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『得意なことがない』の特効薬!私がやっている具体的な方法

『得意なことがない』の特効薬!私がやっている具体的な方法

「得意なこと・好きなことを仕事にしよう」

なんてことが、良く言われます。

でも、この言葉が、私は嫌いでした。

だって、好きなことも得意なことも分からないんです。

カラオケで歌う程度は好きだけど、人前でライブをするのは、絶対に嫌。

でも、歌が上手い人なんてザラにいるし、自分のレベルなんて・・・。

好きだけで選んでも、稼げるかわからないし。

なんなら究極を言えば、仕事なんてせずに、ぼーっとしているの自体が好き。

と、考えていました。

でも、それだと結局何年経っても稼げるようにはなっていません。

それでも、「稼ぎたい」という気持ちはある。

確かに、得意な事を見つけられれば、人生はうまくいきそうな気がします。

でも、自己啓発本を読んでも、セミナーに行っても、結局ダメだった。

そんな人のために、私自身がやっている方法についてお話します。

あくまでも、仕事として考えた時に
「得意なこと、好きなことが見つからずに困っている」
という人にとって、参考になる内容に仕上げました。

是非、最後まで御覧ください。

得意なことがないなんて当たり前

私自身は、得意なことが見つからないなんて、当たり前だと考えています。

理由は3つ。

狭い範囲でしか仕事を知る/体験する機会がない

1つ目は、「狭い範囲でしか仕事を知る/体験する機会がない」事。

私は四年制大学卒業ですが、四年制大学や専門学校卒業の人は、普通
「専攻」
があり、それに準じた就職をするのが普通です。

私も、情報学科を卒業して、システムエンジニアになりました。

この様な環境の中では、「学校に入った時点で仕事が決まる」と言っても過言ではありません。

他の業種を具体的に知る機会も無ければ、体験する機会も無いのが普通で、1個しか経験していないのに、得意な事が見つかるわけ無いですよね。

転職のリスクが大きい

2つ目は、「転職にリスクが大きい」ことです。

仮に、友達の話やSNSなどで、他の仕事をしている人がいて、ちょっと興味があったとします。

しかし、実際にその業界に転職するなんて、リスクが大きいです。

ただでさえ、日本は転職回数が多いと、評価が下がります。

更に、未経験業種への転職に失敗して戻ってくるのも大変です。

給料も未経験中途の場合は、新卒と変わらない給料になります。

例えば、1ヶ月経験してみて
「あ、これは苦手だわ」
なんて思っても、再度転職する際には、更に厳しい転職活動を経験することでしょう。

しかも経済的な不況では、「仕事にしがみつく」事が前提となって、動きづらいです。

転職するにも、無職の期間があったりすれば、その間の給料分の貯金が必要ですが、貯金ができない今の社会情勢では、それも難しいでしょう。

仕事=就職だから

3つ目は、「仕事=就職」という価値観があるからです。

本当なら、好きなことを仕事にするというと、広い意味があります。

YOUTUBERでも良いですし、個人事業主でも良いです。

でも、好きなことを仕事にすると考えた時に、多くの人の選択肢は「就職」だけです。

そして、ネットでその求人を探します。

そうなると、求人を募集できるくらい、経済的に余裕のある企業や、人員を必要とするビジネスに限られます。

一人で小さくやっている人が多い業界などは、そもそも求人が出てこないので、選択肢から省かれる可能性があります。

結果として、「好きこそものの上手なれ」というように、好きだからこそ色々な創意工夫を出来る・・・という経験が仕事では難しいのです。

得意なことを見つけるためにやってきたこと。

ここからは、私自身が実際に得意なことを見つけるためにやったことを説明していきます。

今の仕事を最大限に分解して考える

今の仕事の中にも、自分の「得意な事」が含まれている事があります。

そのため、私は昔から自分の仕事を要素ごとに分解してきました。

例えば、現在システムエンジニアをしていますが、細かく分けると
・お客さんとの打ち合わせ(コミュニケーション)
・新しい仕組みの考案
・バグを見つける
・既存の仕組みを模倣して作る
・新しく画面を作る
・後輩に指導する
などです。

この中で、バグを見つけるのは得意ですが、お客さんとの打ち合わせは、相手によって大きく変わります。

既存の仕組みを模倣して作るのは苦手ですが、新しく画面を作るのは得意です。

この様に、1つの仕事をとっても、その中に得意と不得意が混在しています。

だから、自分の仕事を分解してみて、その中で得意なものや不得意なものを見つけてみると良いでしょう。

更に、「なぜそれが得意か」を考えていくと、
「同じ要素を持った他の仕事も得意なんじゃないか」
と感じることがあります。

例えば、「後輩に指導する」という事が得意なのですが、その理由は
「難しい言葉を使わずに、難しい概念を説明できる」
「例え話が上手い」
などです。

これは、例えば教師などに向いている可能性がありますし、管理職に向いている可能性もあるでしょう。

この様に、他の仕事と共通している項目があるので、今の仕事を分析するのは、非常に良いと考えています。

副業を色々やってみる

次に、これまで経験したことがない事を経験すること。

とりわけ、副業は実際にそれで収益が発生する可能性が高いです。

「副業が本業になる」

なんて話はザラにありますから、色々な副業に挑戦することで、
「この分野なら向いている」
というものが見つかりやすいです。

この時に重要なのは、「得意なこと」は多くの場合
「長時間やっていても苦にならない事」
である可能性が高いです。

私も、ライターやブログ等、長時間文章を書き続けることは苦ではありません。

身体がしんどくなることはありますが、それは
「書くこと自体は得意」
「肉体的な疲労は、別問題」
と考えます。

金銭的な価値が無いことでも、「好き」をやってみる

得意な事を見つける上で、重要なのは「好きなこと」です。

前述しましたが、好きなことは単純に長くできますし、創意工夫を楽しめます。

この創意工夫を繰り返すことで、段々と得意なものになる可能性があります。

というのも、そもそも「得意」と言うのは、基本的に他人との差で生まれます。

他人よりも楽に成果を出せること。

これが一般的に「得意」と考えられます。

ということは、他人よりも経験値があり、他人よりも慣れた行為や、他人よりも工夫出来る分野は、得意になる可能性があります。

そのためにも、まずは「好き」にチャレンジをすること。

そして、この「好き」には、金銭的な価値がなくても良いです。

色々な好きを見つけていく過程で、仕事にも使える好きが見つかる可能性が高いからです。

自分が他人に褒められた経験を書き出してみる

自分が他人に褒められた経験を書き出すのも、得意を見つけるのに良い方法です。

私自身で言うと、
・説明がわかりやすい
・文章が読みやすい
・作業スピードが早い
・相手の心情を読むのが上手い
などは、よく褒められた部分です。

具体的なものでも、抽象的なものでも、それが得意に活かされる可能性はありますし、共通する内容が仕事にあれば、その長所を伸ばした働き方を考えるだけでも、仕事が得意になるかもしれません。

「得意」にこだわらずに、他人との「違い」を考える

得意を探す際に、
「自分の得意なことは何か」
と考えるよりも
「他人との違いを感じて、自分の方が成果が上がっている物」
に着目すると見つけられる可能性が高いです。

例えば、Aさんと比較すると、自分は
・上司に気に入られている
・顧客に気に入られている
・同僚とのコミュニケーションをしっかりしている
ということなら、コミュニケーションが得意かもしれません。

この様に、他人との違いを感じる事で、得意を探せる可能性があります。

苦手な事を書き出してみる

苦手なことを探すことでも、得意なことは見つかります。

得意なことはわからなくても、苦手なことはわかる人は多いです。

逆に言えば、
「得意なことは、苦手なことではない所を探せば良い」
ということになります。

具体的には、色々なスキルや内容に対して、
・得意なこと
・苦手なこと
・どちらでもないこと
・経験していないのでわからないこと

の4つに分け、書き出していきます。

そして、まずは苦手な事を埋め、その他もできるだけ埋めていきます。

その後、最終的に
1.どちらでも無いことを得意にする努力をしてみる
2.経験していないことに挑戦してみる
ということを繰り返せば、自ずと得意なことが見つかるでしょう。

共感できる著者を探して、自分も部分的にやってみる

本を読む事も、自分の選択肢を増やしてくれるので、非常に良いことです。

特に、
「世の中にこんな仕事があったんだ」
と気付かせてくれる書籍は非常に多いです。

加えて、書籍を読む際に
「自分と考えが似ている・共感できる著者」
を探すのがおすすめです。

似ている考えの人が、どの様な行動をして、どの様に考えてきたのか。

これを自分でも試してみれば、闇雲に探すよりも得意なことを見つけられる可能性があります。

他の人の人生を疑似体験してみる

Youtubeなどで、仕事に関するリアルな情報を発信している人は多いです。

そんな他人の仕事内容や、職業状況、業界の状況等を見て、擬似的に体験してみることで
「これは自分には向いていない」
というものが見つかる可能性があります。

特に、
「こういう所にやりがいを感じる」
「こういう時にメンタルがやられる」
という情報があれば、より具体的に疑似体験が出来るでしょう。

まとめ

今回は、「得意なことの見つけ方」を見てきました。

今の時代、多くの人が40年以上を仕事に使う一方で、
「自分のやりたいことや得意なことができていない」
と感じる時代でもあります。

そんな時代の中で、自分の得意を見つけられれば、成功も近くなりますし、何よりも幸せに働けます。

是非、実践してみて下さい。

このサイトでは、他にも仕事や副業に関しての情報発信もしています。

今回の中にも、「副業をしてみる」という得意の見つけ方を紹介しましたが、WEBライターに挑戦してみるのはいかがでしょうか?

ABOUT ME
WEBライターこはく
WEBライターとして10年以上に渡って活動。 副業としての最高月収は40万円/月(執筆のみの収益) 『難しい話をわかりやすく』 をモットーに、毎月数十万字の執筆を行う。 note:noteアカウントへ twitter:Twitterアカウントへ