勉強しても、その内容が頭に残っていない。
勉強するときに集中力が上がらない。
こう感じる人も多いのではないでしょうか。
せっかく時間を使って勉強しているのに、次の日にはほとんど残っていない。
なんなら、1時間前の内容を覚えていない。
こうなってしまっては、勉強の意欲も湧かないですよね。
特に社会人になると、仕事が忙しい中で勉強するというのは、かなりのモチベーションが必要です。
反対に、勉強したことがしっかりと覚えられる状況になれば、仕事での成果も出しやすく、短時間で結果が出やすい状態になるでしょう。
今回は、そんな勉強での「集中力を上げる方法」について解説していきます。
この方法は、私自身が実践してみて「明らかに本を読むだけとは違う」と感じた方法で、今も利用しています。
この方法を使うことで、少しでも勉強の効率を上げてみてはいかがでしょうか。
子供の時のインプットと大人のインプットはそもそも違う?
そもそもの話ですが、子供の時は勉強に集中できたのに、大人になってから集中できなくなった・覚えが悪くなったと感じていませんか?
実はこれは、子供の時のインプットと大人のインプットが違うからだそうです。
子供の時は、意味のない文字列をそのまま覚えることができる(新しい単語を意味からではなく文字から覚える)そうですが、大人になるとこれができなくなるそうです。
ですが、大人になるとこれまでの経験から
「意味から理解して覚える」
と言うことが逆に得意になるとか。
私自身も実体験としてありますが、一度社会人になった後に専門学校に行きました。
その時にいわゆる試験のための勉強をしていたのですが、これまでに覚えてきたことや体験とリンクして覚えられる部分が多く、学年でも簡単に上位の成績を収めることができました。
このように、大前提として子供と大人では勉強方法が違うことを覚えておきましょう。
こんな悩みを持っている人におすすめ
今現在、勉強に関して悩んでいることがあるからこそ、この記事に辿り着いたのだと思います。
そんな中でも、下記のような悩みを持っている人には、この記事の内容は効果絶大だと思います。
努力しているはずなのに、結果が出ない
仕事で努力をしているはずなのに、結果が出ない。上司から認められない。
そんな人は是非、インプットを変えて結果を出して欲しいと思っています。
因みに、そんな方はこちらの記事も参考になるかと思います。
文字が頭に入ってこない
最近、勉強していても「頭に文字が入ってこない」と感じている人にも効果があります。
下記の記事でも対処法を書いてきましたが、その中の1つが今回お話しする内容を更に深掘りした内容だからです。
人生がなんか上手くいかないと感じている
今の人生に対して、将来的な不安や疑問を感じている人も、この記事は参考になると思います。
社会人になってから勉強をしてきていない人ほど、漠然とした将来の不安があるものです。
そのため、この記事の内容を読んで、少しでも勉強していくことで、徐々に人生が良くなるでしょう。
勉強の集中力を上げる事のメリット
では、勉強での集中力を上げることには、どのようなメリットがあるのでしょうか。
短時間でインプットが終わる
1つ目のメリットは、短時間でインプットが終わることです。
忙しい社会人生活の合間に勉強をしようと思うと、学生時代とは違って
「勉強時間そのものの確保」
が難しくなります。
1日8時間労働して、それ以外の時間に確保できる時間は、長くても4時間程度でしょう。
その状況の中で、短時間でインプットが終わると言うのは、非常に大きなメリットがあります。
結果を出して収入が上がる
次に、インプット量が増えると、仕事でも結果が出やすくなります。
例えば、プレゼンを任せられた時に、何となくやるのと、
・プレゼンのやり方の本で学んでやる
・他社のプレゼンを比較して良い部分を盗む
・綺麗なスライドの作り方を学ぶ
などをする方が、プレゼンの成功率は上がりますよね。
ですが、勉強に集中できない人は、こういったインプットをすることなく行動するしかありません。
そのため、勉強に集中できる人は、仕事でも結果が出しやすく、結果収入も上がるのです。
人生そのものが充実する
勉強して仕事で結果を出し、収入が上がる。
インプットを短時間で実現し、プライベートの時間が増える。
この2つが揃うと、多くの場合人生そのものが充実します。
お金があって時間もある。
このような状態になるわけですから、充実しないわけがないですよね。
因みに、プライベートの時間は1日2時間〜5時間程度がベストで、それ以上に自由時間があっても、充実感は得られなくなるという研究結果もあるようです。
そのため、時間とお金が適度に手に入る状況こそが、人生の充実感を高めてくれるのです。
そしてそれは、勉強での集中力を高めることで実現が可能なのです。
私が実践中の「勉強での集中力を上げる方法」
勉強の大部分を占めるのは「インプット」です。
書籍からのインプットなのか、教科書・YouTubeなのかによって違いはあるでしょうが、勉強の基本はインプットです。
このインプットの作業は、かなりの集中力を要します。
集中力がない時に本を読んでも、全く頭に入ってこないどころか、すぐに眠気に襲われてしまうでしょう。
そのため、いかに集中力を持って勉強するのかが重要になります。
学びたいことを明確にする
最初にすることは、学びたいことを明確にすることです。
例えば私は最近、マーケティングの本を読みましたが、それは
「本業の仕事で製品をネットで売れるようにする」
と言うことが目的でした。
そして、それを実際に紙にも書いて目的を明確にしました。
そうすることで、
「自分に必要な情報がこの本にあるかもしれない」
と、能動的な気持ちになります。
書籍の目次を眺める
次に、書籍の場合には目次を見ます。
ここに書いてある内容が、
「自分の欲しい答えを持っていない」
と判断したら、この段階で書籍の場合は購入を止めます。
趣味の読書ではなく、あくまで勉強であることが前提なので、不要な本であれば他のものを選ぶようにします。
すでに知っている事をマインドマップに書く(手書き)
書籍の場合は、この段階で書籍を購入するわけですが、普段私は購入したらそのままカフェに入って、読書をスタートします。
帰ってからやろうとすると、モチベーションが下がることも多いので、鉄は熱いうちに打つに限ります。
そして、本文を読む前にやるのが、目次の段階で本の主旨を理解しているので、それに関して
「すでに自分が知っていること」
を手書きで書き出していきます。
書き方は自由ですが、個人的にはマインドマップが最も描きやすいです。
なぜ知っていることを書くのか。
それは、
「今まで知っている知識と絡めて理解するため」
です。
前述したように、大人になってからの勉強は、すでに持っている知識や経験を元に記憶していきます。
そのため、全く見たことも聞いたこともないものだと、吸収率が低いのです。
ですので、関係あるか否かは別にして、関連する情報で知っているものを書き出して思い出した状態から読書をスタートするのが有効なのです。
重要な部分をマインドマップにメモする(手書き)
更に、本を読みながら重要な部分をマインドマップにメモしていきます。
前項のマインドマップに足しても良いですし、新たに書いても良いです。
事前に書いた内容が、あまりにも的外れだった場合(目次から内容が読み取りにくい書籍は特になります)は、別に書くようにしています。
これも、インプット力を高める方法で、
「アウトプットをしながら読む」
と言うことです。
これをすることで、読んだ内容が残りやすい状態になります。
自分の人生にどう役立てるのかの具体的な方法やアイデアを追記する
更に、ただ読んで書くだけではなく
「その情報をどのように活かすのか」
という部分をマインドマップに書き足していきます。
これは、インプットしたものを利用するために思考するため、この思考の過程で記憶がより強くなります。
また、全部読み終わってから活用方法を考えるよりも、読みながら都度考える方が、活用方法自体もたくさん思いつくのでおすすめです。
複数回のアウトプットをする
これに加えて、複数回のアウトプットをすることで、確実に脳に定着しやすい状態が作れます。
例えば、ブログに書いたり、Xに投稿したり。
特にXの場合は140字という短い文章に詰め込むため、しっかりとまとめる必要があります。
何が重要で、何が言いたいのか。
これを思考することで、理解力が増します。
更に言うと、まとめようと思った時に、再度本を部分的に読み返すため、再度インプットの機会にもなります。
要約チャンネルを活用する
アウトプットが終わった後に、YouTubeの要約チャンネルなどで、その本の内容が書かれていた場合は、それを見てみるのもおすすめです。
自分が読んで覚えた部分とは違う部分がピックアップされていることも多く
「そんなこと書いてあったっけ?」
なんて疑問を持って再度読むと、インプットの回数も自然と増えていきます。
もちろん、その書籍の重要度によっては「ここまでしなくても良い」というものもあるでしょう。
短時間で複数回のインプットが可能!オーディオブックとは
前項では、具体的な勉強のステップを解説してきました。
更に1つおすすめなのは、「インプットの方法自体を変える」と言うこと。
私がおすすめしている方法が「オーディオブック」です。
オーディオブックを利用すると、自分で読むよりも圧倒的に短い時間でインプットが完了します。
「記憶するには反復が重要」
ですが、短い時間で1冊をインプットできるため、それを何度も繰り返すことで、反復が可能になります。
私も、1冊の本を何度も読み返すことは稀ですが、オーディオブックなら、会社の行きで1回。帰りで1回と言うように、高速でのインプットができています.
オーディオブックについては下記の記事を参考にしてください。
オーディオブックは書籍を読み上げてくれるサービスで、読書が目で理解するのに対し、音声として耳で理解するため、こっちの方がインプととして向いている人も多いです。
因みに私が使っているオーディオブックサービスが下記です。
このオーディオブック、私はすでに10年近く利用しており、そのおかげで、頭の回転も早くなったと周りに言われるようになりました。
結果として、脳の処理速度が上がっている(と実感しています)ので、メリットのところで挙げた「収入が上がる」と言うことが、より達成しやすい状態になったと考えています。
まとめ
今回は、勉強での集中力を上げる方法を解説してきました。
実際に私が試してみた中で、最も効果があった方法なので、是非試してみてください。
また、オーディオブックも、社会人になってから最も役立った自己投資の1つなので、是非無料お試し期間だけでも使ってみて下さい。