こんにちは。こはくです。
今回は、多くの人から頂いていた
「ポジティブな話だけではなく、リアルなしんどかった話などを聞きたい」
というご要望にお答えして、アンケートを取りました。
質問は2つ。
・WEBライターがキツイと思った瞬間を詳しく説明して下さい。
・どう乗り越えましたか?(乗り越えられていない場合は、どうしようと思っているといった今後について書いて下さい)
というもの。
現在、WEBライターとして活動している方も、まだこれからという方も、この内容を参考にして欲しいと思っています。
過去の投稿はこちら
22人目:44歳女性のウェブライターの仕事がきつい/つらいと思ったこと
仕事がきついと思った詳細
Web上のやり取りの中で、クライアントが求めている記事の内容をくまなく理解することが難しく感じます。
訂正箇所の希望を聞きたくても、クライアント側の妥協なのか訂正なしで納品受理されてしまうと、やはり長いお付き合いにはなりにくく継続案件に繋がりません。
スキルアップの意味も込めて指摘されたいライター側の自分と、能力不足なら他のライターを当たろうというライター使い捨てのクライアント側のそういう側面があるのかもしれません。
短い期間で信頼関係を築けるコミュ力の高いライターになれないことが精神的にキツイと感じます。
通常の職場と違い、仕事の愚痴を言う環境がないところも気持ちを吐き出せずモヤモヤがたまってしまいます。
それをどう乗り越えましたか?
クライアントとの文字だけのやり取りの中で、はっきりと訂正希望箇所を聞き出すために、ざっくりとしたあいまいな聞き方ではなく具体的に不安に思っている箇所を明確にして返事を誘導するような聞き方に変えています。
短いやり取りでコミュニケーションを取れるように、進捗の報告や進行状況をマメに連絡をするように気をつけています。
仕事の愚痴を言う環境はまだ模索中ですが、自分が仕事に行き詰っている時は余計なモヤモヤがたまらないようにSNSのWEBライター界隈の人の発言を極力見ないようにしようと思います。
気持ちが落ちている時は、人を羨んでしまったり自分の能力の低さに余計に落ち込んでしまうのでSNS断ちは効果的ではないかと感じます。
23人目:42歳女性のウェブライターの仕事がきつい/つらいと思ったこと
仕事がきついと思った詳細
恋愛系の記事を書いたのですが、恋愛から遠ざかって結構年数が経っていたし、かといって今までの経験を書こうとすると、嫌な思い出ばかりが蘇ってきたりして、でも記事には若者向けの恋愛相談のような内容だったので、偉そうに解決策を書かなくて精神的にキツかったです。
恋愛についての記事を書くのは楽しい面もありますが、やはりそんなに沢山ネタがあるわけではなかったので、テーマだけが沢山用意されていて好きなテーマ(書けるテーマ)で書いていいよという感じではありましたが、すぐにネタは枯渇しました。
あと、2500文字くらいの1記事×5をたったの500円でやらされて、こんなに大変なのに500円しか貰えないのかというのもキツイと思った原因です。
それをどう乗り越えましたか?
記事自体は喜んで貰いましたが、「今後もお願いします」と言われたけれど、もう継続してやる気にはなれませんでした。
現在は好きな記事を自分で書いてブログで発信していまして、アフェリエイトなどで細々と収入を得ているという感じです。
別のところでちゃんと自分の書きたい記事が書ければその方がいいかもしれませんが、なかなか苦労に見合う収入を貰えたり、自分の書きたい記事が書ける場所というのはそうないことなので、WEBライターは難しいなと思っています。
なので、自分で好きに発信していく方がまだマシ…という感じに、私はなってしまいました。
それに現在は校閲のお仕事をしつつ、小説も書いているので、それはそれで満足出来ていたりもします。
24人目:43歳男性のウェブライターの仕事がきつい/つらいと思ったこと
仕事がきついと思った詳細
テーマが指定されるタイプの仕事をいただいていました。
そのテーマのほとんどが自分にとって興味の無いもの、全く知らないものだったので、そのことについてネットの記事を調べてそれを文章にまとめ、指定された書き方や構成にするのはとてもエネルギーの必要なことでした。
自分自身の性格としてあまり話すのが好きなタイプではないので、言葉を書き出すということ自体苦手なのかなと感じました。
自分の妻は話好きで、ブログを書くのが好きでどんどん記事を書けるので、その様子を見て余計に自分は苦手だと感じました。
得意な人はどんどん記事を書くことができるので単価も上がるのだと思いますが、自分の場合は時間もかかるため、時給にすると本当に低くなってしまうのも、キツイと感じる部分です。
それをどう乗り越えましたか?
先輩から速く書くためのコツなど聞いて頑張って、少しは良くなりましたが、思ったほどの収入も得られなかったので、一旦あきらめました。
自分にとってはWEBライターよりもコーディング、プログラミングのほうが向いているように感じたので、そちらの勉強を始めました。
今ではWEB制作の仕事を少しずついただけるようになりましたし、やっていて楽しく感じています。
それでもライターとして学んだことは自分のブログなどで活かせると思いますし、今後も世の中どう変わっていくか分からないので、ライターを含めどんな仕事でもできると強いのかなと感じています。
また機会があればWEBライティングの仕事にも挑戦してみたいと思っています。