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WEBライター初心者の壁!?『1000文字以上の記事が書けるか不安』の解消法

WEBライター初心者の壁!?『1000文字以上の記事が書けるか不安』の解消法

こんにちは。こはくです。

今回は、
『どうすれば1000文字以上の記事が書けるのか』
という事についてお話していきたいと思います。

この記事を読んでいただければ

・単価の高い案件に応募してみたいけど、1000字以上が条件となっているが、本当に書けるか不安
・もしも指定の文字数以上書けない時はどうすれば良いのか不安

といった悩みを解消できるでしょう。

初心者の壁?文字数指定の案件が辛い!

今回、次のような質問を頂きました。

質問1

ライターとしてやっていくためにはありとあらゆる分野での実体験し、実感するような物理的な経験が乏しいと記事の作成がすんなりと進まないような状況があるということです。現在のところ、1000文字越えでさえ思考錯誤しながら書いていることが多く、1時間は軽くかかってしまっていることです。

質問2

1000字以上という文字数が書けるのか気になってしまいなかなか応募ができなかったりします。書いても書いてもこのクオリティで大丈夫かどうか不安になって書き直しを何回もするので時間がかかる。自分の文章で大丈夫か自信がない。

現在、WEBライターとしての依頼は、基本的に「○文字以上」での募集です。

しかし、この文字数指定の影響で、
「そんなに書けない!だから案件を受注できない!」
こういったWEBライターさんも多い様です。

SEOの基本は「ユーザーの利便性を最大化する」ということ

では、なぜ文字数指定があるのか。

それは「検索上位に表示するため」です。

私たちは、通常なにかを検索する時、最初の数件しかチェックしません。

2ページ目、3ページ目と記事を探すのは
「本当に欲しい情報が見つからなかった時」
だけでしょう。

では、どうすれば1ページ目に表示できるのか。

Googleは、検索結果の評価基準を公開していません。

しかし、確実に言えることは

ユーザーに最大限価値を提供しているものが上位表示される

という事です。

日々検索結果が変動する中で、価値の高いサイトは上位表示され、そうでない記事は検索結果から省かれていきます。

では、ユーザーにとって価値が高いとはどういう事か。

明確な答えはありませんし、クライアントの会社の理念があります。

そのため正解はありませんが、少なくとも
「情報量は少ないよりも多いほうが良い」
と考えているクライアントが多いです。

だからこそ、ある程度の文字数が必要とされ、それがWEBライターへの依頼にも影響を与えています。

現在は、1記事2000字以上と言われる事が多い

現在、様々な方がSEOに対する各々の見解をネット上で公開しています。

その中で多いのは、
「1記事2000字以上」
という意見です。

そのため、記事依頼としても2000字以上の案件が多いのです。

実際、私自身もこのサイトを運営する中で、2000字以下の記事はアップしていません。

1000字でもキツイ!?どうすれば多くの文字数を書けるのか

『2000字どころか、1000字でもキツイよ!』

きっと今回の質問者さんがこの記事を読んでいたら、そう言うのではないでしょうか。

WEBライターとして活動を始めたばかりの人は、そもそも文章を書くことに慣れていません。

そのため、1000字以上の文字数を求められる案件に挑戦することさえ、ためらってしまうのではないでしょうか。

基本中の基本「無駄に文章は伸ばさない」

まず、長文を書く上で最も注意しなければいけないのは
「無駄に文章を伸ばしてはいけない」
ということ。

恐らく、多くの人は意識できていると思いますが、
「必要な文字数を埋めなければ・・・」
という意識が強くなると、何年もライターを継続している人でも、無駄な文章を入れてしまいます。

文字数を増やすには、『構成』が重要

内容を薄くせず、文字数を増やすためには、文章を書く前の準備が最も大切です。

大切なので、もう一度言います。

文章を書く前の準備が最も大切です。

その準備とは、「構成」です。

例えば、この記事は

見出し1:初心者の壁?文字数指定の案件が辛い!
小見出し1:SEOの基本は「ユーザーの利便性を最大化する」ということ
小見出し2:現在は、1記事2000字以上と言われる事が多い
見出し2:1000字でもキツイ!?どうすれば多くの文字数を書けるのか
小見出し1:基本中の基本「無駄に文章は伸ばさない」
小見出し2:文字数を増やすには、『構成』が重要
小見出し3:文字数を増やすには、『例え力』を身につけよう
小見出し4:文字数を増やすには、『想像力』を鍛えよう
見出し3:実際に私が1000字を書いてみる
見出し4:まとめ

という構成で成り立っています。

見出しは、ざっくりとした概要で、小見出しはその見出しに対して詳細を記載するようなイメージです。

では、この構成は、いつ考えていると思いますか?

実は、『記事を書くよりも前』に決まっています。

記事を書きながら構成を考えるのではなく、構成を考えた上で記事を書くのです。

ただし、文章を書きながら
「これも追加したほうが良い」
「思ったよりも文章が長くなったから小見出しを付けて分けよう」
となり、構成が変わることも多々あります。

そのため、構成を考える際は、
・きちんと考える
・でも、執筆に対しては柔軟に対応する
事が重要です。

この構成をきちんと決めることで、
「文章の結論に迷わないだけではなく、文字数も増えます」

例えば、この質問者さんは100字以上の質問をくれています。

つまり、同じレベルのライターさんでも100字程度であれば問題なく書けるでしょう。

では、この記事の構成を再度確認しましょう。

見出し1:初心者の壁?文字数指定の案件が辛い!
小見出し1:SEOの基本は「ユーザーの利便性を最大化する」ということ
小見出し2:現在は、1記事2000字以上と言われる事が多い
見出し2:1000字でもキツイ!?どうすれば多くの文字数を書けるのか
小見出し1:基本中の基本「無駄に文章は伸ばさない」
小見出し2:文字数を増やすには、『構成』が重要
小見出し3:文字数を増やすには、『例え力』を身につけよう
小見出し4:文字数を増やすには、『想像力』を鍛えよう
見出し3:実際に私が1000字を書いてみる
見出し4:まとめ

見出しは4つ。小見出しが合計6つあります。

つまり、タイトルとしては10個の項目があるわけです。

ということは、1項目辺り100字書ければ、難しいと思っていた1000字の記事が完成してしまうのです。

実際に書いてみると、1項目辺り100字は、正直少なすぎてオーバーしてしまう事がほとんどです。

どうですか?

文章全体で1000字と聞くと、多いように感じるかもしれませんが、構成がしっかりとあれば、各々の項目は短くても多くの文章が書けます。

文字数を増やすには、『例え力』を身につけよう

とは言うものの、構成を自由に決められない案件も存在します。

また、記事のテーマ的に詳細な構成を考えるのが難しい事もあるでしょう。

そんな時には、どうすれば良いのか。

その改善方法の1つが『例え話』です。

サイト記事では、多くの場合
「読者が知らない情報を説明する」
というポイントがあります。

その時に、結論だけを説明するのではなく、例え話を付けると、理解しやすい文章になります。

それは、記事の品質を上げると共に、文字量も増やしてくれる非常に便利な手法です。

WEBライターで月に10万円稼ぐのは、
『簡単ではありませんが、不可能ではありません』

例えば、文字単価1円の案件を継続的にもらえるとします。

仮に1時間に2000字のタイピングが可能だとすると、毎日2時間を確保できれば

『2000字/時間 × 2時間/日 × 1円/文字 × 30日』

で、12万円になります。

どうでしょう?非現実的な数字では無いかと思います。

毎日2時間の時間をとる事は難しいかもしれませんが、
・土日を活用する
・文字単価を上げる
・タイピングスピードを上げる
といった努力をすることで、徐々に安定して月に10万円を達成することができるのです。

上記の文だと、結論としては

WEBライターで月に10万円稼ぐのは、
『簡単ではありませんが、不可能ではありません』

という部分です。

これだけだと、42文字しかありませんが、例として具体的な数値を入れることで269文字になりました。

単に数値の計算だけでしたが、これが体験談などのストーリーであれば、背景を説明する必要があるため、更に長くなります。

更に、結論だけを言われるよりも、実感が湧くのではないでしょうか?

人によっては
「毎日2時間・・・キツイな・・・無理かも」
「副業で月に5万円でも嬉しいから、これならいけそう!」
「タイピングスピードをもっと上げなきゃな・・・」

など、色々な感情が発生すると思います。

こうやって、感情や思考が動けば、良い記事と言えるでしょう。

反対に、
『誰の感情も思考も動かさない文章』
は、良い文章とは言えないでしょう。

文字数を増やすには、『想像力』を鍛えよう

次に、文字数を増やす上で意識したいのは『想像力』です。

ここで言う想像力とは、言い換えると

この記事を読んでくれる人の事を想える力

です。

例えば、この記事を書くにあたって、私自身は質問者さんがくれた質問に対して、
・具体的に例があった方がわかりやすいかな
・私自身はすでに当たり前にやっている事でも、一から丁寧に説明しよう
・きっと現在こんなことを感じながらライターの依頼を頑張っているのだろう

など、想像力を膨らませながら構成を考えました。

そうすると、入れた方が良い内容や、反対に省いた方が良い内容が見えてきます。

この想像力を鍛えることで、入れた方が良い内容がどんどんと出てくるので、文字数は爆発的に増えます。

実際に私が1000字を書いてみる

では、具体的に私自身が1000字以上の記事を書いてみたいと思います。

キーワードは『インサイドセールス』についてです。

上記は、Lancersでライティングの依頼の上位に出てきたので、そのままそれをテーマにしてみました。

現在、多くの企業では売上を上げるために
「営業活動」
に力を入れています。

優秀な営業マンにはインセンティブを支給するなど、様々な方法で営業活動の最適化が求められています。

そんな営業活動において、
「インサイドセールス」
というものに注目が集まっています。

今回は、この「インサイドセールス」について見ていきましょう。

インサイドセールスとは

インサイドセールスとは、非対面で行う営業活動のことを指します。

最近は、メールや電話・WEB会議ツールなど様々なツールがありますが、これらを活用して、見込み客にアプローチをしていきます。

インサイドセールスに対して、実際にお客さんに会ったり、商談を行う従来の営業マンを
「フィールドセールス」
と表現し、これらを分けて考えるのが一般的です。

なぜインサイドセールスが重要なのか

では、なぜこのインサイドセールスの重要性が増しているのか。

1つは、現在「ものが売れにくい時代」であることが挙げられます。

ものが売れる時代なら、営業マンが件数を重ねれば、十分な利益が出ました。

しかし、ものが売れない時代では、当然ながら成約率が下がります。

そうなると、
「いかに効率よく営業活動を行うのか」
が重要になってきます。

そのため、インサイドセールスにより
「購入の可能性が低い顧客には、情報提供や定期的なコンタクトにより、関係性を築く」
「購入の可能性が高い顧客には、積極的に商談をする」
というように、対応を分ける必要があるのです。

次に、人材の不足です。

現在の日本では、少子高齢社会の影響で、働き手は徐々に減っています。

そのため、効率的に営業をする必要性が高まっているのです。

インサイドセールスを導入するにはどうすれば良いのか?

では、実際にインサイドセールスを導入するにはどうすれば良いのでしょうか。

最も重要なのは、ツールの導入です。

必要なツールにはいくつかの種類がありますが、重要なものとして
・オンライン商談システム
・マーケティングオートメーションツール
・顧客管理ツール
などがあります。

オンライン商談ツールは、お客様と実際に非対面で対話をする際に用いられます。

例えば、説明の際に「資料を共有しながら説明する」場合。

オンライン商談ツールがあれば、簡単に画面を共有することが出来ます。

マーケティングオートメーションツールは、ホームページなどにきたお客様に対して、自動的に必要な情報を提供するなど、これまで手作業でやってきたマーケティング作業を自動化するようなツールです。

顧客管理ツールを導入して、・・・・

いかがでしょうか。

ここまでで大体1000字くらいになります。

今回は、見出しだけで小見出しを付けずに書きましたが、それでもまだまだ内容を深めて文字数を増やすことは十分に可能でした。

本来なら
・テレアポとの違い
・どういったツールが有るのか
・それぞれのツールの目的や導入の優先順位
・インサイドセールスの事例
・インサイドセールスのメリット/デメリット
・インサイドセールス導入にかかる費用

など、必要な情報は多々あります。

今回は、1000字を目指したので、かなり少なめに書きました。

まとめ

今回は、初心者ライター向けに
「1000字を書き上げるための最も基本的な方法」
について書きました。

過去、私自身も1000字前後の文章で四苦八苦していた時期がありました。

1000字で苦戦している時の大きな悩みが
「記事の納品数が多い割には収入が少なく、ネタ切れを起こしていた」
ということですが、これはまた別の機会に記事にすることにします。

最初は1000字の記事でも大変だった私ですが、継続した結果、現在は数千字の記事も難なく書けます。

因みにこの記事は5000字以上あります。笑

なので、諦めずに徐々にでも長文を書くことに慣れていきましょう。

ABOUT ME
WEBライターこはく
WEBライターとして10年以上に渡って活動。 副業としての最高月収は40万円/月(執筆のみの収益) 『難しい話をわかりやすく』 をモットーに、毎月数十万字の執筆を行う。 note:noteアカウントへ twitter:Twitterアカウントへ