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副業・個人事業主をやっている私が、敢えて本業での「出世」を選んだ理由

副業・個人事業主をやっている私が、敢えて本業での「出世」を選んだ理由

こんにちは。こはくです。

今回は、副業をやる上での「本業」の価値観についてお話したいと思っています。

今年、私は副業を継続する傍らで本業の昇進が決まりました。

しかし、若い人の多くが
「昇進は望まない」
という話を耳にしました。

その理由を聞いた上で、それでも私は出世を目指すべきだと感じたので、その価値観をシェアしたいと思っています。

今、副業に挑戦している人も、これから副業や起業を目指す人も、是非参考にしてみてほしいと思っています。

なぜ若い人は「出世」を望まないのか

まずは、若い人が出世を望まない理由について見ていきます。

共通して言えるのは、
「会社での出世は自分にメリットがない」
と感じているということでした。

仕事が増える

出世すると、平社員よりも仕事が増えることが多いです。

自分でやるのではなく、部下に振る仕事もあるでしょうが、それ以上に
・部下の指導
・管理職だけの会議
・売上管理
など、様々な業務が増えます。

「仕事を出す側と仕事を出される側だと、仕事を出される側の方が楽」

これも、若い人の多くが感じているようです。

言われた仕事をやる方が、仕事を部下に振る側よりも、考えることが少ないです。

また、進捗を管理する場合には、常に意識していないといけないなどが、若い人からすると億劫なのだそうです。

役職者になると責任が大きくなる

出世すると、仕事の責任は大きくなります。

これも、若い人が出世を避ける理由のようです。

最近では、アルバイトの募集も
「こんなに高い時給だと、どんな仕事をさせられるのか不安だから応募しない」
という現象も起きているようで、敢えて低い時給の方が募集が集まるケースがあるそうです。

責任の大きな仕事をするよりも
「気楽に仕事をしたい」
というのが本音のようです。

部下の教育が大変

部下を教育する必要があるというのも、若い人は嫌がる人が多いです。

私の友達も
「自分の仕事だけでも手一杯なのに、人のことなんて気にかけていられない」
「部下に間違ったことを教えたら・・・と思うと、怖い」
「一生下っ端で、教えられる側がいい」
なんて事を言っていました。

与えられた仕事だけで精一杯

これも、前述の「仕事が増える」と共通する部分はありますが、
「今の仕事だけでも、十分忙しいし難しい」
と感じている人が多いようです。

自分の時間がなくなる

管理職になると、プライベートも常に仕事の電話をしたり、仕事のことを考えたりしないといけない。

こう感じている人も多いようです。

お金よりも時間がほしい

前項と併せて、今の人は
「お金よりも時間のほうが大切」
と感じている人が多いのでしょう。

時間がなくなるくらいなら、給料は少なくても、自由な時間が多いほうがいい。

これが本音のようです。

それでも私が昇進を選んだ理由

さて、色々な理由で出世を避けている人が多い中、私は即答で出世を選びました。

その理由をお話しします。

給料が増える

単純に給料が増えることが最も重要です。

管理職手当が、ウチの会社は3万円ほど。

さらに、出世によって基本給や他の手当も考慮すると、トータルで今より月に手取り6万円ほど上がる計算でした。

給料が増えた分、人生の選択肢は拡がります。

仕事をする以上、可能な限り給料を増やす努力はしていきます。

最終的に時間もお金で買える

そして、前項でお話ししたように、
「お金よりも時間を優先する」
という人が多いと説明しましたが、個人的には

「時間もお金で買うことができる」

と考えています。

例えば、会社の近くに住めば、通勤時間をお金で買うのと同じことです。

会社の近くは、通常家賃が高いので、給料が高く無いと、この選択ができません。

他にも、時短するために家電を買うことも出来れば、家事代行サービスを依頼することもできます。

何より、上がった給料分を投資に回せば、最終的にはFIREを目指すことも可能です。

こういった観点から、
「今、お金を優先することで、時間を買うことが可能」
だと考えるからこそ、出世を選びました。

仕事が楽しくなる

これは、個人的な感覚なので、若い人とは違うかもしれませんが、
「仕事は裁量権がある方が楽しい」
と考えています。

裁量権とは、自分で決められる範囲・創意工夫ができる範囲のことで、下っ端だと裁量権が無いことも多いです。

裁量権を与えられる→仕事が楽しくなる

という状況を作れれば、同じ仕事時間も充実するのです。

ルールを作る側に回れる

管理職になると、自分達でルールを作る側に回ることができます。

大手企業では難しいかもしれませんが、幸い私が在籍しているのは、中小企業です。

極端な話ですが、出張の旅費規定を
「出張の際、役職者は日当1万円。それ以外は日当なし」
という風に改定することもできます。

もちろん、簡単なことではありませんが、可能性があるのと無いのとでは、大きな違いがあります。

起業の際に役立つ情報が入ってくる

下っ端と比べると、管理職の方が、社内外問わず情報が入ってきます。

この情報は、場合によっては副業のアイデアになることもありますし、起業の際のアイデアになるかもしれません。

まとめ

今回は、私が出世を選んだ理由についてみてきました。

個人的に、出世はサラリーマンとして働く以上目指すべきだと考えています。

また、目指すと得られるものが大きいとも感じています。

だからこそ、将来の事を考える上で、是非参考にしてみてください。

ABOUT ME
WEBライターこはく
WEBライターとして10年以上に渡って活動。 副業としての最高月収は40万円/月(執筆のみの収益) 『難しい話をわかりやすく』 をモットーに、毎月数十万字の執筆を行う。 note:noteアカウントへ twitter:Twitterアカウントへ