仕事

定年まで働きたくない!今からできる3つの対処法と体験談

定年まで働きたくない!今からできる3つの対処法と体験談

定年まで働かなくてはいけない。

これって、結構苦痛ですよね。

私が新卒1年目で感じたのは、
「この仕事を、後40年近く?無理無理」
ってことでした。

長い労働人生を考えた時に、お金が必要なのはわかるけど、何十年も働いていくことって難しいなぁーなんて思っていました。

でも、色々経験していくうちに
「今からでもできることに集中していけば、人生は変えられる」
と思うようになりました。

今回は、そんな私の体験談を踏まえた上で、
「定年まで働きたくない人は、今から何をするべきか」
というお話をしたいと思います。

あなたも、きっと今の段階では定年まで働きたいと思っていないでしょう。

そして、不安や不満を感じているとも思います。

そんな今の現状を、少しでも脱するお手伝いができればと思っています。

定年までは働きたくない!これって誰でもそうだよね?

さて、そもそもですが、定年まで働きたくないというのは、一般的な考え方ですよね。

やりたい仕事をしているという人は、ごく少数派で、ほとんどの人は
「できることなら働きたくない」
と考えているのではないでしょうか。

でも、生活のためには仕事が不可欠。

何をするにもお金が必要だから働く。

これが今の日本の考え方のスタンダードですよね。

実際、私自身もきっと、お金があほほどあれば、今の仕事はやっていません。
(代わりに他の仕事をしていますが)

なので、この記事を読んでくれている人の気持ちも痛いほどわかります。

でも、それって「今の働き方」での話だよね?

ですが、そこで一つ考えておきたいのが、
「本当に働くことそのものが嫌なのか」
ということ。

仮に、好きな時間に起きて、好きなだけ働いて、嫌な日は休める。

そんな仕事があればどうですか?

責任がある仕事でもいいし、責任が無くても良い。

クレーマーもいなくて、満員電車での通勤もない。

楽なものでも、時間を忘れるくらいアクティブな仕事でも良い。

そう考えると、仕事がそれほど嫌ではないケースがほとんどです。

むしろ
「まともな働き方が日本では難しい」
という点が大きな問題点なのではないでしょうか?

サービス残業が横行し、給料は上がらない。

相対的貧困率は、6人に1人とも言われる日本。

この中で、楽しく働くよりも、生活を安定することを優先する人が多くても仕方がないことでしょう。

本来仕事は楽しいもの

正直、好きに働けるなら仕事って本来、楽しいものだと考えています。

嫌な働き方や、嫌な人間関係があったとしても、基本的に人間は
「誰かとの繋がりは欲しい」
「社会的に必要とされたい」
「ありがとうと言われたい」
という気持ちがあります。

好きな人にご飯を作る。
手作りでプレゼントを作る。
ボランティアをして感謝される。

どれも、お金をもらっていないのに自分から動いています。

「仕事」と考えるから、責務や金銭の事を考えてしまいますが、本来これらも仕事と捉える事ができますよね。

ご飯を作るという点だけ見れば、飲食店だって同じです。

でも、そこにお金を稼ぐ必要性が生じるから
・毎日同じ時間に店を開けないといけない
・好きじゃない人にも作らないといけない
・利益の事を考えないといけない
などの必要事項が生まれます。

これを考えると
「本来仕事は楽しいのに、お金を考えると楽しくできない」
というのが、正確なところではないかと思います。

【私の体験談】実際、働かないって結構苦痛だよ!たった2ヶ月の居候生活

これは、私自身の話になりますが、たった2ヶ月だけ
「全く働いていない時期」
がありました。

ビジネスに失敗して、家を失い、友達の家に居候していました。

その友達はちょうどその2ヶ月、仕事の関係で実家に戻っていたので、家賃や引っ越しの代金を考えると、住んでもらう方が良い・・・ということだったので、お借りしていました。

このとき、私自身は結構働かない事が苦痛でした。

当然、働いていないのでお金はありません。

ちょっとした蓄えはありましたが、それを切り崩す生活。

できるだけ家で時間を過ごして、Youtubeなどを見て過ごす。

暇が続けば、色々な事を考える時間が増えました。

最終的には
「社会になんの価値も生み出さず、かといって自分がやりたいことをしているわけでもない。生きている意味は?」
なんてことを考える日々が続きました。

友達とご飯に行ったり、精力的に活動ができていれば変わったのかもしれませんが、個人的にニートは合いませんでした。

この経験からも
「適度に働くことの大切さ」
は、身に沁みました。

もちろん、重要なのは「適度に」です。

1日16時間働かされている時期もありましたので、過労やブラック労働も経験してきました。

ですが、働かない時期が続く事も、この時期と同じくらいメンタルにきてしまったのです。

定年まで働きたくない人が今からやるべき3つの対処法

では、今「定年まで働きたくない」と思っている人は、どのような対処をするべきなのでしょうか?

人生の優先順位をつける

まずは、人生の優先順位をつけることが重要です。

例えば、都会に住めば生活費は高くなります。

その分、働いて稼ぐ必要のある金額も増えます。

一方で、田舎に住めば、その分家賃は下がります。

大阪だと、大阪市内で1LDKを借りようと思うと10万円近くかかりますが、大阪の中でも遠くなれば5万円代でも十分借りれます。

しかも大阪の場合だとそれでも市内へ行くのに電車で30分ほどです。

職場にもよりますが、それだけで月に5万円の節約が可能と考えれば、かなり大きな選択ですよね。

・都心に住むこと
・お金
・交通の便
・仕事
・友達との距離
・静かさ
・店の多さ

など、様々な価値観があり、これらの優先順位次第で

・地方に住んで、遊ぶときだけ都会に出る
・職場の近くに住む

などの選択も変わってきます。

しかし、ここで重要なのが
「何もかもを優先はできない」
ということと
「過去を振り返ってみれば、それほど大切ではない項目も含まれている」
ということです。

都心に住みながら節約することは難しいですし、楽で簡単な仕事をしながら高い給料をもらうことも難しい。

そうなると、優先順位をつけて、何かを犠牲にしなければなりません。

一方で、過去を振り返ってみると
「市内で生活する事自体のメリットはそこまで無い」
という人も多いはずです。

休日に、家の周りの数キロ圏内しか活動していない場合、都心である必要性が本当にあるでしょうか?

今までの生活を振り返ってみれば、
・家
・駅
・スーパー
・コンビニ
・近くの公園
くらいしか利用していないのではないですか?

それって本当に、都心じゃないと無いものですか?

たまに大型施設に買い物に行くだけなら、少し遠くても良くないですか?

価値観と自分の過去の実績を考えてみると、色々と見えてくるものがあるのではないでしょうか?

仕事に対する価値観を変えてみる

次に、仕事に対する価値観を変えること。

前述したように、
「仕事そのものではなく、働き方が嫌」
というケースが往々にしてあります。

なので、今の仕事に関して
「良いと思うこと」
「悪いと思うこと」
を分けてみましょう。

例えば、下記は好きですか?嫌いですか?それともどっちでも無いですか?

・満員電車
・人に感謝されること
・残業
・集中して仕事をしている時間
・なにかに本気で向き合うこと
・土日出勤
・新しい知識を得ること
・シフト勤務
・自分の能力以上の仕事
・同僚とのランチ
・人の管理
・職場でのコミュニケーション
・社外との対話
・人に頼られること
・責任の重い仕事
・「君にしかできない」と言われる仕事
・クレーム対応
・電話対応
・一人でのんびり運転する事
・デスクワーク
・みんなで作り上げていく仕事
・指示されてやる仕事
・自分で考えないといけない仕事
・クリエイティブな仕事
・単純作業

人によっては、
「満員電車はなんとも思わないけど、シフト勤務は辛い」
のように、価値観が異なります。

これらの価値観をより明確にしていくことで、自分がどういう仕事が好きで、どういう働き方が理想かが理解できるようになります。

必要な方法を書籍で探してみる

上記の価値観を考えてきた所で、必要なものや方法が出てくる事が多いです。

例えば、
「テレワークで一人でできる仕事なら、苦痛なく続けられそう」
などの価値観なら、

プログラミングやライターを目指す人が多いです。

私の場合、やってみたいこととしては
・音楽
・動画制作
・農業
などは、自分の価値観と近い働き方ができそうだと考えています。

それらに関して、ネットでも書籍でも良いので情報収集することが、行動への1歩です。

ただ、書籍のほうが、より体系化されている事が多く、得られる情報も深いです。

なので、そういった関連書籍を読んでいくことをおすすめします。

最初は副業でもいいですし、節約+投資でも良いと思います。

自分にあった生活スタイルを考え、それが実現できるような働き方を自分でデザインしていく。

これが重要です。

まとめ

今回は、定年まで働きたくない人に向けて、
「じゃあ、そもそもどういう生き方が良いのか」
という事を振り返ってもらうお話をしました。

私自身は、20代前半のときは、特にやりたいこともなかったですし、なんとなく生きていました。

でも、社会人になって定年まで働くのが嫌だと思うようになってからは、自分でビジネスに挑戦したり、投資にも挑戦したりと、色々と経験してきました。

失敗もたくさんありましたが、今ではなんとか副業と本業と投資で、徐々に自分が選ぶべき仕事やスタイルを見つけられてきました。

数ヶ月では見つからないかもしれませんが、長い人生を考えた時に、今からでも少しずつ考えることには、大きな意味があります。

是非、まずはこの記事を何度も読み返して、自分の価値観を洗い出してみてください。

ABOUT ME
WEBライターこはく
WEBライターとして10年以上に渡って活動。 副業としての最高月収は40万円/月(執筆のみの収益) 『難しい話をわかりやすく』 をモットーに、毎月数十万字の執筆を行う。 twitter:Twitterアカウントへ