書評

読解力をつける方法!読書脳で行う最大効率勉強法

読解力をつける方法!読書脳で行う最大効率勉強法

今回は、最近読んだ本
「読書脳 新版・読んだら忘れない読書術 樺沢紫苑」
についてです。

この本では、単に読書をするだけではなく
「読んだ内容を記憶する」
という点に着目して書かれています。

私自身がこの本を手に取ったのは、
・仕事で文章を読む必要があるけど、中々頭に入ってこない
・読んだことって、本当に生きる上で役に立ってるのかな?

などに悩んでいたからこそ、タイトルを見た瞬間に購入を考えました。

同じ様に、読書は重要であると認識しているものの、
「きちんと自身の人生に影響を与えている」
という自信が無い方は、是非読んで欲しい書籍でしたので、内容をシェアしたいと思います。

読解力が低下している日本人

さて、この本を読むきっかけとなったのは、冒頭でもお話したように
「読書は必要だとわかっているけど、読んだことが活かせているのか」
ということに疑問を感じていたからです。

あなたも、自分の能力を高めるために読書をした経験はあるのではないでしょうか。

しかし、その本の内容をどのくらい覚えているのかというと、本当に少しだけですよね。

更に、記憶しているか否かとは別に
「そもそも読んでいるタイミングで理解ができていない」
という人も多いそうです。

書籍の中では、具体的に研究データなどにも触れられていましたが、150字程度の短い文章に対して、その意味を理解できない人が増えているようです。

私自身も、本当に読んだ文章の意味を理解しているのかと聞かれれば、怪しいです。

恐らく、この記事を読んでくれている方の中にも、
「本は読むけど、理解できているか自信が無い」
という人もいるのではないでしょうか。

自分でも理解していた『記憶できていない読書の無駄』

私自身、記憶できていない読書の意味は、昔から疑問には感じていました。

それでも、普段生活している中で、
「確か、昔読んだ本に書かれていたな」
と気付いて、人生の選択をした経験自体はあります。

とは言え、何十冊も読書をしているのに、その中の本の一部しか記憶されていない。

これって、意味あるのかな?

なんて気持ちになります。

これが、趣味で読書しているなら、読んでいる時間が楽しいので問題ないです。

しかし、私自身が読んでいる本は、基本ビジネス系のもので、
「成功するため」
「お金を稼ぐため」
に行っている事が大半です。

そのため、本を読んできちんと結果を出さなければ、ただの道楽になってしまうのです。

読書のメリットと記憶に残す方法が学べる一冊

この本では、主に読書のメリットと記憶に残す読書の方法を学ぶことができます。

ただ、それだけではなくこれまで本を読んでこなかった人に対しては
・こういう感じで本を選べばいいよ
・こういう読み方だと早いよ
・電子書籍も活用すると良いよ
・おすすめの本
というような事も書かれています。

私自身が特に興味があったのが、読書メリットを改めて考えることと、記憶に残す読み方の部分だったので、そこが強く印象に残っていますが、これまで読書をしてこなかった人でも、一から学ぶことができるのではないかと思います。

確かに読書で人生は変わって来た!私の体験談

前述したように、「本を読むメリット」が記載されているのですが、改めて考えて読書をすることで自分の人生は変わってきた事自体は感じました。

「記憶していないと意味がない」
とも書きましたが、読んでいく内にそれだけではない事を感じられたので、その点もこの本を読んだ際の気付きでした。

具体的に言うと、私自身は本を読み始めたのは、
「お金を稼ぎたいから」
という事が理由でした。

大学生の卒業間近。

これから社会人になるに当たって、
「何かで起業しよう」
という事自体は決めていました。

しかし、具体的に何をするのかを決めている訳ではなく、一旦就職をします。

そのため、将来的に何かビジネスをしたいな・・・位の軽い気持ちでした。

そんな中で、
「どういう方法で稼いでいる人がいるのか」

「仕事に対する価値観」
の部分は、22歳の時に読んだ本に大いに影響を受けていると感じました。

特に、ブログやアフィリエイトで稼いでいる人が存在する。

こういった今では当たり前に感じている事も、当時の自分には衝撃的でした。

他にも、FXで稼いでいる人、転売で稼いでいる人、海外輸入をしている人。

本屋に行けば、ありとあらゆる方法で稼いでいる人が見つかり、
「こんなにも選択肢があるんだ」
と感じたことを覚えています。
(選択肢がありすぎて選べなかったのも、今では良い思い出です笑)

この様に、今では当たり前に理解している事も、当時は知らなくて、それを知るための一歩が読書でした。

この読書脳の本では、基本的には
「その本の内容を記憶して、それを活かす」
ことに焦点が当たっていますが、具体的にノウハウや内容を記憶していなくても、私自身人生の選択肢が増えた理由は、読書が大きいと感じています。

因みに余談ですが、普段全く本を読まず、Youtubeなどもあまり見ていない友達が、複利が何かを知らず、ベーシックインカムについても、始めて聞いたと言っていました。
(これ、意外とショックでした)

昔の私も、読書もメディアも見なかったので、もしもそのままだったら、同じ状態だったんだと思います。

でも、そうすると
「会社で頑張って給料をもらう。クビにならない様に必死になる」
という生き方の選択しかできなかったと感じて、安堵している自分がいました。

本を買う価値

さて、この本を読んでいて改めて考えたのは
「本を買うことの価値」
についてです。

最近は、Youtubeなどでも、ようやくチャンネルがありますし、この記事の様に書評のような形で内容に触れているサイトもあります。

そういった情報を見ていると、
「その上で書籍を買う意味ってある?」
という疑問が浮かぶ人もいるのではないかと思います。
(ちょうど、少し前に友達にも聞かれました)

そこで、なぜ書籍を買うのか。

これに触れておきたいと思います。

内容が体形立てられているから

最も大きな理由は、内容が体系立てられていることです。

一般的な自己啓発本などの文章量は、10万字程度と言われています。

400字詰めのページが250ページで10万字なので、恐らく大きくズレてはいないでしょう。

しかし、10万字もの文章をWEBサイトで見かける事はありません。

一般的にはテーマごとに記事が分けられ、10記事~20記事くらいに分割されるでしょう。

それを考えると、この本の著者が同じ内容をブログに書いていたとしても、その内容は飛び飛びになったり、
「どの順で記事を読めば良いのかわからない」
ということが起こり兼ねません。

そのため、きちんと前から読めば内容がわかる書籍を買う意味は、「本を理解して活かす」という意味合いでは大きいと感じています。

読者の偏見や誤認・解釈が含まれるから

このサイトや本の要約をしているサイト・動画では、
「その本を読んだ人の解釈や誤認識」
が含まれます。

私自身も、この書籍を読んで自分が響いた部分を中心に執筆しています。

しかし、私じゃない人が読めば、
「この本で大事なのはこの部分だ!」
というのが違うと思います。

自分にできていないことや、参考になると感じている部分が、より心に残るはずです。

そのあたりのフィルターが無い状態で読むためには、書籍を購入する必要があります。

私と全く同じレベル・状況の人がこのサイトを見れば、同じ様に参考になる部分があるかもしれませんが、私よりも遥かにレベルが上の人が同じ本を読めば、また違った部分が参考になるんだと思います。

読解力をつける方法

さて、この本で私自身が最も響いた部分。

それが、この本のテーマである「読んだら忘れない読書術」の部分です。

これができれば、読解力も身につくと思います。

大切なのは、2点。

・アウトプット
・スキマ時間の活用で書籍を読む

ということでした。

1週間で3回のアウトプット

本を読むだけではなく、アウトプットをする。

これが大切なことは、知っていました。

でも、自分自身は
・アウトプットする相手がいない
・動画などを上げるのはちょっと・・・

なんて考えていました。

そして、大したアウトプットはしていません。

それが、記憶できない原因だったのです。

しかも、そのアウトプットの回数は
「1週間以内に3回以上」
との事。

こんなに多くのアウトプットをしなければいけない。

ちょっとプレッシャーでした。

でも、アウトプットといっても、
「ブログで内容について触れる」
というようなしっかりとしたアウトプットもあれば
「SNSで感想を投稿する」
などのライトな方法でも良いとのこと。

そのため今回読んだ際に、
・要点をこの記事の構成としてアウトプット
・読み終わった際の感想をSNSでアップ
・現在この記事としてアウトプット
この3点を行いました。

ブログでのアウトプットは、ちょっと手間なもののそれ以外のアウトプットは比較的手軽だったので、ギリギリ継続できそうなラインかな・・・という印象です。

スキマ時間を活用する

本を読む際には、スキマ時間を活用して読む方が効率が良いとのこと。

具体的には、心理学的に
「物事のスタートと終わりの5分は集中力が増す」
という事が大きなポイントのようでした。

1時間まとまった時間を取って、集中力が最大になるのは、最初と最後の5分の、計10分。

一方で、15分の細切れ時間を4回で合計1時間。

その各15分の最初と最後の5分・・・となると、4回あるので、計40分。

高い集中力を保てる時間が4倍になる。

これがスキマ時間を使う大きな理由でした。

後は、実際に読書をするとなると、仕事やプライベートの影響で、長い時間を取りにくいことなどもあって、スキマ時間を活用する事が推奨されています。

この本を読んだ上での私の目標!

さて、この本を読んでみて、私自身も目標を立てました。

月に10冊の読書

最近、自分の成長が止まっているな・・・と思うことが増えました。

そのため、改めてこの本を読んで
「読書をしよう!」
という気持ちになりました。

目標は、月に10冊。

読むだけなら、これまでも多い時期は読んでいた位の冊数ですが、問題は
「きちんとアウトプットする」
という部分。

これをしながらだと、もしかしたら10冊は厳しいかもですが、目指したいと思います。

ブログに書評として掲載

そして、その内容をこの記事のように、ブログ記事として掲載していきたいと思います。

書籍としてよかった物は、このサイトの読者さんの参考にもなると思いますし、普段出会わないような本を私が読んでいれば、あなたにとっても有益な情報源になるのではないかと考えています。

15分単位の時間管理

時間管理の方法としては、前述したように集中力を長く保つためにも、15分単位での集中をしたいと思います。

因みに、以前変わったタイマーを買いました。

サイコロ状のタイマーで、面を変えると、上向きに書かれている時間のタイマーが自動でスタートする物。

Youtubeで話題になっていたので、面白そうで買いました。

このタイマー、15分の設定もあり、集中力の管理として買ったのですが、正直最近使っていませんでした。

なので、この機会に再度利用してみようと思います。

まとめ

今回は、樺沢紫苑さんの「読書脳」を読んだ感想をお話しました。

昔は読書が嫌いでしたが、「稼ぎたい」この一心で色々な本を読むようになりました。

昔とは、読むジャンルや内容が変わってきましたが、読んでいる本でその時期必要だと思っていた情報がわかって面白いです。

このサイトでは、副業や仕事・投資についての情報発信をしています。

書籍も、それに関連するものが多めになると思いますが、是非他の記事も参考にしてみてください。

ABOUT ME
WEBライターこはく
WEBライターとして10年以上に渡って活動。 副業としての最高月収は40万円/月(執筆のみの収益) 『難しい話をわかりやすく』 をモットーに、毎月数十万字の執筆を行う。 note:noteアカウントへ twitter:Twitterアカウントへ