こんにちは。こはくです。
今回は、SEOである
「内部SEO」
「外部SEO」
についてお話します。
それぞれに対して打つ施策を、内部対策や外部対策と言ったりもします。
これらのSEOを学んでおくことで、
「意識的に上位表示する」
ということが出来るようになります。
あなたは、過去にこんな経験をしたことはありませんか?
自分のサイトを必死に更新しているのに、思ったように検索上位に上がってこない。
でも、自分が意図しないキーワードでたまに上位表示される。
そこから先、そのキーワード周辺の記事をアップしても、それは上位表示されない。
こんな葛藤を感じている人は、多いかと思います。
ですが、これはきちんと内部SEOと外部SEOを学んで実践してないからかもしれません。
ブログやサイトを持っている人に絶対に必要なSEOについて解説していきます。
内部SEOとは
まずは、内部SEOから見ていきましょう。
内部SEOとは、
「WEBサイトの内部構造」
に対して対策をするものです。
後述しますが、WEBサイトはHTMLと言われるプログラムで書かれており、タグと呼ばれるものを記載して出来上がっています。
この、タグの使い方や、サイトの設計。
これにより、Googleからの評価が変わってきます。
内部SEOの目的
内部SEOの大きな目的としては、2つです。
1つ目は、クローラーに正しくサイトを評価してもらうこと。
クローラーは、ネット上を巡回しているロボットで、このロボットはHTMLやテキストファイルを読み込んで、サイトを解析します。
このとき、「適切なタグを含めた内部構造」は、クローラーに取って非常にありがたいものです。
そのサイトの重要な部分がわかり、サイト全体をスムーズに巡回できる。
そして、結果的にはそれがサイトの良い評価につながるのです。
2つ目の目的は、ユーザビリティの向上です。
クローラーが巡回しやすい状態と言うのは、ユーザーにとっても巡回しやすい構成である可能性が高いです。
きちんとカテゴリ分けされた上で、全てのページに対してリンクが貼られている。
こういった状態は、ユーザーとしても利便性が高いです。
具体的な方法
では、次に具体的な内部SEOの方法について触れます。
h1タグにはキーワードを入れる
h1タグは、一般的には記事タイトルに使われるタグです。
h1タグは1ページあたり1つの利用が望ましいとされており、このh1タグには、
「その記事で重要なキーワードが含まれている」
事が望ましいです。
(反対に言えば、きちんとキーワードを選んだ上でタイトルを考える必要性があります)
h2以降を適切に入れる
h1と同様に、h2以降も適切に配置する事が望ましいです。
細かく書けば良いというわけでもなく、
・重複した内容が無いか
・必要なキーワードが含まれているか
・完結にその章の内容を表せているか
などをチェックしておきましょう。
descriptionタグを入れる
metaタグと呼ばれる、記事の設定タグの中に、
「description(ディスクリプション)タグ」
というものがあります。
これは、その記事の概要を表したもので、Googleで検索した際に、ページへのリンクの下にサイトの概要が書かれている部分の事です。
きちんと設定することで、
「適切なキーワードで表示される」
「検索した人が興味を持ちやすい」
という効果があります。
このときの注意点としては、検索流入が欲しいあまり、過激な表現をしたり、ネタバレしない様にする事です。
画像のaltを入れる
画像を記事内に埋め込むことは、サイト制作上よくあることです。
しかし、ネット環境次第では、この画像がきちんと読み込めないことがあります。
その時に、
「画像が何を意味しているのか」
を文字で表記する。
これがalt属性の効果です。
使い方としては、
<img src=”xxxxx.jpg” alt=”ここに画像の意味を入れる”>
という形で利用することが出来ます。
ワードプレスなどのCMSであっても、画像を入れる際に、画面右下にaltなどの設定を入力することが出来ます。
ワードプレスの場合は、altの事を「代替テキスト」と表現されます。
画像の容量を最低限にする(品質は下げずに)
画像の容量が大きいと、サイトの表示速度が下がります。
Googleはこの表示速度も評価しています。
また、表示速度が遅いとユーザーの離脱率も高いことから、画像の容量を最低限にしておく事が重要です。
画像の容量を下げてくれる(しかも画質はそのままに)サイトもあるので、こちらを御覧ください。
xmlサイトマップを作る
次に、xmlのサイトマップを作ります。
xmlとは、ファイル形式で、「.xml」という拡張子がつくファイルです。
このサイトマップは、クローラーに
「サイトの全体構成」
を教えるものです。
ワードプレスの場合には、プラグインに
「Google XML Sitemaps」
というものがあり、簡単に作成できます。
そうでない場合は、使っているCMSや今の仕組みで、自動生成してくれる物がないかを調べてみると良いでしょう。
これは、記事が更新されるごとにサイトマップ自体も更新していく必要が有りますので、手作業だと大変です。
内部リンクを適切に入れる
内部リンクは、自分のサイト内でリンクを貼る方法です。
詳しくはこちらも御覧ください。
これは、クローラーがサイト内の記事同士の関連性を把握する上でも重要です。
パンくずリストを作る
パンくずリストとは、記事の階層構造を表すリンクで、よくサイトの記事ページなどで
「トップ > カテゴリ > 記事ページ」
などのような表示がされているかと思います。
これがパンくずリストです。
階層構造が複雑になればなるほど効果を発揮します。
先程の内部リンクにも繋がりますが、ユーザーとしても
「ひとつ上の階層から今見ている記事と類似する記事を見たい」
という場合などに非常に便利です。
SSLを適用
SSLとは、通信を暗号化する仕組みのことです。
例えば、多くのサイトではコンタクトフォームなどがついていると思いますが、ここに内容を記載して、ボタンを押す。
すると、入力した内容はサーバーへ送信されることになりますが、この時に暗号化されていない場合は、電波を傍受された時に、内容が見れてしまいます。
中には、IDやパスワード。クレジット情報など、漏洩が怖い情報もあるため、SSLを適用することは必須といえます。
robots.txtを置く
robots.txtは、クローラーが利用するためのファイルで、
「どのページにアクセスしてよいか」
などの設定をするファイルです。
これを適切に設置することで、クローラーはわざわざ見なくて良いファイルまでアクセスすることがなくなります。
404ページを作る
404とは、ページが存在しなかった際のエラーメッセージの事です。
この時に、単なるエラーメッセージの表示になるのはよくありません。
通常、そのサイトのデザインに合わせた404ページを作成します。
理由としては、404ページにいった後に、サイトトップや別のカテゴリ記事へのリンクが必要になるからです。
外部SEOとは
次に、外部SEOについてです。
外部SEOとは、内部SEOが自分のサイト内で対策を取るのに対して、
「サイト外での対策を取ることです」
外部SEOの目的
外部SEOの目的は、
「自分のサイトの信頼性を高めたり、拡散力を高めたりする」
事です。
きちんとサイトのコンテンツの質を高くしても、検索結果の上位に来るには、時間も労力も必要です。
しかし、ビジネスという観点からすると、出来るだけ早く費用の回収が必要です。
そんな時に、外部から自分のサイトを見てくれるように対策をすると、早い段階でサイトへのアクセスが狙える可能性があります。
具体的な方法
では、具体的にはどの様な方法があるのでしょうか。
SNSの活用
SNSで記事の更新情報などをアップする方法が有効です。
SNSの特徴としては
「ファンがフォローしてくれる」
というものです。
こちらはSEOとは違い、ある程度短期間で増やせる事もありますし、広告で認知を広める事も可能です。
被リンクを貼ってもらえるような努力
自分のサイトの評価において重要な項目として
「被リンク」
があります。
自分のサイトの記事が、他のサイトで紹介されるようなケースです。
これにより、ドメインの評価が上がり、SEOとしても高い効果があるとされています。
ただし、絶対にやってはいけないのが
「被リンクの購入」
などです。
相互フォローの感覚で被リンクを貼ってもらったり、お金で被リンクを購入する事はおすすめしません。
その理由は、
「自分のサイトと何の関係もない所からの被リンクが多すぎると、評価が下がる可能性がある」
からです。
普通に被リンクを貼られる場合を考えると、その記事に対する興味があるユーザーのサイトやSNSで紹介されることになります。
一方で、購入した被リンクは、全くの別ジャンルである可能性も高いです。
この被リンクは、昔は数が重要でしたが、今ではリンク元のサイトの評価が高いか否かも重要な判断材料とされています。
内部対策と外部対策、どちらが重要?
では、内部対策と外部対策、どちらが重要なのでしょうか。
内部対策も、外部対策も大前提として
「良質なコンテンツを作る」
事が重要です。
その上で、敢えてどちらが大事かというと
「内部対策」
です。
その理由としては
「自分で努力して出来る事が多い」
からです。
外部対策で述べた「被リンク」は、自分のサイトでどれだけ評価の高い記事を上げたとしても、必ずリンクを貼ってもらえる訳ではありません。
そのため、自分から出来ることは、良い記事を上げ続けるだけとも言えます。
一方で内部対策は、自分のサイトの設定や構成を変えるだけなので、能動的に出来ます。
そのため、内部対策から優先して行うべきでしょう。
一通りの内部対策が終わった後は、SNSでの周知などを活用していくのもおすすめです。
まとめ
今回は、内部SEOと外部SEOについて触れてきました。
サイトの構築は、長い年月が必要ですし、検索上位に表示されるためには、良質なコンテンツが多数必要になります。
このサイトでは、SEOや副業に関する情報発信をしています。
是非、他の記事も参考にして頂ければと思います。