こんにちは。こはくです。
今回は、WEBライターの将来性についてです。
このサイトでは、WEBライターを副業としておすすめしています。
その理由の一つが
「特別なスキルが必要ないから」
です。
そのため、ハードルが低く、誰でも稼げる副業と言えるからです。
一方で、誰でも稼げる副業は、
「AIに奪われるんじゃないか」
「将来性が無いんじゃないか」
などの不安を抱える人も多いのではないでしょうか。
今回は、そんな疑問に現役ライターである私の経験や意見を交えながらお話したいと思います。
特別なスキルの不要なWEBライターは将来性が無い?
さて、さっそく本題ですが、
「特別なスキルを必要としないWEBライターという仕事は、将来性が無いのか」
という問題に、回答していきたいと思いますが、
条件付きにはなりますが、将来性は無い
と言わざるを得ません。
・・・
驚きましたか?
私自身、WEBライターという副業を勧めていますが、正直人によっては、将来性が感じられないと考えてしまっても仕方ない状況だと思っています。
ただし!
先程も少し触れた様に、「条件付き」です。
具体的にどの様な条件かは、後で記載しますが、
「ただ漫然と文章を書く人」
というのは、これからの時代は厳しいと思います。
理由はいくつかありますが、一つは副業挑戦者が増えたこと。
誰でも簡単にネットを使って副業することができるので、当然ライバルは増えます。
一方で、日本は不景気なので、多くの企業がライターに予算を回すことが出来ません。
このような状況なので、スキルを持たない人は、段々と稼ぎにくいと言うのは、事実として受け止める必要があります。
(ただ、先程から触れている「条件」次第なので、このまま読み進めて頂ければと思います。)
AIによって仕事を奪われるのか
更に、AIによって文章作成は、どんどんと簡単になっています。
要約してくれるようなAIを、私自身も使ったことがありますが、かなり自然な文章で、驚きました。
まだ、そのまま利用するには荒い文章ですし、事実関係を調べる必要があるなど、比較的手間がかかりますが、このままいけば
「簡単に誰でも、自動で文章を作れる時代」
がすぐに来ることは、容易に想像が付きます。
この様な状態の中で「仕事を奪われない」と言うのは、かなり難しいと考えられます。
更に言うなら、動画や音楽に比べて「文章」と言うのは、分析や自動生成の面で、比較的簡単に作られると考えられます。
だからこそ、仕事を奪われないためには、努力が必要です。
将来性のあるWEBライターの特徴
ここまで、WEBライターのネガティブな側面を見てきました。
確かに、スタートする上での知識や経験は必要なく、スタートのハードルは非常に低いです。
しかし、将来的に稼げなくなる可能性が高いとも取れるライターですが、「特定の条件」を満たせば、将来性は一気に上がります。
その条件は、次の5つのスキルや経験を積むことです。
ここで重要なのは、
「スタートするときにはハードルが低いけど、その後に学べば将来性は高い」
という点です。
その点を踏まえた上で御覧ください。
経験を元に書けるライター/ジャンル
自分の経験や実体験を元に文章を書けるライターは、非常に強いです。
Googleも、SEOにおいて
「Expertise(専門性)」
「Authoritativeness(権威性)」
「Trustworthiness(信頼性)」
を評価しているようです。
その点で見ると、AIで作られた文章は、あくまでも機械が書いたので、実体験は存在しません。
ということは、将来的に仮に
「それっぽい文章」
が書けても、信頼性に欠けると判断される可能性もあります。
それを考えると、自分の経験を元に文章を書けるのは、強みになります。
そして、その経験や実体験は、本業と繋がるケースも多く、そういう意味でも
「自分が得意で特化したジャンル」
というものを持てるライターは強いと言えます。
ディレクション能力のあるライター
ディレクションとは、自分がライターとして執筆するだけではなく、多くのライターを使って記事を書かせる様な仕事です。
このディレクションは、ある程度の人数がいる案件に居るケースが多く、専任でディレクターを雇うケースもあります。
これからのサイト作成において重要なのは、
「いかに良質な記事を多量にアップできるか」
だと考えられます。
当然ですが、
個人のライター VS ライティングチーム
では、個人は圧倒的に不利です。
(特に更新頻度の意味合いで)
しかし、いかに更新頻度が高くても、品質が低ければSEO的に見ると逆効果です。
このチームの能力を最大限に活かす力こそ、「ディレクション」であり、これからの時代に必要とされる力です。
マーケティング知識と経験のあるライター
サイトを運営する上で、ほとんどの場合
「物やサービスの販売」
が目的です。
そのため、その商品を売れるようにするための「マーケティング」の知識や経験も重要視されます。
特に、SEOに対する深い知見や、LPなどのコンバージョンは、これからも重要とされるスキルです。
分析力のあるライター
次に、分析力のあるライター。
同じサイトをSEOで上位表示させる際に、分析力の有無で、必要な記事数が変わってきます。
上位表示が狙えるクリティカルなキーワード。
例えば、
・ライバルが弱い
・ライバルが少ない
・検索数がそれなりにある
・1つの記事でたくさんの検索キーワードを包括している
このような記事であれば、1記事だけでも上位表示が狙えます。
実際、私がほとんど更新していない昔作った記事でも、
「今検索しても93件しかヒットしない」
「2位に表示されている」
というキーワードがあります。
残念ながら、このキーワードの検索数はあまり無いので、流入だけで考えるとあまり良い成果ではありませんでしたが、こういったキーワードを狙って分析できれば
少ない記事数で最大の成果を得られる
事になります。
この力があれば、クライアントとしても放っておかないでしょう。
ストーリーを書けるライター
そして、最後にストーリーが書けるライターです。
ストーリーは、文章を書く上で非常に重要な要素です。
初心者ライターは、このストーリーを書くのが下手だったり、そもそもストーリーが入っていない事も多いです。
単なる、事実だけを並べた面白くない記事ですね。
しかし、このストーリーは、現状AIも得意とは言えないジャンルです。
それは、ユニークな設定や、共感されるような「あるあるネタ」など、感情を持たないAIの苦手分野とも言えます。
この能力も、今後のライターに必要な能力と言えるでしょう。
WEBライターが次のステップに進むための3つの方法
さて、これらの能力が、ライターにとって重要な事はわかって頂けたと思います。
ですが、「それをどう身につけるか」が重要ですよね。
ここからは、具体的に将来性のあるライターになるためのステップをお話します。
自分のサイトを運営してみる
まず、最も重要なのは自分のサイトを運営してみるということ。
私自身も、このサイトを運営するようになってから、ライターとしても成長できたと感じています。
というのも、アクセス解析など通常WEBライターとしての契約では、見せてもらえません。
他社にその情報が漏れることもリスクであるため、よほど信頼されていないと見せてもらえないでしょう。
そこで、自分でサイトを運営してみて、あれこれ思案するのは、非常に勉強になります。
・どうすればクリック率が高まるタイトルが付けられるか
・ライバルサイトのどの部分を参考にすれば良いか
・キーワード選定の方法
・滞在率の高い記事を作る方法
など、色々な事を考えてサイトを運営しています。
そのため、言われたキーワードに対して文章を書くのに比べ、体感で20~30倍位考えて記事を書いていると思います。
これが、そのまま前述した
・ディレクション能力
・マーケティング能力
・分析力
に繋がるのです。
分析と改善できるようなツールを導入する(してもらう)
また、有料の分析ツールを利用するのも、非常におすすめです。
実際、私も有料ツールを使っていますが、無料で手に入る情報には、限りがあります。
正直、有料ツールを使うだけで、一気に効率が上がります。
特に、検索キーワードに関する情報が分析できれば、戦略も立てやすいです。
もし、WEBライターの案件で、既にそういったツールを導入している企業には、そのアカウントを借りるだけでも勉強になります。
「変えられること」「試せること」をひたすらにやってみる
後は、実体験を通して勉強するしかありませんが、この時に重要なのは
「試せることは全部やる」
という気持ちです。
例えば、1つの記事作成でも
・構成
・サムネイル(アイキャッチ)
・タイトル
・ディスクリプション
・リード文
・広告位置
・画像の入れ方
・h2タグ直下の画像
など、挙げればキリが無いほどに、色々な要素が絡み合って、今のアクセス数が出ています。
どうしても執筆がメインのライターは、タイトルやリード文には意識がいっても、ドメインパワーや広告位置に対しての意識が薄くなります。
なので、可能な限り広い範囲で試行錯誤を繰り返すことが、最終的には真似できないスキルになるでしょう。
まとめ
今回は、WEBライターの将来性についてみてきました。
正直、コタツ記事と呼ばれるような
「誰でも書ける記事」
には、私自身も疑問を感じていました。
こんな記事、だれでも書けるし、それって意味がある仕事なのかな?
と。
ですが、考え方を変えて、ひたすら実践を続けていく中で、将来性については明るいと感じるようになってきました。
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