こんにちは。こはくです。
今回は、画像圧縮についてです。
画像は、そのままサイトに載せると、結構な画像容量を取ります。
そのため、圧縮してアップロードするのが良いですが、
「品質を変えずに画像をアップする」
事が出来る無料ツールをご存知でしょうか。
今回はこの画像圧縮ツールを紹介します。
無料の画像圧縮ツールなら、パンダにお任せ!「TinyPNG」
結論から申し上げると、「TinyPNG」というサービスを利用するのがおすすめです。
すぐに圧縮する場合は、下記のリンクからどうぞ。
後半は、なぜ圧縮する必要があるのかや、メリット・デメリットを紹介します。
画像圧縮とは?
まずは、画像圧縮とは何かから説明します。
画像圧縮は、簡単に説明すると、
「画像容量を小さくする事」
です。
最近は、スマホでも高画質の写真を撮ることが出来ますが、きれいであればあるほど、画像の容量も大きくなります。
この容量を、同じ写真のまま小さくする。
これが圧縮です。
圧縮の方法には、いくつもの方法があり、
「単に画像の縦横の長さを小さくする」
だけでも容量は劇的に減ります。
(これを、圧縮と区別して縮小と表現することもあります)
他にも、画像をアップにするとぼやけるものの、全体としては見栄えが変わらない状態にするなども圧縮になります。
画像圧縮のメリット
では、画像圧縮のメリットは何でしょう。
サーバー容量の削減
1つ目は、サーバー容量の削減です。
サイトを運営していると、自分でサーバーをレンタルします。
その際、多くのサーバーは保存容量によってレンタル金額が変わります。
この保存容量は、画像や動画、サイトのHTMLなどを合計した容量で、画像や動画の多いサイトでは、容量が圧迫されることがあります。
画像の圧縮によって、これらが回避できるのがメリットです。
ページの表示速度を改善する
次に、画像容量が小さいと、サイトそのものの表示速度も早くなります。
HTMLの構成によっては、サイトの表示速度が遅いと、画像が出るたびに、上の方に表示されていたコンテンツが、どんどんと下に移動してしまうなど、ユーザーの利便性が悪くなります。
また、1つのページで複数の画像を入れている場合なども、表示速度が遅くなる可能性があります。
SEO効果
ページの表示速度は、SEOにも非常に大きな影響を与えます。
1秒程度の表示遅延でも、ユーザーはサイトを離脱するとも言われており、画像の圧縮は
・ページの表示速度改善
・ユーザーの離脱率改善
の両面で役に立ちます。
送信時間の削減
画像やHTMLファイルは、FTPサーバーと呼ばれるサーバーに保管します。
仮に、バックアップとして全ファイルをダウンロードしたり、別サーバーに移す、サーバー会社を乗り換える場合など。
こういったケースでは、画像が重いと、送受信に時間がかかります。
1ファイルのアップロード/ダウンロード時間は大したことないかも知れませんが、これが大量になると、移送作業に大変な時間がかかってしまうのです。
きれいな画像をサイト内に入れることが出来る
反対に、高画質できれいな画像を、他の画像と大差ない容量でアップすることも出来ます。
特に、クリエイター系のサイトでは、細部の表現がビジネスに影響を及ぼす可能性もあります。
そのため、高画質な画像をサイトに入れられるのはメリットでしょう。
画像圧縮のデメリット
次に、画像圧縮のデメリットです。
サイズが変わる事もある
圧縮ソフトの中には、画像サイズを自動的に小さくするものもあります。
知らずに画像サイズを小さくしてしまい、その後サイトで引き伸ばす形で表示してしまうと、ボケてしまうので、注意が必要です。
なので、そういった設定が無いかを確認しておきましょう。
冒頭で紹介したTinyPNGは、画像サイズが変わらないので、非常に重宝しています。
画質が下がる可能性がある
画像の容量を小さくしようとすると、画素数を少なくすれば、極論圧縮が可能です。
しかし、画素数を小さくするということは、色の境目がなくなり、ぼやけたような感じになります。
そのため、あまり下げ過ぎると、見た目にも汚くなりますし、画像を拡大した時にわかってしまいます。
ただ、こちらもTinyPNGであれば、見た目にはほぼわからない(わかったことないですね)画質で仕上がるので、非常におすすめです。
手間がかかる
画像の圧縮は、微妙に手間がかかります。
先のTinyPNGでも、画像をドラッグ・アンド・ドロップ(もしくはファイル選択)して、ボタンを押す。
これだけで良いものの、毎回やるとなると、結構な手間です。
まとめてアップして、まとめて圧縮すれば、多少の手間は省けますが、例えばブログで利用する画像などの場合、記事を書くごとに圧縮すると、以外に手間なのです。
まとめ
今回は、画像圧縮ソフトのTinyPNGを見てきました。
画像圧縮には、メリットも多いため、多少手間がかかっても、こまめに行うのがおすすめです。
TinyPNGの場合は、ほぼ画質も変わらず、7割程度の削減が可能なので、めちゃくちゃ便利です。