こんにちは。こはくです。
本日は、先日アップした下記の記事
こちらについて、私自身がクライアント側の経験を交えながら、
「高単価案件が継続できない理由」
について見ていきたいと思います。
前回のアンケートでは、
「よくわからないが急に切られた」
という意見もありました。
その点についても触れたいと思います。
大きく分けて、理由としては
・ライター側にも責任がある場合
・クライアントの事情
に分かれます。
特にライター側にも責任があるものに関しては、自分の書き方などを注意する事で改善する可能性がありますので、しっかりとチェックしておきましょう。
WEBライターの高単価案件が終了する理由(ライター側の原因編)
まずは、ライター側にも多少なりとも原因があるパターンから見ていきます。
前提とした、クライアントは基本的に下記の様に思っている事が多い事が挙げられます。
・ライターを使い捨てする気がある
・ライターを育てる気は無い
・たくさん採用してその中から良い人を残すつもり
上記のような会社ばかりではありませんが、少なくともこういった企業も多いという現実を踏まえた上でお話していきます。
ライターが思ったより実力が無かった
ライターが仮に実力不足だったとしても、クライアントが指摘してくれないケースは多いと考えられます。
私自身、ライターさんに依頼して記事を作る際に、いつも考えます。
「正直、ここまで細かい修正をライターさんに伝えるのは面倒だから、こっちで勝手に直しておこう」
こういうケースも出てきます。
しかし、この数が多ければ・・・
正直依頼するよりも自分で書いた方が早いと感じてしまいます。
特に簡単な誤字脱字や、漢字の使い方ミス。
こういったものは、指摘する側の体力も非常に削る事を自覚しておきましょう。
何度指摘しても直らない
最初はライターを育てる気でいたとしても、何度も指摘して直らない場合は、さすがに継続依頼しようと思いません。
実際、私自身が雇っているライターさんの中にも、そういう人がいます。
例えば、英語と数字は半角で統一して欲しいという指摘をすでに5回ほど行っています。
ちょっとした指摘でも、直す側は全ての文章をチェックする必要が出てきます。
そのため、結構な負担になることを覚えておきましょう。
書き方などが他のライターと著しく違う
文章の書き方をサイト全体で統一したい。
これは、多くのクライアントに共通する要望だと思います。
仮に10人のライターを雇っており、そのうち8人が似た書き方をしており、サイトの運営方針とも合っている。
こうなった場合、後の2人は別のアドバンテージがなければ、継続してもらえない可能性が高くなります。
特に細かいマニュアルの無い案件ほど、書き方に自由度が出てしまい、統一するのが難しくなります。
そのため、ライターとしては掲載されているサイトのURLをもらい、そのサイトの全体の統一感を確認する事が重要になってくるでしょう。
納品ペースが遅い
サイト運営者の多くは、ビジネス目的で記事をアップします。
個人のブログの場合は趣味の可能性もありますが、その場合ライターを雇うことは無いでしょう。
そのため、ビジネスという観点で見ると、納品スピードというのも非常に重要な要素の一つです。
継続的に安定した納品数が確保できないライターは、残念ながら継続してもらえない可能性があります。
コピーコンテンツが納品されていた(意図せずとも)
コピーコンテンツが駄目だという事を知っているライターでも、きちんと納品前にコピーコンテンツ出ないことを確認しているライターはどのくらいいるでしょう。
個人的な感覚で言うなら、指示しなければチェックせずに納品してくると考えています。
その記事が仮に、何ヶ月も後でGoogleにコピーコンテンツ判定された場合。
クライアントはその記事の削除やリライトに追われます。
そして、納品物にコピーコンテンツと判断される記事が多かったライターには次回依頼をしないですよね。
なので、言われずともチェックする。
これが大切になってきます。
内容とのミスマッチ
クライアントが求めるレベルや内容と、納品物とのミスマッチ。
これも、折角提案が通ったのに継続されないパターンとして多いでしょう。
文章は、ある程度ポートフォリオとして文章力を提示出来ますが、別のジャンルの記事を見ても
「基本的な文章力」
しかわかりません。
自社のサイトのジャンルに詳しい人と、そうでない人の記事では大きく内容が異なってきますので、こういったレベル感のミスマッチも、ライターに通達すること無く依頼が終了するパターンです。
ライター側の体調不良など
ライターをやっている人の多くが、専業ではなく副業です。
そのため、
・本業が忙しい
・体調を崩した
・本業の影響で連絡が取れない
こういった事が重なると、クライアント側としては、契約を切る可能性が出てきます。
ネタ切れ
ライターにとって、ネタ切れは非常に大きな問題ですが、
「ネタ切れしつつも、無理やり記事を書く」
というスタンスで納品された記事の品質が、非常に低い可能性があります。
特にブログ記事の依頼などは、明確にキーワードやテーマが指定されないケースもあり、こういった状況に陥りやすいと考えられます。
報連相が出来ない
これも仕事としては基本的な事になりますが、報連相が出来ないライターは本当に仕事がやりにくいです。
例えば、記事構成をOK出していないのに本文を書き始める人の話は、このサイトでも度々出てきます。
他にも、同業他社の商品を紹介しても大丈夫か否かを確認せずに書いたり、自分の体験談を載せたり。
こういった内容は、サイトの方針によって是非が変わります。
それを確認せずに執筆してしまうライターとは、継続して付き合えないと判断される可能性があります。
WEBライターの高単価案件が終了する理由(仕方ない編)
続いては、クライアント側の事情で終了するパターンです。
こちらは、ある程度仕方の無い部分になりますので、このパターンは、できるだけ早く次の案件を探す必要があるでしょう。
クライアント側の会社の経営状況の悪化
サイトの運営をすることは、会社としての方針や予算があってこそ可能です。
しかし、その会社が経営状況が悪くなってしまったら、サイトに予算を回せなくなります。
コロナ直後に私も依頼がなくなった経験もあり、よくあるパターンでもあると思います。
思ったよりもアクセスが伸びない(需要が少ない)ジャンルだと気付いた
実際にサイトをスタートしてみたものの、想定よりもアクセス数が伸びなかったケース。
これも継続が難しくなります。
特に、ベンチャー企業の様に、
「とりあえずスタートしてみてから考える」
というパターンの企業は、こういったトライアンドエラーの結果、依頼が終了するケースも多いです。
ただし、経営状況の悪化に比べれば
「次はこういった形でサイト運営をしたいのですが、このジャンルの記事依頼は可能ですか?」
とクライアントに聞かれるケースがあります。
条件は同じことが多いため、継続のチャンスが有るのです。
この可能性を考えて、たとえクライアントから理由を説明されていなかったとしても、一度聞いてみることをおすすめします。
方針の変更
先程のトライアンドエラーとは違い、会社の方向性そのものが変わるケースもあります。
例えば、サイトに予算を回す予定だったが、アプリ開発に予算を優先的に回すことになった。
こういったケースも会社だとありえます。
また、依頼主が個人だった場合には、単に飽きてしまった・・・というケースもあるようです。
そもそも終わりの決まっている案件だった
そもそも、依頼内容の終わりが決まっているケースもあります。
前回のアンケートだと、「都道府県別の情報」などは良い例でしょう。
全ての県を書き終わったら、企画が終了する。
このようなケースも仕方がないと言えます。
もっと良いライターが見つかり、少数精鋭に切り替えた
これも、多少仕方ないのですが、継続的にライターを募集し続けた結果、
「もっと良いライターが見つかったからお役御免」
というパターンもあります。
これは、ライター側の実力の問題もありますが、どうしても人数が増えると管理が難しくなります。
そのため、少数精鋭のライターに絞って依頼する事が多々あります。
まとめ
今回は、
折角高単価案件が受注できたのに、依頼が終了してしまった。
というパターンについて見てきました。
ライターとして実力をつけ続けることが必要なのは当然ですが、仕方のないケースもありますので、めげずに次の案件を探してほしいと思います。
ただし、あまりにも継続案件を前提にしているのに、すぐに終了してしまう人は、自分自身の記事の質にも問題がある可能性があります。
そういった場合は、是非このサイトの問い合わせフォームから相談してみて下さい。