こんにちは。こはくです。
以前から、WEBライターとして稼げる様になる方法として、本を読むということを勧めています。
特に書籍として出版されている本は、
・著者が実名で出版
・編集者がきちんと内容をチェック
・場合によっては専門のゴーストライターが執筆
という風に、条件的に「読みやすく正しい文章」が書かれている事が多いからです。
しかし、
「本を読んだ方が良いよ」
と話をした時に、
「WEBライターとしてレベルアップするために読むべき本は何か」
ということを聞かれます。
ですので、このサイトで個人的に読んで良かった本も紹介していきたいと思います。
読んで良かった本
で最初に思いつく本が、
「白い猫は何をくれた」
です。
この本、個人的にも非常に大好きで、オススメの1冊です。
間違いなく私の人生に大きな影響を与えた1冊だと感じています。
特に現在、WEBライターとして伸び悩んでいる人や、ペルソナの考えかたに迷っている人は、是非読んでみてください。
『白い猫は何をくれた』のあらすじ
この本は、マーケティングについての本ですが、ストーリー形式の本になっています。
白い猫がサラリーマンの主人公に対して、マーケティングについて指導していく。
こういったファンタジーのビジネス書が増えているのが、個人的にも非常に嬉しいです。
因みに、ストーリーとしても面白くて、個人的にラストシーンでは、涙を流しました笑
この本では、ざっくり次のような内容がマーケティングで重要だという話が出てきます。
Battlefield:どこで誰と戦うのか
Asset:わたしらしさ、独自資産
Strength:強み、差別化ポイント
Customer:誰と一緒にいたいか
Selling Message:誰に何をどうやって届けるか
実際に、主人公は会社でマーケティング担当。
そして、実体験を通してこのマーケティング手法を学んでいくので、本を読むのに慣れていない方も、スラスラと読めるのではないかと思います。
『白い猫は何をくれた』で個人的に最も感銘を受けたのは差別化
個人的に最も大きな影響を受けた部分としては「差別化」の項目です。
差別化と言うと、
「他の会社と違うこと」
という事は理解できるものの、イマイチしっくりこない事が多かったです。
マーケティングは、個人的にも好きなジャンルなので、過去に色々本を読んできました。
しかし、差別化のポイントがイマイチ掴めない。
だって、全く同じ商品なんて世の中に無いんだから、全員が全員差別化出来ているはず。
そうなると、売れない商品なんて存在しないことになるんじゃないのか?
こんな風に考えていました。
しかし、この本では差別化には3つの軸があるという説明が出てきます。
手軽軸:早い、安い、便利
商品軸:品質が良い
密着軸:顧客に応じたサービス
売れている商品のほとんどが、このいずれかもしくは、複数の軸で業界トップクラスということでした。
手軽軸・商品軸は、わかりやすいですよね。
問題は密着軸。
この密着軸が私の「イマイチピンとこない差別化」の理由だったのです。
密着軸では、その顧客が一番欲しいと感じるポイント(人によって異なるもの)に特化して商品を作る。
これって、普段WEBライターをしていても「ペルソナ像を考える」という点で一致します。
ペルソナ像がわからない人はこちらの記事も参考にして下さい。
ペルソナ像を考える時に、重要なのは
「最終的にターゲットとする人の総数がどのくらいいるのか」
です。
1人に響くようにターゲッティングをしたとしても、そのターゲットが世界に1人しか存在しなければ、売れるわけがありません。
そのため、複数のペルソナ像を考えた上で、
「同じような特徴や趣味嗜好の人物が世の中にできるだけ多い層」
を最終的なターゲットにします。
こういった普段のライティングで行っている事と重なったため、非常に響きました。
因みにこのサイトの差別化ポイントは・・・?
個人的にも非常に感銘を受けた書籍「白い猫は何をくれた」。
では、このサイトはどのような差別化ポイントがあるのか。
【手軽軸】
サイトの閲覧に関しては無料
【商品軸】
立ち上げたばかりで記事数はまだ少ない。
しかし、実体験を通したリアルな経験を元に書いているので、外注した記事よりも品質は高い。
【密着軸】
・WEBライターとしてスタートしたばかりの人
・これからWEBライターとして収入を増やしていきたいと考えている人
・副業未経験から副業を探している人
こういった層に対して、「今最も知りたいこと」を書いている
確実に、密着軸ですね。笑
手軽軸に関しても、多少の強みはあるものの、サイトは無料で見れるものがほとんどですし、更新頻度が高いサイトも多々あります。
そのため、大した差別化にはならないでしょう。
商品軸に関しては、正直現状は検索上位に上がってきている記事も少なく、差別化ポイントとしては弱いでしょう。
この様に、身近な内容に対して、「差別化の軸」を考えてみるのは、ライターをしていく上でも非常に重要です。
実際、クライアントのビジネスの差別化ポイントを知るだけでも、文章が変わることがあります。
なので、是非普段からこの軸を意識してほしいと思います。
あなたのWEBライターとしての差別化ポイントはどこですか?
まとめ
今回は、「白い猫は何をくれた」について触れてきました。
本を読むことで、自分の文章表現が豊かになるだけではなく、こういった書籍は、マーケティングを楽しく学べるので、非常におすすめです。
とは言うものの、私自身は社会人に出てから書籍を読むようになりましたし、今でも難しい書き方をしている本は苦手です。
最後まで読み切れていない本も多数あります。
しかし、「気になった本の気になった部分だけでも読む」ということをするようになってから、人生が大きく変わりました。
自分の考えの外にある考え方や手法を学べ、それを実践するごとに収入も上がってきました。
このサイトでは、副業や働くということについて色々な情報発信をしていきます。
是非、他の記事も参考にしてみてください。