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副業を本業にすることできる?おすすめ副業やタイミング注意点まとめ

副業を本業にすることできる?おすすめ副業やタイミング注意点まとめ

こんにちは。こはくです。

今回は、「副業を本業にする」というテーマでお話します。

あなたは、副業をする際に、どのような事を考えて挑戦していますか?

いつかは会社を辞めて、副業一本にしたいな。

副業を本業にできれば、煩わしい人間関係も無いし、高い収入も目指せる!

今の時代、会社で長く働くことなんて意味が無いし、自分のスキルだけで食べていけるようになりたい。

この様に考える人も多いのではないでしょうか?

しかし、安易に副業を本業にしてしまうのはおすすめできません。

この記事を読んでいく中で、その理由がわかってくると思います。

私自身、副業を本業にして挑戦した人間です。

しかし、以前の記事でも書きましたが、私は半年で失敗してしまいました。

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半年WEBライターだけで食べていた私が語る。WEBライターで食べていける条件とはWEBライターとして食べていける人は少数です。ほとんどのライターは低単価の案件を必死にこなすだけ。そんな中で、本業として食べていくためにはどのくらいの収入が必要になるのでしょうか。...

その経験も踏まえた上で、

・メリットやデメリット
・リスクを回避する方法
・独立のタイミング
・やっておくべき準備

などについてお話していきます。

最後まで読んでいけば、必ず副業を本業にする際の成功率が上がります。

副業を本業にするメリット

まずは、副業を本業にすることのメリットから。

多くの人が考えているものもあると思いますが、今一度考えてみましょう。

既に準備が出来ているので、未経験転職よりも確実

副業を本業にする際には、
「既にある程度稼げると実践している」
ため、未経験転職よりも確実に稼げる可能性があります。

未経験の業界に転職すると、毎月安定した収入は得られるかも知れませんが、その実
・人間関係
・業務内容
・自分のスキルとのマッチ
等によって、すぐに再度転職を考えないといけなくなる人も多いです。

一方で、副業で稼げることを確認しているのであれば、
「作業時間を増やす」
「取引先を増やす」
「人に任せる」
等によって本業として成立する可能性が高いです。

やりたい仕事が出来る

通常、副業を選ぶ際には
「やりたいこと」
で選ぶ人が多いです。

本業でお金のために働いているからこそ、副業では
「お金よりもやりがいを優先する」
という人が多く、その結果お金がついてくるようになれば、それを本業に出来るのです。

時間と場所にとらわれない働き方も可能

副業の中には、
「時間と場所を問わない働き方」
が多数あります。

インターネットの発達により、事務所や店舗を持たずにビジネスが可能になりました。

サラリーマンの副業として、これらのネット副業も多いので、自由な働き方を実現しやすいです。

高い収入を目指せる

会社というのは、様々なコストがかかります。

・将来のための設備投資
・仕事ができない人の赤字の人件費
・無駄に広い事務所や倉庫
・間接部門の人件費
・その他の内部留保

こういった費用は、仕事が出来る人の給料から差し引かれて全体に満遍なく分配されています。

それを、自分ひとりで得ることが出来る。

これだけで、同じ仕事をしていても、副業を本業にする方が稼げると言えます。

この前聞いた会社の社長は、
「万が一全社員が急に辞めたとしても、全員分の退職金を確保できる様な内部留保をしている」
ということでした。

スキルの向上がしやすい

副業を本業にする上で、基本的には
「自分のスキルや経験で稼ぐ」
ということになります。

個人事業主も増えている現代では、スキルは仕事を得るための重要な要因です。

そのため、自然とスキルアップが目指せる環境に身をおくことが出来ます。

特に感じているのは、
「お金(キャッシュフロー)の管理」

副業を本業にするということは、自分自身が経営者になることです。

ということは、お金の管理は最も重要になります。

先行投資するにしても、売上の入ってくるタイミングや金額などを考慮して投資します。

機材の購入も新しいビジネスへの参入も、キャッシュフローを考えなくては上手くいきません。

こういった経験が得られるのは、非常に大きなメリットです。

副業を本業にするデメリット

次に、副業を本業にすることのデメリットについて触れます。

怠けてしまう

これが個人的には非常に大きな問題でした。

会社と違って、自分を見張る上司もいなければ、もしも失敗しても、誰かが困ることはありません。
(困るのは自分だけ)

この様な状況で、
「今日は、仕事を休んでも良いか」
などのように、サボってしまう事が多々ありました。

単純に、副業でやっている時よりも、作業時間が少なくなる人も多いでしょう。

正直、副業を本業にした上で、「サラリーマン+副業」のときの様に

「毎日8時間以上の作業」

を行うのは、かなりの精神力が必要です。

生活のメリハリがなくなる

メリットで、時間と場所を問わない働き方を挙げましたが、結果的に私は
「仕事とプライベートの時間が曖昧になって、仕事に身が入らない」
という状況になりました。

何をしても集中力を欠いた状態で、生活のメリハリが無くなっていました。
(そう考えると、サラリーマンの様に生活リズムが固定されるのって、精神上良いんだなと感じました)

収入が不安定になる

収入が不安定になるのは、副業を本業にする上で、最も大きなデメリットとも言えるでしょう。

サラリーマンに比べて、一気に給料が上がる可能性がある一方で、一気に下る可能性があるのも個人事業。

会社なら、常に営業マンが
・新しい顧客や市場の開拓
・既存客のフォローやリピート
をしてくれます。

これが無いと、1つの取引先に切られるだけで、一気に状況が悪くなります。

私が失敗した最も大きな原因もこれでした。

最も大口の顧客が、売上の8割程度を占めている時期もあり、この顧客を失った時に、一気に状況が悪化しました。

会社の看板(信用)がなくなる

サラリーマンとして働く上では、会社の看板を使えます。

一方で、個人事業ではそれがない。

結果的に、取引してもらえない(信用がないため)事も多いです。

雑務も増える

通常、サラリーマンとして働く上では、経理や人事部が色々な手続きをしてくれます。

これらの雑務を全て自分で行う必要がある。

これも、大きなデメリットと言えます。

実際、私がこれまで会ってきた個人事業主の中には、
「本業にもっと注力さえできれば・・・」
と言っている人も多いです。

収入の基盤にした結果、好きでなくなる

副業をしていたときは
「やりたいからやる」
というスタイルだったから良かったものの、生活がかかると
「やらなければいけないこと」
になる可能性があります。

元々は趣味の延長線上で、収益よりもやりがいを重視していたのに、収益がメインになってしまうと、
「これまでやっていた工夫」
も、消極的な(継続的に収益を得るためだけの)行動に変わる可能性があります。

本来これは、
「副業を本業にする」
という主旨からは離れてしまっている様に感じますが、そういう人は多いです。

そうなると、自然と成長や収入も伸びない・・・なんてことも多々あるんですよね。。。

副業を本業にするタイミング

では、副業を本業にするタイミングはどうすれば良いのでしょうか。

確かに、デメリットやリスクもたくさんありましたが、私自身は
「タイミングと準備をすれば、本業にしても大丈夫」
と感じています。

いくつか条件を挙げますが、当然全てクリアしてるのが理想です。

ですが、状況次第では1つでも本業にできる可能性はあります。

本業の収入を上回る

まずは、本業の収入を上回ること。

当然ですが、副業を本業にすれば、それだけで生活していく必要があります。

少なくとも今の生活をキープしようと思ったら、副業の段階で本業の収入を超えることが理想です。

ただ、場合によっては、
「副業では、どうしても作業時間が足りずに、本業を超えられない」
「作業時間だけ増やせば本業以上になる」
という状況なら、本業にする意味があるでしょう。

取引先の数が増えてきている(できれば他業種で)

個人的に、最も後悔しているのが、この取引先の数です。

取引先の数を分散させることができれば、本業にした後、どこかの企業からの依頼が途切れても、他でカバーできます。

もしも1つの企業が契約終了になり、その後に新しい案件を探し始めるのでは、正直遅いのです。

さらに言えば、この取引先が他業種であれば理想です。

例えばこのサイトでもおすすめしているWEBライター。

IT業界の取引先ばかりの場合、今は安定して依頼をもらえているかもしれませんが、今後IT業界全体が打撃を受けるような事件があれば。

全ての取引先から依頼が激減する可能性も考えられます。

しかし、IT業界の取引先と、インフラ関係の取引先と、広告業界の取引先と・・・

という様に、複数業界の取引先があれば、コロナなどの様に、急変の時代でも安定した収入が確保できます。

ただ、これは副業の段階でそれだけ、取引先を増やすのは、プロジェクトが未完になる危険性もあるので、自分のキャパシティを考えながら計画を立てる必要があります。

因みに私自身は、独立前に仕事をくれるという話を2件ほどもらっていたので、それを頼りに独立しました。

準備に数ヶ月かかったのですが、独立後にその話を聞きにいくと、すっかりその話を忘れており、別の人に振ったとのこと。

ちゃんと先に契約を交わしておくべきでした。。。笑

これからも安定した需要があると考えられる

もらっている仕事の、将来的な安定性も、独立の際には考えておきたいポイントですね。

例えば、IT関連の仕事は、これからも高い需要があると考えられますし、
・医療
・健康
・農業
・漁業
なども、今後なくなることは無いと考えられます。
(これが副業で出来るかは別にして)

今やっている副業の将来性に不安があるなら、別の副業も検討してみるのが良いですね。

因みに、私が失敗した時にやっていたWEBライターの案件は、情報商材系のライターだったので、将来性もなさそうな分野でした。

同じライターでも、IT関連ならもう少し耐えられたかも知れませんね。

副業から本業にするための準備

では、具体的に副業から本業にするためには、どの様な準備が必要なのでしょうか。

技術を身につける

最も重要なのは、スキルです。

できれば、同業種の方と比較された時に、「武器」と呼べるような何かを持っているのが理想です。

例えば、WEBデザイナーなら

単にWEBデザイナー・・・というだけではなく、
「画像の編集や素材づくりに強みがある」
「マーケティングも得意」
など、他者ではなく自分に依頼をしてくれる明確な理由があると良いです。

というのも、副業をしている人の中には、
「知人からの依頼をやっている」
「たまたま良いクライアントに巡りあえた」
というだけで成功している人も多いです。

しかし、本業にする上では、これだけでは不十分です。

より多くのクライアントや依頼者が必要になるのが一般的です。

貯金

何をするにしても、貯金は重要です。

少なくとも1年は生活できる位の貯金があれば、仮に状況が変わって稼げなくなっても、対応が可能です。

もしも貯金が無いと、
1.今日食べるお金を稼ぐ必要があり、条件の悪い仕事をしなければいけない
2.結果的に時間単価が低い仕事がメインになる
3.条件の良い仕事を探す時間や体力を確保できない

このような悪いスパイラルに陥ってしまう可能性があります。

特に、長期的な戦略を考えた上での施策は、金銭的な余裕が無ければ選ぶことが出来ません。

そのため、ある程度の貯金を用意しておくのは非常に重要なのです。

クレジットカードや住宅ローンなど

もしも、自分の将来設計として、住宅を購入する予定があるなら、先に住宅ローンを組んでおく事も1つの手段でしょう。

このあたりは、個人の価値観(賃貸派など)にもよるので、一概には言えませんが、個人事業主として独立すると、会社の信用が使えません。

これは、仕事を取る話だけではなく、クレジットや住宅ローンの審査にも影響してきます。

現金一括での購入は当然できるでしょうが、ハードルは一気に上がります。

なので、これらを近々検討する予定なのであれば、独立よりも前にやっておくべきでしょう。

SNSなどでのファン作り

副業の間に、SNSを活用してファンを作れるのが理想です。

これも、収入を安定させるための一つの方法で、最近はSNS経由で仕事の依頼をする人も増えています。

更に、SNSからの集客は、SEOと違いGoogleの仕様変更などにも影響されにくいです。

もちろん、そのSNSの仕様変更等の影響は受けるでしょうが、リスク回避方法としては非常に優れています。

ポートフォリオ作り

ポートフォリオ作りが出来る職種の場合には、是非ポートフォリオを作りましょう。

ポートフォリオがあれば、仕事の成約率が上がりますし、何より
「本業にしてしまった後だと、どうしても面倒くさくて後回しになる」
と考えられます。

そのため、副業の間に下地だけでも作って、徐々に実績を溜めていきましょう。

他者との差別化ポイントを作る

技術の部分でも少しお話しましたが、他者との差別化ができれば、個人でも仕事を受けやすい時代です。

クライアントが仕事を依頼する際には、単に金額や品質だけで判断しているわけではありません。

それ以外にも
・自分の業界に精通しているか
・しっかりと話を聞いてくれるか
・キャッシュフローなど経営についての視点もあるか
・他の問題も一緒に解決してくれるか

などなど。

色々なポイントで判断されます。

特に、最近は技術が発達した結果、誰でもある程度の品質の物を作ることが出来ます。

例えばWEBデザイナーは、0から作れる人と、WIXなどの誰でも簡単に作れるサイトで販売している人の
「見た目の完成度」
は、素人が見た時に見分けがつかないくらいになっています。

ということは、それ以外の付加価値で勝負するしか無いのです。

同業種の仲間と繋がっておく

これも私自身非常に苦労した部分ですが、
「同業種の仲間と繋がっている」
という状況は強いです。

例えば、互いに仕事を分け合えたり、分からない部分を聞きあえたり。

自分一人で、長い時間かけて解決した問題も、既に仲間が経験済みかも知れません。

特に同業種なら、仕事を互いに触れるため、関係性を大切にしておきたいものです。

副業から本業にする際の注意点

副業から本業にする際には、いくつかの注意点があります。

固定費は下げられるだけ下げる

最も重要なのは、軌道に乗るまでは、
「固定費を下げる」
ということ。

家賃もそうですし、事務所や設備に関しても同じです。

副業を本業にしたタイミングというのは、まだまだ勝手の違いに戸惑うことも多いです。

また、多くの場合依頼が不安定だったりします。

取引先も1社への偏りが大きいでしょう。

この様な状況では、状況変化に対応が難しいため、もしものときのために固定費を下げておく必要があります。

特に家賃などは、状況が悪化したからと言って、すぐに変更できるものではありません。

なので、例えば会社勤めを辞めるタイミングで、都心から郊外に引っ越して家賃を下げるなどを検討しましょう。

人に振れる(委託できる)仕事が無いかを考える

これは、常に考えておきたいポイントですが、
「仕事を人に振れるか否か」
を考えることが重要です。

本当に成果を出しているものは、全体の2割。

これは、いわゆるパレートの法則ですが、それ以外の仕事は基本的に自分でやるよりも、他人に任せる方が成果が出やすいです。

最近は、個人でもクラウドソーシングサイトなどを使えば、簡単に外注できますので、是非一度検討してみて下さい。

撤退を考える際の基準を作っておく

副業を本業にする際、誰もが
「失敗する」
とは考えていません。

そう考えていたら、恐らく挑戦しないでしょう。

しかし、それでも失敗する人も多いのが起業です。

ですが、仮に失敗しても
「再起できる」
という状況であれば、問題はありません。

例えば、一般人からすると「自己破産」までいってしまうと、再起が難しくなります。

数億円の借金をしてしまうのも、再起が厳しいですよね。

「どの位の失敗なら、またサラリーマンに戻ってイチからやり直せるか」

という、ボーダーラインを決めておくことがおすすめです。

まとめ

今回は、副業を本業にする場合の話をしてきました。

私自身、失敗したからこそ学べたこともたくさんあります。

ですが、できるなら失敗せずにいきたいですよね。笑

多くの場合、失敗の原因は準備不足です。

だからこそ、この記事を何度も読んでもらって、最大限に準備した上で本業にして欲しいと思っています。

ABOUT ME
WEBライターこはく
WEBライターとして10年以上に渡って活動。 副業としての最高月収は40万円/月(執筆のみの収益) 『難しい話をわかりやすく』 をモットーに、毎月数十万字の執筆を行う。 twitter:Twitterアカウントへ