こんにちは。こはくです。
今回は、知り合いのインスタを見ていて気付いた事についてお話しします。
ちょっとした事ですが、この罠にハマって成功できていない人は多いのではないかと思っています。
WEBライターとして頑張っている人にも、一つのマインドの参考にしてほしいと思います。
きっかけは知り合いのインスタの発言
今回の気付きを得たタイミングとしては、知り合いのインスタを見た時の事です。
その人は、
・世の中への不満
・社会の理不尽さ
みたいな物を発信していました。
結構、ネガティブな内容や、ひがみの様な黒い感情をぶちまけているアカウントなので、私自身はダークエンターテイメントとして楽しんでいます笑
因みに、人に流されやすい人が見ると、かなり陰気になりそうな投稿も多いです。
そんな投稿を見ていると、結構な頻度で
「私はこれまですごく頑張って来た」
という話が出てきます。
この人は、現在フリーランス(?)として活動しており、会社に所属はしていません。
過去には、派遣社員と副業のダブルワークもしていた様ですが、その時の話をよく出します。
例えば、
「自分は若い頃めちゃめちゃ頑張って働いた!副業までして、実家に頼らず、必死に生きてきた!」
「こんなに必死に努力してきたのに、たったコレだけの収入しか無いなんて、日本は終わってる」
というような事をよく言います。
客観的にこの状況を見ていると
「頑張っているとは思うけど、頑張り方が間違っているんじゃないの?」
なんて感じます。
一方で、他人の成功談や状況に関しては、
「あの人は運が良かった」
という結論で片付けます。
その人が、どれだけ努力してきたのかや、その人が正しい選択をしてきた事は無視する傾向があります。
例えば、給料が高い正社員に対して。
この人は、
・実家が裕福で大学にいかせてもらって運が良い
・たまたま給料の高い業界に就職できて運が良い
・東京や大阪など仕事の多い所にいれて運が良い
・正社員になれるなんて運が良い
といった具合です。
確かに、部分的には運の要素もあったでしょう。
しかし、多くの成功者は、運だけがあっても成功者になれていないでしょう。
そこには、本人の努力や人脈・スキルや試行錯誤があったからこそ、成功しているのだと感じます。
こういった日々の発言を通して、
「その人だって、努力して大学に行って、努力して就活しているのに、それを運で片付けるのはどうなのだろうか」
と感じたのです。
人は自分の努力と他人の運を評価するのではないか
でも、コレってこの人に限ったことではない様に感じました。
それは、単に他人の努力している姿を見る機会が無いことや、その人の環境・状況について深く知らないだけかもしれません。
はたまた、
「その人の努力を認めてしまうと、自分が努力不足(もしくは努力の方向性が間違っている)という事を認めることになるので嫌」
というコンプレックスに近い感情なのかもしれません。
自分自身が成功していないからこそ、他人に対しての嫉妬なのかもしれません。
いずれにしても、多くの人がこの様に、
・自分の努力
・他人の運
を評価するのではないでしょうか。
これが、どのくらい人生に影響を与えるかはわかりませんが、少なくとも知り合いの投稿を見ている限り、良い方向に行くとは到底思えません。
例えば、先程の給料が高い正社員に対しての話ですが、この人の過去の仕事などを聞いたことがありますが、給料の高い業界への転職はしていません。
私が
「給料が安くて文句を言うなら、転職すれば良いじゃ無いですか!」
と言うと、決まって返ってくる答えは
「今更この歳で転職して、生活できるだけの給料がもらえると思う!?そんな仕事ないで?そりゃ、自分はまだ若いから良いよね」
なんて事を言われるわけです。
でも、転職活動を実際に試したわけでも無いし、転職に有利な資格の取得もしていません。
かと言って、仕事中は結構サボってますし、高い成果を出しているわけでも無いです。
この様な状況を見ていると、どうしてもこの人の努力している部分が見えないのです。
自分に都合の良い面ばかりを見て、やらなくて良い理由を探しているようにしか見えないのです。
こうなると、人は努力ができないでしょう。
今までやってきた事以上の努力はしなくなりますし、何かを変える決心も持てないのです。
これがもし、他人の努力を正しく評価すれば、
「自分は努力が足りない」
「自分の努力の仕方は間違っている」
という結論になってもおかしくありません。
これが個人的に、最も大きく感じたことでした。
まとめ
今回は、私の知り合いのSNSの投稿から感じた「自分や他人に対する評価」についてお話しました。
自分の精神衛生を考えると、
・他人より優れていると感じたい
・自分の方が頑張っていると思いたい
という気持ちも理解できます。
しかし、5年10年のスパンで見た時に、こういった考え方のままだと、中々成功には近づかないのではないかと感じました。
是非、あなたも自分と他人の評価の仕方を一度考えてみてはいかがでしょうか。