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ちょっと気になる『WEBライターの時間単価』ってどのくらい?

ちょっと気になる『WEBライターの時間単価』ってどのくらい?

こんにちは。こはくです。

今回は、WEBライターを始めた人が気になるであろう
「時間単価」
について見ていこうと思います。

特に、これからWEBライターに挑戦したいと考えている人は、
「本当に稼げるようになるんだろうか」
という不安を持っていると思います。

ですので、この記事を参考にして頂いて、1つの指標にして欲しいと思います。

WEBライターの時間単価は『文字単価』×『タイピングスピード』

まずはじめに、WEBライターの時間単価を決める要素についてお話します。

WEBライターの時間単価を決めるのは
・文字単価
・タイピングスピード
の2つがあります。

文字単価は、一般的なライティング依頼の報酬体系である
「1文字あたりいくらの報酬」
というもの。

通常、

0.1円/文字 ~ 3円/文字

位の単価になります。

ただし、文字単価が0.1円の案件は条件的にかなり厳しいので、選ばない事をオススメします。

更に、この文字単価と「タイピングスピード」によって収入が決まります。

当然ですが、1時間に1000文字しか打てない人と、5000字打てる人では、同じ時間執筆したとしても5倍の収入差が生まれます。

そのため、この2つを高めていくことが重要になります。

一般的なWEBライターの時間単価は?

ちょっと余談になりますが、日本一のタイピングスピードを競う
「Realforce Typing Championship」
という大会があります。

大会優勝者の記録が1秒間に21回のタイピングということで、恐ろしい速さですね。笑

この人がもし、本気でWEBライターをやった場合。

21回タイピングで、ローマ字打ちの場合2回のタイピングで1文字を打つと考え、1秒で10文字として計算します。

10文字/秒 × 60秒 × 60分

で、36000字/時間

になります。

仮に、1文字0.1円という低単価の記事依頼だったとしても、時給換算で3600円。

一般的な1文字1円の案件なら時給3万円以上という夢のある話です。

なんてこと、一般の人には出来ませんね。笑

私は、本業がプログラマーということもあり、平均よりもタイピングスピードは早いと思います。

そんな私は、調子が良くて、大体1時間で6000字位のタイピングになります。

そのため、副業でWEBライターを行うのであれば、まずは
「1時間あたり2500字」
を目指すのが良いのではないかと考えています。

そして、文字単価。

基本的には初心者WEBライターは1文字1円を目指しましょう。

これらを考慮すると、一般的なWEBライターの時間単価は
「約2500円」
と考えることが出来ます。

時間単価はあくまで目安!内容によって大きく差がある

とは言うものの、この文字単価は単なる目安にしかなりません。

私自身、案件によっては、前述したように1時間に6000字をタイピングすることも可能です。

特に、自分が経験してきた副業関連の情報や、すでに知っているIT関連の記事であれば、これくらいのタイピングスピードになります。

一方で、未経験の分野や、スムーズに書けないジャンルもあります。

例えば、
「行ったことの無いケーキ屋についての記事」

こういった案件の場合、コピペ記事にならない様に書くのが非常に難しいです。

家の近くのケーキ屋なら、実際に行ってみて感想を書くことも出来ますが、地方だとそうもいきません。

店舗の住所や電話番号などの基本情報はすぐに書けますが、それ以外の情報が難しい。

時には、
「田舎すぎて、ほとんどネット上に情報が無い」
というケースもあります。

食べログに数件載っている写真だけで何百字・何千字の文章を書くのは、至難の業です。

こういった案件の場合、1000字の記事を書くのに3時間(リサーチ込み)なんてこともありました。

そのくらい、案件の内容次第で時間単価というのは大きく変わってきます。

なので、あくまでも時間単価は目安であり、最終的には案件の内容の善し悪しで判断するべきなのです。

どんな案件を取れば時間単価が良くなるのか

では、具体的に時間単価を上げていくためには、どのような案件を選ぶ必要があるのでしょうか。

長期案件に限る

基本的に、1つのクライアントから大量に記事依頼をもらえる案件が良いです。

というのも、ライティングを行う上で個人的に最も面倒な作業が
「マニュアルを読み込む」
ということです。

最初にしっかりと読み込んでいないと、後から修正になるので注意が必要です。

しかし、案件によって異なるこのマニュアルを、何度も読むと非常に効率が悪いです。

そのため、基本は同じクライアントから多数の依頼をもらえる案件を選びます。

文字単価を上げるには?

文字単価を上げることは重要なのですが、文字単価を上げるのは簡単ではありません。

文字単価が高い案件を受けられれば良いですが、単価の高い案件ほど
「実績のあるライター」
に依頼が集中してしまいます。

いくら提案しても受注できない。

こういった悩みを持っている人も多いのではないでしょうか。

文字単価を上げるには、いくつかの方法があります。

1つは、特化した記事を書けるようになること。

私であれば、本業がプログラマーなので、IT関連記事は他のライターよりも受注しやすいです。

次に、納品数。

納品数が多ければ、その分クライアントに優遇される可能性があります。

私自身が仕事を発注することもあるので感じることですが、同じ品質の記事でも、
・月に1記事しか書けない人
・月に10記事書ける人
では、後者の方が優遇します。

3つ目は、納品スピード。

納期ギリギリに上げてくる人よりも、早めに納品してくれる人を優遇します。

この様に、徐々にでも良いので文字単価を上げていく工夫をしていきましょう。

リサーチが少ないものを選ぶ

記事を書く上で、リサーチは非常に重要です。

しかし、このリサーチの時間を含めると、文字単価が一気に下がってしまうことが多いです。

個人的に経験した案件だと、映画の名探偵コナンを見て、その記事を書く依頼。

まず映画を見るのに2時間かかりました笑

しかも、伏線を見ていくために、2回目を飛ばし飛ばし見たので、記事の執筆に取りかかるまでにかなりの時間がかかりました。

こういった案件を受けてしまうと、執筆以外の部分で時間がかかりすぎるのでオススメできません。

理想は、過去に同じジャンルを書いた経験があるものや、自分が体験してきたもの。

特に体験したことがあれば、他社との差別化にも繋がるため、理想と言えるでしょう。

まとめ

今回は、一般的なWEBライターの時間単価について見てきました。

文字単価を上げる・作業スピードを上げる。

これらをどのように実現するかで、WEBライターとしての収入は大きく変わってきます。

特に、私自身文字単価が昔の5倍以上になっているので、副業でも十分な収入になります。

是非実践してみて下さい。

ABOUT ME
WEBライターこはく
WEBライターとして10年以上に渡って活動。 副業としての最高月収は40万円/月(執筆のみの収益) 『難しい話をわかりやすく』 をモットーに、毎月数十万字の執筆を行う。 note:noteアカウントへ twitter:Twitterアカウントへ