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WEBライターの副業は難しい?8年続けて感じるWEBライターの難しさとは

WEBライターの副業は難しい?8年続けて感じるWEBライターの難しさとは

WEBライターを現在8年ほどやっていますが、多くの人から
「WEBライターで稼ぐのは難しい」
なんて話を聞きます。

確かに、仕事ですから難しい部分もあります。

しかし、多くのライターは
「間違ったやり方で頑張っている」
と感じています。

間違ったやり方で頑張っても、結果はついてきません。

何事も継続が大事ですが、正しいやり方で1年継続すればできることを、間違った方法で5年継続してもできるようにはならないのです。

今回は、私自身が長らくWEBライターとやってきた経験から、WEBライターの難しさと、どうすれば稼げるようになるのかを解説したいと思います。

初心者ライターさんや、これからライターをやってみたいと考えている方は、是非参考にしてみてください。

副業でWEBライターは難しいのか

まずは、WEBライターという職種そのものが難しいのかを解説します。

誰でもできるが簡単ではない

正直、WEBライターは誰でもできる副業だと思っています。

ただし、誰でも「簡単に」稼げるとは思っていません。

継続は必要だし、自分の文章を振り返って
「より良い書き方」
を模索する必要性はあります。

しかし、それでも他の副業に比べれば稼げるまでのハードルは低いですし、比較的短い期間で稼げるようになります。

実際、私は過去いくつもの副業に挑戦し、どれも失敗に終わりました。

しかし、ライターだけは安定して結果が出せる様になったので、このサイトでもその方法をお話しているのです。

これらの経験からも、誰でもできる(しかし簡単ではない)と考えています。

慣れるまでの期間もかかる

ライターの作業は、大きく分けると
・リサーチ
・構成
・執筆
・投稿

という工程に分かれます。

それぞれの工程で慣れが必要ですし、ジャンルやクライアントが変わればやり方が変わる事も多いです。

その中で、慣れてきて効率的に働けるようになるまでに、見切りをつけてやめてしまう人も多々います。

特に、執筆スピードはタイピングのスピードにも直結してきます。

そのため、毎日練習して少しずつ打つのが速くなる・・・という事が必要になるのです。

戦略が必要

単にWEBライターをやっていくのではなく、戦略も重要な要素です。

例えば、
「なんでも書けます!」
というライターと
「IT分野に関しては、実務経験も踏まえた深い記事が書けます」

という2人のライターがいたときに、IT記事を依頼したい人は後者に依頼しますよね。

どうやって自分を売り込んでいくのか

これは、非常に重要なポイントです。

8年やってて感じるWEBライターの難しさ

さて、具体的に私自身が8年間経験してきた事をもとに、WEBライターの難しさをお話できればと思います。

文章に正解は無い

最も難しいと感じるのは、
「文章には正解が無い」
ということ。

ある程度、
・単語の意味/使い方
・文脈
に正解があっても、それを超えると後は感性の問題です。

全員が良いという文章は無いですし、全員が読みにくい文章も無いです。

そのため、正解を求める人からすると、文章を書いてお金をもらう・・・という事に非常に高いハードルを感じるでしょう。

ほとんどのライターは買い叩かれる

これも大きな理由ですが、ほとんどのライターは買い叩かれているという事実があります。

ランサーズやクラウドワークスの案件を見ていると、1文字0.1円の案件なども存在しています。

つまり、1万字を書いても1000円しか収益を得られない事になります。

しかし、こういった案件にもある程度応募が集まっている。

これがライターの業界の現状です。

特に初心者は実績がないため、高単価案件で受からず、それに自信をなくして低単価案件ばかりを受けている人もいるようです。

知識や経験を切り売りしている感覚になる

これは、同じ企業からの案件を継続しているときに起こるものですが、構成ごと考えているような案件の場合、「ネタ切れ」を起こすことがあります。

こういったときに、
「自分の経験と知識をお金に変えているだけで、サイトの資産として残るのはクライアントだけ」
という感覚になります。

もちろん、本当はそんなこと無いのですが、ネタ切れという苦しい状況に直面するとこういったネガティブな考えになってしまう可能性があります。

文章の良し悪しの評価は教えてもらえない

文章の良し悪しをクライアントから評価されないのも、難しさの1つです。

具体的に、
「ここをこうして下さい」
という指示がある場合は少なく、どちらかと言うと
「指摘するのは面倒なので、次の契約更新をしない」
という流れになる事が多いのです。

そうなると、何が悪くて更新してもらえないのかを、
「自分で気付く」
ということが求められます。

これは非常に難しいことで、ここで初心者は挫折します。

「育てる」という概念が無い

クライアントの中には、
「長期間依頼をして、徐々にライターにも成長していってもらう」
という感覚を持っている人は少ないです。

自社の社員ではなく、外注だからこそ
「ある一定以上のスキルがあって当然」
と思われるのです。

これがライターの難しさでもあります。

自分の専門分野がないと価格競争になる

自分の専門分野の有無は、収入に大きく影響します。

例えば私は本職がIT系だったので、IT記事は得意です。

しかし、本業がライターとして活きにくい業界もあります。

例えば、ファッション系の案件などは、単価が安くなりがちです。

理由としては、ファッションは流行が大きく左右する業界なので、今作ってもらった記事は、来年には使えない・・・ということもありえます。

そうなると、高い依頼料では赤字になる・・・というケースがあるのです。

このように、自分の専門分野を持ち、且つその業界が長期的にサイト運用に適しているのか。

これは大きな問題であり、ライターの難しさでもあります。

書くのを止めたら収入もなくなる

ライターという働き方がストック型の収入ではなく、労働集約型の仕事であることも、難しさの1つです。

自分が書くのをやめれば、その瞬間から収入がなくなる。

「やらなければならない」

という強迫観念にも似た状況になってしまうと、中々筆が進みません。

複数社に案件を分散させるのは難しい

副業でライターをやる上では、いくつもの案件を並行して行うことは困難です。

月に10記事しか書けない人からすると、2社の依頼を受ける場合、1社あたり5記事が限界になります。

書ける記事数が少ないと、選考に通らないこともあり、結果的に1社に絞る必要性が出てくる事があります。

一方で、1社しか取引がない場合、その企業が予算の関係で、依頼をストップした際、急に収入がなくなります。

そこから次の案件を探すまでに時間がかかるなど、多くのデメリットがあるのです。

この案件管理の難しさも、ライターにはあります。

実績を蓄積しにくい

実績を蓄積しにくいのもライターの難しさです。

通常、サイト運営者からすると
「記事を外注した」
というのは、ユーザーにネガティブな印象を与えます。

自分で書いたんじゃないのか。

と思われることに、デメリットこそあれメリットはありません。

そのため、記事を納品しても、それを実績として公表して良いと言ってくれるクライアントは多くありません。

そうなると、実績や評価という点では、クラウドワークスやランサーズのアカウント評価に頼らざるを得ないケースがあるのです。

ポータルサイトの手数料が高い

そして、ポータルサイトの実績や評価に依存していると、ポータルサイトからの依頼がメインになりますが、通常ポータルサイトの手数料は2割ほどです。

つまり、1万円分依頼を受けても、手元には8000円ほどしか残らない可能性があるのです。

これも、WEBライターの難しいところでしょう。

副業でWEBライターをやって稼ぐためには

では、そんなWEBライターで稼ぐためには、どうすれば良いのでしょうか。

専門分野を作って特化する

まずは、自分の専門分野を作って特化することが重要です。

世間的な需要(サイトが多い業界など)があるジャンル且つ、自分が楽しんで執筆できる業界。

もしくは、私のように本職に関連する業界。

こういったジャンルを自分の専門分野として、特化させていくことで、他者と差別化ができるようになります。

初心者の多くが
「何でも書きます!」
というスタンスなので、まずはそのあたりを修正していくと良いでしょう。

今現在、得意なジャンルがない人も、
「このジャンルで勉強をしていきたい」
という方向性を決めるだけでも、大きく結果が変わってきます。

ブログなどでポートフォリオを作る

前項で、ポートフォリオとして実績公開が難しいことを挙げました。

そのため、自分のブログでポートフォリオを作っていくのがおすすめです。

ポートフォリオには、自分の専門分野で、
「もしも〇〇のキーワードで依頼を受けた場合」
というのを想定して、記事執筆をします。

その記事自体がお金を生んでくれる事はありませんが、文章力や知識面でクライアントに対してのアピールができるようになります。

また、ライターとして心がけていることや、キーワードリサーチの丁寧さなどをアピールすることができるので、おすすめの方法です。

1つのクライアントと長い付き合いができるように心がける

1つのクライアントと長い付き合いをするのは、非常に重要です。

そのジャンルの専門知識も増えますし、リサーチの時間も段々と減っていきます。

更に、納品方法など慣れないといけない雑務も、長年やっていれば慣れます。

そのため、長期的に仕事をもらえるように気をつけましょう。

ポイントとしては
・すぐに返信をする
・わからないことは勝手に進めずに相談する
・良い記事を書く
・クライアントにプラスになるような提案をする
・2000字の指定があれば、それを少し超える2500字くらいを常に納品するイメージ

等が挙げられます。

短期間に収入して認定資格をもらう

ランサーズやクラウドワークスなどのポータルサイトには、「認定制度」というものがあります。

ランサーズでいうと、認定ランサーという制度があり、いくつかの条件を達成することで、優遇されるようになります。

その条件として多いのが「過去◯ヶ月の売上実績」です。

そのため、短期間で集中的に売上を上げることができれば、この認定ランサーになれ、更に今後の依頼を受注しやすくなります。

後々は自分のメディアも視野に入れる

将来的には、自分のメディアを持つこともおすすめです。

私自身もこのサイトを現在は育てていますが、
・ストック型の収入源も増やす
・ポートフォリオとしても活用する
・SEO実績を作る

という目的の元スタートしました。

まとめ

今回は、WEBライターの難しさについて、経験を元にお話してきました。

難しい反面、個人的にはかなり安定した収益を得られています。

サラリーマンとして働いているものの、それ以外の収入でも十分に生活ができる。

こういう状況になれば、サラリーマンをもしもクビになっても大丈夫です。
(もちろん、クビになることを勧めているわけではありません笑)

正しい方法でやれば、月に10万円くらいなら誰でも達成可能です。

このサイトでは、ライターに関する情報や副業に関する情報を発信しています。

是非、他の記事も御覧ください。

ABOUT ME
WEBライターこはく
WEBライターとして10年以上に渡って活動。 副業としての最高月収は40万円/月(執筆のみの収益) 『難しい話をわかりやすく』 をモットーに、毎月数十万字の執筆を行う。 twitter:Twitterアカウントへ