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これであなたも仕事ができる?同じミスを繰り返す人の特徴と対処法

これであなたも仕事ができる?同じミスを繰り返す人の特徴と対処法

私って、なんで同じミスばかりするんだろう。
どうして、言われたことが出来ないんだろう。

そう感じたことがある人も多いのではないでしょうか?

会社に入ってすぐならわかるが、何年経っても同じミスを繰り返す人は、上司から

「いつまでも新人みたいな働き方をするな」

と言ったように怒られる事も多いでしょう。

今回は、同じミスを繰り返す人向けに、
・なぜ同じミスを繰り返すのか
・同じミスを繰り返す人の特徴
・どうすれば治るのか

について触れていきます。

このサイトは、副業がメインテーマですが、
「副業を円滑にする上でも、本業は重要」
「本業の給与アップで、副業を加速させる」
と考えています。

なので、本業で成果が上がっていない人は、是非この記事を参考にしていただき、一つでも良いので実践してみてください。

私自身も、毎日のように怒鳴られ、暴力一歩手前までありえた職場にいました。

その時は、何度言われても同じことを繰り返し、上司をイライラさせたものです。

しかし、改めて当時のことを考えると、
「同じミスを繰り返すのも、当たり前だな」
と感じるようになりました。

そんな実体験をベースにお話ししていきたいと思います。

同じミスを繰り返す人の特徴!なぜ人はミスを繰り返す?

まずは、同じミスを繰り返してしまう人の特徴から見ていきましょう。

精神的な余裕がない

最も大きな理由は、精神的な余裕がない事です。

私自身もそうでしたが、ミスを繰り返す背景として

1.ミスを怒られる
2.そのミスをしないように集中する
3.他の事に気が回らなくなる
4.別の部分でミスをする

という事が起こります。

そして、更に上司から怒られ、それを繰り返すうちに、段々と色々な事でミスが出てきます。

最初のうちは、そうでもなかったのに、段々とミスが増えてくる人の特徴としては、こういった精神的な余裕のなさが挙げられます。

さらに、納期までの期限が短いなどのようなパターンでも、ミスは出てきますが、こちらも精神的に余裕がない事が理由です。

全く同じではない類似パターンを認識できない

全く同じミスではなく、同じようなミスを繰り返す人の中には、上司から見ると
「同じようなミス」
に見えても、本人にとってそれらが類似パターンであることを認識できないケースがあります。

例えば、サッカーで言うと、外から見てると、同じようなセンタリングに対して、シュートを外したように見えても、本人的には
「前回はスライスがかかっていて、今回はドライブがかかってたんだ」
と言うように、複数のミスを別々のものと捉えているケースがあります。

その場合、1回目のミスの時に、
「スライスのボールには、もう一歩引き気味で対応しよう」
と言うふうに反省していたのに、次に来た球は、スライスではない。

そうなると、前回の反省が活かせません。

これは、仕事でもよくある事で、上司からすると
「同じ様なミスを繰り返す」
と認識されてしまうのです。

メモを取りまくる

メモを取ることは、一見すると良いことの様に思います。

メモを取れば、後から振り返れますし、相手が言ったことを網羅することが出来ます。

一方で、メモを取りすぎる人の多くが
「メモを取ることに必死で、内容を理解していない」
という事が起こります。

そうなると、本来必要な情報が頭に入らず、
「きちんと理解していないからミスを繰り返す」
という事になりかねません。

振り返りの時間が少ない

仕事は、「振り返り」が重要です。

自分の仕事の仕方を客観的に見て
・もっとこう出来たな
・次はこうしよう
・これって、本来はどういう意味だったんだろう

など、考えることで次の時により良い方法で実践することが出来ます。

しかし、この振り返りの時間を持っていない人ほど、同じミスを繰り返してしまうのです。

気付きが少ない

同じ事柄が起きても、人によって「気付きの量」は違います。

クレームが1件起こったとして、Aさんは
「面倒くさい仕事だな。」
と感じているのに対して、Bさんは

・お客さんが怒った理由は何か。
・自分の声のトーンを上げれば、クレームはマシになったんじゃないか
・もっとハキハキと喋れば、相手も気分良く話せるんじゃないか
・マニュアルをもっと整備したほうが良いんじゃないか

など、色々な事に気付けたとします。

そうなると、断然Bさんの方が同じミスを繰り返しません。

先回りして問題が起きる前に対応できるような働き方ですから、慣れない間はミスをしたとしても、必ず同じミスをしないような工夫が出来ます。

反対に、「ミスをミスと気付けない人」は、同じミスを繰り返すのは当然でしょう。

重要なポイントが見えていない

重要なポイントが見えていなかったり、理解できていない人も、同じミスを繰り返します。

例えば、顧客対応。

色々なパターンの対応が求められる一方で、重要なのは
「顧客が自社に対して満足してくれる」
「経費をかけすぎない」
という事です。

普通は、さまざまな対応の共通点を探っていくと、こういった根本的な方針が見えてきます。

このように、重要なポイントを理解できないまま、
「Aという問い合わせにはBを」
「Cという問い合わせにはDを」
というように、一問一答で記憶しようとしてしまうと、同じミスを繰り返す可能性があります。

もちろん、各対応を覚える必要性はあるものの、根本的な方針を理解しておく必要があるのです。

苦手な環境で働いている

同じミスを繰り返す中には、本人の能力による問題ではなく、「環境」というケースもあります。

私自身の例で言うと、私は指摘されるのは良いのですが、
「怒鳴られる」
という事が極端に苦手です。

怒鳴られた瞬間に、思考が萎縮し、何も考えられないような状態になってしまうのです。

この状態では、視野が狭くなり、ミスを繰り返すことになります。

失敗を甘く見ている

失敗を甘く見ている人も、同じミスを繰り返す可能性があります。

中には、
「人間なんだから、ミスくらい当たり前でしょ」
と開き直っているケースもあります。

もちろん、あまり重く受け止め過ぎるのも問題ですが、
「ミスしても良い」
と考えてしまうのは、避けるべきでしょう。

高い集中力を持つ

反対に、良い意味合いで集中力が高い人も、場合によっては同じミスを繰り返します。

例えば、毎日15時にやらないといけない仕事があったとして、その前にやっている自分の仕事に集中しすぎて、忘れてしまう・・・というミスがあるかもしれません。

これは、一概に同じミスが悪いというよりも、その仕組を変えてあげる必要性があるでしょう。

同じミスを繰り返さない方法

では、同じミスを繰り返さないようにするにはどうすれば良いのでしょうか?

仕事を抽象化して捉える

仕事において大切なのは「抽象化」です。

抽象化とは、具体化の反対で、複雑な現実の世界を単純化し、必要な情報だけを抽出して表現することです。

例えば、自動車は非常に複雑な機械であり、エンジンやトランスミッション、ブレーキ、ステアリングなど、多数の部品から構成されています。

しかし、運転者が自動車を運転するためには、これらの細かな部品や機構の詳細について理解する必要はありません。

代わりに、運転者は、ステアリングホイールやペダル、シフトレバーなど、車の操作に必要な簡単な要素に集中することができます。

これにより、運転が容易になり、運転者はより効率的に車を運転することができます。

この考え方ができる様になれば、同じミスは減ります。

方法としては、1つのミスをしたら
「今までやってきたミスと、共通する項目がないか」
を考えることです。

この共通項目が「抽象化した概念」であり、あなたが本当に直すべきポイントなのです。

何のため、誰のため、なぜやるのかを考える

仕事をやる上では、何かしらの目的やゴールがあります。

これをきちんと把握した上で仕事をすれば、ミスは格段に減ります。

例えば、クレーム対応をする際にも、最終的な目的は
「お客様に怒りを沈めてもらって、自社のことを好きになってもらう」
というのが一般的です。

これを意識してクレーム対応をするか否か。

同じミスをしないためには、こういった思考が重要になります。

チェックシートを作る

同じミスを繰り返さないためには、チェックシートを作ることも有効です。

チェックシートを作り、可能なら1人同僚を巻き込んで、二重チェックをする。

これで、ミスは格段に減るでしょう。

仕事をルーティン化する

色々な手順を、その時のタイミングでやっていくと、ミスが増える可能性があります。

そのため、ある程度仕事をルーティン化して、常に同じ手順で作業をすることで、余計な思考力を必要とせず、ミスが減る可能性があります。

心の余裕を持てる時間配分を考える

心の余裕が持てない事がミスに繋がることは前述しましたが、反対に言えば、
「きちんと心の余裕があればミスしない」
という人は多いです。

そのため、納期や時間配分に気をつければ、ミスが減る可能性があります。

職場環境を変える

転職などで、職場環境を変えるだけで、ミスをしないという人もいます。

私自身も、過去怒鳴られていた職場では、ミスが多かったですが、転職して環境が変わっただけで、ミスはなくなりました。

特に、私の場合は「怒鳴られる」というのが、本当にネックだったので、それがないだけでも、驚くほど変わりました。

まとめ

今回は、「同じミスを繰り返してしまう」ということについて見てきました。

ミスをするのは、誰しもありますが、同じミスに対して良く思わない人が多いのも事実です。

そんな中で、いかにミスしないか。

この記事に書いてあることを実践しながら、ミスを減らしてもらえればと思います。

このサイトでは、他にも仕事のコツなどについても触れていますので、是非参考にしてみて下さい。

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WEBライターこはく
WEBライターとして10年以上に渡って活動。 副業としての最高月収は40万円/月(執筆のみの収益) 『難しい話をわかりやすく』 をモットーに、毎月数十万字の執筆を行う。 note:noteアカウントへ twitter:Twitterアカウントへ