こんにちは。こはくです。
昨日は、
こちらの記事で、過去に経験してきた詐欺案件もしくは、それに近い案件について見てきました。
詐欺案件に引っかかると、単に時間や労力を失うだけではなく、クライアントに対して不信感を持つようになります。
また、ライターとして働くこと自体が嫌になってしまう人もいるかも知れません。
そうなってしまっては、折角の副業で稼げるチャンスが勿体ないです。
そのため、過去に騙された経験から、
「この部分を確認しておくと良い」
と感じたポイントをまとめていきたいと思います。
まだ本格的にWEBライターとして活動をスタートしていない人も、案件を取り始めた方も、是非参考にしてみてください。
詐欺案件に騙されない!副業WEBライターとして騙されないための6つのチェックポイント
では、早速具体的にチェックしておきたいポイントについてお話していきましょう。
ポイント1:クラウドソーシングサービスを利用する
最も手堅いのは、クラウドソーシングサービスを利用することです。
クラウドソーシングサービスとは、
・Lancers
・クラウドワークス
といった、仕事を仲介してくれるサイトのことです。
これらのサイトは、「仮払い」という制度を導入しています。
仮払いは、下記の手順で取引が進みます。
1.案件の内容と条件の合意
2.クライアントからクラウドソーシングサイトへの支払い(仮)
3.ライターの仕事開始
4.ライターの仕事完了通知
5.クライアントの納品物チェック
6.クラウドソーシングサイトからライターへの支払い
この様に、支払いがクライアントから直接ライターに支払われるわけではなく、一度クラウドソーシングサイトを経由します。
そのため、
「仕事をしたのに支払われない」
という状況を避けることが出来るのです。
手数料がかかりますが、特に取引が初めてのクライアントなどは、こういったクラウドソーシングサービスを活用するのが最も手堅いでしょう。
ポイント2:事前にきちんと契約内容を確認する!不確かな契約はしない!
契約内容を事前に確認することも非常に重要です。
特に初心者ライターで多いのが、
「とにかく契約を取りたいから、色々と質問しにくい」
というものです。
質問をすることに対して、「印象が悪くなる」と勘違いしているライターさんも多いと思いますが、契約後に困るのは自分自身なのです。
そのため、きちんと事前に確認をしておくべきです。
確認のポイントとしては
・テストライティングの記事数
・テストライティング後のスタートの文字単価
・文字単価昇給の判断基準やタイミング
・手直しになる際に見ているポイント
などでしょう。
特に単価に関しては、収入面から見ると非常に重要です。
回答を濁すクライアントとは、長期的に見た際にトラブルになる危険性があるので、きちんと確認しておきましょう。
ポイント3:直接電話番号などの連絡先を得ておく
クラウドソーシングサービスを利用する際には不要になりますが、直接の取引の場合には、電話番号を聞くなど、
「直接やり取りできる連絡先」
を聞いておくと良いでしょう。
数千円・数万円の記事を得るために、わざわざ飛ばし通帳や飛ばし携帯を作る程の詐欺業者はいないと思いますので、確認しておきましょう。
ポイント4:「最初の1ヶ月はそういう時期」と割り切って少なめに作業する
直接の取引の場合に限られますが、最初の1ヶ月は
「騙されても問題ないくらいの労力」
で仕事をするのがおすすめです。
もちろん、クライアントからの評価だけを考えれば、初月から出来る限り多くの納品をするほうが良いです。
しかし、最終的に騙されてしまっては意味がありません。
だからこそ、最初は「本当に支払ってくれるのかを確認する期間」として、労力を最小限にするというのも良いです。
実際、私自身は直接取引をする際には、いきなり全力で取り組むのではなく、納品数を徐々に増やす形にしています。
ポイント5:ワードプレスに直接入稿の依頼にする
ワードプレスとは、サイトをブログのように管理しやすくする仕組みのことです。
ライターとしての依頼に多いのが、この「ワードプレスへの投稿」です。
単に文章として納品するケースと、ワードプレスにログインし、新規記事の登録作業を行う。
この2パターンが多いのですが、ワードプレスへの投稿までをライター側で行う案件は、詐欺の確率が非常に低いです。
というのも、詐欺業者としても、ライターを騙して記事を作ったとしても、その記事をサイトに載せ続ける必要があります。
ということは、連絡ツールは削除しても、サイトは削除しません。
ですので、掲載しているサイト自体を抑えておけば、逃げたくても逃げられないのです。
また、ライターの依頼としては「文章だけを納品する」よりも「ワードプレスに入稿する」案件の方が単価も高くなるので、一石二鳥です。
ポイント6:きちんと履歴が残るツールを使う
私自身警察に相談したときの話になりますが、
「はっきりと詐欺と断定できる証拠が無いと動けない」
という話をされました。
そのため、最終的な納品書や請求書はメールなどの履歴として残るツールを使うと良いと思います。
理想は、請求書を送って、相手に了承した旨の返信をしてもらう。
これであれば、「本当は誰が書いた記事か」がわからなかったとしても、あなたが納品した記事である証拠になると考えられます。
まとめ
今回は、詐欺案件に対して「いかに引っかからないようにするか」という視点でお話をしてきました。
ライターという仕事自体は非常に楽しいのですが、こういった悪質なクライアントも少なからずいます。
そういったクライアントに限って、クライアントが優しかったり、大手企業の名前を語ったり、文字単価が高かったりします。
ですので、最初のうちは案件を受ける前にこの記事を読んでもらって、怪しいクライアントからの仕事を受けないようにしましょう。