現在、多くの人が副業に挑戦しています。
その選び方は人それぞれですが、
「初期費用の有無」
は、大きなテーマかと思います。
副業には挑戦してみたい。でも、初期費用がかかるならやりたくない。
そう考える人は多いです。
中には、初期費用は高くても、それ以上に大きなリターンを得られる可能性がある副業もあります。
しかし、本業が忙しい人や、副業にそれほど時間を割けない人からすると、少しでもリスクを取るのは怖いものです。
そこで今回は、初期費用のかからない副業をまとめていきます。
このサイトがオススメするWebライターも含まれておりますが、それ以上に
『初期費用がかからない事の落とし穴』
にも注目して欲しいと思います。
初期費用がかからない副業
早速ですが、簡単に初期費用がかからない服業をまとめていきます。
交通費などの軽度の初期費用は省いて考えていきたいと思います。
アルバイト
→一般的に、副業と考えて最初に思いつく方法でしょう。
コンビニバイトや引越し業者など、ありとあらゆる職種があります。
不用品販売
→家にある服やブランド品などを、フリマアプリで販売する方法です。
物販や転売とは違い、仕入れ資金が必要なく、だれでも簡単に現金を作ることが出来る方法です。
ポイントサイト
→広告を見たり、ゲームをしたり、商品を購入する事で、ポイントがもらえ、それを現金化することが出来ます。
場合によっては、ポイントサイトを紹介してポイントを貰う形で、月に数十万を稼ぐ人もいるようです。
アンケートモニター
→アンケートに答えることで、収益を得られます。
アンケートの量が多いものや自由記述のアンケートほど高い収益になる可能性が高いです。
ブランド品レンタル
→自分が所有している物を他人にレンタルする副業です。
基本的には、
「利用したいけど、高すぎて買えないから借りる」
という理由や
「数回しか使わないようなもの(着物など)」
がレンタル対象になります。
ライティング
→このサイトでもおすすめしているWEBライターです。
企業のブログやメルマガなど、文章のコンテンツを作成してお金をもらいます。
データ入力
→単純作業など、企業が外注したい作業を代わりに行います。
ネットで特定のキーワードで検索した上位のURLをエクセルに貼り付ける・・・などのような内容が多いです。
写真販売
→自分で撮った写真を、サイトで販売します。
利用者は自分のサイトやYoutubeのサムネとして利用し、利用者数に応じて収益が得られます。
WEBデザイナー
→WEBサイトのデザインを考えてつくる仕事です。
技術が必要というイメージがあると思いますが、最近は簡単に作れるサービス(Wixなど)も多数存在します。
そのため、「顧客の求めているデザインが作れるか」が重要視されるようになっています。
動画配信
→Youtubeなどのような動画サービスで、動画をアップします。
いわゆるユーチューバーです。
長尺の動画や、ショート動画、ライブ配信など種類が多様化してきました。
プログラミング
→企業のサイトの仕組みの部分を作ったり、業務用システムの開発を行います。
WEBデザイナーよりは、専門的な知識や経験が必要となる可能性が高い反面、収入としては非常に高くなる可能性があります。
SNS運用代行
→企業がSNSを活用する上で、自社では
・人が足りない
・フォロワーが集まらない
・バズらない
という状況になることが多く、それを代行する仕事です。
スキルシェア
→ココナラなどのサイトを利用して、自分の得意なことを販売します。
内容は占いやカウンセリング、履歴書添削やその他様々なことを販売できます。
上記はネットで完結するものですが、掃除や料理を代行するようなサービスも存在します。
初期費用がかからない副業の落とし穴
初期費用がかからない = リスクがない
と考える人も多いでしょう。
しかし、実際には色々なリスクがあります。
ここでは、初期費用がかからない副業の注意点をお話していきます。
費用をかけないと稼げるようになるまでに時間がかかることも多い
費用がかからない副業の多くは
「稼げるようになるまでに時間がかかる」
という特徴があります。
その理由は2つ。
1つ目は、費用をかけないということは、教えてくれる人や教えてくれる仕組みが無いという事です。
学校に行くのは、専門的な知識やスキルを教えてくれて、
「すぐに現場で働けるような準備をする」
ということです。
それがないということは、稼ぎにくく、実績が無いのでお客さんも購入する際にリスクを感じて買ってくれない可能性もあります。
2つ目は、モチベーションの維持が難しいことです。
多くの人は、お金をかけてスタートすれば、
「そのお金を取り戻すまでは頑張る」
という考えになります。
このモチベーションは、短期的に見れば非常に大きな力を持っています。
そもそも稼げるマックス額が少ない事も多い
特にアンケートモニターやポイントサイトなどの副業で言えることですが、
「稼げるマックス金額」
が少ないです。
よほどうまくやらなければ、時給換算で300円前後という人が大半です。
こういった副業は、従業員として雇われているわけではありません。
そのため、最低時給というものが存在しないのです。
WEBライターとして活動している私も、最初の頃は時給300円という時期もありました。
しかし、やり方を工夫したり、作業効率を上げることで、現在はその十倍以上の時給になりました。
一方で、ここで選んだ副業がアンケートモニターだった場合、同じような収益を得られていることは無いでしょう。
この様に、稼げるマックス金額があまりにも低い副業はおすすめできません。
副業選びで重視したいポイント
初期費用以外にも、副業選びで重視しておきたいポイントがいくつかあります。
継続的にできる副業か
まず重要なのは、「継続できるか」です。
どんな副業でも、すぐに稼げるようになる保証はなく、継続しなければ稼げないものがほとんどです。
逆に、継続さえできれば多くの副業で結果が出ると言えます。
(前述の稼げるマックス金額が低い物を除いて)
そのため、自分に継続できそうな副業を選ぶことが重要です。
例えば、寝る間も惜しんでやるような副業の方法は、一時的には良いかもしれません。
しかし、その状態が少しずつでも楽にならないような副業なら、継続は難しいでしょう。
ましてや、本業を辞めて副業を本業にする・・・などのような過激な挑戦は、一般人には難しいものです。
そのため、自分のペースで進められる副業である必要があります。
続けることで楽に稼げるようになるか
前項に関係してきますが、継続することで
「徐々に楽に稼げるようになる」
というのが理想です。
例えば、私がやっているライターは、自分の専門分野を絞っていくと、徐々にリサーチが楽になります。
それは、過去の知識や経験の蓄積が、新しい記事の執筆効率を高めてくれているからです。
また、タイピング速度も上がっているので、始めた頃より確実に早い速度で執筆が完了します。
このように、最初よりも段々と稼ぐのが楽になるようなイメージが湧くものの方が、継続も簡単になり、収入も上がっていきやすいです。
人に任せられる様になるか
次に、人に任せられる副業かも重要です。
自分が頑張らなければならない副業は、自分が辞めてしまった瞬間に収入が0になります。
一方で、人に任せることができれば、ある程度の収入を維持することが出来ます。
複数人に依頼をすれば、自分だけでやるよりも大きな収入が得られる可能性だってあるのです。
これは、仕事全体を・・・というわけではなく、部分的な外注も含みます。
例えば、アルバイトで副業をした時に、自分の代わりに働いてくれる人を用意することは出来ませんが、Youtubeをアップする際に、
・動画を編集する人
・カメラマン
・サムネを作る人
・テロップを入れる人
など、様々な部分を外注化出来ます。
これができる副業とそうでない副業には、将来性に大きな差があります。
稼げるようになるまでの期間・作業量
稼げるようになるまでに、どのくらいの期間や作業量が必要かも確認しておきましょう。
例えば、1日30分で3ヶ月かかる副業と、1日1時間で半年かかる副業と、1日3時間で1年かかる副業。
仮に100人が副業を始めたとして、続けられる人は
・1日30分/3ヶ月:50人
・1日1時間/6ヶ月:10人
・1日3時間/1年:1人
くらいの割合になると考えられます。
(数字自体はこれまで副業実践者をみてきた感覚値です。)
どうしても、最初のうちに稼げないと、多くの人が
「アルバイトや残業をしたほうが稼ぎやすい」
「こんなの、続けても意味がない」
と考えて、辞めてしまいます。
そのため、最初の段階で稼げるようになるまでの期間をきちんと調査した上で
「このくらいの期間無収入でも頑張ると覚悟を決める」
ということが重要になるでしょう。
まとめ
今回は、初期費用がかからない副業についてまとめてきました。
初期費用をかけすぎて挑戦すると、どうしても失敗した時に立ち直れない(精神的にも経済的にも)という人が多いので、おすすめは出来ません。
しかし、個人的にはある程度の初期費用はかけるべきだとも思っています。
実際、私がライターを教えている人は、月に5000円程度を払ってくれています。
結果として、それがなければ続けられていないだろうな・・・と感じることは多く、この初期費用は正解だと感じています。
そのあたりを、ご自身にとって最適なバランスで副業を検討すると良いでしょう。
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