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エバーグリーンコンテンツとは?構成例やメリットを解説

エバーグリーンコンテンツとは?構成例やメリットを解説

「たくさんのコンテンツを作るのに、疲れてきた」
「いくらたくさん記事を書いても、中々SEOの効果を実感できない」

こういう人は多いのではないでしょうか。

日々サイト数が増えていく現代では、常に競争が激化しています。

そんな中で
「エバーグリーンコンテンツ」
という概念があり、これを学ぶことで、サイトの長期戦略が変わってきます。

エバーグリーンコンテンツとは

エバーグリーンコンテンツとは、長期的に価値があるコンテンツのことです。

常緑樹からきている言葉で、
「常に枯れずに若々しいコンテンツ」
という意味合いです。
(おしゃれですね笑)

一定期間経過しても時代やトレンドに合わせて更新が必要なく、常に需要があるコンテンツです。

例えば、健康や美容、教育、料理などのトピックに関する情報や、歴史や文化、科学技術などの知識などがエバーグリーンコンテンツとして挙げられます。

反対に、一過性の記事としては、芸能人のスキャンダルや事件など
「今すぐ知りたいけど、ちょっとしたら興味がなくなる」
というようなテーマが考えられます。

他にも、テーマではなくコンテンツ単位で見ると、エバーグリーンコンテンツの反対は「バズコンテンツ」です。

SNSなどで一気に火がついて、拡散されるものの、一通り見られた後はアクセスがほとんど無くなるようなコンテンツがこれに該当します。

エバーグリーンコンテンツ作成のメリット

次に、エバーグリーンコンテンツ作成のメリットを説明します。

長期間アクセスが期待できる

エバーグリーンコンテンツの最も大きなメリットは、長期間アクセスが期待できることです。

エバーグリーンコンテンツは、時代の変化に関係なく安定したアクセスを集められるため、その品質次第では極論
「記事を新しく作らなくてもアクセス数をキープできる」
可能性もあります。

メンテナンス性が低い(運用コストが低い)

次に、運用コストの低さが挙げられます。

常に検索上位にあるコンテンツで、安定したアクセス数を確保できるということは、メンテナンスの頻度は低くても良いです。
(もちろん、内容によっては最新情報を追記していく必要はあります。)

運用コストが安いと言うのは、ビジネス展開としては非常に重要です。

アクセス数が安定する

次に、アクセス数の安定が挙げられます。

バズコンテンツや、変動の激しい記事は、
「今月は0アクセス」
「先月は10万アクセス」
ということも考えられます。

この変動において問題になるのが、前述の運用コスト以外には
「収益の見込みが見えない」
ということが考えられます。

基本的には、アクセス数と収益額は比例関係にあります。

そのため、アクセス数が不安定だと、収益も不安定です。

この状態では、
「次のビジネスのための投資」
「サイトのデザイン変更を外注する」
なども、予測が立てづらいため、難しくなります。

その点、エバーグリーンコンテンツの場合には、安定したアクセスを集めてくれるので、ビジネスの見通しが立てやすいです。

ブランドイメージの向上

エバーグリーンコンテンツが有ることで、ユーザーとしては
「このサイトよく見るな」
と感じます。

そうすると、心理学で言うところの単純接触効果もあり、サイトそのものが信頼されるようになります。

ブランドイメージの向上は、あらゆるビジネスへの展開を容易にします。

エバーグリーンコンテンツの構成例

エバーグリーンコンテンツは、下記のような構成で作られることが多いです。

あくまでも一例で、文章のテーマなどによっても構成は変わります。

【導入部分】
題材や目次などを記載します。
更に、このコンテンツの目的や重要性を記載し
「誰に何を知ってもらうための記事か」
を明確にします。

更に、記事を最後まで読んでもらうための興味付もこの段階で行います。

できるなら、この部分で権威性を示すことができれば、より良いです。

記事の信頼性や権威性は、Googleでも評価の対象であり、重要なコンテンツです。

【コンテンツ本体】
ここでは、読者の目を引く見出しや、わかりやすい文章を書きます。

必要に応じて、グラフやチャートを利用し、わかりやすく
「ユーザーの求める情報」
を提供していきます。

この時に、読者層をしっかりと認識した上で、適切な情報提供をします。

【結論】
記事や著者としての結論を示します。

1つの事象に関しても、賛否が分かれるのが一般的で、どちらの意見も無い場合は
「ただ事実だけを列挙した記事」
として、基本的にはエバーグリーンコンテンツにはなりにくいです。

意見や本人の経験が書かれていない様な記事は、誰でも書くことが出来るため、情報としての価値が低くなってしまうのです。

また、このパートでは、
「ここまでの内容を全て覚えているわけではない読者」
のために、簡単に内容を振り返ることも重要です。

特にネット記事の場合には、読み飛ばしがされることが多く、誤解を生む可能性があります。

【次のアクションを明確に】

記事を読む人には、何かしらの目的があります。

その目的を果たすためには、
「この記事に書いてあることを実践する」
「他の記事も併せて読む」
「より深い情報を知るためにLINE@などに登録する」
というステップが考えられます。

ユーザーは単に情報をもらっても、次にどうすれば良いか迷うことが多いです。

ですので、次の行動を教えてあげることも重要です。

まとめ

今回は、SEOにおいて非常に重要なエバーグリーンコンテンツについて説明してきました。

目の前の売上や成功を求めると、どうしても
「エバーグリーンコンテンツよりもバズコンテンツ」
という考え方になる人が多いようですが、個人的にはエバーグリーンコンテンツの方が良いと考えています。

これは、本文中で説明したエバーグリーンコンテンツのメリットにおいて、バズコンテンツよりも有用性が高いと考えているからです。

一過性のビジネスよりも、長期的に稼げるビジネスの方が、安定した経営にも繋がるでしょう。

このサイトでは、他にも色々なSEO対策やマーケティングに関する情報発信もしています。

是非、他の記事も参考にしてみてください。

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WEBライターこはく
WEBライターとして10年以上に渡って活動。 副業としての最高月収は40万円/月(執筆のみの収益) 『難しい話をわかりやすく』 をモットーに、毎月数十万字の執筆を行う。 twitter:Twitterアカウントへ