生活のリアル

老後が不安でたまらない?老後の心配を解消するための8つの方法

老後が不安でたまらない?老後の心配を解消するための8つの方法

自分の老後の生活に不安がある。

そう考えている人は多いのではないでしょうか。

私がこの前話していた20台前半も、
「将来の不安があるから、あまりお金を使えない」
なんてことを言っていました。

せっかく社会人になって、自分の力でお金が稼げるようになったのに、それが不安を理由に使えない。

これは、非常に悲しいですね。

しかし、確かに老後に不安を感じる人が多いのも事実。

誰かに大丈夫と言われても、不安が和らぐ事は無いでしょう。

今回は、そんな人のために、老後不安の原因や対策をお話したいと思います。

不安の正体は、そのほとんどが
「明確でないもの」
に対してです。

もしも病気になったら
もしも会社が倒産したら

などなど。

絶対に病気にならず、会社が倒産しないと感じられればこんな不安は感じません。

反対に、
「◯月◯日に病気になる」
「◯月◯日に会社は倒産する」

と、悪い方に確定していた場合にも、その対策や準備をします。

そのため、不安は不確定要素に対して働くといえます。

今回はそんな将来の不安に対して、少しでも対策できるようにお話していきます。

なぜ老後の生活が不安なのか

まずは、老後の生活に不安を感じる理由を考えていきましょう。

多くの人にとって、この不安を考える事は非常に重要です。

「何が不安かもわからない」
状態では、対策のしようが無いからです。

定年退職した後の収入

1つめは、収入に関して。

老後の大きな不安が「お金」。

無限にお金があれば、将来の不安がなくなる人も多いでしょう。

そして、お金の不安があるのは、「定年」という物があるから。

もしくは、年齢を重ねるに連れて仕事をするのが難しくなるからです。

今は、収入と支出が釣り合っている状態の人でも、定年後にはその収入が0になります。

年金はあるものの、年金だけで悠々自適な生活ができないことは、誰もが認識しています。

だからこそ、将来に対する不安が大きいのです。

年金の受給額が減るかも

年金の受給額についても不安は大きいでしょう。

年金の受給額が下がる話は聞いても、上がる話は聞かない。

このような状況の中では
「自分が年金をもらう頃には、きっと年金を受け取ることができないだろう」
なんて不安も出てきます。

少子高齢化が進み、今後年金の支払い者は減り続けると予測されています。

そのため、増える見込みが無いと感じている人の多くが

「今でさえ年金生活者は厳しい。なのに自分たちのときにはもっと厳しい。」

こう感じているのです。

長寿化の健康不安

日本は、世界でも有数の長寿大国です。

その寿命は年々増えており、
「人生100年時代」
なんて言われる様になりました。

しかし、その100年の内、健康に働ける割合はどのくらいなのか。

もしかしたら80歳から20年もベッドでの生活を余儀なくされるんじゃないか。

安楽死が認められていない日本で、長寿になることは、同時に
「死んだように生きる時間が長くなるのではないか」
という不安が大きくなるのです。

ちなみに、この記事を読んでくれている方の中には、
「いや、人生100年時代なんて言うけど、それってもっと先の話だよね?自分には関係ないよね?」
と考えている人も多いでしょう。

でも、実は厚生労働省の調査では、令和4年時点での100歳を超えている人の人数は9万人以上いるそうです。

この情報を見たとき、
「え?100歳以上の人って、そんなに多いの?」
なんて感じました。

昭和38年には、全国でたったの153人だった100歳以上人口が、いまや9万人。

ということは、自分自身が100歳を超える可能性も十分にあると考えられますよね?

老後2000万円問題など不安を煽る情報が多い

世の中が、老後不安を煽る情報が多い事も1つの要因です。

更に、こういった情報は、解決策を提示することなく単に不安を煽るケースも多々あります。

代表的なのは「老後2000万円問題」

国の公の発表で、年金だけでは生活費が足りない。

そんな事を発表してしまったものだから、多くの人は驚愕だったのではないでしょうか。

当時は、「国が年金破綻を認めた!」なんて声も多く聞きましたが、この計算はかなり雑な情報でした。

ちなみに計算としては、平均の支出と収入(主に年金)の統計情報を比較すると、月に5.5万円の赤字が出たそうです。

そのため、老後を30年と仮定して

5.5万円×12ヵ月×30年=1,980万円

という計算で、約2000万円老後資金が不足するという話になっているのです。

ただ、この話自体は、それほど不安に感じる必要もありません。

たまたま出費の多い年で計算していたようで、その数年後の調査では結局この問題はなくなっていました。

更に言うなら、老後に貯めていた貯金を使って人生を謳歌した場合、当然ですが支出のほうが多くなります。

お年寄りは多額の資産を築いている人も多く、これらを取り崩して人生を楽しんでいるだけの可能性もあります。

ですが、具体的に老後の準備や将来のための準備をしていない人からすると、こういった情報を聞くだけでも不安を感じてしまうものなのです。

景気の回復が見込めない

現在、少子高齢化が進み、年金額は減額の一途を辿っていますが、それ以外にも多くの事が少子高齢化で悪化していきます。

景気の回復に関しても、内需(国内での需要)が減るため(人口が減ればその分需要は減る)、よほど良い政策をうたなければ、回復は難しいでしょう。

一方で、現実問題税金や保険料は上がり放題。

この状況で、
「この先日本の景気はよくなるよ!」
なんて確信を持てる人は少数派であると考えられます。

結局自分の老後には、いくら必要なのか

さて、不安に感じる理由を見てきましたが、
「実際自分の老後にはいくら必要か」
を考えたことはありますか?

もしも、老後それほどお金が必要なければ、老後不安の問題は
・健康
・孤独
など、一定のものに絞られてきます。

やはり、お金に関する不安は非常に大きいのです。

一方で、将来の健康を予見することは難しいですが、将来のお金に関しては試算が可能です。

単純に必要な金額が分かれば、その分貯金をすれば解決する問題もあるでしょう。

そこで、自分の老後に必要なお金を計算していきましょう。

最も簡単な計算方法としては、自分がもらう予定の年金の金額と、したい生活費を計算する事。

日本年金機構の「ねんきんネット」から、見込みの年金金額を確認することができます。

厚生年金に関しては、サラリーマンとして働いていて、年収が高ければその分増えます。

なので、注意するべきポイントとしては
・生涯サラリーマンとして働く予定か(もしくは起業する予定か)
・年収は上がる見込みがあるか
ということがポイントになります。

ちなみに、簡易的であれば、三井住友銀行などもシミュレーション用のサイトを用意してくれています。

ちなみに、現在22歳で年収300万円だった場合には、このような計算になります。

この計算によると、年金の受給額は17万円ほどになります。

これを基準に生活水準を算出して計算してみましょう。

更に重要になるのは、下記のようなパターンです。

・結婚して夫婦で年金をもらうのか
・家を買う予定があるのか
・転職を予定しているか
・退職金があるか
・子育ての予定があるか
・定年後に趣味や遊びにどのくらいのお金を使いたいか

リアルに想像すればその分だけ、具体的に必要な金額が算出されることになります。

老後の心配を解消するための8つの方法

次に、老後不安を解消するための方法について見ていきましょう。

心配するべきこととそうでない事を分ける

まず、重要なのは
「自分が心配するべきことか否か」
を判別することです。

何につけても不安を感じる人がいますが、
「もしも地震が起こったらどうしよう」
「もしも泥棒にあったらどうしよう」
「もしも詐欺にあったらどうしよう」
このような事を全て考えていたら、どうしようもありません。

もちろん、無防備で地震が来るのを待つのもダメですが、
「ここまで準備したら、後は考えても仕方ないので、考えない」
このように考えることが重要です。

自分の将来の事を考えるための時間を確保する

将来の事が不安。

そう言っている人の多くが、
「じゃあ、将来のための対策を考える時間を取っているのか」
と聞くと、ほとんどは取れていません。

時間を確保しなければ、ただ不安を感じるだけで人生が過ぎてしまいます。

方向性を決めるのも良し。何か行動をするのも良し。

結局は時間が必要になるので、まずはこの時間を確保すること自体が重要になります。

定期的な運動をする

次に、定期的な運動をすること。

これは寿命が伸びても健康に生活ができる健康寿命を伸ばす意味合いに加え、

・生涯楽しめる趣味を持つ
・健康を維持して医療費を下げる

という意味合いもあります。

お金・健康・孤独

という老後に大きな割合を占める不安を一気に解決してくれる可能性があるのです。

単純に散歩やランニングでもいいですし、何かスポーツを始めても良い。

旅行を絡めてハイキングや登山というのも素敵ですね。

ちなみに私自身は山に登るのも好きですし、自転車で色々な所に行くのも好きで、今後はそういった仲間で集まれるような機会を求めてみようかなと思っています。

農業を始めてみる

次に、農業。

農業は個人的にも始めようと思っていることの1つです。

その理由は、大きく分けて3つ。

1つめは、食費の節約です。

特に葉野菜なんかは、日持ちが難しいので、栽培して必要な分だけを収穫するスタイルの方が良いのではないかと考えています。

2つめは、お金の心配を根本から減らすことです。

お金の心配の大きな部分として「食べられなくなったら」ということが考えられます。

でも、最低限自分で野菜を作って生活ができる。

自給自足ができるとわかっていれば、心配はグッと減るのではないでしょうか。

3つめは、健康です。

無農薬の野菜を食べることに関する健康もそうですが、自然と自炊になりますし、栄養価についても学ぶ機会が増えます。

これらの理由から、家庭菜園程度でも老後不安を減らしてくれる可能性が高いと考えています。

副業

副業をすることで、将来の収入の不安は一気に減ります。

定年後に収入がなくなることが、大きなストレスであることは前述しました。

しかし、仮に副業で個人事業をしたとすると、この仕事に定年はありません。

そのため、年金と副業で十分な収入を得るような方法も考えられます。

ちなみに、私がおすすめしているWEBライターなら、パソコンだけでできるので、今後怪我をして入院となっても、しっかりと収入を確保できる自信があります。

この自信が、将来の不安を解消してくれるのです。

投資

投資によって、年金以外の不労所得を作る。

これは、大切ですね。

特に若いうちからインデックス投資をしていれば、老後にはかなりの資産になります。

仮に年間100万円でも投資収入があれば、それだけで幸せな老後を暮らせる人は、多いでしょう。

色々な繋がりの友達を作る

将来的に困ることは、お金だけではありません。

人との繋がりも重要になります。

そのため、会社の人以外にも色々な所で人間関係を作っておくと良いでしょう。

例えば、
・趣味繋がり
・昔からの友人
・副業からのビジネスパートナー
・生徒
・オンラインサロンのメンバー同士

などなど、どこでどのような人間関係が役立つかわかりません。

また、その繋がりの広さがそのまま人生経験の多さにもつながるので、積極的に人と繋がっていくことをおすすめします。

相談できる相手を見つけておく

人生において、何かを相談する人がいるのは、非常に有り難いことです。

私自身の話ですが、私は一時期仕事に失敗して家を失いました。

その際に、ビジネス絡みで仲良くなった友達に相談した所、たまたまその人が2ヶ月ほど家を空けるそうで、住ませていただきました。

反対に、その人が仕事を探しているタイミングで私の会社の面接を受けて、今は同僚として働いています。

このように、互いに相談から助け合いに発展する事もあります。

なので、何人でも良いので、本当に相談できる相手というのを見つけておくのが良いでしょう。

まとめ

今回は、老後不安についてお話してきました。

今の時代、将来に不安を持っている人は多いでしょう。

しかし、今から少しでも行動することで未来は変わります。

不安だと思っていた事も、
「準備すればそれほど怖くなくなった」
ということも多々あります。

このサイトでは、特に「収入」「支出」に関して、情報発信をしています。

老後不安のために副業を始めた。

こういう人も多いので、是非一緒に副業で稼げるような人になってみませんか?

ABOUT ME
WEBライターこはく
WEBライターとして10年以上に渡って活動。 副業としての最高月収は40万円/月(執筆のみの収益) 『難しい話をわかりやすく』 をモットーに、毎月数十万字の執筆を行う。 note:noteアカウントへ twitter:Twitterアカウントへ