将来の医療費が下がる事を考えれば、かなり良い投資と考えることが出来ます。

貯金の必要性を書き出す

次に、貯金の必要性を認識することです。

・もしも病気になったときに、いくら必要か
・もしも新しく趣味をしたいと思ったときに、どのくらい必要か
・彼女との間に子供が出来たときにはどうするか
・会社が倒産したらどうするか
・物価がこれ以上高騰したらどうするか
・引っ越しをしたいと思ったらいくら必要か
・年金額を計算してみて、いくら足りないのか(そこから逆算して必要な貯金額を計算)

などなど、今の時代必要な場面なんていくらでも考えられます。

この1つ1つが、貯金の必要性です。

本業の昇給基準を把握する

本業での収入を上げることも、貯金をする上で非常に重要なことです。

しかし、一方で
「今の仕事で、どうすれば昇給するのか」
を把握していない人は意外に多いものです。

一般的に、人事評価などで昇給/降給をするなら、基準が決められているはずです。

その基準は企業によって異なりますが、少なくとも「どうすれば管理職に出世するのか」などの基準はあるでしょう。

これらのルールを把握して、それに向けて動く。

これが昇給の基本です。

また、人事評価で利用する面談資料なども、しっかりと時間をかけて作ることがおすすめです。

普段の仕事ぶりも重要ですが、こういった資料も重要です。

しかし、ここに力を入れない人は非常に多い。

なので、そこで差別化することができれば、それだけでも出世の可能性は上がります。

副業をする

副業をして収入を上げることも、貯金をする上では重要です。

本業の収入が少ない場合、
「今月生活するのにギリギリ」
ということは多々あります。

そのため、本業の収入は生活費で使い、副業収入で貯金や投資を行う。

これも1つの選択肢です。

副業をすることのメリットとして
「本業をクビになったときや、企業が倒産した時」
のリスクヘッジも兼ねてくれる点です。

そのため、是非とも挑戦してほしいと思っています。

婚活してみる

前述した通り、一人暮らしそのものがコスパが悪い生活スタイルです。

そのため、婚活をするというのも、貯金をするための1つの手段と考えられます。

今の時代、共働きも当たり前になり
「互いに生活を支え合う関係性」
を求める男女は多いと考えられます。

なので、将来に対する価値観の近い人との結婚を検討してみるのが良いでしょう。

もちろん、婚活に当たって費用がかかりますし、お金に関する価値観が違う相手と付き合ってしまうと、貯金どころか借金をする可能性もあります。

なので、相手の選び方は慎重になるべきです。

まとめ

今回は、一人暮らしで生活費がギリギリの人が、貯金ができるようになる方法をまとめてきました。

貯金が出来ない世帯が増えており、経済的な不安が強い現代でも、貯金を出来ている人もいます。

副業や投資によって収入を増やすことは、今の時代のスタンダードと言っても過言ではありません。

特に副業に関しては、上手くやれば本業以上に収入を得ることも可能です。

私自身、副業としてWEBライターをしていなければ、経済的な不安は大きく、貯金をするだけの余裕がなかったでしょう。

しかし、現在は貯金や投資もやりながら、色々なビジネスに挑戦しています。

あなたも、是非このサイトを参考に、経済的自由人になって欲しいと思います。

ABOUT ME
WEBライターこはく
WEBライターとして10年以上に渡って活動。 副業としての最高月収は40万円/月(執筆のみの収益) 『難しい話をわかりやすく』 をモットーに、毎月数十万字の執筆を行う。 note:noteアカウントへ twitter:Twitterアカウントへ