あなたは、アフィリエイトを既にやっていますか?
この記事を見つけてくれたあなたは、もしかしたら
「ちょっと興味はある。でも、今から参入しても遅いんじゃない?」
なんて考えているのではないでしょうか。
確かに、多くの人がアフィリエイトを始めるには、遅すぎると言っています。
ですが、その理由をきちんと把握している人は少ないでしょう。
今回は、
「アフィリエイトって、本当の所どうなの?」
という話をしたいと思います。
アフィリエイトを今から始めるのは遅いと言われる理由
まずは、一般的にアフィリエイトが今から始めるには遅いと言われる理由から説明します。
競争が激しい
まずは、競争が激しいこと。
参入障壁が非常に低く、1人で何個もサイトを作ることが出来ます。
結果的に、ネット上には膨大な量のコンテンツが溢れかえっています。
また、昨今の副業ブームもあり、競争が激しいことが、遅いと言われる理由です。
競合が強い
次に、競合サイトが強いこと。
今や、大手企業もサイトを運営しており、資金力や労力を大量に投下してサイトを運営しています。
更に、SEOでは
「長年運用してきているか」
も、1つの要素だと言われています。
だからこそ、既に参入している大手企業に勝つのが難しいと考える人も多いようです。
規制が厳しい
次に、法律面。
年々法律は変わっていきますが、昔に比べると規制が厳しくなったのも、アフィリエイトがおすすめされない理由です。
また、法律だけではなくアフィリエイトの広告を仲介する「ASP」側の規制も存在します。
サイトの審査があったり、ユーザーに誤解を与える内容は注意を受けたり。
それにともなってアフィリエイトが難しくなっているのです。
広告料が下がっている
次に広告料。
グーグルアドセンスなどの広告料も、年々下がっていると言われています。
(具体的な数値を公開することは禁じられているので、あくまでも一般論ですが)
そして、それ以外の広告も
「広告主が儲かっていない(お金を持っていない)」
という理由で、広告料が下がる事があります。
そのため、努力の量に対して、得られる成果が小さいと感じる人も多いようです。
ブラックハットSEOが使えなくなっている
次に、SEOに関して。
昔は、ブラックハットSEOと呼ばれる
「テクニックだけで稼ぐ方法」
が存在しました。
ツールを使って自動生成した大量のサイトから被リンクを受けるなど、その方法が有効だった時代には、
「誰でも簡単に稼げる」
という事もあったようです。
しかし、現在これをやると、ペナルティ対象となります。
そのため、稼げる手法というものが無くなってきているのも事実でしょう。
広告に対するユーザーの嫌悪感が増している
現在、多くのユーザーが
「広告ってうざいもの」
という認識をしています。
そのため、広告感が全面に押し出されている物は、ユーザーに悪印象を与える可能性があります。
Youtubeでも、漫画広告などで「広告感」を減らすものも多いです。
この様な状況の中で、広告が多いだけでもユーザーに不快感を与えてしまうため、アフィリエイトが難しくなっていると感じます。
ChatGPTの登場
更に、これは最近の話ですが、ChatGPTというAIチャットツールが出てきました。
これは、数ヶ月で利用者数1億人以上という驚異のツールで、GoogleもこのChatGPTには、ビジネス的な驚異を感じているとのこと。
ChatGPTでは、Googleなどの検索エンジンのように、複数単語で調べるだけではなく
「大阪駅から半径2km以内で、美味しい中華料理屋で、予算は1人3000円以内の店を教えて」
などのように、文章で色々な条件をつけた上で検索が出来ます。
これを、AIが自動的に意味を理解し、適切な回答をくれます。
まだ、分野次第では精度が低いですが(先程の例の飲食店を調べる方法、実は上手くいかなかったです笑)、この精度が上がってくれば
「人々がGoogleで検索を止める」
時代が来る可能性はあります。
少なくとも、検索する人が減ってしまう危険性はあるでしょう。
そのため、サイトを作っても、
「全てのキーワードで検索ボリュームが下がってしまい、アクセスが得られない」
という危険性が出てきたのです。
それでもアフィリエイトに可能性があると思う理由
さて、ネガティブな情報を色々と見てきましたが、個人的には
「それでもアフィリエイトには可能性がある」
と考えています。
これからは「良質なコンテンツ」が正しく評価される
前述したように「ブラックハットSEO」があった時代は、テクニックだけでも稼げる時代でした。
しかし、そうでなくなった今は、「良質なコンテンツ」が最も重視される時代です。
つまり、「真面目にコツコツ頑張れる人」が「常に抜け道を探しているずるい人」よりも稼げる可能性があるということ。
これは、ある意味チャンスだと思いませんか?
悪いことをして稼げる時代よりも、良いことをして稼ぐ時代の方が、個人的には非常に魅力的だと感じています。
ストック型の副業である
稼ぎにくくなったとは言え、アフィリエイトはストック型の副業です。
記事が溜まっていくに連れて、作業単価も高くなる可能性があります。
私自身、何年もWEBライターとして稼いでいますが、何年やっても
「今日から仕事を辞めれば、収入がゼロ」
という状況は、精神的に辛いものです。
なので、ストック型の副業そのものに非常に大きな魅力があると感じています。
スタートするのにコストが低く、試行錯誤がしやすい
次に、コスト面。
アフィリエイトは非常にコストが低い副業です。
何なら無料で出来る方法もあります。
しかも、昔よりも格段に使いやすいツールもある。
そのため、スタートしやすいです。
このメリットは、思っている以上に大きく、その理由は「試行錯誤」です。
誰でも、最初は初心者です。
段々と成長していって、稼げるようになってきます。
この時に必要なのは「試行錯誤の回数」です。
もしも、試行錯誤をする上で、1回1000円の費用がかかる場合。
多くの人が挑戦を躊躇しますよね。
10回失敗すれば、1万円の損失。
何十回と失敗できる人は、非常に少ないでしょう。
しかし、アフィリエイトはこのコストが非常に少ないので、試行錯誤の回数も増えます。
結果的に、大きな成長が出来る点が、スタートする上でのコストの低さとイコールになります。
SEOを学んだり、バズるユーザー心理を知ることは、今後の役に立つ
アフィリエイトをする上では、SEOやバズるということに対して、深い知見が必要です。
これらを学ぶことで、将来的には様々なビジネスに役立ちます。
「対面じゃなく、ネットで物を売る」
これは、恐らく多くの人にとって対面で物を販売するよりも難しいです。
それを経験できる点でもアフィリエイトは非常に魅力的です。
個人で出来る
次に、個人でも出来るという点。
会社に所属せずに稼げる手段は、ある程度限られます。
そのため、アフィリエイトのように、個人でやっていくことが出来るのもメリットでしょう。
情報を「集める」「分析する」「要約する」「アウトプットする」という力がつく
アフィリエイトでは、自分の経験だけを書くことは、基本ありません。
何かしらの情報を集め、競合他社を分析し、それらを要約してアウトプットする必要があります。
この力は、生きていく上で非常に重要なスキルです。
仕事でも役立ちますし、プライベートでも役立ちます。
特に、「ユーザーのことを考えながらアウトプットする」というスキルは、人間関係を良好にしてくれるとさえ感じています。
アフィリエイトを始める前に知っておきたいこと
では、具体的にアフィリエイトを始める前に、知っておくと良い事を説明します。
そもそも、期間がかかる事は大前提
アフィリエイトに必要なのは
「良質なコンテンツを長期間継続して作ること」
です。
そのため、どうしても時間がかかります。
数ヶ月~数年。
やり方が間違っている場合には、何年やっても稼げない事もあります。
サラリーマンと違い、
「成果が出ても出なくても基本給がある」
という状態ではないので、ここはしっかりと認識しておきましょう。
変に期待してスタートしてしまうと、アクセスが集まらずに落ち込んで止めてしまう人も多いです。
「書きたい事」と「求められている事」をしっかりと分析する
アフィリエイトでは、「書きたい事」よりも「求められている事」を書くのが一般的です。
しかし、多くの人にとって「書きたくない事」は継続できません。
そのため、自分の今ある経験や知識、興味があるものなどをしっかりと分析し、その中で世の中に求められている物を探していく必要があります。
数百、数千という小さな挑戦と小さな失敗を繰り返そう!
コストが低いという話をしたときにも触れましたが、「試行錯誤」は、非常に重要です。
この数が、そのまま成長に繋がると言っても良いです。
そのため、小さな挑戦と小さな失敗を繰り返すことを心がけましょう。
むしろ最初は、
「月に10万円稼ぐ」
よりも
「1万回失敗する」
という位の失敗RTAをする方が良いくらいです。
戦略を練った上で、意味のある失敗である必要はありますが、PDCAを繰り返し、何度も挑戦してほしいと思います。
まとめ
今回は、「アフィリエイトは今から始めるには遅いのか」という視点で書いてきました。
個人的にはアフィリエイトは今でも非常に魅力的なビジネスです。
実際、ネットで検索すると多くのサイトで広告が貼られています。
ということは、その広告で稼げている人がたくさんいる証拠です。
なので、止めたほうがいいという情報に惑わされてしまっている人は、是非挑戦してみて、
「どれだけやっても稼げない」
「自分にはどうしても向いていなかった」
と経験してから諦めるのが良いと思います。
このサイトでは、SEO関連の情報も多数掲載しているので、是非参考にして下さい。