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ショッピングスキップ払いとは?やばい払い方?リボ以上にやばいその実態

ショッピングスキップ払いとは?やばい払い方?リボ以上にやばいその実態

最近、お金について色々調べる事が増えてきました。

特に、「いかに貯めるか」「いかに稼ぐか」「いかに増やすか」ということに関しては、自分自身も興味がある分野なので、情報収集をしています。

そんな中で知った「スキップ払い」。

聞き覚えのないこの言葉、調べてみるとかなりやばい代物でした。

今回は、このスキップ払いとはどういうものか、そしてそれがなぜやばいと考えているのか。

このあたりをお話したいと思います。

知らずに使っていると、確実に資産形成は遅くなりますし、最悪の場合自己破産まで行く可能性があります。

是非、最後まで御覧ください。

スキップ払いとは

スキップ払いとは、今日買った商品の代金の支払いを「◯ヶ月後」に支払うような仕組みです。

これは、クレジットカードなどで支払い方法として選択できるものがあるようで、現状は長くても6ヶ月先に支払うようなもののようです。
(このあたりの法律は特に見当たらなかったので、制限があるのかは微妙です)

通常なら、クレジットカードで支払えば、一括の場合翌月には支払う必要がありますよね。

そんな時に、
「今月は請求額を増やしたくないし、3か月後にボーナスが入るから、そのタイミングで一括で引き落として欲しい」
などの使い方をすることが想定されていました。

確かに、家電などは1つ潰れると、次々に寿命になったりするというのはあるあるで、まとまった支払いが難しい人も多いでしょう。

そんな時に、分割払いなどではなく、一括で数カ月後に支払うというのは、一見すると良さそうにも見えます。

スキップ払いは確実にやばい!実質リボ以上じゃない?

が、そんな事はありません。

正直、リボ払いよりもやばい支払い方法だと思います。

ここでは、その理由について解説します。

最大半年間支払いが無い

1つ目の問題点は、最大半年間の支払いが無い事。

例えば今月10万円の商品を買って、半年後にその支払が来る。

その間に貯金ができる人は、おそらく10万円の支払いの時点で困らない人でしょう。

困っているから支払いを先伸ばしにした。

でも、そんなお金に困っている人が、月々貯金できるわけ無いですよね。

ということは、確実にその半年後の支払いは、苦しいものになるはずです。

しかも、それだけ長い期間空いてしまうと、そもそも支払ったことさえ忘れてしまう可能性が高いです。

せめて分割払いで、毎月支払っている感覚があれば、忘れることは無いかもしれませんが、半年間支払いが無ければ、支払わなければならない事自体を忘れてしまい、最悪の場合は更に別の買い物もしてしまうでしょう。

その間しっかり利子がつく

次に、このスキップ払い。

名前だけで、
「しっかり利息がつく」
というのがやばいです。

例えば、10万円の支払いの場合、半年後に支払いを設定すると、利息15%の場合。

半年後に支払う必要があるのは、10万円ではなく10万7500円です。

いや、普通に借金じゃん!
(このスキップ払いを見た時に、ウシジマくんやミナミの帝王で、利息だけを払ってジャンプする・・・という話がちらついたのは、間違いではなかったようです笑)

というのが、このスキップ払いのヤバさです。

名前だけ変えてはいるものの実質
「半年後に一括で返す必要がある借金」
と同義です。

何なら、分割払いの場合は2回までは手数料がかからない事が多いので、そちらの方が支払い金額が小さくなる。

なんとも恐ろしい支払い方法です。

リボのように「最低支払金額」がないのがやばい

そして、リボよりもやばいのは「半年間は支払いが無い」という部分。

リボの場合は、毎月支払いが発生するので、多少なりとも元本が減っていきます。

一方で、スキップ払いは半年間支払いが無いので、半年分の金利が丸々支払額に上乗せされます。

そのため、この半年分だけを見れば、リボ払いよりも利息が高いことになります。

先送りして更にリボだと最悪の事態に

そして、何よりもやばいのは、スキップ払いで支払いを先延ばしにしたものの、半年後になってそれが支払えないような場合。

結局、そこからリボ払いをスタートする・・・なんて事態になりかねないです。

そうなったら、
10万7500円からリボがスタートしてしまうので、
「何なら最初からリボの方がマシじゃん!」
なんて事に!

これは、将来的にも問題になりそうな予感しかありません。

支払額がまとまってくる

スキップ払いは、分割と違って一括での支払いが最大半年後に来る方法です。

ということは、その月の支払額が一気に増えることになります。

しっかりとボーナスを貰っている場合はマシですが、もしもボーナスが出なかったら?

その月に支払いは確実にやばいですよね。

滞納するとブラックリスト入り

このスキップ払いも、半年が最大になっていますが、これを過ぎると滞納扱いになります。

そのため、ブラックリスト入りしたり、ローンが組みにくくなるなど、信用情報に傷が付きます。

企業は常に私達の財布からお金を抜く方法を考えている

最近は、一般常識として「リボ払いややばい」という認識をしている人が増えています。

一方で、企業側はそんな常識が出回ると商売あがったりです。

だからこそ、その名称を変えたり、別の支払い方法を作ったりと
「いかに金利を得るか」
という事を試行錯誤しています。

投資をやっている人なら共感してもらえると思いますが、毎年利息で15%稼ぐのって、無理ですよね。

ですが、それを金融会社は一般の人から集めたお金に課しているのです。

そりゃあ、日本人の貯金額の中央値が低いわけですよね。

確かに、人によって支払いが厳しいと感じる時期もあるかもしれません。

それでも、
「現金で支払えないものは、分不相応」
と考えるのが良いでしょう。

お金の基本ルール

さて、この話を聞いたときに、昔読んだ本に書いてあったお金の基本的なルールを思い出しました。

なので、それについて触れたいと思います。
(何の本だったか覚えていませんが、この知識自体は今でも役立っています)

お金を支払うのが先であればあるほど総額が大きくなる

お金を支払う際には、先延ばしにすればするほど、利息がついて、支払金額が大きくなります。

スキップ払いでも分かるように、今払えば10万円なのに、半年後に払えば10万7500円です。

たった半年で7500円も支払金額が増えてしまいます。

一方で、見方を変えると
「支払いが早ければ早いほど、払う総額は安くなる」
ということです。

これが、お金の基本です。

お金を受け取るのが先であればあるほど総額が大きくなる(可能性がある)

次に、自分がお金を受け取る側の話も同様で、先延ばしにすれば、その分得られる金額は大きくなります。

反対に、受け取る時期を早めれば早めるほど、受け取れる金額は小さくなります。

これは、年金がわかりやすいですね。

繰り上げ受給だと金額が安くなりますし、繰り下げ受給だと受け取れる金額が増えます。

投資信託も、受け取る時期が早ければ利益も小さく、遅ければ利益が大きくなります。
(優良な投資信託に限りますが)

基本戦略は、「すぐ払って、ゆっくり受け取る」

この基本的なお金のルールから分かるのは
「払うお金は早めに支払い、受け取るお金は先延ばしにする」
というのが、基本戦略です。

結論は、リボ払いもスキップ払いもしない。

現金で支払えるものしか買わない。

でも、投資で自分が受け取るお金に関しては、できるだけ先で受け取る。

年金も、できるだけ繰り下げ受給をする。

これが、お金に関する基本的な戦略だと思っています。

まとめ

今回は、スキップ払いのヤバさについてみてきました。

正直、リボよりもやばい支払い方法だと思いますし、リボとのあわせ技になってしまった場合には、取り返しが付かなくなる人もいるのではないかと思います。

私自身も、過去に借金が返済できなくなって、債務整理をしましたが、
「そうなる前に手を打てばよかった」
と、後悔しています。

思い返してみると、やろうと思えば色々な選択肢がありました。

一時的にアルバイトを掛け持ちすればよかったですし、給料が高い会社に転職することも出来たはずです。

しかし、それをせずに債務整理をした結果、今の生活が少なからず厳しいものになっていると実感しています。

この記事を読んでくださっている方も、是非スキップ払いには手を出さず、
「現金で買えるものだけしか買わない」
という精神で生きてほしいと思います。

欲しい物が買えない。収入が足りない。

そういう場合は、是非他の記事も参考にしてもらって
「副業して稼ぎを増やす」
方に全振りしてほしいと思います。

1人でも、豊かな生活を実現する。

そのためにも、是非今から行動を開始しましょう。

ABOUT ME
WEBライターこはく
WEBライターとして10年以上に渡って活動。 副業としての最高月収は40万円/月(執筆のみの収益) 『難しい話をわかりやすく』 をモットーに、毎月数十万字の執筆を行う。 twitter:Twitterアカウントへ