稼ぎ方

副業WEBライターの収入はどのくらい?本当に稼げる副業なのか?

副業WEBライターの収入はどのくらい?本当に稼げる副業なのか?

こんにちは。こはくです。

副業でWEBライターをする上で、気になる「収入面」。

・ライターに興味はあるけど、副業でどの程度収入が作れるのかを知ってから始めたい。
・何ヶ月かライターをやっているけど、実際のところこの先収入はどのくらい見込めるのか知りたい

そんな人は、是非参考にしてください。

私自身、8年ほどライターとして活動してきており、収入は前後していますが、多い時で月に30万円ほどを副業として稼ぎ、本業のときには、最大40万円/月ほどの収入でした。

順風満帆だったわけではありませんが、収入を上げる方法や、コツについても学んできました。

ライターを副業として考えた際に問題になってくる「収入面」

副業の種類は、非常に多いです。

アルバイトなどの給与所得ではない一般的な副業だけでも、様々ですし、細かくノウハウを見ていけばその数は無限にあるでしょう。

しかし、そんな中で
「副業として何を選択するのか」
は非常に重要な問題です。

楽しくてやる趣味なら良いですが、多くの人は
「副業をする=収入を増やす」
という認識でしょう。

ということは、収入面をしっかりと見て選ぶ必要があるのです。

また、たとえ趣味のように楽しい副業だったとしても、対価がなければモチベーションが続かない人も多いのではないでしょうか。

収入を考えた上で重要なのは
・時間単価でいくらになるのか
・月にどのくらいの時間作業が出来るのか
・どのくらいまとまった作業が必要になるのか

という点です。

例えば、時給換算で1万円だったとしても、まとまった時間が3時間程度なければいけない場合、平日に出来る日が限られます。

土日にまとめて作業をするのでも良いですが、平日もコツコツと作業出来る方が、初心者にとっては継続しやすいと考えています。

反対に、スキマ時間で稼げるような副業だったとしても、時間単価で500円程度なら、トータルで稼げる金額はかなり少なくなるでしょう。

副業WEBライターとしてのリアルな文字単価!収入!作業量!

ここからは、実際に私が過去に経験してきた案件などを参考に、どのくらい副業で稼げる可能性があるのか・・・について触れてみたいと思います。

本格的にライターとして稼ぎ出した頃のライター収入

私は、最初の頃ライターとして活動した時には、やり方があまりにも間違っており、収入をほとんど作ることが出来ていませんでした。

その後数年間は、スキマ時間にちょっと作業する程度でした。

この時の収入としては、月に数百円あれば良い方でした。
(当時はあまり具体的にWEBライターのやり方についての書籍もなかった印象でした)

また、別の仕事をメインにしていたこともあり、本腰を入れて執筆をしていなかったことも大きな要因です。

本格的にライターを副業としてやり始めたのはそれから2年位経ってからです。

この頃の私のライターの案件は、
・物販塾のサイトの記事
・物販塾のFacebookの投稿
・FXサイトの記事
の3種類でした。

この頃の私の平均の単価としては、1文字1円でした。

そして、この案件はいずれも文字制限が特に決められていない案件でした。

ライターの依頼として多いのは、2000字や4000字で1記事を作ると事前に決まっているパターンです。

それ以下で納品することは出来ませんし、文字数が超えたとしても追加で支払ってくれることはありません。

一方で、私がやっていた案件は文字数が決まっていなかったので、書いたら書いた分だけきちんと支払われます。

その点は非常にありがたかったのですが、当時の私は記事を書くのが非常に下手でした。

結果として、月の収入は5万円あれば良い方でした。

具体的にどう下手だったかと言うと、文章の流れを作れなかったのです。

例えば、現在『ライターとして収入を作ろうと思った時に重要なこと』をテーマに記事を書こうとすると

・案件の選び方
・記事の構成の仕方
・リサーチの仕方
・文章を早く書くためのツール
・情報を効率的に収集する

など、様々な内容に分けて文章を作ることが出来ます。

更に、その中で自分が過去に行ったエピソードを加えたり、他のライターを見て感じることを入れたり・・・。

1つのテーマでかなり広がりのある文章を書けます。

しかし、当時の私が同じテーマで書こうとすると

・文字単価が高い案件を選ぶ
・得意ジャンルを選ぶ
・可能な限り時間を投入する

位のレベルでしか書けなかったと思います。

内容も薄い上に、エピソードを入れることも出来ない。

記事としての面白さがなく、下手をすれば箇条書きで終わってしまうのではないか・・・と思えるほどの内容でした。

実際、現在このサイトの記事は、どの記事も2000文字以上は書いているかと思います。

一方で、この当時の請求書を見てみると、短い記事だと600字程度の記事の納品も見られます。

この頃のタイピングスピードは、今よりも遅かった事もあり、1時間で1記事かければ良い方でした。

そのため、作業時間は月に大体40時間程度。収入は2万円から5万円程度でした。

大体、物販で2万円・FXで2万円から3万円・・・といったところです。

時給換算にすると1200円程度だったので、当時の感覚としては
「バイトと違って家でも出来るし、スキマ時間で出来る」
というプラス面はあったものの、それほど副業として収益を得られている・・・という感覚はなかったです。

ライターが副業として安定してきた4年目頃

その後、色々とライターの案件をこなしていましたが、安定してきたのは
「副業塾のサイト記事」
を書いていたときでした。

このときの案件は、文字数が決まっている形での納品でしたが、同じようなテーマが多かったので、リサーチにあまり時間がかからない事もあり、かなり効率的に収入が作れるようになっていました。

この時の案件も、相変わらず1文字1円でしたが、1記事あたりの文章量が4000字から6000字程度になっていました。

前項の時期から考えると、かなり多くの文章を書ける様になったと感じました。

この頃、タイピングスピードも早くなり、1時間に6000字程度の文章を打てるようになっていました。

そのため、集中力さえ保てば、時給6000円も可能・・・という状況になりました。

ただ、記事の依頼量はクライアントからの発注がかかってからの作業で、これまでのような「自由に作業量を決められる」という形式ではありませんでした。

そのため、少ない時期には月に2万円を切る事もありました。

反対に多い月には副業で月に20万円程度、転職の際の有給消化のタイミングでは月に40万円程度の収入を作ることも出来ました。

こうなると、本格的に「稼いでいる!」と感じれる様になりました。

そして現在

現在は、依頼を受けている仕事の平均文字単価は、2円前後です。

安い案件で1文字1.5円。高い案件で3円程度になります。

ただ、以前の案件に比べると、きちんとしたリソースを元に記事を書くなど、情報収集に時間を使う案件が多く、以前と時間単価はそれほど大きく変わっていないかもしれません。

しかし、文字単価が上がったことや、納品数に制限が無いこと、複数の案件を並行して行っている事が影響して、
「毎月の収入にブレが減った」
と感じています。

また、作業量としても、このサイトの記事は毎日更新していますし、プラスで先月から英語学習もスタートしました。

それでも10万円前後のライター収入は作れており、本気で作業をしている月はプライベートは楽しみつつも20万円ほどの収入を作れる月もあります。

しっかりと時間を測っている訳ではありませんが、時給換算では大体6000円前後になるのではないかと思います。

執筆速度はあまり上がっておらず、文字単価は上がっているものの、リサーチに時間を使うようになったので、作業効率としては殆ど変わっていません。

まとめ

今回は、過去から現在のリアルなライター収入について触れてきました。

案件にどうしても左右されてしまうライターという仕事は、きちんと案件を獲得しなければ、不安定な仕事になってしまいます。

実際、私自身収入が安定したと思ったために、フリーランスとして独立したものの、コロナで一気に収入が減り、その時初めて
「今のライターという働き方は安定していなかったんだ」
と知りました。

過去の実績を見てもらえば、当時の私のライターとしての収入があまりないことはわかると思いますが、それでも継続してきて良かったと感じています。

アルバイトで収入を数倍にするのは難しいですが、ライターの収入は10倍近く上がりました。

ですので、これからライターをやっていく方は、是非希望を持って継続して欲しいと思っています。

ABOUT ME
WEBライターこはく
WEBライターとして10年以上に渡って活動。 副業としての最高月収は40万円/月(執筆のみの収益) 『難しい話をわかりやすく』 をモットーに、毎月数十万字の執筆を行う。 note:noteアカウントへ twitter:Twitterアカウントへ