個人で稼ぎたいのに上手くいかない。
会社に縛られたくない。
そう考えている人は、非常に多いです。
労働生産性の低い日本においては
「サラリーマンとして働いていても、報われない」
と感じている人は非常に多いです。
・頑張っているのに給料に反映されない
・儲かっているはずなのに、上層部ばかり潤う
・同じ会社に何年もいるのに給料が上がらない
こんな話は、サラリーマンなら一度は経験したことがあるのではないでしょうか。
その結果、個人で稼ぐことに挑戦する。
けれど、こちらはこちらで稼げない。
こんな悩みを抱えている人に、今回はk人で稼ぐのが難しい理由と、稼げるようになるための方法をまとめました。
私自身、個人事業主として稼いでいた時期もあります。
しかし、コロナの影響で上手くいかなくなった経験もしています。
そんな、個人で稼ぐことの良いところも悪いところも知っている私の目線でお話できればと思っています。
個人で稼ぐのが難しい7つの理由
では、まずは個人で稼ぐのが難しい理由についてまとめていきます。
基盤が出来ていない
まずは、ビジネスの基盤が整っていない事が大きな理由です。
通常、サラリーマンとして働く上では、すでに会社側が
・どのような事業をするのか
・どのような商品を売るのか
・価格はどのくらいにするのか
・既存顧客
など、様々な基盤を整えてくれています。
そのため、
「言われたことをやる」
だけでも、給料がもらえます。
この基盤を0から作るというのが、非常に難しいことなのです。
正しい情報が出てきにくい
個人で仕事をしていると、正しい情報が出てきにくいと言うことも個人の難しさです。
例えば、良い情報や魅力的な取引は、基本的に
・実績がある
・ブランドがある
・信用がある
という企業に依頼するのが基本です。
実績も知名度もない一個人に回ってくる仕事に、高利益率・高単価の仕事はこないのです。
これも、個人で稼ぐことの難しさです。
営業活動が必要
更に、自分で営業活動をしなければいけないことも、難しいポイントです。
どんな業種でも、顧客からお金を支払ってもらう必要がありますが、そのためには
・商品の良さを伝える
・顧客側のメリットを伝える
という人が必要になります。
会社では、その仕事が営業職になるわけですが、個人で稼ぐ場合にはそれも自分でやる必要があるのです。
会社の看板がない
先程の営業活動を仮に自分でやったとしても、契約してもらえる確率は低いです。
それは、あなた自身に信用がないから。
それを、サラリーマンの場合は「会社の看板」がになってくれています。
渡した名刺の会社名が大手企業だったら。
それだけで契約してくれる可能性がグッと上がるのです。
これがない個人は、営業活動をしても思うように契約が取れないことが多々あります。
自信を持てない
次に、「自信」を持てないこと。
個人で稼ぐ場合、価格設定は自分でする必要があります。
商品でもサービスでも、金額の提示をする必要があるわけですが、会社の場合は
「会社が決めた利益率を出す」
だけで良いです。
しかし、個人の場合自分の収入を含めて、全ての金額を自分で決めることが出来ます。
(場合によっては仕入れなどの外部に決められる金額もありますが)
そうなると
「このレベルで、こんなに高い金額を提示しても良いのだろうか」
という不安が出てくるのです。
自分に自信がある人は問題にならないでしょうが、日本人の多くはセルフイメージが低いです。
結果的に、このセルフイメージの低さが個人で稼ぐことの難しさを、更に加速させています。
収益を得るまでに時間がかかる
次に、収益を得られるまでに時間がかかることも、難しさの1つです。
サラリーマンの場合、今日1時間働けば、来月の給料は1時間分もらえます。
つまり、最大でも1ヶ月~2ヶ月後には自分の手元にお金が入ってきます。
しかし、個人で稼ぐ場合には、数ヶ月のタイムラグがあることは、よくあります。
何なら、
「知名度と実績を得るために数カ月間は無料でサービス提供する」
ということも多々あります。
このような状況の中で、きちんと収益が得られるまで継続ができるのか。
これも、個人で稼ぐ上での難しさです。
選択肢が多い
次に、選択肢の多さが挙げられます。
サラリーマンの場合、すでに会社が「どのような商品を売るのか」を決めてくれています。
そのため、選択肢がない分、集中して作業に取りかかれます。
しかし、個人で稼ぐ場合には、
「これも売ろうと思ったら売れるかも」
「これなら自分でも売れるかも」
というものが、制限なく出てきます。
ココナラのようなスキル販売プラットフォームを見ればわかると思いますが、本当に多種多様な仕事があります。
中には、
「あなたのことを褒めます」
なんてサービスもあったり。
このように、制限が無い状態で自分の商品やサービスを作ろうと思ったら、迷いが生じます。
しかも、続ける事も止める事も自分の選択次第ですから、
「思ったよりも上手くいかないからやめよう」
なんて考えもよぎります。
会社から指示された場合と違って、方向性が定まらない事も、難しさの1つなのです。
個人で稼ぐ力は重要!サラリーマンだけを続けるリスク
しかし、難しいとはいえ、個人で稼ぐ力を身につけることは、非常に重要なことであることは間違いありません。
今の時代、会社がいつ倒産するのかもわかりませんし、会社が自分を守ってくれるとも限りません。
特に、能力が並以下だと感じている人は、今後は会社に捨てられる危険性も含めて将来設計をする必要があるでしょう。
また、仮にサラリーマンを継続するとしても、個人の稼ぐ力を磨くことにはメリットがあります。
それは、「経営者目線で発言ができる」ということ。
自分で稼ぐ方法を模索して、お金の計算をして、利益率の計算をして。
そうやって稼ぐ力を磨く中で、サラリーマンとしても成長できるのです。
個人で稼げるようになるための方法
次に、個人で稼げるようになるための方法も見ていきましょう。
まずは「個人で稼ぐ」というマインドを身につける
最も重要なのは、マインドです。
例えば、収入に関しても、サラリーマンのマインドだと
「やったらやった分の時間で給料をくれ」
もしくは
「対価をくれないなら働かない」
と感じる人が多いです。
一方で、個人でやっていく上では
「提供した価値に見合った対価をくれ」
という物になります。
もしくは、
「最初は無料でも良いから、将来に渡って良い関係性を築きたい」
というような考え方の方がうまくいきます。
このように、考え方(マインド)が変われば結果も変わる。
そのため、個人で稼ぐためにはマインドの修正が必要になるわけです。
スキルを身につける
次に必要なのは、何かしらのスキルを身につけること。
今スキルがあるかではなく、中長期的に見てスキルを身に着けていけるか。
これが個人で稼ぐ上では重要です。
それは、信頼のない個人から商品やサービスを購入する上で、1つの判断基準になるからです。
ポータルサイトを絞って実績をつける
次に、ランサーズやクラウドワークス・ココナラなどの多くの人が活用しているプラットフォームで、実績を出す事が重要です。
実績とは、過去の仕事の回数や顧客からの評価のことです。
これは、スキルとは別に「そのサイト内での実績」を客観的に評価できるためです。
更に、ポータルサイトというのは、基本的に自分のかわりに営業活動をしてくれるものです。
そのため、上手く活用していく必要があります。
自分のブログで発信する
ただし、ポータルサイトには色々な制限があります。
手数料が高いことや、外部サイトでのやり取りを禁じるなど、将来に渡って使い続けるのは困難です。
更に、サイトが閉鎖したときに、実績が0になるのも、リスクが大きいです。
そのため、自分のブログやサイトで、情報発信を続け、信頼と実績を作っていくことが重要になります。
自分にできる事を組み合わせていく
最後は、自分にできることを組み合わせていくことが重要です。
例えば私は、本業がSEです。
更に、副業でライターをやっており、
「IT × ライター」
という複数の価値を合わせています。
結果、副業では比較的結果が出ており、個人事業主として独立も果たしました。
更に現在は、このライターでの実績とブログを併せて、この運営をしています。
このように、スキルを磨きながらも
「今まで得てきたスキルと組み合わせてより良いサービスを提供できないか」
を考えることが重要になります。
まとめ
今回は、個人で稼ぐことの難しさや、どうすれば稼げるようになるのかをまとめました。
経済的に不安定な現在、多くの人が
「会社に頼らずに稼げるようになりたい」
と考えつつも、上手くいっていないケースがほとんどだと感じています。
私が元々いた起業塾では、現在個人で稼げている人は、1人もいません。(私はサラリーマンと個人事業主を併用していますが)
それだけ、個人で稼ぐというのは難しいことであり、正しい方法が必要なのです。
このサイトでは、特にWEBライターを中心に副業に関する情報を発信しており、今後
「個人で稼ぐ力をつけたい」
と考えている人からすると、参考になる内容が多数あります。
是非、記事を見るにとどまらず、個人で稼げる起業家になっていただきたいです。
もし、やり方や自分に向いた方法など、知りたいことがあれば、ご相談も承りますので、質問フォームより問い合わせいただければと思います。