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リアルに遭った!副業WEBライターとして働く中で被害にあった詐欺案件!

リアルに遭った!副業WEBライターとして働く中で被害にあった詐欺案件!

こんにちは。こはくです。

今回は、過去に私が遭遇した詐欺・もしくは詐欺まがいの案件の話をしたいと思います。

ライターをしていると、過去にいろいろなことがありました。

というのも、ライターはクライアントと直接会う事もなく仕事ができます。

それが、ライターのメリットである一方で、トラブルの原因にもなります。

これからライターを始める人には、
「こんな案件も存在するのか」
という事を知った上で、是非注意して仕事をして欲しいと思っています。

実際にWEBライターとして被害に遭った4つの詐欺

過去に私が遭遇したトラブルは、大きく分けると4つあります。

SNS直接取引を持ちかけ、その後連絡が取れなくなった

詐欺案件のクライアントは、SNSから直接依頼をかけてきました。

その時は調べることもしなかったのですが、そのクライアントはある大手企業の社員を名乗っていました。

「大手企業から仕事の依頼が個人に来るなんてすごい時代だ!」

のんきにそんな事を考えていました。

そして、直接取引をすることになったのですが、契約単価は
「3円/文字」
で、それまでの案件で「2円/文字」までは経験していたので、個人的にも少しステップアップした感覚になっていました。

契約したのが月の初め、そして支払いは
「月末締め翌月末払い」
ということでした。

特に怪しいとも思わずに依頼を受けました。

内容は転職に関する内容で、転職エージェントのような事業内容だと伺っていました。

転職エージェントの人材紹介料が高いのは知っていたので、文字単価にも違和感を感じなかったのです。

その後、1ヶ月本気で取り組んで、大体15万文字位を副業で書いていました。

そして、次の月にも15万字。

1日あたり平均で5000字ずつ書いていったのですが、収入に換算すると45万円×2ヶ月。

これまでの過去最高額を稼いだ私は、ワクワクしながら月末を迎えました。

しかし、入っているはずの金額は入っていません。

手違いで翌日に支払われるのかと思って、クライアントに連絡を取ろうとした時に、背筋が凍る思いでした。

アカウントが停止していたのです。

過去の履歴も見れないようになっており、連絡を取れなくなってしまいました。

会社名と名前は聞いていたので、その大手企業に問い合わせることに。

しかし、数日経っても返答がなく、困惑しました。

そこで、私は過去に自分が書いた記事の文章を一部抜粋してネットで検索しました。

すると、1つのサイトが出てきました。

見てみると、私が書いた記事がそのまま載っています。

ですので、そのサイトの会社概要を見ると、そこに記載されているのは、名前を聞いた大手企業とは何の関連もない会社でした。

そのため、問い合わせをしたのは、迷惑メールとして無視されたのでしょう。

つまり、最初から騙すつもりで偽名を使っていたということです。

結局、警察にも相談しようとしたのですが、平日しか対応窓口が開いていないようで、更に確固たる証拠を提示するのも難しい。

詐欺師のために有給休暇を使う事も面倒になってきた私は、結局この合計90万円を諦めることにしました。

せめてもの救いは、私自身が持ち出しのお金があったわけではなく、私の労働力が無駄になっただけでした。
(それでも当時は相当ショックでしたが)

支払ってくれない。連絡無視

次に、こちらも直接取り引きをしていたクライアントの話です。

そのクライアントは、転売系のサイトを作っており、その記事を依頼されていました。

月に3万円から5万円程度の記事を書いていたのですが、突然連絡が取れなくなりました。

数ヶ月から1年近く取引はあったため、安心していたのですが、徐々に連絡が取りにくくなっているのは感じていました。

その後、連絡が返ってくることもなく、支払いもされていません。

しかし、いくら連絡を送っても無視されるのみ。

こちらも、金額が少なかったこともあり、結局あきらめました。

言っていた単価とは大きく異なる依頼

次は、「詐欺」とまではいかないまでも、悪質なクライアントだと感じた案件の話です。

こちらは、Lancersを使っての依頼だったのですが、募集要項には
「最大10円/文字 ・・・・・」
のような募集のされ方をしていました。

文字単価が異様に高いのには、裏があるとは思っていましたが、とりあえず依頼を受けることにしました。

しかし、実際に依頼がスタートすると、なんと文字単価は
「0.5円/文字」
でした。

最大10円/文字となっているだけに、どれだけ低く見積もっても、最初だったとしても1円/文字だと思っていた私は不信感を感じ、クライアントに問い合わせました。

・単価を上げる条件(月の記事数や文字数、その他基準)
・実際に契約しているライターの平均的な文字単価
・今実際に稼いでいる人の最大の文字単価

これらは、個人的にはクライアント側は情報を提示する義務があると感じています。

特に、「最大○円」なんて表現をして募集しているわけですから、
「どうなれば最大の単価をもらえるのかを提示する」
というのは、必要なことであると感じています。

しかし、クライアントからの返答は
「お答えしかねます。今言えるのは、あなたの単価が0.5円/文字ということだけです。」
という回答の一辺倒。

結局、いくつか記事を書いても
「いつ上がるのか」
「基準や評価のフィードバック」
これら、何ももらえなかったので、途中で依頼を辞退しました。

単価が上がらない事自体が悪い訳ではありませんが
「誇大広告ではないか」
という点で、詐欺に近い案件だと思っています。

ちなみにこういった案件は結構多いようですので、注意が必要です。

テストライティングが異様に多い

テストライティングとは、ライターの実力を見極めるために行うもので、多くの場合
「最初の1記事は通常より安い単価で記事を書いて、その内容次第で本採用に移行する」
というものです。

これは、私自身ライターに依頼する側の仕事もしているので、感じますが、
「ライターの能力は結構ピンキリ」
ということです。

文章が読みやすいか否か、変な自己主張が強いか、知識の有無。

これらは、実際に記事を見てみないとわかりません。

そのため、テストライティング自体は必要だと思っているのですが、この数が異様に多いクライアントがいくつかありました。

通常、1記事がテストライティングです(実際、1記事の内容と納期を見れば大体わかります)が、それが10記事・20記事と非常に多いのです。

そういった案件は、たいていその事を募集要項には書いておらず、私が受けた依頼もその類でした。

あまりにもテストライティングが多かったので、依頼をこちらからお断りしました。

しかし、おそらくそのままテストライティングを継続すれば、テストライティングだけをやらせた挙げ句
「選考に通りませんでした」
という通達が来るのでしょう。

テストライティングが異様に多い場合には、
「安い単価でテストライティングだけをさせてライターを使い捨てにしよう」
と考えているクライアントもいるのです。

前述した「支払わずに飛ぶ」というのは、犯罪になりますが、両者同意の元でテストライティングで不合格にすれば、法律的には問題は無いのでしょう。

そのため、こういったクライアントが少なからず存在します。

時には被害に遭うこともあるけど、長期的に見たらかなりプラス

色々な被害にあってきましたが、どれもこれも個人的な経験値にはなっています。

実際、この話をこのサイトに書ける・・・という点でも、今になって経験は役に立っています。笑

しかし、
「もしももうちょっと注意深く見ていれば、回避できたのではないか」
という部分が少なからずあります。

ということで、次回は私の体験から、
「こうすれば詐欺案件を避けられるのではないか」
というお話をしていきたいと思います。

ABOUT ME
WEBライターこはく
WEBライターとして10年以上に渡って活動。 副業としての最高月収は40万円/月(執筆のみの収益) 『難しい話をわかりやすく』 をモットーに、毎月数十万字の執筆を行う。 twitter:Twitterアカウントへ