こんにちは。こはくです。
今回は、副業が継続できない人に知ってほしい
「101%ルール」
を解説します。
この記事を読んでもらえれば、
・継続することが楽になる
・なぜ自分がこれまで副業で挫折していたのかわかる
でしょう。
以前私は、副業が継続できない理由について触れてきました。
この中で、
「結局、本当に稼ぐ必要性を理解していないから」
という説明をしてきました。
その上で、「続けるためにどうすれば良いのか」を1つのテクニックにしたいと考えたのです。
私自身、副業で様々な挫折をしてきました。
その中で、失敗理由を探していくと、結局
「続いたか。続かなかったか」
に集約されるケースがほとんどです。
(稀に、状況が変わって物理的にできなくなるなどもありますが)
ということは、ほとんどの副業では、
「続けることさえできれば、成功できる」
とも言えます。
以前の記事で書いたように、
「本気で稼ぎたいと思える様な環境づくり」
に成功した方は、もしかしたら今回の話は、読まなくても成功できるかも知れません。
ですが、それが上手くいかなかった人には、是非試してもらいたい方法です。
この記事の内容を実践していくだけで、あなたは継続力が身につきますので、是非何度も記事を読んでみてください。
因みに、私がWEBライターということもあり、例としてWEBライターを挙げる事が多いですが、どのような副業にも当てはまる様に考えていますので、ご安心ください。
なぜ副業は継続できない?
まずは、なぜ副業が継続できないのか。
その理由について軽く触れます。
基本的に、副業は面倒くさい
以前も書いたように、副業は
「本業とは別に仕事をする」
ということですから、面倒くさくて当然です。
しかも、自分ひとりで完結する事も多いため、
「やってもやらなくても良い」
という責任感が薄いケースもあります。
そのため多くの人は、挫折していくのです。
単一の作業で完結することはほとんどない
副業のほとんどは、いくつもの工程が必要です。
私が勧めるWEBライターも
・案件に応募する
・採用が決まる
・マニュアルを読む
・クライアントからキーワードをもらう
・リサーチする
・構成を考える
・執筆する
・コピペチェックをする
・修正をする
・納品する
などのような工程に分かれます。
ただ文章を書くだけでも大変なのに、これだけの工程があれば、途方に暮れたくなる気持ちもわかります。
サラリーマンの場合、リサーチだけは他の部署に委託するなど、各チームの得意分野を活かす事も出来ますが、個人での副業の場合は、どれだけ苦手な項目も、自分で乗り越える必要があります。
これも、副業が継続できない理由でしょう。
慣れるまでの継続が難しい
そして、各工程に慣れるまでにも時間がかかるということです。
「執筆だけなら、慣れてきたものの、リサーチが難しい」
などのような話もよく聞きます。
しかし、慣れるには、どうしても「数をこなす」必要性があります。
副業でそれだけの数をこなせる人が、どのくらいいるでしょう。
これも、継続が難しい理由です。
副業継続の鍵!「101%ルール」
さて、そこで、副業継続の手法として提案するのが
「101%ルール」
です。
これは、私が実際にやっていることであり、最も継続が出来たパターンです。
スタートするのに一番エネルギーを使う
私がこの方法を実践して見て感じたのは、
「どのような副業も、苦手な作業があり、それに手を付けるのが一番大変」
ということです。
例えば、ライターとして継続的に依頼をもらう中で、
「構成づくり及びリサーチ」
が苦手な人は多いでしょう。
これらの作業は、個人的にも腰が重く、ある程度探しだしたら楽になってくるのですが、動き出しが大変です。
書き出せば、スムーズに進行するのに、何故か最初で時間を食う。
このような人は多いのではないでしょうか。
「1話完結」の仕事方法ではなく「次回予告」までやるイメージ
そして、この時に私が間違っていたのが、
「リサーチ→構成づくり→執筆」
で1日の作業(もしくは1回の作業)を完結させていたという点。
言ってみれば、アニメやドラマの「1話完結」のイメージですね。
これを、
「(前日作業:リサーチ①→構成づくり①→)執筆①→リサーチ②→構成づくり②(次の日の作業:執筆②→・・・)」
とするだけで、ずいぶんと作業が楽になりました。
つまり、最もエネルギーを使う最初の項目を前日の最後にやってしまう(もしくは、多少手を付ける)状態。
アニメやドラマで言うなら「次回予告まである状態」にすると、心理的なハードルは一気に下がります。
そして、名前の由来にもしている部分ですが、
「100%やるのではなく、101%やる」
ということが重要です。
例えば、WEBライターでいうと、
「1記事完成 = 100%の作業」
です。
ですが、1日の作業が100%だった場合、次の日また最初からやり直しになります。
これがモチベーションを大きく下げるのです。
しかし、仮に
「1記事とちょっと(次回予告分くらい)」
をやることで、次の日はもしも体調が悪くても99%やれば普段どおりのパフォーマンスになります。
これがモチベーションを上げてくれます。
因みに、慣れてくれば毎日101%行動することも十分に可能です。
その場合、この1%は自分の苦手な作業を溜めていきます。
そうすることで、日を増すごとに苦手作業だけが進んで、楽な状態が完成します。
「キリが良い」は実は良くない
実はこれは、脳の仕組み的にも良くないと言われています。
脳は、完結してしまうと、そこで考えるのを止めますが、もしもちょっとだけ作業を初めて、中途半端に終わると続きが気になる性質があります。
仕事も、作業が終わらずにその日の業務を終了すると、家に帰っても
「あの仕事、こうすれば良いんじゃ・・・」
なんてアイデアが出たりしますよね。
これは、脳が中途半端を嫌うために、頭の隅で考えている状態です。
この状態だと、次回の作業はエンジンがかかった状態からスタートすることが出来、非常に楽です。
これと同様に、副業でも「キリが良い」状態を作らない事で、継続のハードルがぐっと下がります。
続けるための101%ルール。そのやり方は?
では、具体的に101%ルールのやり方を説明していきましょう。
ステップ1:自分の副業の作業を分解してみる
まずは、自分の副業の作業を分解していきます。
このとき、出来るだけ詳細に工程を分けることをおすすめします。
慣れるまでは、
・机に座る
・パソコンをつける
・Googleを開く
などまで書き出してみると良いです。
ステップ2:「ボトルネック」となる部分を探す
次に、ボトルネックを探します。
ボトルネックとは、砂時計の一番細いところの様に、
「作業を滞らせている箇所」
の事です。
この部分がなければ、全体が楽になるのに・・・
そんな場所を見つけていきます。
この時に重要なのは、
「実際にかかった時間ではなく、心理的ハードルを優先すること」
です。
私の場合、執筆が最も時間がかかる一方で、心理的なハードルはライバルサイトを分析している時間です。
単純作業の方が辛い人と、思考するのが苦手な人がいるように、このあたりの心理的ハードルがどこになるのかは、人によって異なります。
そして、ボトルネックが複数あっても構いません。
ステップ3:ボトルネックが完了するタイミングもしくは、少し進めた状態を終わりとする
次に、ボトルネックが完了する状態もしくは、次のステップに少し入ったタイミングを1日の完了タイミングとします。
例えば、一般的な工程としては
「ステップA→ステップB→ステップC→ステップD」
とあり、ステップCに最も大きな心理的ハードルがあったとします。
そうすると、一日の作業を、
「ステップD→ステップA→ステップB→ステップC」
という順にします。
こうすることで、副業の継続力は一気に上がります。
ステップ4:1サイクル完了 + 次回分ボトルネックを少しだけ手を付ける事で101%達成を目指す
そして、日々の作業ですが、最後にボトルネックになる部分を作業した流れで、少しだけ次回分のボトルネック作業に手を付けます。
それにより、101%の作業を完了させるのです。
ボトルネック作業は、日々積み重なって、何日分か溜まることで、1回分終了します。
その後は、更に2回先のボトルネック作業を進めていきます。
この様に繰り返せば、常に楽な状態で仕事を進めることができるようになるのです。
ステップ5:都度、ボトルネックを観察し、スタート/終了位置を修正する
最後は、この方法を適宜見直していくこと。
あくまでも心理的ハードルであるボトルネックは、本人の捉え方によって変わってきます。
例えば、リサーチが苦手だったけど、コツを掴んでからは楽しくなった。
こういう事は、よくあります。
慣れていないから好きじゃなかっただけのケースは多く、慣れてきたら楽にできる事も多いです。
そうなると、ボトルネックの位置が変わることになります。
月に1回程度見直して見ると、長期的に副業が継続できる様になるでしょう。
まとめ
今回は、副業を継続するためのテクニックとして
「101%ルール」
を説明してきました。
副業を継続するのは、楽なことではありません。
しかし、継続するための仕組みを作ることができれば、成功できる確率も格段に上がります。
是非、このサイトの他の記事も参考にし、成功をつかんでほしいと思います。
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