あなたは普段、勉強をしていますか?
仕事をしている日本人の月の勉強時間が平均10分にも満たないという情報を聞いたことがある人もいるかもしれませんが、それくらい
「社会人でありながら勉強をする」
と言うのは、難しいものです。
結婚していれば、家事や育児、家族サービスに時間を使う人が多いでしょうし、仕事終わりの時間でエネルギーが無くてダラダラと過ごしている人も多いです。
そんな中で、おすすめの勉強方法として
「歩きながらする勉強法」
をお話ししていきたいと思います。
歩きながら読書をすることのメリット
名前の通り、ただ歩きながら読書をする方法。
個人的にもかなり良いと感じています。
ここでは、そのメリットについて解説していきます。
脳が活性化するので記憶力が増す
歩きながら勉強すると言うのは、血流が良くなって、脳に血液がいくことで、活性化した状態で勉強が可能になるようです。
また、脳はその機能によって場所が分かれており、運動をする時には運動野という所が活発になります。
結果、複数の箇所で脳が動くことで記憶力が上がると言うことです。
眠くならない
また、歩きながら勉強することの大きなメリットは、
「眠くならない」
ことだと思います。
机に向かって勉強する際、私自身はかなりの確率で眠くなります。
ですが、歩きながら眠くなることはありません。
(あったとすると、よっぽどの睡眠不足の時だけです)
そのため、机に向かうよりも歩きながらの方が集中できます。
気が散りにくい
歩きながら勉強する際、机に向かっている時に比べて、私は気が散りにくいと感じています。
実際、仕事中だったり勉強中に、気が散ることも多いですが、歩きながらの勉強だと、多少思考が違うところに行くことはあれど、大きく気が散ることはありません。
これは、具体的に何が原因かはわかりませんが、目に入ってくる情報の問題なんだと思います。
歩きながらの勉強の場合、スマホに気を取られることがないため、集中しやすい状態にあるのだと思います。
こんな人におすすめ
この方法は、単純に歩きながら勉強するだけというものですが、こんな人には特におすすめの方法です。
最近、文章が頭に入ってこないと感じている人
以前も記事にしましたが、文字が頭に入ってこない時期は、多くの人にあります。
こういう時期に、勉強を辞めてしまったり、ダラダラと過ごしてしまうのは非常にもったいないです。
歩きながらの勉強であれば、普通の勉強よりも負荷が小さいので、誰でも簡単に実践することが可能です。
勉強する際に注意力が散漫になる人
勉強する際に、集中力が欠如している人。
こういう人にも、この勉強法ほうを試してみて欲しいです。
こちらの記事もおすすめなので、参考にしてください。
運動不足と勉強不足の両方を改善したい人
歩くというのは、脳に非常に良い効果があるとされています。
加えて、単純に運動不足も解消できるため、運動不足も勉強不足も感じている人からすると、両方ともできる非常に良い方法だと思います。
歩きながら読書ができる最強の勉強法
私がおすすめする歩きながらの勉強で使えるツールは2種類です。
オーディオブック
私が歩きながら読書する上で、最も利用しているのが、このオーディオブックです。
オーディオブックは、書籍を音声で聴くことができるもので、オーディブルなどが有名ですね。
個人的に利用しているのは下記のオーディオブックです。
オーディオブックを活用することで、普段の散歩や通勤時間が、勉強時間に変わります。
因みにこちらの記事も参考にしてみてください。
ステッパー
ステッパーは、自宅で利用するエクササイズ用の道具で、足踏みするための道具です。
このステッパーを使うことによって、自宅で歩きながらの読書が可能になります。
実は、私自身はステッパーではなく、実際に外を歩いて勉強をしているのですが、正直他の人に勧めようとは思えません。
と言うのも、普通に危険だからです。
前述のオーディオブックを利用するにも、イヤホンをしています。
そのため、よほどハイキングコースや整備された歩道じゃない限り、自転車との接触や車との衝突の危険性があります。
私が住んでいるところは、交通量が多くなかったり、自己責任でやっている所もあるので、他人に勧めるなら、家の中でできる「ステッパー」です。
ステッパーを利用する際には、負荷が調整できるものが良いです。
と言うのも、読書を中心として使い方は、
「実際に歩く負荷と変わらないくらい軽いもの」
じゃないと、勉強に集中できません。
反対に、負荷が軽すぎると筋トレとしての価値がありません。
私が実際に買うとすると、下記のメンタリストDaiGoさんがおすすめしていたものを買います。
歩きながら読書をする際の注意点
歩きながら勉強する上では、いくつかの注意点があります。
ステッパーを使う際は目線の高さを一定に
今は利用していないと述べたステッパーですが、以前は利用していました。
(部屋の狭さの関係で売ってしまいましたが)
その時に、ステッパーを使いながら読書していましたが、問題は目線の高さが変わること。
歩いていると目線は一定ですが、ステッパーは膝を上手く使わないと目線がぶれます。
この状態で読書すると酔うので注意しましょう。
ながらスマホは止める
外を歩いてオーディオブックで勉強する場合には、ながらスマホで事故を起こすことだけは注意しましょう。
聴覚も遮断されている状態になると、かなり危険になりますので、安全性を重視しながら利用しましょう。
あとでアウトプットして思い出す工程を入れると効果的
歩きながらの勉強での欠点として「字を書けない」ということがあります。
個人的に、歩きながら勉強するのと同様に、文字を書くのも勉強として非常に重要だと思っています。
そのため、どこかのタイミングで、勉強したことを紙に書き起こすなどのアウトプットの場を作るのがおすすめです。
まとめ
今回は、歩きながらの勉強法を説明してきました。
シンプルだけど、非常に効果が高い。
そんな勉強法なので、是非短時間だけでも挑戦してみてください。