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【雑談】舞台の裏側をみてわかった「大きくなれない組織」とは

こんにちは。こはくです。

本日はちょっとした雑談になります。

先週、友達の所属するグループで、舞台をやるという事だったので、そのお手伝いに行きました。

最初は観客として行く予定だったのですが、あれよあれよという間に運営サイドに回されました笑

まぁ、普段できない経験ができると言う意味で、少し楽しみにしてました。

その舞台は、映画の曲をメインに10人ほどの方が歌やダンス、演技を見せるような形式の舞台でした。

私自身、現在歌い手を目指している事もあり、そういった方面に少し興味がありました。

しかし、思ったよりもお手伝いの仕事内容が多く、正直皆さんの舞台の様子を楽しめる感じではなかったです。笑

結構本番前はピリピリしてたりしましたね。

皆さん、役者さんを目指していたり、事務所に所属していたりと言う事でした。

終わってみると、文化祭の様なちょっとした楽しさや達成感はあったものの、個人的には
「このままじゃ大きくはならないだろうな」
なんて部分がいくつか見られました。

ですが、これは単に舞台だから・・・と言うわけではなく、組織や会社でも同じ事が言えると思うので、記事にしたいと感じました。

そもそもの目標が明確でない

今回は、結構ギリギリに運営スタッフとして参加が決まったので、あまり他のキャストの方とお話をする機会はありませんでした。

そんな感じなので、もしかしたら話があったのかもしれませんが、
「劇団の目標や舞台のテーマなど」
が一切触れられませんでした。

個人的に見てても
「本当にちゃんと練習した?」
と感じる部分も見られ(滅茶苦茶偉そうですが笑)

これが趣味でやってるだけなら良いですし、身内しか呼ばないのなら良いです。

でも、劇団としてこれから大きくしていく気があるなら、練習量もですし、目標の共有も重要ではないかと感じました。

これは会社でも同じだと感じており、
「そういえば、今の会社の社長や部長は、どの様な方針で会社経営をしているのだろう」
と考えるきっかけになりました。

特に仕事なんて、多くの人が
「目の前の仕事に一生懸命になる」
事に注力しすぎて、最終的に会社が目指すべき方向とは別の方向に進んでいる事って、よくあるのではないでしょうか?

それぞれが自分の個性や能力の把握が出来ていない(もしくは活かせていない)

コレも舞台全体を通して感じた事です。

ザックリとした印象としては
「自分が活きる曲ではなく、やりたい曲をやってる」
という印象。

例えば、本来は落ち着いた歌い方や綺麗な歌い方をする人が、アラジンの
「フレンドライクミー」
を歌う様な感じです。

もちろん、ポップに歌い上げる練習をしていれば良いですが、照れが入っており、思いきれていないと感じさせる内容でした。

また、本来迫力のある歌い方が求められる様な曲を歌う人が、声量が小さいなど。

違う曲なら上手く聞こえるだろうと思う人が多かったですね。

もちろん、自分自身が楽しめる事は重要でしょう。

しかし、お金をもらって舞台を見に来てもらってる以上、

・自分が楽しんでできる事
・他人から見てよく見えるモノ

の中間で行うべきではないかと感じました。

これは、会社でも同じだと思います。

多くの人は、自分の得意で無い仕事をしていたり、力が発揮できないチームメンバーと仕事をしているのではないでしょうか。

もちろん、会社ではどうしても必要な仕事や役割があり、それがたまたま自分に回ってきてしまう可能性はあります。

しかし、それを最小限にし、自分の力が発揮できる仕事をする事が重要なのだと思います。

演出にまで目が向いていない

今回の劇団の公演では、各々が自分の出る演目に必死で、その他の演出などには力が回っていませんでした。

もちろん、人材不足や準備期間が短いなど、様々な要因があるとは思います。

しかし、事前に機材のチェックをしておらず、本番前日にマイクが上手く動かない・・・など、中々な状況でした。

更に、演出も「もっとできただろう」と感じる部分も多く、改善点が多く見られました。

これも会社での仕事に共通する部分です。

目の前の仕事に必死になるあまり、
・お客さんからどう見えるか
・競合他社はどう動いているか
・他の部署の心象はどうか
・納品物の完成度はどうか
など、本当は大切にしなければならない部分が見えていない・・・ということは多々あります。

トップの力が強すぎる

この劇団には、2人のトップがいます。

この2人が立ち上げた形の劇団なのですが、トップの力が非常に強いようでした。

他のメンバーを見ていても、おそらくトップに意見が言えない環境だと感じました。

もちろん、多少の意見は言える位に朗らかな雰囲気はありましたが、意見がぶつかったときに、意見を聞き入れてもらえなさそう・・・といった空気は感じました。

このような状況だと、中々「もっと良くなる工夫」ができなさそうだな・・・と感じてしまったのです。

また、意見が通らないだけではなく、おそらく何かを変えたいと思って発言した際に
「丸投げされそう」
という雰囲気もありました。
(あくまでも個人的に感じただけなので実態はわからないですけどね笑)

会社でもこういったことはよくあると思いますが、トップが強すぎると下が育たないというのは、よくある話ですよね。

私の会社でも、未経験で入ってきたエンジニアが多く、どうしても業務経験があるメンバーの発言に対しては、反対意見を言い難い環境なのではないか・・・と感じることが多々あります。

もちろん、統率できない位にバラバラに意見されると困りますが、
「あくまでも対等な立場で意見をする」
という環境を作らなければ、組織として大きくすることは難しいのではないかと感じました。

まとめ

今回は、ちょっとしたプライベートでのイベントから、会社に通ずる部分があるなと思って書きました。

予行演習と本番の2日間を通して、普段中々できないような経験が出来、非常に楽しかったです。

また、舞台の裏側を素人ながらに見ることによって、別の視点から見ることも出来たので、非常に勉強になりました。

本文中では結構辛辣に書きましたが、部活や文化祭みたいで楽しかったです。
↑もしかしたらプロに対しての最大のディスの可能性ありますが笑

ABOUT ME
WEBライターこはく
WEBライターとして10年以上に渡って活動。 副業としての最高月収は40万円/月(執筆のみの収益) 『難しい話をわかりやすく』 をモットーに、毎月数十万字の執筆を行う。 twitter:Twitterアカウントへ