「投資に興味が出て、スタートしたけど、ペース遅くない?」
「給料のうち、どのくらい貯金に回せれば良いんだろ?」
「みんなはどれくらい貯金に回しているの?」
なんて疑問を持ったことはありませんか?
投資や貯金が将来のために大切な事は理解しているものの、そういう話を周りとしない。
孤独な闘いなだけに、時には周りが気になってしまう。
自分の方法が正解かも気になってしまう。
今回は、そんな人のために私自身の理想の貯蓄率や貯蓄率を上げるために、今手掛けている具体的な方法をお話したいと思います。
これから資産形成をしたい人も、資産形成中で息抜きしたい人も、是非楽しんでください。
個人的な理想の貯蓄率は35%
早速本題に入りますが、個人的に理想的な貯蓄率は、35%です。
私の収入・状況
さて、理想の貯蓄率の前提となる、今の私の状況からお話していきたいと思います。
私自身は現在、サラリーマンとしてプログラマーをしながら、副業でライターとブログをやっています。
そして、ざっくりと年収は
本業:550万円
副業:100万円
位です。
本業はボーナスの関係で、月の手取り額は26万円、副業は大体10万前後・・・という感じですね。
なので、今回の貯蓄率は年収の650万円に対して・・・というお話です。
そして、私は現在1人暮らし。
家賃は8.5万円と少し高めですが、リモートワークなので、少し良い住環境を選びました。
貯蓄率35%だと、年間180万円の貯蓄
そして、私が理想としている貯蓄額の35%は、大体年間180万円です。
月に直すと15万円です。
中々多そうに見えますね。
ですが、本業と別に副業もしていますし、ボーナスの一部を投資に回すことで、達成可能な数字です。
貯蓄率35%が達成できた際の生活レベル
前項の前提条件を踏まえて、貯蓄率35%だった場合、私の生活レベルはどのくらいになるのかをお話したいと思います。
前述しましたが、月の手取りは26万円ほど。
そして、月の生活費はこんな感じです。
家賃 :8.5万円
食費 :4万円
水道光熱費:2万円
通信費 :1万円
借金返済 :2万円
趣味・雑費:2.5万円
その他 :1万円
これで大体21万円です。
そして、月5万円と副業で稼ぐうちの5万円の合計10万円を貯蓄(投資)に回します。
そして、夏冬のボーナス。
これが大体手取りで各60万円ほどあります。
この内各30万円の年間60万円を投資。
これで合計年間180万円達成です。
結果としては、月の趣味などに使う約2.5万円と、ボーナスの半分が自由に使えるお金という計算になります。
投資や貯金に全振りするわけでもなく、それなりに人生を楽しむためのお金を作る前提で、これくらいを理想としています。
因みに今は、ボーナスごとに20万円を貯めてモルディブ旅行を考えている所です。
大切なのは、「未来」と「今」の両立
理想の貯蓄率を考える時に、個人的に重要なのは未来と今の両立です。
未来を意識しすぎて、今の生活が蔑ろになり、苦しい節約をするのは意味がないと思っていますし、かといって毎月の給料を全部使い切るのも将来何かあればピンチになります。
なので、この両立が最も重要だと思います。
もちろん、今を一時的に切り捨てて投資に全振り。
一気にFIRE。
こういう生き方も良いかもしれませんが、個人的にはもう少しのんびりFIREを目指そうかと思っています。
そして、もう一つ重要なのが「収入」。
最近は、節約が流行っていますが、やっぱり年収アップは目指したい。
本業で給料の交渉もしまくりますし、副業もします。
なんなら最近転職エージェントにも登録しました。
累進課税のせいで、稼げば稼ぐほど税率が上がりますし、増税もエグい。
でも、それに負けずに収入を増やす算段をするのが重要だと思っています。
貯蓄率を上げるためにやるべき10のこと。
続いて、私自身がやってきたことや、これからやろうと思うことで、貯蓄率を上げる方法を解説していきたいと思います。
大きく分ければ、「節約」と「収入アップ」に分かれるので、両方の側面からお話します。
節約:自炊できる環境を整える
節約において、自炊は鉄板ですよね。
でも、一人暮らしの小さいキッチンでは、自炊にも限界があります。
1口コンロで料理をするのも困難ですし、環境が悪いと
「節約で自炊 = 健康に悪いメニュー」
になることも多いです。
ある程度きちんとして調理器具があり、複数のコンロがあり、オーブンレンジがある。
そういったキッチン環境を整える事が節約には重要だと考えています。
特に冷蔵庫。
私は最近冷蔵庫を買い換えようと思っています。
自炊をする上で、
「大量の食材を買って作り置きをする」
というのは、理想の形です。
しかし、それをするには大容量の冷蔵庫や冷凍庫が必要です。
そのための出費は十万円を超えますが、長期的に見ればこれが食費の節約に繋がります。
外食をすれば、1人でも5~10万円/月位の出費になる食費。
しかし、自炊をすれば2~3万円程度に抑えることも可能です。
そう考えると冷蔵庫の費用も、数ヶ月で回収できる計算になります。
自炊を節約に挙げる人は多いですが、
「自炊のためにある程度の環境を整える」
という所まで見ている人は少ないので、敢えてこの項目を最初に持ってきました。
節約:依存症を治す
次に依存症。
ギャンブルや酒・タバコ・スマホなど、様々な依存症がありますが、どの依存症も基本的には
「企業がユーザーにお金を使わせたい」
という目的が裏目に出ている事が多いです。
例えばスマホゲームであれば次のような形です。
1.アプリなどで課金をさせたい
2.課金をするためにはハマってもらう必要がある
3.ハマるための過度な演出や期間限定イベントなどを行う
4.依存症となり、より長い時間アプリを利用する
5.利用時間が長いので、結果的に課金する機会が増える
このように、どのようなビジネスでも、
「利用時間が増える」
ということが企業の利益に繋がる事が多いです。
ということは、企業は1秒でも長く商品を使う機会を増やしてほしいと考えています。
結果として、依存すればその分お金を失う危険性があることを意味しています。
反対に言えば、
「今自分が依存している物から解放されること」
は、節約につながることになります。
私自身も今、スマホへの依存症を克服するために行動しています。
節約:プロテインを飲む
これは、ちょっと意外かもしれませんが、プロテインを飲むことも節約に繋がると感じています。
これは、私自身が普段のお金の使い方を振り返ったときのことでした。
ラテマネーの割合が以上に多いこと。
ラテマネーとは、コンビニでちょっとおやつを買ったり、コーヒーを買ったり
「ほとんど気にならない額」
のことで、この割合が非常に多かったです。
ほぼ毎日、コンビニでおやつを買って500円。。。
みたいな状況だったので、色々と考えていました。
仕事をしていると、どうしてもストレスで食べたくなる。
どうしても途中でお菓子が欲しくなる。
ストレスは多少仕方ないとして、空腹は他のもので代用できないか・・・など。
そして、色々調べている内に出会ったのが
「タンパク質が不足していると、空腹感が収まらない」
という情報。
糖質ばかりが増え、タンパク質が全体的に不足しがちな今の世の中で、いくら糖質をとっても、タンパク質が取れていないと満腹感が得られない。
というものでした。
確かに、お菓子にはタンパク質が含まれていませんし、普段の食事でもそれほど大量のタンパク質を接種しているわけではありません。
更に健康診断の数値を見てみると、タンパク質が不足しているという結果が出ていました。
結果、自分の中で
「慢性的なタンパク質不足が空腹感を生み、結果ラテマネーも増えている」
という結論が出ました。
そして、それを回避するために、プロテインを買うようになりました。
すると、今まであったお菓子に対する「衝動」のようなものは収まり、
「あったら食べるけど、食べないとイライラする・・・とかは無くなった」
という状況になりました。
そのため、結果的にプロテインを購入する金額よりもラテマネーが減った金額の方が多く、節約ができています。
因みに、タンパク質を接種するべき量は、体重(g)程度だそうで、体重が60kgなら、60g/日のタンパク質が必要なのだとか。
しかし、これを毎日肉から接種すると、タンパク質量が多い鶏胸肉でも、100gあたり23gなので、300g位を毎日食べる必要があります。
豚や牛など、脂質も多く含む肉の場合にはもっと食べる必要がある。
これは、不可能と判断してプロテインを飲むようにしました。
節約:必要なものはまず100均を確認
今まで、家で使うものなどは基本的にAmazonで検索する癖がありました。
しかし、100均って色んな物があるんですね。
思っている以上に色々あって、家でほしいと思ったものは大抵あるんじゃないかって位の品揃え。
買い過ぎはいけませんが、タッパなどの自炊用の器具もまずは100均を見る癖を付けました。
節約:色々なものを食べてみる
節約する上で、食費は大切なのですが、自炊をするにも
「食べたことなかった・買ったことなかったけど、安い食材で意外と美味しいものがある」
と知ってからは節約がはかどりました。
例えば、中華で出てくる漬物のザーサイ。
自分で買おうと思ったことなかったですが、調べてみるとAmazonだとホールで1キロ400円未満。
めちゃくちゃ安い。
切ってあるやつはそれなりの値段しますが、ホールだと圧倒的に安いです。
とは言え、水にさらして切るくらいなので、調理が難しいわけでもないです。
こんな感じで、意外と安いのに買ったことなかった物が、世の中には色々あります。
また、自炊の料理のバリエーションも増えるので、食事が楽しくなります。
これも一つの節約方法でしょう。
収入アップ:給料交渉する
ここからは収入アップについて。
まずは、サラリーマンの場合は給料の交渉をする事が重要です。
日本人は給料の交渉をしないと言われています。
強気に交渉して、クビになったらどうしよう・・・
責任の重い仕事を振られたらどうしよう・・・
大きいことを言ってできなかったらどうしよう・・・
など、心配があるのかもしれません。
でも、交渉してみるのは意外と有りです。
言い方の問題で、
「今の自分に足りないもの」
を確認したり
「何があれば給料アップできるのか」
ということを確認してみるのが良いでしょう。
実際、私自身交渉で3度ほど給料アップしています。
最も大きな昇給は、年収で50万円ほど。
交渉しなかったら、ほどんど給料が上がっていませんでした。
やってみて関係性が悪化する事は基本無いと思います。
(言い方や元々の関係性が悪い場合は仕方ないですが)
収入アップ:副業をする
収入アップで最も簡単なのは、副業をすることでしょう。
私自身も副業で年間100万円ほどの収入がありますが、年収100万円アップさせるよりも簡単だと思っています。
その理由は、
「環境そのものを変える必要はない」
ということ。
本業で慣れている仕事をしながら、副業に挑戦する。
職場環境も住環境も変わらないので、最も生活を安定させながら収入をアップさせる方法と言えるでしょう。
収入アップ:自分が相対的に評価される場所を探す
次に、相対的に自分が評価される場所を探すこと。
私自身はプログラマーですが、正直スキル的には高くありません。
何なら、IT業界では落ちこぼれも良い所です。
しかし、給料は上がる。
それは、他者よりも評価されやすい環境を選んでいるから。
例えば以前の会社は、周りがプログラミングができない人が大半の社内SEでした。
そうすると、多少でもプログラミングができれば評価されます。
更に、数少ない他のエンジニアとは違い、「WEBを作る」事を主とした事により
「私にしかできない仕事」
が生まれました。
そして、色々な部署にヒアリングをして、専用の仕組みを作りました。
そうすることで、システムの作成から問い合わせ先まで、全て私が担う他ありませんでした。
この様に、他者より評価されるポジションを築くことで、給料を上げやすくなります。
収入アップ:プライベートでスキルアップを目指す
次に、プライベートでスキルアップを目指す方法です。
本業に関連する資格の勉強などでも良いですし、他のジャンルでも大丈夫ですが、私自身で言えば本業がプログラマーに対して、副業やその他趣味で
・動画編集
・ブログによるSEOやマーケティング
・歌
などのスキルを身に着けようとしています。
どちらも本業とは異なるものですが、そのスキルを持って転職を考えたり、副業で稼ぐことを前提に学んでいます。
もちろん、自分自身が学ぶのが楽しいのが前提ではありますが、プライベートでのスキルアップをすることは、非常に重要です。
個人的には、この先やりたいのは
・絵を描く
・農業
・3DCG
などにも挑戦していきたいと考えています。
収入アップ:転職エージェントに登録
最後は、転職エージェントに登録です。
実際に転職するか否かは、状況次第ですが、転職をしないとしても自分の市場価値を把握することは重要だと考えています。
市場価値に対して、自分の会社での給料を考えた時に
「明らかに安く買い叩かれている」
などの状況を知ることができるからです。
更に、市場全体を見渡した上で、
「〇〇というスキルを身に着けていけば、自分の人材価値が上がる」
などの1つの指標や情報収集が可能です。
ということで、私は最近転職エージェントに登録しました。
(因みに現状転職は考えていませんが、もしかしたら条件次第では転職を考える可能性があります)
まとめ
今回は、私自身の理想とする貯蓄率についてと、それを目指す上で重要な
「節約」
「収入アップ」
についてのやるべきことを挙げてきました。
1つでも、今あなたがやっていないことがあれば、是非参考にしていただき、少しでも現状を改善してみてはいかがでしょうか。
このサイトでは、投資や副業・仕事関連の情報発信をしています。
今よりも来年は、確実に良い状況にする。
そのために、今できることを少しずつやっていきましょう。