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ノマドワーカーって何してる人?仕事内容・向いてる職種・向いてる人など徹底解析

ノマドワーカーって何してる人?仕事内容・向いてる職種・向いてる人や年収など徹底解析

ノマドワーカー。

聞いたことがある人も多いのではないでしょうか。

フリーランスなどが流行っていることからもわかるように、現在は働き方の自由が求められる時代です。

そんな時代の中でノマドワーカーという働き方も、非常に人気が高いです。

この記事では、
・ノマドワーカーとはなにか?
・何をしているなのか?
・どうすればなれるのか?
・向いている職種は?
こういった事について触れていきたいと思います。

私自身、一時期はノマドワーカーとして働いていました。

しかし、自分には合わないと思って辞めたので、体験談として具体的にお話が出来ます。

ノマドワーカーとは

まずは、ノマドワーカーとはどういう人達のことなのかを確認しておきましょう。

ノマドとは、「遊牧民」のことです。

このことから
「特定の職場やオフィスに縛られることなく、自由な環境や自由な場所で働く人」
のことを指します。

ノマドワーカーは何してる人?

では、そんなノマドワーカーは何をしているのか。

基本的に、「どこでもできる仕事」という点で、PCを使うような仕事が多いです。

もちろん、オフィスを必要としなければ、ノマドワーカーとして働くこと自体は可能なので、電話で完結するような仕事も含まれます。

しかし、イマドキの仕事はパソコンを使うことがほとんどなので、そういった仕事の人がノマドワーカーには多いです。

ノマドワーカーの仕事場所は?

具体的にどこでノマドワーカーが仕事をしているのかというと、
・カフェ
・図書館
・コンビニのイートインスペース
・公園
など、椅子と机があるような場所ならどこでも出来ます。

私自身もWEBライターとしてノマドワーカーをしていましたが、夕方の涼しくなった時間帯に、風を感じながら公園で仕事をするのも、開放的で気持ちが良いです。

反対に、静かすぎて落ち着かない場合には、スタバなどのカフェで仕事をすることも多いですし、ファミマやドトールは、多くの店舗で無料でコンセントを使えるので、パソコン作業を長時間行うことも出来ます。

フリーランスとの違いは?

一見するとフリーランスと同じでは?なんて感じるかもしれません。

実際、
「フリーランス 且つ ノマドワーカー」
という場合も多いです。

しかし、細かく見るといくつかの違いがあります。

例えば、フリーランスは雇用形態や働き方を指すものなので、
「フリーランスのプログラマーだけど、お客さん先のオフィスに毎日出勤している」
というケースもあります。

そうなると、場所の自由を主とするノマドワーカーには属さない事があります。

反対に、正社員であっても会社の方針がゆるく、カフェなどで仕事をすることを許されている場合は、ノマドワーカーでありながら、正社員であることも考えられます。
(セキュリティ的にそれが難しい場合も多いですが)

ノマドワーカーのメリット

さて、ノマドワーカーには、どのようなメリットがあるのでしょうか。

前項では、
「ノマドワーカーで正社員もいる」
という話をしましたが、今回は
「フリーランス且つノマドワーカー」
に絞ってお話したいと思います。

ストレスフリー

働く場所を固定されない事から、一般的なサラリーマンよりもストレスフリーな環境で働くことが可能です。

オフィスだと、どうしてもトイレに行く時間を気にしたり、周りの目を気にしながら働く必要性が出てきます。

しかし、カフェだと周りに人がいたとしても、互いを意識することはありません。

このような状況からストレスフリーで働けると考えられます。

私自身もそうでしたが、ノマドワーカー時代は気が向いたときに気が向いた場所で働けるというのは、かなり精神的に楽でした。

仕事とプライベートを分けやすい

在宅ワークが増えている現代ですが、在宅ワークの問題点として
「仕事とプライベートを分けにくくなる」
という問題があります。

しかし、ノマドワーカーの場合には、自宅とカフェで場所の利用目的を分けられ、仕事スイッチがスムーズに入れられるというメリットがあります。

刺激を受けながら働ける

周りの景色や人が変わるノマドワーカーの働き方では、色々な刺激からアイデアをもらうこともあります。

例えば私はライターをしていましたが、カフェの隣の席から、
「最近〇〇で悩んでて・・・」
なんて話が聞こえてきます。

確かに、そういう悩みもあるな!

なんて思い、それを題材に記事を書きました。

このように、職種によっては直接的な刺激になる可能性があります。

また、本屋とカフェが併設しているような場所では、読書しながら仕事ができる環境も実現できます。

そうなると、購入前の本(あまり良くは無いでしょうが)をインプットしながらアウトプットすることも可能です。

私も、それで何冊が読みながら仕事をして、良かった本だけを買う・・・なんてことをしていた時期もありました。

健康に良い

ノマドワーカーは、場所を自由に決められ、自由に移動する分、歩く距離が長くなります。

そうすると単純に健康に良いです。

最近はiPhoneなら万歩計が勝手に入っていますが、おそらく在宅ワークの今と比較すると5倍以上歩いていたのではないかと思います。

コスト削減

ノマドワーカーは、特定のオフィスを持たないので、コストも低くなります。

コワーキングスペースなどを利用する場合には、月に数万円かかりますが、ノマドワーカーの場合には、カフェ代だけでも大丈夫です。

コンビニのイートインスペースの場合には、100円で水だけ買って・・・というのも可能でしょう。

住環境を自由に選べる

ノマドワーカーの場合には、自宅はあくまでも生活する事が目的です。

普通のサラリーマンの場合には、ここに
「通勤の便利さ」
を考慮する必要があります。

この差は非常に大きく、例えば
「都心からは離れているけど、家賃が安くて住みやすい街」
だった場合、ノマドワーカーなら何のためらいもなく選ぶことが出来ます。

個人的には、自然豊かなところでゆったりと生活したい気持ちもあるのですが、今はサラリーマンなので仕方なく都会に住んでいます。

この点は、ノマドワーカー時代の方が圧倒的に良かったなと感じています。

ノマドワーカーのデメリット

次に、ノマドワーカーのデメリットをお話します。

セキュリティの問題

まずは、セキュリティの問題。

仕事をする上でパソコンが重要になりますが、このパソコンが
・カフェでトイレに行っている間に盗られる
・ログインするときに後ろからパスワードを盗み見られる
・機密情報を見られる
などが起こり得ます。

なので、正社員でノマドワーカーは少なく、会社から規制があるケースが多いです。

他にも、重要な電話をしているときに、周りに聞かれる可能性があるので、注意が必要です。

移動時間の無駄が増える

ノマドワーカーは、1日1箇所で作業することは稀です。

私が実際そうでしたが、1つの場所で長時間いると、お尻が痛くなります。

自宅に比べて、カフェの椅子は経費削減や顧客の回転率を上げるために、硬い椅子を使っているところも多いです。

反対に、柔らかいソファを使っているところは、机も低くて作業しにくかったり。

中々、ベストの体勢で仕事が出来ません。

結果、複数店舗を移動しながら作業することが多いのですが、1日8時間作業、2時間移動。

こんな日もザラにあります。

自転車でちょっと遠目のカフェに行こうものなら、移動だけで3時間かかってしまう可能性もあります。

まぁ、それはそれで楽しいのですが、いかんせん仕事が進みません。

土日は作業場所に困る

土日に作業場所に困るのもノマドワーカーのデメリットです。

平日なら自分しかいないようなカフェでも、満席になっている事があり、
「作業できる場所を見つけるだけで1時間」
なんて経験もあります。

特に駅近くで働くときには、このあたりも注意が必要です。

集中できないことも多い

色々な人が出入りするカフェなどでの仕事は、集中できないことも多かったです。

私自身は、結構静かな場所が好きで、そういった環境のほうが働きやすく、カフェではイヤホンをして仕事をしていました。

ですが、やはりオフィスに比べれば集中力に欠けていたように感じます。

孤独感

ノマドワーカーは、基本一人でできる仕事を選びます。

多くの人と働く必要がある場合、ノマドワーカーの働き方は足かせになる可能性があるからです。

そのため、働く上での孤独感を感じやすいとも言えます。

しかも、カフェだと周りは友達と遊びに来ていて・・・なんてことも多いので、自分と比較してしまうこともあります。

収入が不安定

ノマドワーカーの多くは、収入的に不安定なケースが多いです。

特に、プログラマーやライターは、私自身経験していますが、仕事が不安定になりやすい職種だとも思います。

フリーランスであることも多いノマドワーカーは、収入的にも不安定になりやすいです。

一方で、カフェ代などが確実に経費としてかかりますし、外で仕事をしているのでお昼も外食になりやすく、出費がかさみます。

私自身、不安定な収入と安定した出費が、ノマドワーカーを止める最も大きな理由でした。

ノマドワーカーに向いている職種

さて、ここからは
「どうすればノマドワーカーになれるのか」
について触れていきます。

まずは、向いている職種から。

プログラマー

プログラマーは、フリーランスで行う上では、
・給料が高い
・専門性が高い
・需要が高い
と、良いことも多いです。

しかもパソコン1つで出来ますし、案件次第にはなりますが、個人で作るようなシステムも多いです。

大規模な案件になってくると、
・パソコンはお客さんから支給される
・出社が求められる
ということもあり、ノマドワーカーに向かない可能性もありますが、そうでない案件も多いです。

ライター

ライターは極論、文章を書くだけの仕事です。

なので、最もノマドワーカーに向いている職種だと思っています。

私自身もライターでノマドワーカーとして働いていました。

ライターは、リサーチと文章の執筆が仕事の9割を占めています。

そのため、スマホでネット検索によるリサーチをして、そのままグーグルドキュメントなどで文章作成すれば、仕事がほぼ終わります。

私は、カフェでスマホにブルートゥースのキーボードを付けて仕事をしていたので、パソコン自体も必要ありませんでした。

プログラマーだとこうはいきません。

きちんとハイスペックなパソコンが必要になりますが、ライターの場合にはそこまでのスペックを必要としないのです。

ブロガー

ブロガーも、ノマドワーカーに向いている仕事です。

収入が安定するかは、個人によってかなり変わってきますし、ブログをやっている人の9割は稼げていないとも言われています。

そのため、収入の安定面は不安がありますが、ノマドワーカーに向いているかでいうと、ライターと同じくらい向いています。

実際、私はこのサイトの運営もしているわけですが、ワードプレスのスマホアプリがあるので、スマホから記事の投稿が可能です。

パソコンで使えるようなプラグインが使えないなどのデメリットもあるものの、文章作成そのものは外出先からでも可能です。

最後の文章の装飾だけを自宅でパソコンからすれば、ノマドワーカーとして十分に働けると思います。

セミナー講師

最近は、色々なセミナーが行われています。

ビジネスや仕事に関する内容はもちろんのこと、
「本業のスキルや知識を活かしたセミナー」
は、至るところで行われています。

このセミナー講師ですが、簡単なプレゼン資料があれば、後はトークを磨くだけで仕事になります。

資料の作成はパソコンが有れば出来ますし、プロジェクターなどもセミナー会場でレンタルできます。

コンサルタント

コンサルタントもノマドワーカーに向いています。

コンサルタントとは、自分の知識や経験から
「クライアントの望む提案を考える」
というもの。

経営コンサルタントなら、経営に関する相談を受けるなどを行います。

仕事場所としては、資料を作る上ではパソコンだけあれば出来ますし、クライアントとの会議は、
・相手の会社
・カフェなど
で行うことができるので、ノマドワーカーとして成立します。

ただ、企業を相手にする場合には、会社の住所なども信用の1つですので、個人向けコンサルの方がノマドワーカーには向いていると言えます。

動画編集者

動画編集者も、パソコンだけあればできるので、ノマドワーカー向けの働き方です。

しかし、動画編集にはスペックの高いパソコンが必要です。

そうなると、持ち運びするのにパソコンが非常に重たいものになる可能性があります。

もしくは、スペックを考えるとノートパソコンよりもデスクトップの方が良い可能性があります。

このあたりを事前に考慮した上で考えるべきでしょう。

ノマドワーカーに向いている人

次に、ノマドワーカーに向いている人についてです。

これは、私自身が実際にノマドワーカーを経験して感じることですが、最も重要な要素は
「自分で自分を律することができるか」
という点です。

ノマドワーカーは、自由が効く反面、自分で自分を律して仕事をする必要性があります。

「つい仕事をサボってしまう」
「つい楽をしてしまう」
「ついマンガを読んでしまう」

このような人には、向いていない可能性があるのです。

私自身も、自分を律することが苦手で、かなり苦戦しました。

長時間カフェに居るだけで、仕事が進んでいない。

このような状況を変えることが出来ずに、結局売上は伸び悩んでしまったのです。

反対に言えば、自分でスケジュール管理をして、自分のモチベーションをきちんと保てる人からすると、ノマドワーカーという働き方は天国かと思います。

ノマドワーカーになるための方法

では、具体的にノマドワーカーになるためには、どのような方法があるのでしょうか。

個人的におすすめする方法は、次のようなものです。

まずは副業で実績を作る

ノマドワーカーとしていきなりフリーランスになることはオススメできません。

自分自身に何ができるのか。何が続けられるのか。

これを見極める必要があるのです。

そのためにも、最初は副業で色々なビジネスに挑戦してみましょう。

このときに注意するべき点としては、
・パソコンだけで仕事が完結するか
・仕事を取りやすい業界か
・他人に仕事を任せられるようなビジネスか
などです。

前述した向いている仕事以外にも、色々な仕事が考えられます。

なので、自分の特性を活かせたり、やってて苦じゃないものなどを色々試してみましょう。

貯金・投資をする

副業がある程度軌道に乗ってきたら、次に貯金や投資を行います。

「そんな必要ある?」

と思う人もいるかも知れませんが、ノマドワーカーで仕事が安定しない人は非常に多いです。

私自身もそうでした。

そんなときに、ある程度の貯金や投資資金があれば、
「今の収入を少し減らしてでも、他のビジネスに挑戦する」
ということが可能です。

しかし、金銭的な余裕がなければ、今の仕事をやるしかありません。

結果、仕事に義務感が生まれてしまい、悪循環の流れになります。

なので、できれば半年・1年程度の貯金があったり、月に数万円でも投資収益がある。

このような状況にしておくのがおすすめです。

会社の看板がある間に、必要なものを揃える

会社の看板は、必要以上に大きな影響力を持っています。

そのため、この看板を利用して準備を勧めます。

例えば、住宅ローン。

もしも住宅ローンを組もうと思ったら、フリーランスになるより先に、会社員の間の方が組みやすいです。

クレジットカードもそうです。

こういったところでは、サラリーマンという肩書は、思っている以上に効果を発揮します。

結婚を考えている人なら、彼女の父親への挨拶なども、サラリーマンの間にした方が良いかもしれませんね。笑

他にも、異業種交流会などでも、会社の名刺を渡す方が、話がスムーズに行くケースが多いです。

「きちんと働いている人」

という最低限の信用を得られるからです。

更に、会社で役職についていれば、それだけで心理学で言うところのハロー効果を得ることが出来ます。

そうなると、情報も集まりやすい可能性があるのです。

このように、会社にいるうちしか出来ないこと。

これを洗い出して行く必要があります。

フリーランスになったらまずは収入の安定と取引先の分散を目指そう

ここまでくれば、実際にフリーランスとしてノマドワーカーになっても良いです。

しかし、フリーランスになったからといって、終わりではありません。

まずは、収入を安定させることと、取引先の分散に努めましょう。

取引先の分散とは、例えば副業の間は1つのクライアントからのしごとだけで月に10万程度の収入があったかもしれません。

しかし、今後この企業から月に20万円の仕事をもらえたとしても、いつなくなるかはわかりませんよね。

実際私は、月に40万円分の依頼をくれていたクライアントが、コロナの影響で依頼0になりました。

こういう事が考えられるので、色々なクライアントから仕事をもらえるように、売上を分散させます。

個人的には、1つの会社から全体の20%程度の売上を作るくらいが良いのではないかと考えています。

そうなると、急に仕事の依頼がなくなったとしても、2割減で抑えられます。

その期間に、他のクライアントを探す余裕がありますので、リスクヘッジが可能です。

私がノマドワーカーのときには、これをしていなかったことも、失敗の大きな要因でした。

まとめ

今回は、ノマドワーカーとは、何をしている人かを見てきました。

一見すると、カフェでパソコン開いている人。

みたいな人も、聞いてみれば色々な仕事をしている可能性があります。

「自分のやりたいことが、ノマドワーカーとしても実現可能か」

一度、考えてみても面白いかもしれませんね。

このサイトでは、ノマドワーカーに向いているライターという副業について、多くの情報を発信しています。

今後の働き方を考えるきっかけになりますので、是非他の記事も見て行ってください。

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WEBライターこはく
WEBライターとして10年以上に渡って活動。 副業としての最高月収は40万円/月(執筆のみの収益) 『難しい話をわかりやすく』 をモットーに、毎月数十万字の執筆を行う。 twitter:Twitterアカウントへ