副業

副業禁止はおかしいでしょ!理由と企業の本音。なぜかとそう思った時にやるべきこと

副業禁止はおかしいでしょ!なぜ副業がだめなのかと、対処方法

副業は、今や誰もが挑戦していると言っても過言ではないでしょう。

それは政府主導で、副業を勧めている動きからも、今の日本人が目指すべき方向でもあるように感じます。

特にサラリーマンとして働いても
・給料が上がらない
・投資や貯金に回すお金が無い
という状況を見れば明らかです。

一方で、企業によっては未だに
「副業禁止」
を明言しているところがあります。

ですが、これに関して私自身はおかしいと感じていますし、実際副業禁止の会社で副業をしています笑

そこで、今回はこの「副業禁止がおかしい」という事を主軸にお話していきたいと思います。

ただ、私自身は副業禁止の会社でも副業をしていますが、
「誰にでも当てはまるか」
と言われれば、例外もいると思います。

そのため、この記事で話す方法などは、あくまで参考にしていただき、ご自身できちんと判断して頂きたいと思っています。

副業禁止はおかしい!転職を繰り返してきた私の感じること

私自身、副業は22歳の新卒1年目からやっていました。

色々な副業に挑戦しては失敗を繰り返し、結局きちんと稼げるようになったのは、副業を始めてから7年位経ってから・・・という、何とも才能のない人間です。

いいえ、稼げていないのに続けられる諦めの悪さという才能は持っています笑

私は、副業をしながらも、転職を繰り返して、結局今の会社が7社目になります。

はい。履歴書を見れば、クズの完成です。

副業禁止の会社は意外と多い

これだけ、世間的にも副業が当たり前になりつつある現在でも、副業を禁止している会社は意外と多いです。

何なら、今までの会社はほとんどが禁止でした。
(禁止の中、やり続けていました。)

禁止ではなかったとしても、副業をしないことが暗黙の了解になっており、
「そもそも禁止なんだから、副業に関する規定なんて設けてないよ」
なんて会社もいくつもありました。

一番ひどかったのは、成果報酬の営業で入社時に副業が判明した際に賠償金を払うという誓約書を書かされた会社です。

その会社は、内定はもらっていましたが、副業をする自信しかなかったので辞退しましたが、それで正解だったと思います。

その理由は後述しますが、この状況は正直、結構腹立たしいですよね。

副業禁止するなら給料上げろよな!と思いつつ

何より腹が立つのが、
「副業を禁止している割には、本業だけで生活が苦しい水準でしか給料を出さない」
という事。

今の会社でも、正直副業がなければ
「毎月の赤字をボーナスで補填する」
という生活状況になります。

もちろん、私自身が趣味などで使っているお金は入っていますが、だとしてもこんなにギリギリの給料なのはおかしいです。

趣味と言っても、月に1,2万円程度の物。

どう考えても「健康で文化的な生活」の、文化的な生活が保証されているようには思えません。

何なら、物価や電気代が高騰していても、会社は知らぬ顔。

特に人数が多い会社ほど、
「1人の給料を上げたら、全員上げる必要性が出てきて、結果的に会社の固定費が大きく上がる」
という事を恐れて、給与を上げてくれませんでした。

給料は上がらない。元々の給料が低い。

だったら、人生を楽しむため(人によっては、生きるため)には、副業をする必要性があります。

この副業を禁止するのって、個人的には
「豊かに暮らすことを禁止している」
事にほかなりません。

なので、断固として副業を続ける構えを取り続けます。

中には上司が容認してくれるパターンもあった

会社によりますが、会社によっては副業を容認してくれるパターンもありました。

会社の規則としては禁止だけど、上司がOKしてくれるパターンです。

これは、比較的明確な理由があれば通ることが多く、私の場合は
「借金返済」
が理由でした。

その話をすると、
「借金が返済できるほど、給料は上げてやれない。とは言っても、辞められても困る。だから容認しよう」
という流れになりました。

なので、親の介護費用がかかる場合や、借金など、のっぴきならない状況がある人は、場合によっては上司に相談して通る可能性があります。

そもそも稼げるようになるまでに時間かかる

「副業を禁止されているから副業できない」

と考える人が、大きく勘違いしているのが、
「副業をやりさえすれば稼げる」
と考えることです。

正直、副業は誰でも稼げるとは言い難いです。

稼げたとしても、結構時間がかかります。

「たとえ副業をしていても、結果的に収益が出てなければ、いくらでも言い訳が出来ます」

なので、どうしても副業禁止の厳しい会社なら、私が0からスタートするなら、
・Youtube
・ブログ
・SNS運用
などの、コンテンツなどを蓄積させ、徐々に稼げるようになる副業(時間のかかる副業)に挑戦すると思います。

副業をするために転職しても、労働環境の変化など、大変なことも多いです。

なら、副業である程度稼げる確信を得てから転職でも遅くはないでしょう。

なぜ副業が禁止されるのか

では、なぜ副業が禁止されている会社があるのか。

ここでは、一般的な副業禁止の解釈を説明します。

逆に言えば、下記の事をするような副業なら、やるかどうか検討が必要かもしれません。

体力的に本業に支障が出る

体力的に本業に支障が出る事を恐れる会社は多いです。

例えば、8時間労働して、その後コンビニでアルバイトを3時間すると、1日11時間労働です。

毎日11時間も働いていたら、本業での集中力はなくなるでしょう。

結果として、会社での仕事に身が入らない状況は、会社としても困るのです。

同業他社に情報が漏洩する

副業をするジャンルが、本業に近いような場合、同業他社に情報が漏れる事が考えられます。

例えば、自社の顧客リストを使って、副業で営業活動を行えば、会社としては大きな損失になる可能性があります。

これも、副業を禁止する理由としてよく挙げられます。

過度な労働によるストレス

体力だけではなく、ストレスによる影響も大きいと考えられます。

通常、本業だけでも大変です。

しかし、それ以外にも仕事をするとなると、大きなストレスを抱える可能性があります。

結果として、鬱などの症状が出てしまえば、本業にも影響を受けます。

本業の時間中に副業をする

副業をやっている人の中には、
「本業をサボって、その時間で副業をする」
ということを始める人がいます。

本業は、やってもやらなくても給料は出ます。

なので、その時間副業をしている方が、やっている側からすると、メリットが大きいです。

しかし、会社としてはその時間に対してお金を支払っているのですから、良く思わないですよね。

これも会社側からするとリスクになります。

会社が副業を禁止している本音のところ

今の会社では、管理職として働いており、人を育てていく中で感じる
「本当は、副業禁止の理由って他にあるんじゃないのか?」
なんて事を感じるようになってきました。

なので、ここでは自分が副業をする側ではなく、会社の立場で本音ではどう思っているのかをお話したいと思います。

転職されるのは困る。でも給料を上げられない。

管理職になってくると、仕事に関して予算や利益を計算する場面が増えてきます。

その中で感じるのは、
「今の会社の利益率だと、給料を上げるだけの余裕がない」
ということ。

従業員の給料を上げるということは、その分利益が圧迫されます。

しかし、上層部には利益額を追求される。

そうなると、よほど高単価の仕事が安定しているか、大きなプロジェクトを成功させない限り、従業員の給料を上げるのが難しい。

何なら、一度上げると下げにくいので、上げて一番困るのは管理職の人間です。

管理職も人間です。

なので、自分が矢面に立たされないためにも、従業員の給料を安易に上げるのは危険なのです。

まぁ、あくまで自分の保身のためではありますが。

一方で、副業を解禁した結果、
「副業の方が給料を上げやすい」
と感じる人が増えれば?

そして、月10万円でも副業で稼げる様になれば?

給料が上がらない会社で働くよりも、転職して給料を上げる方が手っ取り早い。

そう考えて、多くの人が転職します。

はい。ここで問題なのが。

抜ける人は、「転職して給料が上がる」「副業で稼げる」という優秀な人だということ。

結果、副業で稼げない人や、転職しても給料が下がるような市場価値が低い人ばかりが会社に残ります。

これはさすがにやばいですよね。

それを避けるためには、たしかに副業禁止をせざるを得ないかもしれないと思うようになりました。

一定数のアホがいるのが問題

そしてもう一つ問題なのが、副業をするのは良いとしても、
「一定数のアホがいる」
というのが問題です。

例えば前項でも出た業務時間中に副業をする。

これ、普通に考えたらだめなのわかりますよね。

百歩譲って、本業で成果を出しているなら、仕方ないかもしれません。

しかし、そういう噂や情報を聞きつけて、アホが真似する。

そうすると、本業で成果も出していないくせに、副業に熱心になって、本業で居眠りばかり。

こんな人が出てくる危険性があります。

実際、今の会社でもそれっぽい人がいます。

こういうのがいると、管理が面倒なのでいっそ禁止にするか?なんて気持ちになります。

負のループに入る可能性がある(人もいる)

一定数のアホの中には、負のループに入る人が多い気がします。

副業で本業が疎かになる

本業で結果が出ない・成長しない

本業で給料が上げられない(むしろ下がるまで)

本業に不満がたまる

更に副業に熱心になる

本業に支障が出る

こうなると、本業での力もつかない上、副業で稼げなかった時には、転職市場でも価値のない人間になる可能性があります。

こうなるのは、会社にとっても本人にとっても良くないので、
「それならいっそ副業禁止にして本業で専門性を付けさせる方が良い?」
なんて考えを会社側としては持ってしまうのです。

副業を禁止されている時の対処方法

では、副業が禁止されている場合は、どうすれば良いのでしょうか。

まずは、会社で誓約書などを書かされていないか

最初は、会社の規定を確認します。

私が一度、住宅メーカーの面接に受かったときには、入社書類を書く際に、副業をしないことの誓約書を書かされました。

「もしも副業をしていたら、罰金300万円と即座の解雇を・・・」

のような内容でした。

就業規則は、法律ではなく会社のルールです。

そのため、本来なら副業禁止をしている会社で副業しても、法律違反ではありません。

しかし、誓約書を書かされれば、話は変わってくるでしょう。

このような場合は、流石に副業をするべきではないので、他の方法を探す必要があります。

確定申告

次に、副業がバレるタイミングとして大きいのが「確定申告」。

その中でも、住民税ですが、支払い方法が
・会社で給料から天引
・自分で納付
という2つの種類があります。

給料から天引をする際には、前年の住民税が会社にバレるので、
「うちで支払っている給料よりも、明らかに多い額を納税している」

「副業をやっている」
ということがバレてしまいます。

そのため、自分で納付することで、会社にバレなくしておく必要があります。

副業を他言しない

次に、副業のことは会社の人間には話さないことです。

稼げるようになってくると、嬉しくて色々な人に言いたくなってしまいます。

また、稼げるようになってくると、急に羽振りが良くなったり。

こういった態度でバレるケースもありますので、注意しておきましょう。

ストック型の副業にする

前述したように、副業で稼げるようになるには、長い時間が必要です。

そのため、
「最初は稼げないけど、徐々に大きな稼ぎになる」
というタイプの副業を選ぶのが理想です。
(特に、今は給料だけで生活できている人)

これらの副業を「ストック型」の副業と呼び、反対にやったらやった分の収入を得られる副業を「フロー型」の副業と呼びます。

副業禁止の会社で安牌で副業するなら、ストック型の副業を選ぶのが良いでしょう。

彼女や奥さんの名義で行う

もしも、すでに結婚している場合などは、奥さんの名義で副業をすれば、確実にバレないでしょう。

実際に作業しているのが誰かではなく、お金の受け取り手が奥さんなら、納税も奥さん側で発生します。

公務員などで副業をしている人の中には、このような方法をやっている人もいました。

まとめ

今回は、副業禁止がおかしいという視点で話してきました。

私自身、副業が全面解禁になればいいなと思っているタイプです。

副業をしないと、将来的な自分の人生設計が上手く描けない。

そういう人は多いのではないでしょうか。

私自身、少しでも副業で収入を得て、それを投資に回し、FIREをしたい。

そう考えながら、毎日を過ごしています。

このサイトでは、副業に関する情報や、仕事に関する情報を発信しています。

是非、他の記事も参考にしてみて下さい。

ABOUT ME
WEBライターこはく
WEBライターとして10年以上に渡って活動。 副業としての最高月収は40万円/月(執筆のみの収益) 『難しい話をわかりやすく』 をモットーに、毎月数十万字の執筆を行う。 note:noteアカウントへ twitter:Twitterアカウントへ