こんにちは。こはくです。
今回から、多くのライターさんから頂いていた
「SEO」
について、もっと深く、もっと詳しく説明していきます。
現状WEBライターをやっている人も、これからスタートしようと思っている人も、このSEOの知識があるか否かで、文字単価は大きく変わってきます。
また、内容的に非常に多いので、複数の記事に渡って様々な話をしていきます。
是非、この記事を読み終わったら、カテゴリ「SEO」を開いて、他の記事も参考にしてみて下さい。
そもそもSEOとは
では、まずはSEOそのものの解説から入りたいと思います。
SEOは、Search Engine Optimizationの略で、
「検索エンジン最適化」
を意味しています。
検索エンジンとは、GoogleやYahooといった文字を入力して検索結果を表示するシステムの事です。
このSEO対策は、サイトを作成した事がある人なら聞いたことがあると思いますが、SEO対策をするということは
「検索順位で上位表示を目指す」
という事と同じです。
検索結果の表示順位はダイレクトにサイトアクセス数に関わってくる
どうして世の中のサイトの多くがSEO対策をしているのか。
それは、SEO対策の有無によって、サイトのアクセス数が大幅に変わるからです。
通常、なにかのキーワードで検索した場合、大抵の人は1、2ページ目しか見ていません。
むしろ、検索結果の内、1ページ目の上位3記事程度しか見ていない事も多々あります。
そのため、
・1ページ目に表示されるのか
・それとも2ページ目に表示されるのか
によって、自分のサイトに入ってくる人の人数が、大きく変わってくるのです。
検索エンジンは何を基準に表示順位を決めているのか
では、この検索結果の表示順位は、何基準で決まっているのでしょうか?
SNSの場合は、フォロワーの投稿の新着順で表示される事も多いですが、検索エンジンの場合は、独自のアルゴリズムで分析された結果が表示されます。
この検索アルゴリズムは、具体的な指標や基準は公開されておらず、かなりの頻度でアップデートされています。
場合によっては、今まで検索上位だったサイトが、数日の内に上位表示されなくなる・・・という事もあるため、正しい知識と経験が必要になります。
ただし、一般的に「こうした方がSEO対策になる」という施策自体は存在します。
SEO = Google対策
現状、Yahooの検索結果は、Googleとほとんど同じと言われています。
これは、Yahooの検索アルゴリズムが、Googleの検索アルゴリズムを参考にしていると言われており、結果的に
「Google対策が出来れば、SEOは大丈夫」
と言われています。
そのため、もしもサイト順位を確認する場合は、Googleだけを見れば大丈夫でしょう。
SEO対策には時間がかかる
通常、SEO対策は
「すぐやってすぐに検索順位が変わる」
というものではありません。
対策を継続して行い、数ヶ月は様子を見なければいけません。
Googleの公式でも4ヶ月~1年ほどは時間がかかる可能性がある事が記載されています。
そのため、正しい方法でSEO対策をしたとしても、すぐに結果は出ませんので、自分のサイトでSEO対策をする場合には、長期的な目線が必要になります。
最も大切なのは「ユーザーに価値のある情報を提供しているか」に尽きる
どのようなSEO対策においても、最も重要なのは
「ユーザーに価値のある情報を提供する」
という事です。
例えば、テクニック的に検索順位を上げる方法も無くはないです。
(実際、昔はテクニックで上位表示するのが流行っていた時代もあります。)
しかし、そういったテクニックでの上位表示は、結果的にユーザーに対して不誠実な記事になります。
そうなると、ユーザーの利便性を損ねる結果となり、Googleの理念に反します。
これは、短期的に上位表示が目指せたとしても、長期的に見た時にリスクがあります。
ですので、SEOのテクニックを学ぶ反面
「きちんとユーザーに価値のある記事になっているか」
を常に意識することが重要になります。
なぜWEBライターにSEOが必要なのか
ここからは、さらにSEOをWEBライターの目線で見ていきたいと思います。
WEBライターの多くは、
「記事を納品すること」
がゴールになってしまっています。
記事を納品すれば、お金が支払われます。
また、前述したようにSEOは、効果を確認するまでに時間がかかります。
そのため、WEBライターにSEOの結果を求めるクライアントはあまりいません。
これらの理由から、どうしてもWEBライターはSEOに対して、学習する機会が少ない事も多いのです。
そもそもなぜクライアントはWEBライターに依頼をするのか
しかし、一方でクライアントがWEBライターに依頼する最も大きな理由は
「自分の代わりにサイトを上位表示して欲しい」
これに尽きるわけです。
単に記事数が欲しい・・・というクライアントは居ないと思って良いでしょう。
場合によっては、「シナリオライター」の仕事は、SEOなどの上位表示よりも、エンターテインメント性を求められる事がありますが、これは特殊な事例です。
基本的にはどのサイトも
「上位に表示されたい」
が基本なのです。
だからこそSEOをWEBライターが学ぶ必要性があるのです。
「SEOができている」の基準はあるのか?
WEBライターとして依頼を受けた経験があったり、提案をしたことがある人は、
「SEO対策は可能ですか?」
とクライアントに聞かれた経験があるのではないでしょうか?
では、この「SEOができる」というのは、どの程度のレベルが必要なのでしょうか。
過去、私が受けてきた依頼の多くがSEOがわかる人・・・という条件が記載されていました。
しかし、実際に依頼を受ける中で、
「もっとSEOを意識して下さい」
と言われた経験はありません。
この感覚から、必要なSEO知識としては大きく分けて5種類あります。
因みに、実際の依頼として多いのは
「〇〇」
という検索キーワードを渡され、それに関する記事を書く・・・というものです。
タイトルの付け方
1つ目のSEOポイントは、タイトルの付け方です。
タイトルは、最も重要です。
例え検索上位に表示されたとしても、タイトルが悪いとアクセスに繋がりません。
タイトルは、基本的に以下のことが重要です。
・32文字以内
・検索キーワードはできるだけ前に
・引きのある単語選びをする
・できるだけ関連性の高いキーワードを詰め込む
・数値を入れる
・上記を気にしながらも、違和感のない文章にまとめる
タイトルの付け方に関しては、詳しく説明すると長くなるので、別の記事で書きますが、これらを意識して書いている人なら問題ないでしょう。
見出しタグ
次に見出しタグ。
見出し:h2タグ
小見出し:h3タグ
更に詳細な小見出し:h4タグ
という様に、構成を作っていきます。
このタイトルや見出しタグは、Googleがサイトを評価する際に基準にするタグです。
サイトを判断するのは、人ではなく機械です。
そのため、「記事の概要」を知るためには、タイトルや見出しに記載されているキーワードを参考にしており、その目印がこれらのタグなのです。
因みに、使い方などは下記の記事で解説しています。
コピペチェック
Googleは、独自性の高いコンテンツやオリジナリティの高い記事を高く評価します。
反対に、コピペ記事などのような記事は低く評価され、SEO的にもよくありません。
そのため、きちんと納品前にコピペチェックをすることが重要です。
コピペチェックのやり方は、下記で解説しています。
本文中にもキーワードを入れる
次に、検索キーワードに関連するキーワードをできるだけ文中に入れることも重要です。
例えば、
「ケーキ」
という単語で検索される記事には、ある程度の回数「ケーキ」という単語が出てくるのが当然です。
そうでなければ、ケーキとは関連性の低い記事・・・と機械的に判断されてしまうのです。
この単語の出現頻度を逆手に取った手法として、一昔前は
「ケーキケーキ・・・・」
と同じ単語を連続で書くようなサイトも見られました。
しかし、これらの方法は、現在はユーザーの邪魔をしていると判断されているので、評価が下がります。
description
descriptionは、その記事がどういう内容かをまとめた文章になります。
これは、依頼によって有無が異なりますので、案件によっては必要ないかもしれません。
しかし、SEOの知識としては重要なものなので、理解しておきましょう。
こちらに関しても、
上記の記事で説明しています。
まとめ
今回は、SEOについて見てきました。
正直、WEBライターに求められているSEOのレベルは、それほど高くありません。
サイトの利便性や全体的なSEO対策は、運営会社側で行うので、WEBライターに求められることは無いでしょう。
そのため、最低限本文中の知識を持った上で、後は記事の内容に全力を注ぐのが良いです。