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【結論:大丈夫】ドメインパワーがずっと0なんだけどやばい?ブログを1年継続して思う現状

ドメインパワーがずっと0なんだけどやばい?ブログを1年継続して思う現状

あなたは、ブログやサイトの運営に当たって
「自分のサイト、ドメインパワーが低くて検索上がらないな」
なんて事を感じたことがありますか?

SEOにおいても重要視される事の多いこのドメインパワー。

一方で、
「どうやって上げればいいのか分からない」
という声も多いでしょう。

そこで今回は、このドメインパワーがずっと0の人に向けて、実体験を含めたお話をしたいと思います。

この記事を読んでいく中で
「自分のやり方は間違っていなかった」
と確信を持って進めるようになったり
「今までの方法ではだめだった」
という新しい気付きが得られる可能性もあります。

是非、最後までご覧頂ければと思います。

さっくりおさらい「ドメインパワー」とは

さて、この記事を探してくれた人の多くは、すでに「ドメインパワー」という言葉を知っている人も多いと思います。

しかし、知らない人向けに、簡単に解説します。

ドメインパワーは、ドメイン(URL)の評価を表しています。

正確には、「Googleからの評価」であり、
・このサイトの発信している情報は信頼できる
・このサイトは、検索上位に上げるに値するサイトだ

というような認識を持たれるか否かを表しています。

例えば、同じ内容・同じ情報を発信したとします。
(現実的には、コピーコンテンツになるなどが考えられますが、仮に全く同じタイミング・状態で記事をアップできたとして)

そうだとしても、Googleからすると
・ドメインパワーの高いサイトの情報の信頼性は高い
・ドメインパワーの低いサイトの情報の信頼性は低い
と判断されてしまう可能性があるのです。

現実世界で言うなら、服に感する意見を
・おしゃれなモデルさんが言うのか
・ダサい一般人が言うのか
で、情報の受け取り方や信憑性は変わりますよね。

本当に正しい事を言っていても、実績や能力がある人の情報が正しいと考えられます。

これと同じことがネットでも起こっているのです。

つまり、ドメインパワーが低いサイトが、どれだけ有力な情報発信をしても、それが世間的には受け入れられない可能性がある・・・ということなのです。

だからこそ、このドメインパワーが0のままだとヤバいのではないか。

という論争が日々起こっているのです。

ドメインパワーが0は、ヤバい?ブログ1年続けても0のままです。

さて、実際ドメインパワーが0のままだと、サイト運営をする上ではヤバいのでしょうか。

結論から言うと、「大丈夫」です。

私自身、このサイトを1年以上運営していますが、それでもドメインパワーは0のままです。
(最近少し試して上がりましたが、先週までは0でした)

ドメインパワーが0のままでも、実際検索1ページ目に表示されてるキーワードは少しずつ増えてきており、毎日アクセスが集まるようになっています。

そのため、記事の品質や記事の量がきちんと担保できていれば、たとえドメインパワーが0のままでも、サイトは評価されるようになっているのです。

その理由は
「年々ドメインパワーの比重が下がっている」
からです。

そもそもドメインパワーを上げるために必要なことは下記の様に考えられています。
(正式にはGoogleは公表していないので、あくまで推測ですが)

・どれだけ多くのサイトから被リンクが貼られているか
・記事の品質
・記事の量
・内部リンクと外部リンク量
・ドメインを取得してからの期間

他にも色々考えられますが、大きい所はこんなものです。

一昔前は、これらを逆手に取って、
「自分で何十ものサテライトサイトを開設して、自分のメインサイトにリンクを貼る(被リンクを増やす)」
などの手法が取られていました。

しかし、現在では
「多くの被リンクがあるからといって、良質なサイトとは限らない」
と判断されるようになってきました。

恐らくGoogleとしても、良い記事を表示するためのルールが悪用され
「テクニックで上がってくるサイト」
が多くなってきたと判断したのでしょう。

これらの理由から、昔ほどドメインパワーを重要視していないと言われています。

今でも重要な要素であることは間違いありませんが、私としては、

必死にドメインパワーを上げようと頑張る必要はない

と考えています。

そもそも、本来のドメインパワーの上げ方と言うのは

1.良い記事を書く
2.誰かが拡散する(被リンクが貼られる)
3.そのリンクから記事を見る人が増える
4.更に拡散される

という流れで被リンクが増やしていくものです。

そう考えると、意図的に被リンクを増やすことは難しいですし、そのために労力を投じるのは、ある意味無駄と言えるのではないでしょうか。

ドメインパワーが0のままのデメリット

では、ドメインパワーが0のままだと、どのようなデメリットが有るのでしょうか。

検索順位が上がりにくい

1つは、前述しているように、
「同じ記事をアップしても、ドメインパワーが低いと検索上位に上がりにくい」
というデメリットがあります。

最初にして最大のデメリットと言えそうですが、確かにSNS界隈を見てみるとドメインパワーを一気に上げている人の方が、早く検索上位に上がっている印象があります。

モチベーションが続かない

次に、先程の検索順位が上がらない事に絡んで、
「モチベーションが続かない」
ということが挙げられます。

多くの人が、サイトを作ったものの、検索上位に上がってこず、アクセスが見られない事を理由にサイト運営を放棄します。

この「結果」を早く得るために必要なドメインパワーが、0のままであれば、継続するのがより困難になる可能性があります。

客観的なレベルアップが見えにくい

ドメインパワーは、ツールを使って客観的に測ることが出来ます。

そのため、結果のわかりにくい「SEO」という業界において、目に見える客観的な結果の1つがドメインパワーです。

これが0のままだと
「この方向性や方針で合っているのか」
に不安を覚える人も多いでしょう。

被リンク企画には参加した方がいいの?

ドメインパワーを増やす方法の1つとして、
「被リンク企画」
という物に参加する方法があります。

被リンク企画とは、SNSなどで定期的に募集される
「フォロリツしてくれる代わりに、私のサイトであなたのサイトを紹介しますよ」
というものです。

結果として、そのサイトで紹介されたために、被リンクが発生する・・・というものです。

確かに効果があると感じました。

私自身、前述した様に今はドメインパワーが0ではありません。

その理由が、この被リンク企画に試しに参加してみたからです。

ただ、この方法はリスクもあります。

1つは、Googleに
「質の悪い被リンク」
として評価されると、自分のサイトのSEO的に低評価を受ける可能性があることです。

1つ2つでは、そんなことはないと思いますが、
「お金で被リンクを買う」
などのような行為(今回はそういう類ではないですが)は、本来あるべき被リンクの形ではありません。

そのため、今後私はこういった企画に参加はしないように考えています。

2つ目は、「ぜんぜん違うジャンルのサイトからの被リンクになる可能性が高い」という事。

例えば、このサイトはSEOや副業・ライターに関して情報を発信していますが、このサイトが
「恋愛サイトからの被リンク」
を受けたとするとどうでしょう。

関連性のないサイトからの被リンクは、どうしても違和感が生まれます。

この違和感が、Google的な低評価に繋がる可能性もあると考えています。

例えるなら、若い美女がブスなおじさんと並んで歩いているのを見ると
「パパ活かな」
なんて事を考える人が多いように、本来結ばれるはずのない関係(リンク)は、見方によっては悪いこととも取れます。

長期的にサイトを運営することを考えると、こういったネガティブな要素はできるだけ排除しておきたいと考えています。

【対策】仮にドメインパワーが0でも、検索上位には上がる

さて、結局個人的な結論としては、
「ドメインパワーは無理に上げる必要はない」
という結論に達しました。

しかし、その結果
「長い間検索上位に上がってこなくて苦しんでいる」
という人がいるのも事実でしょう。

そこで、私なりに現在のサイト運営の戦略をお話したいと思います。

この方法で、実際に私は徐々に検索上位のキーワードを増やしていっています。

基本は変わらず、「定期更新・高品質記事作成」のみ

基本戦略としては、一般的な戦略と同様に、
「高品質な記事を定期的にアップする」
という方向です。

Googleの理念としても
「ユーザーにとって最大限に価値のあるサイト」
を評価しているため、この基準に則ったサイト運営をします。

そもそも、サイト運営をするなら、そういう運営を心がけないと意味がないですしね。

早く結果が欲しい場合には、よりニッチなキーワードを選定する

そして、早く結果が欲しい場合には、「ニッチキーワード」を探しまくることです。

記事数が少なくても上位表示できる場合には、記事の品質が高い事以外にも、
「ライバルが少ないキーワード」
というのが重要です。

例えば、100万件のページがヒットするキーワードで上位10位に入るのは大変ですが、そもそもサイトが100記事しか存在しないワードなら、自分のサイトが上位表示される可能性が高いです。

・最近出てきたワード
・いくつものキーワードが複合的に使われているもの
・大手企業が参入しにくいキーワード
・専門用語過ぎて、誰も使ってなさそうなもの

等が挙げられます。

専門用語で言うと、例えばお菓子のマカロンを作る際に、気泡を敢えて潰す工程を『マカロナージュ』と呼びます。

これは、マカロンを作る際にだけ存在する工程で、このキーワードで検索すると検索結果が4万件ほどしか出てきません。

因みに、『SEO』で調べると、11億件出てきます笑

マカロナージュで検索する人は少ないでしょうが、少ないなりに検索ヒットする可能性があります。

こういった専門用語は、初心者でもアクセスを集めやすいでしょう。

そして、「大手が参入しにくいキーワード」とは、例えば
「〇〇 ヤバい」
などのネガティブなキーワードです。

企業は、その名前から
「他社を批判すると印象が悪い」
などの足かせがあります。

大手企業ほど、そういったネガティブなキーワードに参加しにくいものです。

そういったキーワードなら、個人が狙いやすいと考えられます。

長期的に見れば、ビッグキーワードも網羅していく必要がある

長期的な目線で見た時に、ビッグキーワードも当然必要になります。

そのため、今すぐ検索結果に反映されなかったとしても、メインキーワードは網羅しておくと良いでしょう。

1つでも検索上位に入ったら、そこから広げる

記事制作を継続すると、「たまたま上位表示できたキーワード」というものが出てきます。

これが出てきたら、チャンスです。

そのキーワードで検索し、自分よりも下のサイト。

このサイトで扱われている、他の記事のテーマを自分のサイトでも取り上げられないかを考えるのです。

自分の方が、特定のキーワードで上位表示できるということは、少なくともそのサイトとは勝負できるだけのポテンシャルがあることを意味しています。

自分のサイトより上のサイトの場合、どのくらいの力量差があるのかを測るのが難しいですが、下のサイトなら問題ありません。

ちょっとしたリサーチ方法の違いですが、それでも結果が得やすいと考えています。

まとめ

今回は、
「ドメインパワーが0でもいいのか」
という話をしてきました。

SEOは、正解がない(明確な手法)と言われているため、初心者ほど、迷ってしまうことが多いでしょう。

しかし、本来あるべき
「ユーザーに価値を提供する」
という方向性さえ見失わなければ、少しずつ結果が見えてくるはずです。

是非、一歩ずつ着実に進んでいきましょう。

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WEBライターこはく
WEBライターとして10年以上に渡って活動。 副業としての最高月収は40万円/月(執筆のみの収益) 『難しい話をわかりやすく』 をモットーに、毎月数十万字の執筆を行う。 twitter:Twitterアカウントへ