ブログの更新。
面倒くさいですよね笑
ブログに挑戦している人の多くが直面する「更新頻度」ですが、これに悩んでいる人も多いでしょう。
毎日更新を謳う人が多い中で
「そんなの本当にできるの?」
なんて感じている人も多いんじゃないでしょうか。
また、
「これって、毎日更新しても本当に意味があるの?」
なんてことを、感じたことがあるのではないでしょうか。
今回は、そんなブログ初心者向けに
「本当に毎日更新って必要なの?適切な更新頻度ってどのくらい?」
というお話をしていきたいと思います。
私自身も、ブログの毎日更新に挑戦した事は、何度もありました。
それをブログ内で宣言し、SNSでも宣言するものの、1週間で止めてしまったり。
かと思ったら、1日に2記事・3記事をアップできてしまう日があったり。
そんな事を繰り返す内に
「そもそも毎日更新って意味あるのかな?」
というシンプルな疑問が湧いてきました。
そこで、今回は毎日更新を始めとしたブログの更新頻度についてお話したいと思います。
ブログの毎日更新は必要?
さて、いきなり本題ですが、毎日更新って必要だと思いますか?
そりゃあ、できるならした方が良いのは当然です。
でも、結論をお話すると
「必須ではない。むしろ多くの人はすべきではない」
と感じています。
結局続かない人が大半
最も大きな理由は、
「無理に毎日更新をしている人のほとんどが、途中で続かなくて更新そのものを止めてしまっている」
という現状です。
毎日更新をするのは、確かにすごいことですが、
「毎日更新100日連続(100記事)。その後未継続」
と
「毎日ではないけど、週一で5年間継続(260記事)」
で考えるなら、間違いなく後者の方が良いサイトと言えます。
記事数でも2.6倍ありますし、5年間という長期間継続している事で、ドメインの評価も上がっているはずです。
結果として、全く同じ文章力、全く同じテーマで記事を上げたとしても、後者の方が上位表示される可能性が高いと考えられます。
正直、どのタイミングでアクセスが集まりだすのかや、どの位の収入が得られる様になるかを正確に予測できる人はいません。
たまたまヒットする内容が書けた場合や、時代の流れが変わって注目されるようになった概念などもあります。
そうなった時に、
「継続している事」
が最も重要なのです。
しかし、毎日更新を目指す人の大半。個人的な感覚で言うなら9割以上が止めてしまう。
そう考えると、毎日更新はそれほど大切なことではないと考えられるのです。
一度更新できなかった時のダメージ大
そして、毎日更新の最も大きなリスクは、
「一度更新できなかった時に大きなダメージを受ける」
という点。
毎日更新を何十日と継続している中で、たった1日更新できなかった。
それだけで、
・自分の誓いを守れない自分が嫌になる
・継続できない自分だと感じるようになる
・次の記事を書くのが急に億劫になる
などが起こります。
誰しも、冠婚葬祭や急な用事で継続が出来ないタイミングは存在します。
そんな時に、折角これまで継続してきた事が無駄になった様に感じるのは、勿体ないことなのです。
もちろん、毎日更新をしていると
「折角ここまで続けてきたんだから、続けよう」
というサンクコストが働く可能性もあります。
しかし、それよりもダメージの方が大きいと考えています。
質の悪い記事が大量にできる
毎日更新だと、確かに記事の数はすごいことになります。
しかし、その記事の品質。
これが重要視されるSEOにおいて、大量に低品質の記事がアップされること自体が、そもそも大きなリスクです。
場合によっては、サイト全体の評価が下がる危険性もあるでしょう。
多くの毎日更新実践者は、1日の内に
「テーマ決め→構成作成→執筆→投稿」
を行います。
日によっては、
「全然ネタが思いつかない」
という状況になり、焦って変な記事を出してしまう危険性もあるのです。
そして、時計をチラチラと見ながら、
「後30分で今日が終わる・・・」
「なんとかそれまでに記事を仕上げなきゃ・・・」
「体調が悪いけど、そんな事言ってられない」
なんて気持ちで書いた記事は、9割くらいの確率で質が悪い。
締め切り効果なんて言われて、集中力が増す条件ではあるものの、
「多少雑でもアップすることに意味がある」
なんて気持ちになって、質の悪い記事が完成するのです。
休業すると次が大変
毎日更新を一度中断し、少し休んでから再度投稿をスタートする人もいます。
毎日更新できる間は継続して、できなくなったら休業に入るパターンです。
これに関しても、更新の時間が空きすぎてしまうと、新たに始めることが困難になる人が多いです。
「それだったら、新しいサイトで心機一転頑張ろう」
なんてことを考えてしまうのです。
しかし、ブログの継続とSEO評価を考えると、おすすめできません。
それだったら、最初から頻度が低くても、長期間更新が無いサイトを作らないことの方が効率的だと考えられます。
初心者におすすめ、ブログの適正な更新頻度は週4回
さて、毎日更新による様々なデメリットをお話しましたが、結果として
「適正な更新頻度は週に4回」
だと考えています。
そして、その方法についてここで見ていきます。
これはあくまでも、初心者向けの方法です。
慣れてくれば、より効率的な方法を探したり、自分なりにアレンジする必要があります。
まずは自分の作業時間を先取りする
「貯金をしたいなら、給料日に貯金分を先に別の口座に移せ」
という話を聞いたことがある人も多いでしょう。
これは、
「大切な物のために先に使って、残った分で残りのものに使う」
という例ですが、時間も同じです。
何を最も重要視するのか。
「ブログ更新を優先し、将来の不安を消したいのか」
「スマホゲームを優先し、今の快楽を得たいのか」
「ストレッチや筋トレをして、将来的な健康を担保したいのか」
「ぼーっとする時間を設けて、精神の回復に努めたいのか」
など、時間の使い方は人それぞれです。
どのような使い方をするかで将来が変わります。
そのため、ブログの更新が自分の将来に取って大切だと思うのであれば、その時間をお金同様に先取りしておきます。
「毎日朝6時~7時はブログに使う」
と、先に決めてしまうのです。
何時間確保するのかなどは、個人の状況や環境によって異なりますが、先取りするという考え方そのものが重要です。
日によって作業を分ける
次に、日によって作業を分けることが、更新頻度を保つコツです。
例えば、毎日作業をする前提で、
月曜:記事執筆(1記事)
火曜:記事執筆(1記事)
水曜:記事執筆(1記事)
木曜:記事執筆(1記事)
金曜:記事の全体読み返し・修正(4記事)
土曜:キーワード選定・リサーチ
日曜:構成作成
などのような形です。
こうすることで、時間的に余裕のある土日に、平日の構成までをしっかりと考えるため、記事の品質が担保されます。
更に、平日は既に完成した構成を元に、執筆に集中することができるので、作業効率が良くなります。
この様に、執筆やリサーチなどの項目を分けて、日によって作業を分けるのは、初心者にはおすすめの方法です。
更新にフルコミット!!
その上で、執筆をすると決めた日に関しては、何があっても完了させること。
そう考えてスタートしても、全然頭が回らない日もあれば、筆が進まない日もあるでしょう。
なので、金曜日を予備日にするなどの救済措置を取りながらも、1週間全体として見た時に、安定して完了させることができるような仕組みづくりが重要です。
構成やキーワードはストック必須
更に、先程の例では土日にキーワード選定や構成づくりをしましたが、これらは大量にストックしておくと、非常に便利です。
このサイトも、公開済みのコンテンツは現在120程度ですが、50記事ほどのストックがあります。
ストックと言っても、単にテーマを決めただけの記事もあれば、構成までしっかり決めた物、途中まで執筆しているものなど、進捗は様々です。
この中から、その日に最も書けそうなテーマを選ぶことで、更新頻度を維持しています。
というのも、中には何日かかけて作りたいコンテンツも有り、(リサーチに時間がかかるもの)これを作るために、更新頻度を下げるのではなく、
「1日の作業を1記事+少し」
という作業量にすることで、この何日かかけて作るコンテンツを少しずつ作っています。
そうすることで、更新頻度は下げずに、質の高い記事をアップすることが可能です。
そのため、ストックが重要になってくるのです。
因みに、キーワード選定だけだと、1日1記事分どころか、10や20簡単に作れる日もあります。
だからこそ、集中してキーワード選定だけの時間を取るのも大切なのです。
ボツ記事があって当然!潔く諦める気持ちを持つ
多くの初心者が勘違いしている点(私自身もそうでした)が、
「一度考えた記事は、アップする必要がある」
という点です。
私自身もそうでしたが、それで中々筆が進まない事もあります。
内容が薄くなることもあれば、文字数が極小のときも。
しかし、よくよく考えれば当たり前ですが、通常テレビなどでも
「お蔵入り」
というものがあります。
プロであっても、
「最初はいけそうだと思って企画にしたけど、やってみたら駄作だから公開しない」
ということはあるのです。
ブログも同様で、ブログの初心者であるあなたも、考えた100記事が、そのまま100記事更新になる必要はありません。
むしろ、どんどんとボツを作り、それ以上にコンテンツを作れば、
・思考力の強化
・記事の質の向上
・作業効率アップ
など、様々なメリットが得られるのです。
まとめ
今回は、ブログの最適な更新頻度について見てきました。
更新頻度は、高ければ高いほど良い一方で、
「継続できないなら、毎日更新をする必要はない」
と、ハッキリと感じています。
無理にやっても、どこかで反動がきて、無気力症候群になったりするので、おすすめできません。
特に初心者ほど
「こんなコンテンツで良いのか?」
なんて迷うこともあると思います。
私自身も未だに、いくつものボツ記事を作成していますし、書いていて納得できずに消すこともあります。
そんな中で、
「ユーザーに価値を届ける」
から
「毎日更新そのもの」
に目的が変わってしまっては、長期的に見た時に、成功する可能性は低いでしょう。
だからこそ、毎日更新そのものにこだわるのは止め、是非適切な頻度での記事更新を目指していきましょう。